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プロポーズから入籍までの一般的な期間はどれくらい?やるべきこともチェックしておこう

プロポーズを終えるとホッと安心してしまう方は多いもの。しかし、プロポーズはゴールではなく「スタート」です。入籍までの間に準備すべきことはたくさんあるので、順を追ってきちんと取り掛かる必要があります。

そこで今回は、先輩カップルの婚約期間やプロポーズから入籍までの婚約期間にやるべきことをご紹介します。婚約したカップルはぜひ参考にしてください。

プロポーズから入籍までの「婚約期間」はどれくらいでしたか?

プロポーズから入籍までの「婚約期間」はどれくらいでしたか?

プロポーズから入籍までの期間を婚約期間といいます。多くのカップルは、プロポーズに成功してすぐに入籍するわけではありません。では、婚約期間はどのくらい設ければよいのでしょうか?

Hanayume(ハナユメ)」の調査データによると、32.7%のカップルが婚約期間「6カ月以上〜1年未満」で入籍しています。その次に多かったのは「3カ月以上〜6カ月未満」で30.3%、次いで「3カ月未満」で20.1%という結果になっています。

このことから、多くのカップルがプロポーズから1年以内に入籍していることがわかりますが、なかには1年以上の婚約期間を設けたというカップルもいます。「1年以上〜1年半未満」と回答したカップルは10.9%、「1年半以上〜2年未満」と回答したカップルは3.1%という結果になっています。

婚約から1年以内に入籍するカップルが半数以上

半数以上のカップルが、婚約から1年以内に入籍しています。

婚約期間中はお互いの両親へ挨拶や顔合わせ、結婚式場探し、新居探しなど、やらなくてはならないことがたくさんあるため、婚約期間が短いとそれぞれに時間をかけることができません。そのため、1年ほどあればスケジュールに余裕を持つことができるでしょう。

しっかり準備するため婚約期間をたっぷり確保したカップルも

プロポーズから1年以上の婚約期間を長く設けた理由としては、「結婚に向けての準備をしっかり行いたかった」「相手のことをもっとよく理解したかった」などが挙げられます。たしかに、婚約期間を結婚の準備期間として考えると、長く確保していたほうが万全の状態で結婚生活をスタートできるかもしれません。

要チェック!プロポーズから入籍までの婚約期間にやるべき11のこと

要チェック!プロポーズから入籍までの婚約期間にやるべき11のこと

では、婚約期間には具体的にどのようなことを行えばよいのでしょうか。
以下では11個の項目に分けて、婚約期間にやるべき準備をご紹介します。

1.お互いの両親へ婚約報告・結婚挨拶

プロポーズを終え、2人の間で婚約することが決まったら、次はお互いの両親に挨拶をしましょう。順番としては、まず女性の両親に挨拶をしたあと、男性の両親に挨拶するのが一般的です。結婚したら、それぞれがお互いの家族に仲間入りすることになります。結婚挨拶を通して、相手のご両親との仲を深めましょう。

なお、両親へ婚約報告・結婚挨拶をする際は服装にも気をつけなければなりません。すでにパートナーの両親と親しくても大切な報告をするため、普段と同じような服装で行くと不快に思われる可能性があります。
両親へ婚約報告・結婚挨拶をする際のポイントやマナーについては以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

両親への結婚挨拶は入籍前がベスト!知っておくべきポイントとマナー

2.友人や知人、職場への結婚報告

結婚報告は両親にだけ行うのではありません。友人や知人、職場へも忘れずに行う必要があります。友人や知人であればメールやLINEでの報告でも問題ありませんが、職場に報告する際は上司に必ず口頭で報告するようにしましょう。
また、職場に報告する際は上司から先です。その理由は、結婚に伴い休暇を取得したり、退職したりすると業務に影響が出る恐れがあるため。早めに報告しておくことで、業務の調整がしやすくなります。上司に伝えたあとに、先輩・同僚の順番で伝えるのがベストです。

このほか、友人や知人、職場に結婚報告をする前にSNSにアップするのも避けるのが無難です。なぜなら、友人や知人だと「重要なことだから個別で伝えてほしかった」と悲しい思いをさせてしまうため。職場だと、上述したように口頭で伝えるのと、上司から先に伝えるのがマナーだからです。

なお、会社への結婚報告に関しては以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。

会社への結婚報告で押さえておきたい注意点や例文をご紹介

3.婚約指輪の購入

婚約指輪は、プロポーズの際にサプライズで贈るのが一般的ですが、昨今はプロポーズ後に2人で一緒に選ぶカップルも増えてきています。プロポーズ時は、ダイヤモンドだけを選び、正式な婚約を果たしたら指輪はあとから選べる「プロポーズパック」というサービスも存在します。
また、先輩カップルの中には婚約指輪を必要としていない(購入しなかった)方もいるようです。ただし、思い出の品として「婚約指輪を買っておけばよかった」と後悔している人もいるようです。2人でよく話し合って、婚約指輪を購入するかどうか判断しましょう。

もし婚約指輪を購入するなら、早めに決めるのがおすすめです。「婚約指輪」と一口にいっても種類が豊富なので、好みに合う指輪がすぐに見つかるとは限りません。素材やデザイン、ダイヤモンドの有無と品質、刻印の有無など2人で話し合って決めましょう。
また、好みに合う婚約指輪が見つからないときはオーダーするのも一案です。オーダーには「セミオーダー」と「フルオーダー」の2種類があります。セミオーダーは、用意されたパターンの中から好みに合わせて組み合わせるオーダー方法です。一方で、フルオーダーはデザインから考えて理想の指輪に仕上げるオーダー方法です。オーダーになると受け取りまでに時間もかかるので、早めに話し合って注文しましょう。

なお、婚約指輪の選び方や婚約指輪に関する男性・女性の本音については、以下の記事で詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。

婚約指輪の相場・選び方・購入方法がわかる!プロポーズ前に読みたい特別マニュアル
【婚約指輪選び】男性の本音・女性の本音をそれぞれ徹底解説!

4.両家の顔合わせ・結納

両家の顔合わせ・結納は、簡単にいうと「お互いの家族の親睦を深めるための食事会」です。レストランや料亭で行うというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、両家の顔合わせ・結納は、どちらかの実家で行っても構いません。お互いの両親に相談しながら、どのように実施するか細かく決めて、楽しい時間になるよう準備しましょう。

両家の顔合わせ・結納にも服装マナーがあります。婚約報告・結婚挨拶と違って両家で服装の格を合わせる必要があるので、実施する前に両家と相談しながら決めていきましょう。

なお、顔合わせ・結納に関しては以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。

結納と顔合わせ食事会の違いって?結納金は必須?基本を押さえて両家の親睦を深めよう

5.結婚式の会場選び

結婚式の会場選びは、とくに女性がこだわりたい結婚準備のひとつ。選ぶ際のポイントは、「理想とする結婚式のイメージに合っているか」「ゲストが参列しやすい立地にあるか」などです。結婚式は2人にとっても両家にとっても特別なイベントなので、妥協はせずに、強いこだわりを持って選ぶようにしましょう。

6.結婚式の内容を検討・決定

式場が決まったら、次は「具体的にどのような結婚式を行うか」といった内容を決めていきます。結婚式と一口にいっても、そのバリエーションはさまざまです。「ブーケトスは絶対にしたい」「新婦だけじゃなくて新郎も手紙を読みたい」など、もし希望があるのであれば積極的にウェディングプランナーに相談しましょう。

7.【女性】結婚式に向けての準備

ウェディングドレスを着ることは、多くの女性の憧れです。せっかくなら、自分に磨きをかけてきれいに着用したいものです。以下でご紹介する準備を行えば、ウェディングドレスを美しく着ることができるでしょう。

ブライダルエステに通う

ブライダルエステでは、シェービングやフェイシャルケア・ボディケアなどを行います。内に秘めた美しさを表に引き出すことができるので、ウェディングドレスに勝るとも劣らない輝きを放つことができます。なお、新郎のメンズエステもあるので、2人で一緒に利用するのもおすすめです。

生活リズムを整える

生活リズムの乱れは、体に悪影響を及ぼします。また、顔や体に吹き出物ができたりクマが濃く残ったりと、美しさが遠のいてしまう可能性も考えられます。自分史上もっともきれいな姿でウェディングドレスを着るためにも、婚約期間中から生活リズムを整えることを意識しましょう。

肌の保湿をしっかり行う

ウェディングドレスは、デコルテや背中、二の腕などが出ているデザインであることがほとんど。そのため、日頃から化粧水やボディクリームを活用して肌の保湿をしっかり行うことが大切です。潤いのあるツヤツヤな肌に仕上げることで、ウェディングドレスをさらに美しく着こなすことができます。

なお、ウェディングドレスをきれいに着るためのポイントについては以下の記事でもご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。

ドレスを着る準備はOK?結婚式までに身体の中から肌を綺麗にしよう

8.結婚指輪の購入

結婚式の準備がひと段落したら、結婚指輪を購入しましょう。結婚指輪は婚約指輪とは異なり、夫婦2人で身に着けるものなので、基本的にはシンプルなデザインのものがおすすめです。素材はプラチナやゴールド、デザインはストレートをはじめ、S字やV字と、バリエーションがとても豊富なので、しっかり話し合って2人が満足できる一品を選びましょう。

なお、結婚指輪を購入するタイミングについては以下の記事でご紹介しています。ぜひ併せて読んでみてください。

結婚指輪はいつ買うべき?購入や着けるタイミングを押さえておこう

BIJOUPIKOの結婚指輪一覧

9.新居選び・引っ越し

すでに同棲していて引っ越しの予定がないカップルにとっては不要ですが、別々に住んでいるカップルにとっては新居選びも大切な結婚準備となります。毎日を過ごす場所となると、お互いにそれなりの条件があるはずなので、きちんと話し合いの時間を設けて、2人が納得できる部屋を選び契約するようにしましょう。

なお、新生活が始まる3月や4月は引っ越しシーズンなので、早めに業者に依頼することが大切です。そうすれば、希望日に新居へと引っ越すことができます。

10.新婚旅行の準備

結婚準備がひと段落したら、新婚旅行に行くカップルがほとんどです。新婚旅行の行き先として定番なのは、ハワイやグアムなどの南国をはじめ、歴史を感じるイタリア、情熱の国・スペインなど。もちろん定番の国へ行くのもよいですが、もし2人の思い出の地があるのであれば、そこへ夫婦となった2人で行くのも素敵です。

11.婚姻届の提出

婚姻届を提出するタイミングはカップルによってさまざまです。どちらかの誕生日や付き合った記念日、クリスマスなど、特別な日を選ぶ方が多い傾向にあるため、婚姻届の提出日はいつにするのか早めに話し合っておきましょう。カップルによって婚姻届を提出した日を結婚記念日とするのか、結婚式を挙げた日を結婚記念日とするのかは異なるので、結婚記念日をいつにするのかも併せて話し合っておくのがおすすめです。

なお、婚姻届を提出する際に必要な書類について、以下の記事でご紹介しています。意外と知らない情報をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

入籍の際に必要な書類は3つある!結婚準備のスケジュール・入籍時の注意点とともにご紹介

プロポーズから入籍までの過ごし方

結婚すると、独身のときとは生活が変わることもあります。そのため、独身のうちにやっておきたいことなどをリストアップして、婚約期間中を有意義に過ごすのがおすすめです。以下では婚約期間中のおすすめの過ごし方をご紹介するので、ぜひご参考にしてみてください。

家族や友人と過ごす時間を増やす

結婚後は主にパートナーと過ごすことになるため、独身時代と比べると実家の家族や友人と過ごす時間が少なくなることもあるでしょう。そのため、婚約期間中はできる限り実家へ帰省したり、友人と会ったりするのがおすすめです。両親や友人と旅行へ行く、友人と飲みに出かけるなどもよいかもしれません。

趣味の時間を楽しむ

結婚後も趣味を楽しむことはできます。しかし、独身時代と比較すると趣味にかける時間や費用が少なくなることも珍しくありません。子どもができたらさらに趣味に時間やお金をかけることは難しくなるでしょう。そのため、1人の時間が持てるうちに趣味を思い切り楽しむことをおすすめします。

貯金する

結婚後は、子どもができたり家を購入したりと何かとお金がかかるものです。共働きを想定していても、妊娠中や出産後は女性が働けなくなるだけでなく、怪我や病気でパートナーが働けない期間が出てくるかもしれません。お金があるに越したことはないため、将来のためにできるだけ貯金をしておきましょう。結婚式や新婚旅行を控えている場合は、その費用も踏まえて貯金する必要があります。2人でどれくらいの金額を目標にするか話し合っておきましょう。

なお、結婚にかかる費用や貯金方法などについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。

お金がなくても結婚はできるの?知っておきたい結婚に関する費用

プロポーズから入籍までの期間は長いほうがいい?短いほうがいい?

上記では、約80%以上ものカップルがプロポーズから1年以内に入籍しているとお伝えしました。
しかしその一方で、プロポーズから1年以上経ってから入籍しているカップルもいます。

実際に、プロポーズから入籍までの期間は長いのと短いのとではどちらがよいのでしょうか?それぞれのメリット・デメリットをまとめているので、「プロポーズは済んだものの、いつ入籍すべきか悩んでいる」というカップルは、ぜひご参考にしてください。

プロポーズから入籍までの期間が長い場合

プロポーズから入籍までの期間が長いと、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

婚約期間が長い場合のメリットとして、「入籍までの準備に時間をかけることができる」ということが挙げられます。婚約期間が短いとその分スピーディーに準備を進めなければなりませんが、婚約期間が長い場合はゆっくりと準備が行えます。婚約指輪や結婚指輪をじっくりと選んだり、お互いに納得のいく結婚式場を探したりと、結婚準備に時間をかけることができるでしょう。仕事が忙しい方にとってはかなり大きなメリットとなります。

このほか、「結婚資金を貯める期間が長くなる」「独身の期間を楽しむことができる」というメリットもあります。結婚資金を貯める期間が長ければ、結婚指輪や結婚式、新婚旅行の希望を叶えやすくなりますし、独身の期間が長くなれば、より家族や友人と過ごす時間・趣味の時間を確保することができるでしょう。

デメリット

婚約期間が長い場合のデメリットには、「マリッジブルーになる恐れがある」ということが挙げられます。入籍までに時間がある分、結婚についてゆっくり考える時間が増えて「本当にこの人でよいのだろうか」「今結婚してもよいのか」と気分が落ち込んでしまうのです。なかには結婚に対する気持ちが冷めてしまうこともあるため、パートナーの変化を見逃さないようにすることが大切です。定期的に不安なことや心配なことなどを話し合う時間を作るとよいかもしれません。
このほか、婚約期間が長くなりすぎて入籍のタイミングを逃してしまわないように注意しましょう。

プロポーズから入籍までの期間が短い場合

プロポーズから入籍までの期間が短いと、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

婚約期間が短い場合のメリットには、「気持ちが盛り上がっているときに結婚できる」ということが挙げられます。上述したように、プロポーズから入籍までの期間が長い場合、マリッジブルーに陥ってしまうことも……。しかし、婚約期間が短いと結婚準備に追われるためマリッジブルーになる暇も
なく、結婚に対する熱い気持ちを維持したまま結婚することができるのです。結婚までをスムーズに進めたいという方には大きなメリットであるといえるでしょう。

デメリット

婚約期間が短い場合のデメリットには、「準備時間が短い」ということが挙げられます。プロポーズから入籍までの期間が短いと、上述した「お互いの両親へ婚約報告・結婚挨拶」「友人や知人、職場への結婚報告」「婚約指輪の購入」「両家の顔合わせ・結納」などを急いで済まさなければなりません。マリッジブルーになる暇はありませんが、ゆっくりしている時間を作ることもできません。そのため、準備不足になって後悔する可能性があるのはデメリットといえるでしょう。
さらに、準備期間が短いことでお互いに不満が募る可能性もあります。不満が募り喧嘩になるのを防ぐためにも、役割分担をしつつお互いに協力し合うことが大切です。ポジティブな気持ちで結婚準備を進めることができれば、これらのデメリットはほとんど感じることはないでしょう。

プロポーズから入籍までの期間はやるべきことが盛りだくさん!

プロポーズから入籍までの婚約期間には、両親への婚約報告・結婚挨拶、結婚式の会場選び、新居選び・引っ越しなど、さまざまな準備を行う必要があります。どれも2人の結婚生活をより一層幸せにするために欠かせないものなので、協力し合いながら取り組んでいくことが大切です。今回ご紹介した11個の結婚準備を参考にしつつ、2人で新しい生活への第一歩を踏み出してみてください。

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