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婚約指輪と結婚指輪の違いとは?意外と知らない違いを様々な視点からご紹介

婚約指輪と結婚指輪は、歴史をはじめ、相場価格やデザイン、選び方がまったく異なります。決して同じものではないので、その点を踏まえたうえで用意することが大切です。そこで今回は、婚約指輪と結婚指輪の違いについて、様々な視点からご紹介します。プロポーズを控えている男性はもちろん、結婚指輪選びにお悩みの女性もぜひ参考にしてみてください。

まずはここから!込められた意味と歴史の違い

婚約指輪と結婚指輪の違いを知るうえで、まず押さえておきたいのは「指輪に込められた意味」と「歴史」です。それぞれの指輪について深く理解するためにも、以下の内容をチェックしておきましょう。

婚約指輪に込められた意味と歴史

婚約指輪(エンゲージリング)は、婚約の証として男性から女性に贈る指輪のこと。稀に逆プロポーズで女性から男性に贈られることもありますが、一般的には男性が愛する女性に想いを込めて贈るのがステータスとなっています。婚約そのものに法的なルールはないので、指輪を通してその証を残すことで婚約を正式なものにすることができます。

そんな婚約指輪には、「約束を形にする」という意味が込められています。先ほどご紹介したように、婚約指輪は婚約(約束)の証となるものなので、身に着けることでその意味を深く感じられるはずです。

婚約指輪が誕生したのは、古代ローマ時代といわれています。その当時も婚約の証としての意味を持っていたそうです。現在の婚約指輪は、基本的にプラチナやシルバーなどの素材が使われますが、その当時は鉄で作られた婚約指輪が使われていたとされています。
なお、日本における婚約指輪の歴史はそこまで古くなく、昭和30年以降から風習として一般的になったといわれています。

婚約指輪の意味とは?ファッションリングとはここが違う!

結婚指輪に込められた意味と歴史

結婚指輪(マリッジリング)は、結婚した証として夫婦2人で身に着ける指輪のこと。結婚式の際に、新郎新婦が交換するペアの指輪がそれに該当します。結婚指輪は日常生活において常に身に着ける方が多く、実際に職場で着けている男性もいます。

そんな結婚指輪には、「永遠の愛情」という意味が込められています。左薬指に常に身に着けることで、相手の存在を間接的に感じられ、また幸せな気持ちに包まれることができます。このほか、結婚指輪には「自分は結婚していると周囲に伝える手段という意味合いもあります。そのため、身に着けているだけで既婚者であることをスマートに伝えることが可能です。

結婚指輪が誕生したのは、9世紀頃だといわれています。「指輪は結婚の証になる」とローマ教皇が認めたことがきっかけのようです。11世紀には、現代の風習でもある「結婚式に結婚指輪を交換する」という文化が誕生したとされています。

誕生の歴史については、結婚指輪よりも婚約指輪のほうが早いですが、日本における歴史に関しては結婚指輪のほうが先だったといわれています。婚約指輪が昭和時代に定着し始めたのに対し、結婚指輪は明治時代にはその文化が始まっていたそうです。

意外と知らなかった!結婚指輪の意味と由来

婚約指輪と婚約指輪は金額も異なる?相場(価格)の違い

婚約指輪と婚約指輪は金額も異なる?相場(価格)の違い

結論からいうと、婚約指輪と結婚指輪の金額は異なります。もちろん、これにより相場にも差が出てくるので、購入を検討しているのであれば、あらかじめ相場を確認して貯金するなどの準備をすることが大切です。

婚約指輪の相場

婚約指輪の相場は、数万円~40万円ほどということがわかっています。一昔前までは「給料の3カ月分」の指輪を用意するのが一般的でしたが、現在は「結婚指輪にお金をかけたいから、婚約指輪は10万円以下でいい」「今のご時世を踏まえると1カ月分が妥当」などの理由から、安価なものを選ぶ方も多く、必ずしも給料3カ月分の指輪を購入することはないようです。

結婚指輪の相場

結婚指輪の相場は、数万円~30万円ほどということがわかっています。結婚指輪の選び方はカップルによってさまざまで、「常に身に着けるものだから、あまりにも高額なものはちょっと……」という理由で20万円以下のものを選ぶカップルもいれば、「記念品だから豪華なものにしたい」という理由で40万円ほどの指輪を選ぶカップルもいます。相場は結婚指輪を選ぶうえでひとつの基準になりますが、必ずしもその範囲内で購入しなければならないわけではありません。結婚指輪は、「2人が気に入る指輪はどういうものなのか」を考えたうえで選択しましょう。

なお、婚約指輪・結婚指輪の相場に関する詳しい情報は「婚約指輪・結婚指輪の相場はいくら?20代・30代の決め方や傾向を調査しました」の記事でご紹介しています。ぜひ合わせて読んでみてください。

見た目にも差があるの?デザインの違い

婚約指輪と結婚指輪には、それぞれ定番のデザインがあります。もちろん、同じデザインではありません。

婚約指輪のデザイン

婚約指輪の定番デザインは、一粒のダイヤモンドが堂々とあしらわれたもの。「ソリティアリング」と呼ばれており、ダイヤモンドの美しさがもっとも引き立つデザインといわれています。婚約指輪ならではの特別感があるもののシンプルなデザインなので、多くの女性から支持されています。近頃は、普段使いできるよう爪を低くした仕様のものも出ているので、いつでもどこでも身に着けやすくなっています。

結婚指輪のデザイン

結婚指輪の定番デザインは、宝石をあしらわないリングのみのもの。婚約指輪とは違い、日常生活において常に身に着ける指輪なので、華美なものは避けられる傾向にあります。しかし、最近はさり気なくダイヤモンドがあしらわれたものも登場しており、女性を中心に人気を集めています。

身に着ける人のことを考えよう!婚約指輪と結婚指輪の選び方の違い

婚約指輪と結婚指輪は、選び方にも違いがあります。ポイントとなるのは、「それぞれの指輪を誰が身に着けるか」ということです。

婚約指輪の選び方

婚約指輪は、基本的に女性のみが身に着ける指輪です。そのため、選ぶ際は女性の好みを尊重することが大切です。たとえば、普段シンプルなアクセサリーを身に着けている女性であれば、婚約指輪も派手すぎないシンプルなものを選ぶのが吉。普段の生活の中で、「どういう服装を好んでいるか」「どういうアクセサリーを着けているか」などをよく確認し、その雰囲気に合った婚約指輪を選ぶことが大切です。

なお、婚約指輪はプロポーズのあとに女性と一緒に選ぶのもおすすめです。2人でジュエリーショップに行き、女性に直接選んでもらうことで「好みに合わなかった」「喜んでもらえなかった」といったトラブルを未然に防ぐことができます。

婚約指輪の相場・選び方・購入方法がわかる!プロポーズ前に読みたい特別マニュアル

結婚指輪の選び方

結婚指輪は、夫婦2人で身に着ける指輪なので、双方の意見を考慮してお互いに気に入るものを選ぶことが大切です。2人の意見が一致しているのであればスムーズに選べるかもしれませんが、一致していない場合は話し合いが必要になることも。そのときは意見を押し付けるのではなく、お互いに寄り添いながら、中間となるデザイン・費用を導き出しましょう。

結婚指輪の選び方とは?相場や購入までの流れもチェックしておこう

いつが適切なの?!指輪を購入するタイミングの違い

婚約指輪と結婚指輪は、それぞれ購入に適したタイミングがあります。

婚約指輪を購入するタイミング

婚約指輪は、プロポーズ前や結納前に購入するのが一般的です。プロポーズ前に用意するのは、結婚を申し込む際に指輪があったほうがロマンティックかつサプライズになるため。結納前に用意するのは、結納時に記念品として両家の親族にお披露目することがあるためです。
とはいえ、もちろんこれはあくまでも目安であり、必ずしもこのタイミングで購入しなければならないわけではありません。たとえば、婚約指輪を自分のセンスだけで選ぶことに不安があるのであれば、プロポーズ後に彼女と一緒に選ぶのもまたひとつのよいタイミングといえます。

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結婚指輪を購入するタイミング

結婚指輪を購入するタイミングは、結婚式を挙げるかどうかによって異なります。
結婚式を挙げるのであれば、結婚式の6カ月前から準備を進めておくのがおすすめです。結婚式直前はバタバタしている可能性があるので、ゆっくり結婚指輪を選べない可能性があります。落ち着いて選ぶためにも、結婚式に指輪交換をするためにも、なるべく早い段階で選んでおくことが大切です。
結婚式を挙げない場合は、基本的にいつ購入してもOK。結婚生活をスタートさせるタイミングで用意しないといけないというルールはないので、誕生日や記念日、あるいは経済的に余裕があるときなどに購入することをおすすめします。

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そもそも婚約指輪と結婚指輪はいるの?それぞれの必要性

最後に、婚約指輪と結婚指輪の必要性について、先輩カップルの購入状況をもとにご紹介します。

ゼクシィ結婚トレンド調査 2019(全国(推計値)参照)によると、婚約指輪を購入したカップルは全体の94.3%と大半を占める結果になっています。一方結婚指輪は、98.1%とほぼ100に近い割合になっています。この結果から、ほとんどの先輩カップルが婚約指輪・結婚指輪の両方を購入していることがわかります。言い換えれば、婚約指輪と結婚指輪の必要性は十分に高いといえます。

違いがあるからこそ、どちらも用意したほうがよい!

婚約指輪と結婚指輪は、歴史をはじめ、相場価格やデザイン、選び方において相違点があります。まったく同じものではないので、結婚を控えているのであれば両方とも購入するのがおすすめです。また、どちらも一生ものなのでお互いに満足できるものを選ぶようにしましょう。

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