なかなか聞けないお金の話…婚約指輪やお返しの相場とは？

大切なパートナーと結婚を意識するようになると、気になるのが婚約にまつわるお金の数々です。婚約指輪に結納金、一体いくら用意したらよいのかわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は婚約にまつわるお金の悩みをまとめてみました。

知らないと恥をかく！結納金の基本知識！

婚約の際最も大きなお金が動くのが結納金ではないでしょうか。
結納とは結婚の約束を公のものとし、両家の結びつきを強めるための儀式です。
現在では略式化したり、記念品を贈り合ったりして金銭の授受を行わないケースも増えていますが、一般的には100万円程度を結納金として贈るケースが多いようです。
地域によってもかなり金額の格差があるので、結納金の額は贈る側に合わせて失礼にならないように注意することが大切です。

また、結納の儀式をする際には、結納金のほかにも酒肴料と呼ばれるお金が必要となります。
これにはお酒や肴を持参し、一緒に食することで両家の結びつきを深めるという意味があり、古来は実際に酒や肴を持参していました。
現代では現金を包む場合がほとんどで、結納金の一割程度の金額を包むのが礼儀とされています。

結納は両家の結びつきという意味合いが強く、今後の親戚づきあいに大きく関わってくることもあります。
後々トラブルとならないためにも婚約指輪だけではなく、お互いの親族の意見を取り入れ、よく話し合っておくことが大切です。

年齢で格差が！？婚約指輪の相場とは？

以前は「婚約指輪の値段は月収の3か月分」、などと言われていましたが、実際に結婚を意識している20代から30代の男性の意見を聞いてみると、10万円から20万円の間で婚約指輪の購入を考えている人が最も多いようです。
一方30代男性のみに意見を聞いた場合では20万円から30万円の回答が最も多かったことから、10万円から30万円の範囲での購入が一般的な婚約指輪の相場と言えそうです。

あまり高額な指輪を贈らない理由としては、実用性がない、結婚後の資金に充てたいなどの現実的な意見が多く、無理のない範囲で気持ちが伝わる指輪を選びたいという堅実な意見が目立ちました。

一般的には10万円から30万円の無理のない範囲で指輪を贈りたいと願う男性が多いようですが、一方で50万円以上の高額な指輪を贈る人もいます。
これは単なる収入面の違いだけでなく、婚約指輪に対する価値観の違いが大きいようです。
婚約指輪は単なるアクセサリーではなく、女性にとっては一生ものの愛の証です。
単に金額だけにこだわらず、デザインや石の質、種類など、本当に気に入ったものを送る気持ちが大切です。

»詳しくは婚約指輪、値段相場!男性はこう考えている を御覧ください。
»詳しくは30代で選ぶべき婚約指輪の相場はどれくらい? を御覧ください。

婚約指輪にお返しは必要？女性側のお返しとその相場とは？

結婚の記念品として婚約指輪を贈られたら、女性側からも男性へ記念品を贈る必要があります。
お返しの予算としては婚約指輪の半額程度とされています。
10万円から30万円の婚約指輪を贈られたなら、5万円から15万円くらいの予算を考えておけば良さそうです。
女性へのプレゼントのほとんどが指輪であるのに対して、女性から男性へのプレゼントには特に決まりがありません。
しかし、日常生活にも使え、記念品としても残る腕時計が一番人気のようです。
彼だけでなく、ペアで作ったり、刻印を入れたりすることで記念品として特別感を出すことができます。
その他にもオーダースーツや家電などを贈る場合も多いようです。
いずれにせよ、彼の好みを確かめたうえで、記念になるものを選ぶことが大切です。

»詳しくは婚約指輪のお返し!その相場と人気アイテムとは を御覧ください。

婚約指輪は二人の愛の証！

結納金や婚約指輪など結婚前にはある程度の出費を覚悟しなければなりません。
しかし、一生を二人で歩んでいくことを周りに認めてもらうためにも、結納や婚約指輪を贈ることは大切なプロセスのひとつといえます。
婚約指輪に大切なのは金額ではなく相手を想う気持ちです。
まずはデート感覚で近くのお店を回ってみてはいかがでしょうか。

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