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デキ婚・授かり婚の離婚率は高い?理由と離婚回避のコツをご紹介

子供ができたことによって籍を入れる「授かり婚」は、最近では昔と比べてその数も認知度も高くなってきています。しかし、すべてのカップルが長く添い遂げるわけではなく、途中で離婚をしてしまうケースも多くあります。

授かり婚カップルの離婚率はなんと…

今や4組に1組は授かり婚であるというほど、授かり婚は一般的な結婚の動機になっています。あなたの身の回りにも、授かり婚をしたカップルはいるのではないでしょうか。授かり婚をするカップルをよく見てみると、女性が若いという傾向があります。10代の女性の結婚割合を見てみると、授かり婚での結婚がおよそ8割を占めているという統計があり、若い女性は子供を授かったことをきっかけにして結婚していることがわかります。

ここで気になるのは、授かり婚をしたカップルのその後なのではないでしょうか。日本の離婚率はおよそ33%と、3組に1組は別れている計算になります。その中でも授かり婚のカップルの離婚率はおよそ40%といわれており、5組に2組は離婚をしていることがうかがえます。特筆すべきは10代のカップルで、結婚後5年以内におよそ80%は離婚しているという統計があることです。授かり婚なので子供がいるため、シングルマザーやシングルファザーになる人は多いことがわかります。

なぜ授かり婚の多くは失敗する?

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授かり婚の場合、女性が若くして妊娠するため、その相手との結婚生活をよく考える前に、結婚せざるをえない状況がうまれる場合があります。そのため、結果的に離婚率が高くなっていることも考えられます。特に父親である男性も年齢が若いと金銭的にも苦しく、また社会の知識にも乏しいため、婚姻関係を長続きさせることは難しいことがあります。

結婚式を挙げて夫婦2人だけの生活を経て妊娠・出産するケースとは違い、授かり婚の場合は夫婦2人だけの時間がなく、いきなり結婚後は子育てに追われるのも離婚率を上げる原因といわれています。妻が子育てに忙しく夫にかける時間が少なくなると夫は一緒に暮らす意味をあまり感じなくなり離婚に陥ったり、また、妻も夫も親になる覚悟がまだないままに子供を授かるとお互いが環境の変化にストレスを感じて結局は失敗して別の道を歩むという選択になったりすることも多くあります。

一方、授かり婚で長続きするカップルもいます。それは、長らく付き合っているのになかなか結婚の話が出ず、妊娠を機に結婚に踏み切る場合などです。これは女性が30歳以降などによく見られる授かり婚で、夫婦として一緒にいるという目的をしっかり持った授かり婚では、成功する確率が高くなるようです。

授かり婚を長く持続させていくコツは結婚式にあった!

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若いうちに未婚のまま子供を授かったとしても、不意に妊娠して結婚をしなければならなくなったとしても、なるべく離婚という名の失敗は避けたいものです。その方法として、結婚式を挙げて、きちんと結婚に対して踏ん切りをつけることがあります。授かり婚の場合、お腹が大きかったり既に出産して子育てに追われたりしているため、結婚式のチャンスを逃すカップルが多くいます。

結婚式はただ家族や友人に晴れ姿をお披露目する場ではなく、きちんと結婚に対して責任を持つことを本人たちが自覚する場でもあります。結婚式で交換した指輪を身につけていると気持ちがシャキッとすることがあるのは、責任を再確認できるからなのかもしれません。

結婚式を挙げた授かり婚のカップルは、挙げなかったカップルよりも離婚率が低くなるといわれています。たとえ金銭的には苦しくても、ささやかな結婚式であったとしても、結婚を誓い指輪を交換することで、結婚を長続きさせられる確率が上がるという、お金では変えられない価値を手にできる可能性が高くなります。
結婚を人生で一度きりにするためにも、授かり婚であったとしても結婚式を挙げて指輪を交換することは、とても大切なことだといえます。

 


授かり婚の結婚指輪

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