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結婚指輪はいつ買うべき?購入や着けるタイミングを押さえておこう

結婚指輪と一言で言ってもデザイン数が豊富で、どれにするか迷ってしまうもの。一生身に着ける大切なものになるので、2人が心から納得のできる結婚指輪を選ぶようにしましょう。 そこで今回は、全国の既婚女性100人の経験談をもとに、結婚指輪を準備するタイミングと購入までのスケジュールをご紹介します。また、購入した結婚指輪を着けるタイミングもまとめているので、すでに購入済みの方もぜひ読んでみてください。

気になるお金のこと!先輩カップルが選んだ結婚指輪の費用相場

結婚指輪のブランドやデザインは多種多様で、選ぶものによって価格は異なります。また、ダイヤモンドの有無によっても価格は大きく違ってくるため、どのくらいの予算を設定したらよいのか悩んでいる方は少なくありません。以下で、「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」のデータをもとに結婚指輪の費用相場をご紹介します。

上述したデータによると、結婚指輪(2人分)の平均購入金額は「24.2万円」です。購入価格別では、「20万円〜25万円未満」が30.9%でもっとも高く、次いで「25万円〜30万円未満」の15.1%、「15万円〜20万円未満」の13.5%という結果になっています。

このデータから、一般的には20万円〜25万円ほどの結婚指輪を選ぶカップルが多いということがわかります。とはいえ、上述したデータはあくまでも目安なので、結婚指輪を購入する際は2人で話し合って予算を決めることが大切です。

なお、結婚指輪の相場については以下の記事でも詳しくまとめているので、ぜひ合わせてご覧ください。

結婚指輪の相場は?年収に対する割合と年代別の違いは?
婚約指輪・結婚指輪の相場はいくら?年代別の傾向を調査しました

【質問】結婚前の指輪の準備、どのタイミングでした?

【質問】結婚前の指輪の準備、どのタイミングでした?

100人の既婚女性を対象に行った「結婚前における指輪の準備のタイミング」のアンケート結果は、以下のとおりです。

結婚前の指輪の準備にちょうどよい時期は半年前

「式の半年前」に指輪を準備した方が半数以上を占めました。

・早く用意しすぎてサイズが変わるのが嫌だったが、ギリギリすぎても不安だったので。(30代/女性/専業主婦)
・入籍したときに結婚指輪を購入し、半年後に式を挙げたのでこのタイミングです。(20代/女性/専業主婦)
・結婚式の半年前に結納式をしました。そのときに婚約指輪も結婚指輪も一緒に全て用意しました。(40代/女性/専業主婦)
・式の準備を大体半年前から始めたので、そのタイミングで指輪の準備をしました。(30代/女性/専業主婦)
・色々見て選びたかったし、お直しなど考えると半年はほしかったから。(40代/女性/専業主婦)

結婚式の準備期間中は婚姻届の提出や新居探し、新婚旅行の手配などほかにもやるべきことがたくさんあります。直前になってバタバタ取り乱すことなく、準備万端で結婚式に臨みたいという気持ちが伝わってくる結果になりました。

また「半年前ならサイズが変わることもなく、余裕を持って指輪を選べるちょうどよい時期」と答えた方もいました。用意するのが早すぎると、月日の経過とともに体型が変わってしまい、サイズが合わなくなる可能性があります。こうしたトラブルを防ぐ意味でも、半年前は最適な時期かもしれません。

このほか、デザインにこだわりたい方も半年前に準備しています。細かいオーダーを希望する方は余裕を持って計画しておくとよいでしょう。

1カ月前に準備した方も3割

アンケートの結果、2位は「式1カ月前」、3位は「式の1年以上前」、4位は「式直前」という結果になりました。

・仕事でなかなか時間がとれなかったので、式の1カ月ぐらい前に急いで買いに行きました。(30代/女性/無職)
・式の1カ月前に完成しました。式まで半年だったので、急いでお願いするお店を見つけたのですが完成までに時間がかかりました。(30代/女性/会社員)
・ちょうど式の1年ほど前に準備しました。直前はほかのことで忙しいだろうし、早めに準備したかったから。(30代/女性/パートアルバイト)
・仕事をしながらの結婚式の準備が忙しかったので、直前になってしまった。(40代/女性/会社員)

3割の方が式の1カ月前と回答していることから、結婚式の準備や日々の生活など、忙しい中でも時間を見つけて購入するカップルが多いことがわかります。

結婚式の準備にかかる時間も踏まえて、1年以上前から準備していた方もいました。結婚式の必需品である指輪を先に用意しておけば、あとは愛するパートナーと結婚前の準備をじっくり楽しめることでしょう。

反対に式の直前というカップルもいます。少しバタバタするかもしれませんが、直前であればサイズ直しをする必要もなく、傷ひとつないピカピカの指輪を着けられるといったメリットもあるようです。

それぞれの時期を選んだ方の特徴

アンケートの結果をまとめると、「式の半年前」に準備した方はほかの結婚準備との兼ね合いを考慮し、「直前に慌てないように」と考えたようです。さらに、体型が変わってサイズが合わなくなる可能性も考え、半年前が指輪を準備するちょうどよい時期と判断しています。単に余裕を持って準備するだけでなく、結婚式当日にぴったり指にフィットする指輪を買いたいという思いが伝わってきます。

「式の1カ月前」に準備した方の中には、そもそもプロポーズから式までの期間が短かった方もいます。また、お互いに仕事を続けながら準備を進めたカップルも多いようです。
結婚式の準備は式場に予約を入れ、スタッフとの打ち合わせを重ねて進めていく部分も多くあります。

一方、指輪は自分たちで時間を見つけて買いに行くことができるので、ほかの結婚準備や仕事の合間に購入することもできます。

反対に「1年以上前」に準備していた方は、プロポーズから結婚式までの期間が長かった方ばかりです。式までの期間が長ければ、それだけ余裕を持って指輪を選ぶことができます。一方で、結婚を決めてから式までの期間が長いと、その間にプロポーズ直後の盛り上がりが落ち着いてしまう可能性があります。先に指輪を買ったほうが結婚に対するワクワク感を保てるかもしれません。

探し始めは「結婚が決まってすぐ」の方が多数

実際に結婚指輪を購入するまでには、情報収集や比較・検討の時間を設けることも必要です。
別のアンケートでは、「結婚が決まってすぐ指輪を探し始めた」という方が6割近くを占めました。プロポーズのあとすぐに行動を始めたほうが気分が乗りやすく、お互いの結婚に対する気持ちを改めて確認し合えるといった効果もあるようです。

結婚式が決まってから指輪を探し始めた方は、全体の17%を占めました。「結婚式に間に合うように」という考えは多くの方の共通認識です。式の日取りが決まってからのほうが、指輪を購入するまでの具体的なスケジュールを立てやすいかもしれません。

結婚指輪の選択肢は既製品だけでもかなりの量になり、セミオーダー、フルオーダーも含めるとさらに選択肢が広がります。色々と見比べてじっくり探したい方やオーダーメイドも視野に入れている方は、早い時期からリサーチを始めるのがおすすめです。実際に購入するのが直前になったとしても、それまでに選択肢を絞っておけば慌てる心配もありません。

式を挙げない場合の購入のタイミングは?

多くのカップルが「結婚式までに」を目標にして結婚指輪の準備をします。一方で、結婚式を挙げない方には具体的なタイムリミットがないため、どのタイミングで購入してもOKです。ただし、せっかく結婚指輪を購入するのなら、家族へのお披露目や写真をたくさん撮るイベントまでには用意することをおすすめします。

たとえば、両家の顔合わせや結納までに指輪を購入しておけば、両親にも結婚指輪を披露することができます。新婚旅行やフォトウェディングの予定があれば、指輪を着けた写真をたくさん残せます。

式を挙げない場合は、結婚したという実感を得にくい可能性もあります。結婚指輪を購入すれば2人が夫婦になったことを形に表すことができ、左手薬指を見るたびに夫婦になれた幸せを噛み締めることができます。

結婚指輪を早めに購入する3つのメリット

結婚指輪を結婚式の半年以上前から準備する方が多いですが、早めに購入するメリットには具体的にどのような点があるのでしょうか。

婚姻届を出す前に一緒に写真が撮れる

1つ目のメリットは「婚姻届と一緒に写真が撮れること」です。婚姻届の上に婚約指輪・結婚指輪を並べて写真を撮影することで、入籍前の記念として残すことができます。また、撮影した写真をSNSに投稿したり友達に送ったりすることで、印象に残る結婚報告にすることも可能です。写真の撮り方を工夫することで、ほかとは違った素敵な1枚に仕上げることができます。

前撮り撮影の際に身に着けられる

2つ目のメリットは「前撮りのときに身に着けられる」です。結婚式の際にはすでに結婚指輪を着けているので、「結婚式の衣装×結婚指輪」としての写真は残すことができますが、前撮りでは別の衣装を着用します。結婚指輪を早めに購入しておくことによって、前撮り撮影までに間に合わせることができ、「前撮りの衣装×結婚指輪」の写真も残すことが可能です。

また、前撮り撮影では結婚指輪を強調した写真も撮ってもらえることもあります。結婚式では手元を強調した写真を撮るのは難しいものの、前撮りであれば満足のいく写真を撮影してもらえます。

結納・顔合わせ食事会でお披露目できる

3つ目のメリットは「結納・顔合わせ食事会でお披露目できる」です。結納・顔合わせ食事会では婚約記念品として婚約指輪を受け取るので、婚約指輪のお披露目は可能です。しかし、当日までに結婚指輪が届いていない場合は、当然ながら結婚指輪を披露することはできません。

家族のなかには「結婚指輪も見たい」という方がいるかもしれないので、なるべく結婚指輪も当日までに用意しておきたいもの。結婚指輪を早めに購入しておけば、結納・顔合わせ食事会のタイミングで婚約指輪と一緒にお披露目することができます。

結婚指輪の検討から購入までのスケジュール

結婚指輪は誰しもが初めて購入するジュエリーになるので、検討を始めてから購入に至るまでにどのくらいの期間を見ておけばよいのかわかりづらいもの。
結論からいうと、検討から購入までの期間には個人差があるので一概にはいえません。

しかし、結婚指輪を購入するにあたり、何にどのような流れで着手すればよいのかは知っておくことができます。その内容を踏まえておけば、検討から購入までにどれほどの期間を要するかある程度見えてくるかもしれません。

結婚指輪を購入する際の主な流れは以下のとおりです。

1. 事前にネットなどで情報収集し、デザインのイメージや予算を固める
2. 気になるショップへ下見に行く
3. 指輪を注文(購入)する

2人が納得するデザインや予算を決めたうえで下見に行き、ショップで指輪を購入するケースがほとんどです。ショップも「ブライダルジュエリー専門店」「セレクトショップ」「全国展開ジュエリーブランド」「オンラインショップ」など、さまざまに展開されているので、1軒だけで決めることもあれば複数の店舗を見て回ることもあります。

お気に入りの結婚指輪に出会うまでにかなりの時間がかかってしまう可能性もあるため、購入するまでのスケジュールは長めに見越しておくとよいかもしれません。

どのタイミングで支払う?お金は前もって準備しておくのが吉

結婚指輪を購入するとき、どのタイミングでお金を支払うのかわからないと不安に感じてしまいます。また、「まだ大丈夫」と思ってお金を準備していないと慌ててしまうことも。そのため、支払いのタイミングは押さえておくようにしましょう。

結婚指輪の購入における支払いのタイミングは、主に「注文のとき」です。結婚指輪をその日のうちに持ち帰れるケースはほとんどありませんが、支払い自体は注文時に行うことが多くなっています。
このほか「分割」で支払えるケースもあり、この場合は注文時に内金を支払い、残りを受け取り日までに支払うケースがほとんどです。

ただし、ショップによって支払うタイミングが異なることもあるため、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

結婚指輪を購入する前に知っておきたい注意点

結婚指輪の購入で後悔しないよう、事前に知っておきたい注意点を2つご紹介します。

受け取りまでにかかる期間

まず、注意したいことは「受け取りまでにかかる期間」です。上述したように、結婚指輪は注文してすぐに受け取れるわけではないので、余裕を持って購入する必要があります。

既製品

既製品の結婚指輪でサイズ直しや加工が不要な場合は、即日受け取りが可能なこともあります。しかし、サイズがぴったり合う結婚指輪に出会うのはなかなか難しいので、あらかじめ受け取りまで1カ月ほどかかると想定しておくことをおすすめします。「既製品ならすぐ受け取れる」と誤った認識をしないよう注意しましょう。

オーダー

結婚指輪をオーダーメイドで作る場合は、1からデザインを決めて作り始めるので、早めに準備しないと式に間に合わない可能性があります。とくにフルオーダーで作りたい場合は、サイズや刻印が間違っていないかなどチェックにも時間がかかります。受け取りまでに3カ月以上かかる場合もあるので、余裕を持って準備しましょう。

アフターサービス

結婚指輪を購入する前に、アフターサービスの内容を確認しておくことも大切です。というのも、結婚指輪は長く身に着けるジュエリーなので、年月が経つに連れて傷がついたりサイズが合わなくなったりする可能性があるためです。

万が一のときを考えて、傷や汚れのメンテナンス、サイズ直しなどのアフターサービスを利用できるか、また利用するには別途費用が必要かどうかをチェックするようにしましょう。なお、利用するショップによってアフターサービスの有無や内容、保証期間は異なるので、この点も合わせて確認しておくと安心です。

結婚指輪を着けるのはいつ?

結婚指輪を着けるのはいつ?

結婚指輪を購入したら、いつから指輪を着け始めればよいのでしょうか。

先輩カップルに行った「アンケート」によると、結婚式のあとから着用し始めた方がもっとも多く約6割を占めていました。指輪交換のセレモニーで初めてお互いの指に着け、それから着用し続けるのが自然な流れと考える方が多いようです。

2番目に多かったのは「入籍日から」で20%、3番目は「購入後すぐ」で16%でした。このタイミングで指輪を着け始めた方の多くは、結婚式を挙げなかったそうです。婚姻届が受理されたら正式な夫婦として認められるので、名実ともに夫婦になった証として2人だけで指輪交換を行うのも素敵です。

購入後すぐに指輪を着けた方からは「できるだけ長く結婚指輪を着けていたい」という声が上がりました。結婚の喜びに浸っているうちに指輪を着けると、より一層気持ちが盛り上がりそうですね。

結婚指輪を着けるタイミングは人それぞれ

購入した結婚指輪を着けるタイミングは、カップルによってさまざまです。結婚式を挙げるか挙げないかでも、着用する時期に差が出る傾向にあります。
結婚式より前に着け始めるカップルもいますが、家事や仕事などをしているうちに傷がついてしまうかもしれません。式の前から指輪を着ける場合は、結婚式の直前に指輪を購入したショップに持って行き、クリーニングしてもらうのがおすすめです。

結婚指輪を着け始める4つのタイミング

では、結婚指輪を着け始める具体的なタイミングはいつなのでしょうか。代表的な4つのタイミングについて解説していきます。

結婚式直後から

先述したように、結婚式の指輪交換のタイミングから着けるというカップルが全体の約6割を占めています。結婚式での指輪交換は2人だけでなく大切なゲストの前で行います。その瞬間を見届ける方がいる分、より一層思いが引き締まるという意味合いもあるようです。

入籍日から

入籍日も結婚指輪を着け始める人気のタイミングです。正式な夫婦になった日から2人の新たな人生がスタートすると考え、その日から「夫婦の証」として結婚指輪を着けるという意見もありました。

購入後すぐ

購入後すぐに身に着けた方は、入籍日から着けた方と同等の割合でした。特徴としては、式を挙げなかった方からの回答が多く見られました。

前撮りの後から

前撮りの際に結婚指輪を着けたのをきっかけに、そのタイミングから着け続ける方もいます。前撮りでは指輪を着けた2人の手を重ねたり、手のひらに並べたりして、結婚指輪をアップで撮るのが定番です。その流れで結婚指輪を着け始めるのは自然な流れと考えられます。

そのほかのタイミング

この4つのタイミング以外にも、両親を交えた顔合わせや新婚旅行、一緒に暮らし始める日など、記念撮影をするようなイベントの日に身に着けるのもおすすめです。真新しい状態の結婚指輪を写真に収めることで、記念に残すことができますよ。

もちろん、イベントや記念日にこだわらず「今日から身に着けたい」という2人の気持ちを一番大切にしてください。結婚指輪を着けることによって「結婚を実感できた」 と感じるカップルも多いので、何でもない日でも「指輪を着けた日」という新たな記念日になるのではないでしょうか。

なお、結婚指輪を着けるタイミングについては以下の記事でも詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

結婚指輪はいつからつける?6割が挙式後と回答した理由とおすすめのタイミングをご紹介

結婚指輪をいつ買うかは2人で話し合って決めよう

結婚指輪の交換は結婚式の中でも絶好のシャッターチャンスであり、とくに印象的な場面です。結婚式で素敵な指輪をお披露目するために、ギリギリまで時間をかけて納得のいく指輪を探したい方は少なくないでしょう。

多くの先輩カップルは、ほかの結婚準備にも余裕を持って取り組むために、結婚式の半年以上前に指輪を用意していました。じっくり指輪を選びたいなら、今回ご紹介したデータを参考にできるだけ早く指輪探しを始めてみるのがおすすめです。

左手薬指の指輪は「2人のゆるぎない愛の象徴」であり、「夫婦になった証」です。結婚指輪を着け始めるタイミングは人それぞれですが、ぜひ思い出に残る日を選んでください。

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【結婚】既婚
■調査期間:2016年02月04日~2016年02月18日
■有効回答数:100サンプル

 

ブライダルリング(結婚指輪・婚約指輪)

 

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