Bridal Note

ブライダルノート

Prepare

婚姻届の提出には戸籍謄本が必須?入籍に必要なものと謄本・抄本の違いについて

入籍の際に必要なものは婚姻届だけではありません。戸籍謄本または戸籍抄本も必要になるので、あらかじめ取り寄せておくことが大切です。しかし、戸籍謄本と戸籍抄本にどのような違いがあるのか、またどちらを用意すればよいのか、イマイチわからず困っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、入籍時に必要なものと謄本・抄本の違いについてご紹介します。入籍を控えているカップルは、ぜひ参考にしてみてください。

押さえておこう!プロポーズから入籍までの流れ

戸籍謄本や戸籍抄本について理解する前に、まずはプロポーズから入籍までの流れを押さえておきましょう。

プロポーズが成功したら、まずは婚姻届を用意しましょう。婚姻届は役所で取り寄せることが可能です。昨今はご当地に因んだ婚姻届やキャラクターがデザインされた婚姻届もあるので、こだわって選んでみるのもよいかもしれません。
婚姻届を用意する際にポイントとなるのは、予備の分ももらっておくこと。記入時に書き間違える可能性はゼロではないので、万が一に備えておくことが大切です。
このほか、転居が必要になるのであれば前もって転出手続きを行う必要もあります。

このように、入籍するにはさまざま準備が必要になります。詳しくは「いよいよ入籍!必要な手続きとは?」の記事でご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください!

本籍の場所によって異なる?入籍の際に必要な書類・アイテム

本籍の場所によって異なる?入籍の際に必要な書類・アイテム
 
入籍する際に必要な書類・アイテムには「婚姻届」「戸籍謄本」「本人確認書類」「印鑑」の4つがあります。以下でひとつずつ詳しくご紹介します。

婚姻届

婚姻届は、言わずもがな入籍するにあたり必要な書類です。市区町村の役所でもらうのが一般的ですが、役所によってはWebサイトからダウンロードすることも可能。忙しい毎日を送っていて、なかなか役所に足を運べないというカップルも安心です。
婚姻届の提出先・提出日にとくに決まりはありません。そのため、2人でよく話し合って決めましょう。たとえば、2人が付き合った記念日やどちらかの誕生日など、思い入れのある日に入籍するのも素敵です。

なお、婚姻届に関しては「婚姻届の提出先はどこ?提出する際の注意点!」「【完全版】婚姻届の書き方完全マニュアル!」の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ合わせて読んでみてみてください。

戸籍謄本

戸籍謄本は必ず提出しなければならないというわけではなく、入籍する2人の本籍がある役所に婚姻届を出すのであれば、省いてよいことになっています。しかしどちらかの本籍が別の役所にある場合は、その該当者分の戸籍謄本を用意する必要があります。また、2人の本籍が役所の所在地とは別の場所にある場合は、2人分の戸籍謄本が必要です。

本人確認書類

入籍する際は免許証やパスポート、健康保険証、マイナンバーカードなど、氏名や生年月日、住所が記載された書類も持参しましょう。書類によって1点の提示でよいもの、2点以上の提示が必要になるものがあるので、あらかじめ複数の本人確認書類を用意しておくことをおすすめします。

印鑑

婚姻届には捺印するスペースがあります。銀行印や実印など登録した印鑑である必要はとくにありませんが、なるべくこれらを使用するのがベスト。というのも、シャチハタやゴム印だと押すたびに変形する可能性があるためです。変形しやすいものは婚姻届をはじめとする公的文書には相応しくないので、銀行員や実印、認印などを使ったほうがよいといえます。

なお、入籍時の書類関連については「事前の準備は抜かりなく!入籍に必要な書類について」「入籍する時に住民票は変更しなければならないもの?」の記事でもご紹介しています。ぜひ合わせてチェックしてみてください!

戸籍謄本と戸籍抄本の違いって?どこで取り寄せるの?

戸籍謄本と戸籍抄本の違いって?どこで取り寄せるの?
 
ここでは、戸籍謄本と戸籍抄本の違いと取り寄せ方についてご紹介します。

戸籍謄本

戸籍謄本(戸籍全部事項証明)とは、戸籍のすべてを写したもの。本籍のある役所で管理されている戸籍の原本をコピーしたものがそれです。その戸籍に入っている家族全員の身分事項を証明することができます。

なお、戸籍謄本に有効期限はありません。しかし、戸籍の内容が常に同じとは限らず、たとえば兄弟が結婚して戸籍を抜けるといった変化が起こる可能性も十分にあります。そのため、戸籍謄本を取り寄せたあと長い時間放置していると、その間に戸籍の内容が変わり、元々取り寄せていた戸籍謄本は無効になってしまう可能性があるので、十分な注意が必要です。

戸籍抄本

戸籍抄本(戸籍個人事項証明)は、戸籍の中の個人の部分を抜粋してコピーしたもの。戸籍謄本とは異なり、その戸籍に入っている家族全員の身分事項を証明することはできません。あくまでも証明できるのは自分自身の身分情報のみ。いわば、戸籍謄本の簡易版が戸籍抄本ということになります。

戸籍謄本と戸籍抄本、婚姻届を出す際に必要なのは基本的には「戸籍謄本」です。しかし、一部の市区町村では、戸籍抄本でもよいとしています。そのため、一概に戸籍謄本でなければならないとはいえないのです。婚姻届を出す際は、提出する役所が戸籍謄本と戸籍抄本、どちらの提出を求めているのかしっかり確認しましょう。

戸籍謄本と戸籍抄本の取り寄せ方

戸籍謄本または戸籍抄本はの取り寄せ方は主に3つあります。
1つ目は、自ら役所に足を運び取りに行くというもの。役所は平日の特定の時間しか開いていません。「せっかく来たのに対応時間を過ぎていた」ということを避けるためにも、前もって受付時間を確認しておくことが大切です。

2つ目は、役所に郵送してもらうというもの。まず、戸籍謄本または戸籍抄本の請求書を市区町村のホームページからダウンロードして記入します。そして、運転免許証などの身分証明書のコピーと返信用封筒を添えて本籍がある役所に送付。すると、後日その役所から希望した書類が届きます。なお、
戸籍謄本の発行には一通450円の手数料が発生します。定額小為替と現金書留の2種類の支払い方法があるので、好きな方を選びましょう。

3つ目は、代理人に役所にて受け取ってもらうというもの。この場合は、戸籍謄本または戸籍抄本を必要とする本人からの委任状、そして代理人の本人確認書類、代理人の印鑑が必要になります。

覚えておこう!戸籍謄本・抄本の代理申請には委任状が必要

先ほどご紹介したように、戸籍謄本または戸籍抄本を代理人に役所にて受け取ってもらう場合には、委任状が必要になります。

委任状とは

委任状とは、本人の代理で第三者が公的文書を受け取る際に必要なもの。戸籍謄本または戸籍抄本を申請する本人が作成する必要があります。委任状がなければ代理人による取り寄せは不可能なので、本人や直系親族以外の第三者に公的文書の受け取りを依頼する際は、必ず作成しましょう。

委任状の書き方

委任状は、自筆での作成が原則。そのうえで、委任の年月日や委任者(戸籍謄本または戸籍抄本を申請する本人)の住所・氏名、代理人の住所・氏名・生年月日、代理行為を委任する旨(戸籍謄本または戸籍抄本の受け取りを代理でお願いする場合は「戸籍謄本(戸籍抄本)の申請と受け取り」など)を記載する必要があります。また、委任者の自筆の署名と押印も必須です。

いよいよ正式な夫婦に!婚姻届と戸籍謄本・抄本を提出する際のポイント

いよいよ正式な夫婦に!婚姻届と戸籍謄本・抄本を提出する際のポイント
 
戸籍謄本または戸籍抄本が届き、必要な書類がそろったら、いよいよ婚姻届を提出します。役所の対応時間に合わせて提出するのが一般的ですが、中には仕事が忙しく対応時間にはなかなか役所に足を運べないというカップルもいるはず。そのときは、対応時間外に役所へ行ってもOKです。夜間窓口が設けられているので、問題なく婚姻届を提出できます。

提出した婚姻届や戸籍謄本または戸籍抄本に不備がなく、無事に受理されれば、提出した日付が婚姻日になります。このとき、婚姻届を提出した2人が法的に夫婦となった証である「婚姻届受理証明書」を受け取ることもできます。婚姻届受理証明書については「婚姻届受理証明書とは?もらい方や意外と役立つ活用方法をご紹介」の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてください!

もし、婚姻届や戸籍謄本または戸籍抄本に不備があった場合は、訂正して再提出しなければなりません。そのため、もし特定の日を結婚記念日にしたいと考えているなら、時間外の提出は避けることをおすすめします。なぜなら、対応時間内であれば不備があってもその場で訂正ができますが、夜間窓口では受け付けのみの対応となっているため。2人でしっかり話し合って、不備による訂正が必要になる可能性も考慮しつつ、いつのどの時間帯に提出するかを決めましょう。

大切な日のために余裕を持って準備を

大切な日のために余裕を持って準備を
 
婚姻届の提出には、戸籍謄本または戸籍抄本が必要になります。役所の対応時間内に本人が申請をする場合はすぐに受け取ることができますが、役所に郵送してもらったり、代理人に受け取ってもらったりする場合は少なからず時間を要します。そのため、戸籍謄本または戸籍抄本は余裕を持って準備しておくことが大切です。そうすれば「この日に婚姻届を提出して、結婚記念日にする」といった理想を現実にしやすくなります。

 

ブライダルリングショップリスト

 

Share On

Related Article

関連記事

Popular Article

人気記事