2020.04.30(木)

顔合わせ、結納

両家顔合わせで事前に知っておくべきマナーとは?席順や当日の流れをご説明

両家顔合わせの席順ってどう決める?知っておくべきマナーと当日の流れを紹介

プロポーズが成功してそれぞれの実家への結婚報告が済んだら、次は両家が顔を合わせる場を作らなければなりません。
かつては結納を行うのが一般的でしたが、現代は結婚のあり方が多様化し必ず行われるものではなくなっています。そのため、両家が顔を合わせる食事会は結納と組み合わせて行われるほか、結納の代わりとしても行われるようになりました。

結納品や食事会の場所など、事前にしなければならない準備はたくさんありますが、忘れてはいけないのが食事会でのマナーです。
相手の両親に対して失礼の無いようにするのはもちろんのこと、恥をかかないためにもしっかりとした知識を身につけておきましょう。
今回は食事会当日の席順に関するマナーや流れ、事前に準備しておきたいことをご紹介します。

 

マナーの基本である上座・下座はどう決まっている?

顔合わせ食事会の席順を見る前に、まずはマナーの基本である上座と下座を確かめておきましょう。
和室・洋室に関係なく、ひとつの部屋の中で着席する場合には目上の人が座る席「上座」と、目下の人が座る「下座」があります。
基本的には入り口からもっとも遠い席を上座とし、入り口にもっとも近い席が下座です。

上座・下座の考え方はビジネスの現場でも非常に重要視される考え方で、社会人として知らないと大きな恥をかいてしまう可能性があります。
会社の上司と部下数人で飲みに行く場合や会議場などでは、もっとも目上の上司が入り口から一番遠いところに座ります。
上座が入り口から一番遠いところとされている理由は、人の出入りが少なくより落ちつく環境だからです。
万が一、上座・下座が分からなくなってしまった場合には、この考え方を思い出してみるといいでしょう。

 

顔合わせ食事会でもっとも上座に座る人はだれ?

顔合わせ食事会で上座に座るのは、基本的には男性側の父親です。
以下、順に女性側の父親、男性側の母親、女性側の母親になります。
ただし、これは原則であって、女性側の父親の方が年配である場合などは逆にするケースもあります。状況に応じて判断してください。

顔合わせ食事会は結婚する2人が主催で行う場合が多いので、両親は招待客ということになります。そのため、2人が座る席は両家の両親よりも下座です。基本的には女性側の親族が下座に座るので、結婚する女性がもっとも入り口に近い席に座ることになります。

 

席順はテーブルの形によって座り方は変わる?

食事会を行う場所によってはテーブルが四角い場合と丸い場合があります。
それぞれどのように座ればいいのか、マナーを押さえておくようにしましょう。

四角いテーブルの場合

テーブルが四角い場合には上で述べたように入り口からもっとも遠い奥の席を上座と考えます。基本的には男性側の父親が上座、女性側の父親はその向かい側に座ってもらいましょう。それぞれの父親の横に母親が座り、結婚する2人は下座に座ってください。
参加人数が同じ場合は同じ続柄の人同士が向かい合わせになるように座るのが基本です。

丸いテーブルの場合

丸テーブルの場合も考え方は同じですが、入り口からもっとも遠い場所が角テーブルよりも分かりにくいので注意が必要です。
まずは結婚する2人の席を先に見つけましょう。入り口にもっとも近い場所が2人の席になるようにし、隣にそれぞれの母親、その横に父親が座るようにすれば、自然と両家の父親が上座に座ることになるはずです。
基本的には新郎新婦の父親の位置関係は厳密に定められていませんので、2人の父親を上座方面に案内しておけばマナーとしては問題ありません。

 

顔合わせに祖父母や兄弟が参加してもいい?参加する場合の注意点は?

顔合わせ食事会には両家の親と結婚する2人が出席するのが基本ですが、祖父母や兄弟も紹介したい場合にはどうすればいいのでしょうか。

参加人数は両家でそろえるのがベター

顔合わせ食事会に祖父母や兄弟を招くことはできますが、両家で人数をそろえるのが無難です。
例えば、一方の家族が両親と本人の3人で出席しているのに対し、もう一方が両親、本人、祖父母、兄弟2人の合わせて7人で来ていたらどうでしょうか。相手の家族が大人数で来ていると、もう一方の家族は居心地が悪いかもしれません。
中には両家の人数をそろえるのがマナーと考える人もいますから、両家で参加人数に開きが出ないように注意してください。

祖父母や兄弟が参加する場合の席順は?

顔合わせに祖父母が参加する場合は、父親、母親に続いて祖父、祖母の順で座ってもらいます。この場合も結婚する2人は下座に座るのが一般的です。祖父母の足が不自由など、事情がある場合はもっとも入り口に近い席に座ってもらっても構いません。
兄弟の場合も父親、母親の次に座ってもらい、結婚する2人はもっとも入り口に近い席に座ります。兄弟が複数いる場合は年長者から順に上座に座ってもらいましょう。
四角いテーブルの場合、祖父母や兄弟が間に座っていると両親と話がしづらい可能性があります。両親と話し合って決めたいことがある場合は、父親、母親の次に自分たちが座り、祖父母、兄弟には下座に座ってもらいましょう。

 

片親の場合はどうする?

片親の場合は親と本人だけで出席すれば大丈夫です。
相手の家と参加人数を合わせたい場合は、祖父母や兄弟に出席してもらっても構いません。その場合は相手の家族にだれが参加するのかを事前に伝えておきましょう。

 

顔合わせ当日の流れ

昔ながらの結納と違い、顔合わせ食事会には決まった形式はありません。しかし、お互い初対面で最初は会話が続かない可能性もあるので、ある程度の流れを決めておいた方が安心です。

まずは男性か男性の父親が挨拶する

全員が席についたら、男性か男性側の父親が始まりの挨拶をします。忙しい中集まってもらったことへのお礼を述べ、「両家の親睦を深められたら」など食事会の趣旨を簡単に説明するのが一般的です。

両家の家族を紹介し合う

次にお互いの家族を紹介します。結婚する2人が主導になり自分の家族を紹介するのがスムーズです。男性側の両親から順に紹介し、次に女性の家族を紹介します。
自分の家族を紹介する時には職業や趣味、ちょっとしたエピソードなどを一言添えると、その後の会話が弾みやすくなります。

食事の前に婚約記念品を交換する

食事の前にひとつイベントを用意しておくと、場が温まり緊張がほぐれやすいはずです。
顔合わせ食事会は結納に比べるとカジュアルですが、婚約記念品の交換があるとぐっと特別感が出ます。
プロポーズで婚約指輪を贈った場合も、顔合わせの場で改めてお披露目するのがおすすめです。

女性側からの「返礼品」としては腕時計やスーツなどが人気です。最近では女性側が記念品を用
意しない場合や両方が贈らない場合もあります。
記念品の交換がない場合は、婚姻届の証人欄に両親からサインをもらう、お酒が入る前に記念写真を撮っておくなど、別のイベントを用意しておくといいでしょう。

乾杯してから食事、歓談へ

全員で乾杯して食事を始めます。乾杯の音頭は男性側の父親が行う場合が多いです。
歓談では両家の親睦が深まるように楽しい話題で盛り上げましょう。幼少期の思い出や生まれ育った土地の話など、エピソードトークがおすすめです。
反対に宗教や政治、学歴などデリケートな話題は避けましょう。スポーツの話題は、事前に同じチームのファンだと分かっている時以外は危険です。敵チームのファンだった場合、気まずくなってしまいます。

両家が打ち解けてきたら、結婚式の日取りや場所、形式などについて両親に話しておきましょう。結婚に対する考え方は家によって異なりますから、顔合わせの場でしっかり意見をすり合わせておく必要があります。ただしここで意見の相違から喧嘩が起きるといったことのないよう、あらかじめある程度は認識を擦り合わせておくことも大切です。

結びの挨拶でお開き

食事が終わり一息ついたら、頃合いを見てお開きにします。まずは結婚する2人から、集まってもらったことへの感謝の気持ちを伝えましょう。結婚式に向けて両親に相談したり、助けてもらったりすることもありますから、「いろいろお世話になりますがよろしくお願いします」などと一言添えておくとスマートです。
最後に男性か男性側の父親が結びの挨拶をし、食事会を終了します。

 

顔合わせ食事会を成功させる事前準備のポイント

顔合わせ食事会を成功に導くためには、事前準備でも注意すべきポイントがあります。

どんな顔合わせにしたいか両家の両親にも確認しておく

両家の顔合わせをどのような形式で行うかは基本的に結婚する2人で話し合いますが、両親の意向も確認しておきましょう。
最近では「2人の自由にしなさい」と言う親御さんも多いようですが、伝統的な結婚のあり方を重視する方もいます。ご両親の強い希望があれば、その気持ちを汲むのも親孝行です。
冒頭で述べたように、顔合わせは結納と食事会を併せて行う場合もあれば、結納の代わりとして食事会のみを行う場合もあります。結納はなしで食事会のみ行う場合も、結納金や結納品は用意するなど、伝統的な形式を一部残して行うケースもあるようです。
顔合わせを企画する時には両家の両親にも意見を聞き、どんな会にしたいか確認しておきましょう。

婚約記念品と手土産は準備するか決めておく

婚約記念品と手土産の有無は事前に必ず決めておいてください。
前述の通り、婚約記念品は必ず用意しなければならないものではありません。男性のみが婚約指輪を用意するケースもあります。記念品を用意しない場合は、食事前に別のイベントを考えておくのがおすすめです。
手土産は初めて顔を合わせる相手の家族に挨拶とともに手渡すものですが、これも絶対ではありません。ただし、片方の家庭だけが持参していると気まずい思いをすることになるので、手土産を用意するかどうかも事前に決めておきましょう。

会場選びはアクセスを重視する

顔合わせの会場を決める時は、できるだけ両家の両親がアクセスしやすい場所から探しましょう。住んでいる場所が離れている場合は中間地点にするのが一般的です。式場の下見も兼ねて結婚式を挙げる場所の近くにするケースや、どちらかの実家に近い場所にして相手の故郷を旅行するなどのケースもあります。
顔合わせの会場は料亭やレストラン、結婚式を挙げるホテル内の料亭・レストランが人気です。結納・顔合わせプランのある店であれば、さまざまな疑問や細かい要望にも比較的柔軟に対応してもらえます。パーソナルな話もすることになるため、いずれにしても個室のあるお店を選びましょう。

 

まとめ

結婚は2人だけでなく家族にも関係のあることです。両家の親睦を深めておくことで、結婚式の準備や新生活のスタートがスムーズになります。
顔合わせは両家が良好な関係を築くための第一歩になりますので、成功のポイントをしっかり押さえておきましょう。

 

 
Writer bijoupiko

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