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顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招待!そのメリット・デメリットとは

いよいよ結婚が正式に決まると、両家の顔合わせ食事会があります。 顔合わせ食事会は絶対に行わなければならないものではありませんが、結婚式を挙げる前に両家の親睦を深めるためにはよい機会になります。

ところで、顔合わせ食事会には結婚するカップルの両親だけが出席するものなのでしょうか?
これから家族ぐるみで付き合いが始まることを考え、兄弟・姉妹にも参加してもらってもよいのでしょうか?

そこで今回は、顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くケースについてまとめています。兄弟・姉妹に参加してもらう際の注意点についてもご紹介しているので、ぜひご参考ください。

具体的に何をするの?「顔合わせ食事会」とは

顔合わせ食事会は、両家の親睦を深めるための交流の場です。具体的には、それぞれの家族を紹介しながら食事をする会となっています。形式張ったものは必要なく、ただ話に花を咲かせて交流を深めていくだけになるので、カジュアルな雰囲気で食事会を楽しむことができます。

しかし、家庭や地域によっては顔合わせ食事会に結納を含むことも。この場合は、婚約指輪や記念品の交換などが行われることもあるので、あらかじめ「結納を含むかどうか」、両家に確認をしておかなければなりません。仮に、結納が含まれる場合は「厳格なルールがあるのか」「どのようなマナーを必要とするのか」も確認しておくようにしましょう。

なお、顔合わせ食事会については、以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ、ご参考ください。

顔合わせ食事会の席順マナーをチェック!成功に導くためのコツを伝授
大切な顔合わせ食事会!おすすめの時間帯は?
両家顔合わせの準備・進行はどうすればいい?準備・進行・マナーやNG行動について徹底解説

顔合わせ食事会への兄弟・姉妹の参加は必須?

では、顔合わせ食事会には兄弟・姉妹の参加は必須なのでしょうか。
結論を先に言ってしまうと、特にルールはないので兄弟・姉妹の参加は自由に決められる、と考えてよいでしょう。

両家の顔合わせ食事会は結納などのように厳格な形式のあるものではないので、本人同士や家族が希望するならば、兄弟・姉妹にも参加してもらいましょう。
しかし、相手が1人っ子の場合や兄弟・姉妹の数が異なる場合、また兄弟・姉妹の都合などによっても参加人数が変わってきます。

そのため兄弟・姉妹に参加してもらう場合には両家で話し合って、参加できる人数などを事前に確認し、どちらかの家族の人数だけが多くなることのないようにバランスよく決めるようにしましょう。

一般的には兄弟・姉妹は招かない場合が多い

顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招いても問題はないものの、一般的には招かないことがほとんどです。そのため、「特別な理由がない限りは招かない」というカップルは少なくありません。

とはいえ、前述したように「招いてはいけない」という決まりはなく、状況によっては招いたほうがよいこともあります。たとえば、片親で相手側との人数バランスが合わない場合は、積極的に参加してもらうのがおすすめです。また、結納・結婚式を挙げる予定がなく顔合わせ食事会が唯一の交流の場というときは、両家で相談して兄弟・姉妹も招くとよいでしょう。

ただし、繰り返しになりますが「ただ呼びたい」という理由だと相手側の人数調整の問題が出てきてしまうので、基本的には兄弟・姉妹は招かないのが一般的です。

賑やかになりやすい!顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くメリット

以下では、顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くメリットをご紹介します。

お互いの家族についてより深く知れる

顔合わせ食事会に兄弟・姉妹にも参加してもらうことで、お互いの家族についてより深く知れるようになります。両家の家族が全員集まる機会は1年の中でもごく僅かなことが多く、なかなか交流を深められないことも。兄弟・姉妹も顔合わせ食事会に参加してもらえれば、お互いの家族について知れて、両家の結びつきをより強くすることができます。

会話がよりはずむ可能性がある

顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くメリットには、会話がよりはずむ可能性があることもあげられます。顔合わせ食事会は、基本的に本人同士と両家の両親だけが参加するものです。初対面だとどうしても緊張しますし、場合によっては場の雰囲気が重くなってしまうこともあるでしょう。また、人数が少ないほど「誰かが話を振らなければならない」「盛り上げなければならない」と考え、余計に緊張してしまうことも考えられます。

その点、兄弟・姉妹に顔合わせ食事会に参加してもらえば、人数が増えるので、会話のきっかけ作りがより容易になり、賑やかにコミュニケーションを取れる可能性があります。兄弟・姉妹の存在が心強い味方になってくれるはずです。

負担が大きくなることも。顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くデメリット

一方で、顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くことにはデメリットもあります。

日程・会場の調整が難しくなる

顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くデメリットには、日程や会場の調整が難しくなることがあげられます。仮に、本人同士・両家の両親だけで顔合わせ食事会を実施するのであれば、参加人数は計6人です。この場合はスケジュール調整がしやすく、食事できる場所も見つけやすいでしょう。

その点、兄弟・姉妹も参加する場合は人数が多くなるため、その分全員のスケジュール調整がなかなかうまくいかないことがあります。兄弟・姉妹が仕事をしていたり家庭を持っていたりすると、余計に日時が限定されてしまいかねません。また、会場も広いところを探さなければならないので、顔合わせ食事会を実施するまでに時間がかかってしまいます。
とはいえ、早めに話を持ちかけて兄弟・姉妹にスケジュール調整をしてもらう、広い会場を先に調べておくといった対策をすることで、デメリットをカバーすることが可能です。

費用が高額になる

顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くデメリットには、費用が高額になることもあげられます。人数が増えれば会場にかかる費用は自ずと増え、遠方から訪れる場合は交通費や宿泊費なども負担しなければなりません。そのため、兄弟・姉妹が参加することになれば、その分顔合わせ食事会にかかる費用が高額になるのです。

しかし、兄弟・姉妹に相談したうえで折半、もしくは全額自己負担にしてもらえれば、さほどデメリットに感じることはありません。

押さえておこう!顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招く場合の注意点

実際に兄弟・姉妹が顔合わせ食事会に出席する際には、どんなことに気をつければよいのでしょうか。マナー違反にならないよう、以下の3つのポイントを押さえておくようにしましょう。

あらかじめ両家から承諾を得る

まず、注意したいのが「両家から承諾を得ること」です。顔合わせ食事会では、両家で人数バランスを合わせなければならないため、必ず承諾を得てから兄弟・姉妹を招くようにしましょう。

また、兄弟・姉妹が独身の場合には、本人だけが出席するので特に問題はありませんが、結婚していて子どもがいる場合もあらかじめ相手の家族に了承を得ましょう。
子どもが参加することによって、場の雰囲気は大きく変わりますし、どこで顔合わせ食事会を行うかにも配慮が必要になります。

服装についてすり合わせをしておく

顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招く際は、服装についてすり合わせしておくことも大切です。顔合わせ食事会は、結納や結婚式などの行事と違ってカジュアルなものの、初対面となることがほとんどため「清潔感のある格好」が求められます。

また、両家の親睦を深める機会とはいえ、主役は新郎新婦の2人です。主役よりも目立った格好をしてしまうと、「マナーがなっていない」と相手の両親に悪い印象を与えてしまいかねないことも。そのため、主役よりも目立たないよう服装をすり合わせておく必要があるといえるでしょう。

このほか、両家で「服装の格」を揃える必要があります。顔合わせ食事会はセミフォーマルな格好で問題ないので、男性はスーツ、女性はスーツもしくはワンピースが一般的です。しかし、参加者によっては和装・洋装に分かれてしまうこともあるので、どちらで統一するか確認をしておくようにしましょう。兄弟・姉妹が学生の場合は、制服で参加しても問題ありません。

席順に配慮する

顔合わせ食事会には厳格なルールはありませんが、席順に配慮することも大切です。基本的には両家の父親が上座、その隣に母親が座り、主役である新郎新婦は下座になります。兄弟・姉妹は母親と新郎新婦の間に座ってもらうようにしましょう。好きなように座ってしまうと相手の両親に失礼にあたる可能性もあるため、注意が必要です。

とはいえ、前述したように顔合わせ食事会には厳格なルールは存在しません。「話しやすさ」を優先して席順が決められることもあるので、顔合わせ食事会の前までにはどの席に座るかを相談しておくのがおすすめです。

顔合わせ食事会に兄弟・姉妹を招くなら事前相談が大事

顔合わせ食事会には、兄弟・姉妹を招くことも可能です。参加してもらうことでお互いの家族についてより深く知れたり、会話がはずんだりするでしょう。ただし、一般的には兄弟・姉妹は招かないとされているため、もし参加してもらう際には人数バランスなどを両家で合わせるようにしましょう。

このほか、兄弟・姉妹を招く際は注意点もあります。知っておかないと「マナー違反」と思われてしまいかねないので、今回ご紹介した内容をあらかじめ押さえておくようにしましょう。今後の結婚生活のためにも、顔合わせ食事会でよりお互いの家族とよい関係を築いていってください。
 

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