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入籍後に必要な手続きとは?手続きリストや効率よく進める方法をご紹介

結婚が決まった直後はまさに幸せの絶頂で、夢見心地な気分につい酔いしれてしまうものです。しかし、結婚する時には婚姻届の提出以外にも大切な手続きがあるのを忘れないでください。今回はこれから結婚を予定している方や入籍したばかりの方がチェックしておくべき手続きについてご案内します。
少し面倒に感じるかもしれませんが、手続きをスムーズに進めるポイントを押さえればそれほど難しくはありません。必要な手続きをできるだけ早く済ませて、気持ちよく新生活をスタートさせましょう。

婚姻届だけではない!入籍後に役所で行う必須手続き

婚姻届だけではない!入籍後に役所で行う必須手続き
 
結婚する際の手続きとして婚姻届の提出がありますが、入籍したことで安心してしまう方もいます。
しかし、結婚に伴ってさまざまな手続きが必要になりますので、入籍したら忘れないうちに必要な手続きを済ませておきましょう。
手続きには印鑑や本人確認書類が必要な場合もありますので、何を持参すればいいのかもチェックしておいてください。
まずは役所で行う手続きについてご紹介します。

転出入届の提出と印鑑登録

結婚を機に、今まで住んでいた市区町村外に引っ越す場合には転出届の提出が必要です。引っ越し前の住所がある役所に転出届を提出しましょう。転出届は引っ越しの14日前から引っ越し後14日以内に提出してください。
手続きには運転免許証や保険証などの本人確認書類と印鑑が必要です。役所の窓口へ出向くことができない場合は郵送でも受け付けてくれます。封筒には転出届と本人確認書類のコピー、返信用封筒、返信用の切手を同封してください。

転出届を提出した時に発行される「転出証明書」は転入届の手続きに必要です。
引っ越したら14日以内に新しい住所の役所で転入の手続きを行います。転出証明書、本人確認書類、印鑑、国民年金手帳(第1号被保険者の場合)、国民健康保険証を持参してください。
転入の手続きが終わったら、新姓と新しい住所が入った住民票の写しを発行してもらいましょう。後々の手続きで必要な場面があります。
印鑑登録をしている方は旧住所の役所で登録廃止手続きを行い、転入届の提出と併せて新たな印鑑登録の手続きを行いましょう。旧住所での印鑑登録は転出届の提出によって自動失効する場合もあります。

マイナンバーカード・通知カードの住所・名義変更

結婚に伴い住所・氏名が変わる方はマイナンバーカードやマイナンバー通知カードの住所・名義変更も忘れないでください。マイナンバーカードの変更手続きも住民票のある役所の窓口で行いますので、転入届の手続きを行う時に持参しましょう。
マイナンバー通知カードの変更手続きには顔写真付きの本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)が必要です。健康保険証や社員証など2点提示する必要があるものもありますので、事前に自治体のホームページで確認してください。

保険の手続き

健康保険の加入先が変わる場合に旧加入先と新加入先の組合に応じた手続きがそれぞれ必要となります。
例えば、入籍前には国民健康保険に加入していて入籍後に夫の扶養に入る場合、役所で国民健康保険の喪失手続きが必要となります。転居する場合にも届けが必要です。
国民年金の手続きも同様に、年金種別を変更する場合や転居、苗字が変わる場合には新しい住所の管轄の役所に変更届を提出しますので忘れないようにしましょう。

結婚して苗字が変わったらやるべき各種名義変更

結婚して苗字が変わったらやるべき各種名義変更
 
結婚して苗字が変わる方はさまざまな名義変更が必要です。

銀行・保険・カードなど生活に欠かせないもの

銀行口座や生命保険、クレジットカードなどは生きていくために必要なものですから、入籍したらできるだけ早く名義変更をしてください。
そのほか、定期的に配送してもらっているものがあれば、名前や住所の変更を忘れないうちに申請しておきましょう。

車を運転する方は免許証と車検証の名義変更を

運転免許を持っている方は管轄の警察署や運転免許センターなどで運転免許証の名義・住所の変更手続きをしてください。手続きには今まで使っていた免許証、印鑑のほかに新しい氏名・新しい住所が記載された住民票が必要です。自動車を所有している場合には自動車検査登録事務所や陸運支局で手続きが必要となります。

新婚旅行で海外に行くならパスポートの手続きは早めに

海外への新婚旅行を予定している場合には、出発の際に慌てないためにもパスポートの名義変更も早めに済ませておきましょう。パスポートの手続きは各都道府県・市町村にあるパスポートセンターで行います。最寄の窓口を調べておいてください。

パスポートの名義変更には戸籍謄本(抄本)、6カ月以内に撮影した証明写真、有効期限内のパスポートが必要です。受け取りには申請から6日(土・日・祝、年末年始を除く)かかります。受け取り時には手数料6,000円が必要です。
名義変更の申請に必要な戸籍謄本(抄本)は本籍地のある役所に申請して発行してもらいます。現住所に本籍がある方は役所の窓口に行けば、即日取得することができます。しかし、本籍地が遠い場合は郵送で取り寄せることになるため、受け取りまでに約1~2週間必要です。

手続きには何が必要?事前の持ち物チェックは万全に

前述の通り、書類の提出や手続き時にはパスポートや運転免許証などの身分証明書が必要となります。
印鑑が必要な手続きも多いですね。入籍後の手続きには新しい苗字の印鑑が必要な場面と旧姓の印鑑が必要な場面がありますので、苗字が変わる方は両方持って行きましょう。
後ほどご説明しますが、結婚後に必要な手続きは平日にしかできないものが多いです。

せっかく有休を取ったのに持ち物の不備で手続きが終わらなかったら、また平日に休みを取らなければなりません。
スムーズに手続きを済ませるために、必要なものは忘れずに持参しましょう。事前に各市区町村に問い合わせをして必要なものを確認しておくと安心です。

手続きには何が必要?事前の持ち物チェックは万全に

平日限定!土・日・祝日にはできない手続き

先ほど少し触れましたが、結婚後に必要な手続きには土曜日・日曜日・祝日にはできないものもあります。銀行口座の名義・届出印変更やマイナンバーカード・通知カードの名義・住所変更、印鑑登録などです。
銀行や役所などは基本的に土日祝は開いていない上に、平日でも限られた時間にしか手続きができません。婚姻届は24時間365日いつでも役所で受け付けてもらえるのですが、時間外窓口で取り扱っているのは戸籍に関する届け出だけです。
運転免許証の名義変更は運転免許試験場や免許更新センターなどで日曜日の窓口を設けているところもあるようです。警察署は24時間365日開いていますが、免許証の手続きは平日の限られた時間内にしかできません。
パスポートは交付のみ日曜日に行っているところもありますが、申請は平日にしかできない窓口がほとんどです。

入籍後の主要な手続きを1日で!おすすめのスケジュール

入籍に伴って必要になる名義変更は効率よく行えば1日で済ませることができます。
主要な手続きをもっともスムーズに進めるポイントは、新居への引っ越しと入籍を同時期にすることです。転出届の提出は引っ越しの2週間前から、転入届の手続きは引っ越し後2週間以内に行います。そのため、引っ越し後2週間以内に入籍すれば、結婚と引っ越しに関する手続きを一度に済ませることができるのです。
引っ越しと入籍を同時期にする場合の手続きの順番は次の通りです。

1.役所で婚姻届・転入届を提出

役所の開庁時間は自治体によって異なりますが、平日の朝9時ごろから夕方5時ごろに設定されているところが多いです。役所の次に行く警察署や銀行の窓口時間はもっと短いので、できれば朝早い時間から行動を開始しましょう。
役所へ出向いたら、まずは婚姻届を提出してください。苗字が変わる方は書類の不備があった時の訂正に必要なので、旧姓の印鑑も持参しましょう。
婚姻届が提出できたら、転出証明書を添えて転入手続きを行います。婚姻届を提出したことを伝え、新しい名前・住所の住民票を発行してもらいましょう。

2.警察署で運転免許証の名義・住所を変更

次に運転免許証の名義・住所を変更するため、警察署や運転免許センター、運転免許試験場へ向かいます。手続きには今まで使っていた免許証のほか、役所でもらったばかりの新しい住民票が必要です。免許証の裏面に新しい氏名と住所を記載してもらうだけなので、早ければ10分ほどで終わります。

3.銀行で口座の名義、届出印を変更

新しい名義・住所の運転免許証が準備できたら、銀行での手続きが可能になります。預金通帳とキャッシュカード、印鑑、免許証を持って銀行へ向かってください。
届出印に苗字の入った印鑑を使っていた方は、新しい苗字の印鑑に変更しなければなりません。旧姓・新姓の印鑑を忘れずに持参しましょう。下の名前のみの印鑑を使用していた方は結婚後もそのまま使えます。
銀行の窓口は午後3時には閉まるので早めに行くのがおすすめです。

4.役所に戻ってマイナンバーカードの名義・住所変更と印鑑登録

再び役所に戻ってマイナンバーカードの変更と印鑑登録を済ませましょう。
マイナンバーカード・通知カードの名義・住所変更には本人確認書類が2点必要な場合もありますが、運転免許証が用意できていれば1点でOKです。

5.移動時間や自宅でクレジットカード・スマホ・生命保険の手続き

クレジットカードやスマートフォン、生命保険などの手続きは窓口ではなく電話やネット、郵送で行えるものが多いです。それぞれ取り扱い会社に連絡し手続きの方法を確認しておきましょう。スマートフォンから手続きができるものは移動時間に終わらせることもできますね。

会社での手続きも忘れずに

結婚すると社会的にも独身から既婚者になるため、会社でもさまざまな手続きが必要です。
結婚後も同じ会社で働き続ける場合、社会保険や年金などの手続きは会社側が代行してくれます。「結婚届」「身上変更届」など会社によって名称は異なりますが、入籍したら担当部署に届け出てください。新居に引っ越して通勤手段が変わる方は通勤手当も変更になる場合がありますので、必要であれば忘れずに手続きをしておきましょう。
慶弔見舞金がある会社は結婚する方に対してお祝い金が支給されます。申請方法や金額は会社によって異なりますので、担当部署に確認しておきましょう。親しい同僚や先輩ですでに結婚している方がいれば、結婚が決まった時に聞いてみるのもいいですね。

新婚旅行でまとまった休みが必要な方は休暇届の提出も忘れないでください。事前に直属の上司や同僚に相談し、休暇中の仕事の引継ぎなどについて確認しておきましょう。
結婚を機に退職する場合は直属の上司への結婚報告時に伝えておき、退職届を提出します。転職活動をする方は失業給付や国民健康保険、国民年金、確定申告の手続きが必要です。
配偶者の扶養に入る場合は配偶者の会社の健康保険に入ることになります。配偶者の会社に扶養申請を行ってください。

まとめ

まとめ
 
入籍後は生活が大きく変化し慌ただしくなってしまう方もいれば、逆に幸せに浸って何も手につかない方もいるかもしれません。
しかし、大切な手続きを忘れてしまっては後から面倒なことが生じることもあります。
結婚生活は最初が肝心ですので、必要な手続きが何かを事前にしっかりとチェックし、忘れずに済ましておきましょう。

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