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結婚指輪のサイズ直しの値段はいくら?婚約指輪とあわせて相場を解説

結婚当初はぴったりだった婚約指輪や結婚指輪も、いつの間にかサイズが合わなくなり着けられなくなったという方も少なくないでしょう。お直しせずにジュエリーボックスにしまったままという方もいますが、婚約指輪も結婚指輪も2人の思い出が込められた大切なジュエリーなので、ぜひサイズ直しを検討してみてください。

今回は、婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しにフォーカスし、お直し方法や期間、相場などについてご紹介します。
「指輪がきつくなってきた」または「ゆるくてスカスカする」という方は、ぜひご一読ください。

婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しをすることってあるの?

婚約指輪や結婚指輪を選ぶ際、指のサイズにぴったり合うものを選びますよね。しかし、わずかな期間でも指の太さが変わることもあるため、サイズ選びでは時期や状況を見定めることが大切です。

また結婚後、何年か経ってから婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しをする方も少なくありませんが、サイズ直しのタイミングについて気になる方もいるかもしれません。
そこで以下では、サイズ選びの時期や状況、サイズ直しを検討するタイミングについてご紹介します。

サイズ選びに注意したい時期・状況がある

これから婚約指輪・結婚指輪を購入する場合は、サイズ選びの時期や状況に注意しましょう。
たとえば、季節によって指の太さは変わります。夏は水分を多く摂取するため、むくみやすくなりますし、冬は指先の血行が悪くなることから太くなってしまうのです。

また、むくみやすい時間帯もあり、一般的に夕方から夜にかけてはむくみが出やすいといえます。
指のサイズが平均的になる時間帯は、10時から16時くらいとされているので、その時間に測定するといいかもしれません。むくみがないとき、あるときの2回サイズを計測すればサイズ差が分かるため、指輪のサイズ選びの目安にもなるでしょう。
ある程度のサイズの誤差は仕方がないので、むくみを考慮してサイズを選んでみてください。

このほか、女性は妊娠・出産を機に体型が変化することもしばしば。その影響で、指のサイズが変わってしまうこともあるので、妊娠期間中や出産後しばらくは指輪選びを避けるのが無難でしょう。

「どうしても指輪を贈りたい」という場合は、購入店舗にサイズ直しのサービスがあるかを確認しておくと安心です。指輪ではなく、先にルースのみを贈るのもロマンティックで素敵ですよ。

サイズ直しが必要な場合

サイズ直しが必要な場合は、指輪がきつい・ゆるいと感じたときです。
「結婚当初から体型をずっとキープしている」という方ももちろんいますが、時間の経過とともに体型が変わる方も少なくありません。体型の変化によって指のサイズが変わると、婚約指輪や結婚指輪がきつくなったり、ゆるくなったりして着けられなくなってしまうため、サイズ直しが必要になります。

縁起が悪いってホント?サイズ直しにまつわる噂

指輪のサイズ直しではアーム部分をカットするため、「切る=縁を切る」との連想から婚約指輪・結婚指輪のサイズ直しは縁起が悪いといわれることもあります。

しかし、指輪がきつくなったり、ゆるくなったりしても「縁起が悪いから」とサイズ直しをしないのは、あまりおすすめできません。
きつい指輪を着けたままだと、指が圧迫されて血流が悪くなってしまう恐れがあります。反対に、サイズがゆるいと指輪が抜け落ちてしまい、紛失するリスクがあるので、早急にサイズ直しをすることが大切です。

縁切りを連想させるといわれるサイズ直しですが、現在では「切る=未来を切り開く」という前向きなイメージもあります。また、一度切った指輪を再度繋ぎ合わせることから「切っても切れない縁」を連想するケースもあるようです。
どの「切る」を重要視するかは2人が決めることですが、サイズ直しが決して悪いイメージだけではないことは知っておきたいものですね。

どこでどう調整するの?指輪のサイズ直しについて

婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しはどこに依頼すればいいのでしょうか。
以下にて、サイズ直しができる場所とお直し方法についてご紹介します。

サイズ直しができる場所

婚約指輪と結婚指輪のサイズ直しができる場所は、大きく分けて2つあります。

婚約指輪・結婚指輪を購入したジュエリーショップ

サイズ直しができる場所のひとつが「婚約指輪・結婚指輪を購入したジュエリーショップ」です。店舗によってはアフターサービスが利用でき、サイズ直しが無料になるケースもあります。利用できる期限や回数が設けられていることがあるので、利用する前に確認しておきましょう。

修理専門店

婚約指輪・結婚指輪のサイズ直しは「修理専門店」に依頼することも可能です。修理専門店には、幅広い素材のサイズ直しにも対応できるよう、技術を習得した職人が在籍しています。ジュエリーショップでのお直しを断られた指輪も対応してもらえる可能性があるので、あらかじめ調べておくとよいでしょう。
なお、構造上などの理由からサイズ直しができない場合もあるので、依頼する前に確認してみてください。

サイズ直しの方法

婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しの方法は、大きく2つに分けることができます。ひとつは指輪のサイズを大きくする方法、もうひとつは指輪のサイズを小さくする方法です。

指輪のサイズを大きくする方法

指輪のサイズを大きくする方法には、たとえば「素材を付け足す」というものがあります。指輪をカットし、そこに同じ素材を付け足すことでサイズを大きくするのです。おもに、溶接が可能なプラチナやゴールドの指輪のサイズ変更に用いられます。形を整えるのはもちろん、磨き上げまで行うので、付け足した部分が目立つ心配はほとんどありません。

このほか、「指輪そのものを叩いて伸ばす」という方法もあります。溶接が困難なジルコニウムやチタンなどの指輪で用いられることが多いのが特徴です。指輪そのものに強い衝撃を与えるので、刻印したメッセージがつぶれてしまったり、デザインが少し変化したりする可能性があります。

指輪のサイズを小さくする方法

指輪のサイズを小さくする方法には、「指輪の内側に新たなパーツを付ける」というものがあります。指輪そのものの内径を小さくすることで、デザインはそのままにサイズだけを小さくします。指輪の厚みが変わることで装着感も変化するという注意点もあるので、合わせて押さえておきましょう。

このほか、「指輪の一部を切り取る」という方法もあります。指輪のサイズを大きくする方法のひとつ「素材を付け足す」と同様に、溶接が可能なプラチナやゴールドの指輪のサイズ変更に用いられることがほとんどです。指輪の一部がなくなってしまうので、カットする場所によってはデザインが変わってしまう可能性もあります。そのため、この方法でサイズを小さくする場合は、サイズ直し後に整合性が取れるよう、どこを切り取るかジュエリーショップまたは修理専門店に相談しておくことが大切です。

上記でご紹介したそれぞれの方法はあくまでも一例です。サイズ直しの方法はほかにもあるので、どの方法が自分好みかを事前に比較検討しておきましょう。

時間と費用はどれくらい?指輪のサイズ直しの期間と相場

婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しには、どれほどの時間と費用がかかるか気になる方もいるはずです。以下では、サイズ直しにかかる期間と相場価格をご紹介します。

期間

サイズ直しの期間は、方法や難易度はもちろん、サイズ直しを依頼したジュエリーショップや修理専門店によって異なります。そのため一概にはいえませんが、2~3週間ほどかかるケースがほとんどです。サイズ直しをする際は、余裕を持って依頼することをおすすめします。

相場

サイズ直しの相場も一概にはいえませんが、サイズを小さくする場合は3,000円〜で依頼できることが多く、サイズを大きくする場合はそれに地金代がかかります。ただし、これはあくまでも目安であり、指輪のデザインなどによっても費用は変わってきます。そのため、相場を鵜呑みにせず、まずは見積もりを出してもらうことが大切です。

サイズを小さくする場合とは異なり、サイズを大きくする場合に関しては、相場と呼べるものはありません。なぜなら、サイズ直しの方法や使用する素材、指輪の意匠などによって費用が大幅に変動するためです。

たとえば、素材を付け足す方法でサイズを大きくする場合は、新たにプラチナやゴールドを付け足してサイズを大きくするため追加料金が発生します。素材によってどれほどの追加料金が発生するかは異なるため、一概に相場を出すことはできないのです。こうした点から、サイズを小さくする場合と同様、事前に見積もりを出してもらうことが大切といえます。

◆結婚指輪のサイズ直しをするならここに注意!

押さえておこう!指輪のサイズ直しをする際の注意点

婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しは、簡単に行えるものではありません。指輪のデザインや素材によっては、サイズ直しが困難な場合もあります。また、サイズ直しをする回数にも気をつけなくてはならないため、以下の注意点を押さえておきましょう。

デザイン

一般的にサイズ直しが難しいといわれているのは、指輪全体にデザインが施されたものです。宝石がまんべんなくあしらわれていたり、長文の刻印が施されていたりするものなどがあげられます。これらはサイズ直しをするうえでデザインが変わってしまう可能性が高いため、そのことを了承した上で依頼する必要があります。

このほか、ミル打ちの婚約指輪・結婚指輪もサイズ直しが困難とされています。なぜなら、ミル打ちはサイズ直しをすることでデザインが崩れやすくなってしまうからです。ミル打ちは地金の粒を表面に彫ることで、点の繋がりが線のように見えるデザインとなっています。サイズ変更によってデザインが損なわれてしまう可能性が高いことから、断られてしまうケースが多いでしょう。しかし、半周だけミル打ちしたデザインであれば、サイズ直しが可能なこともあります。

ミル打ちの結婚指輪のサイズ直しはできる?汚れない?気になるポイントについて

素材

サイズ直しが難しい素材にはステンレスやチタン、ピンクゴールドなどがあげられます。これらの素材は硬く、加工がしにくいためサイズ直しが困難だといわれています。とはいえ、絶対にサイズ直しはできないと断言されているわけではありません。もしもサイズ直しが必要な指輪がこれらの素材でできているのであれば、まずはジュエリーショップや修理専門店に相談してみることをおすすめします。

回数

「指輪のサイズが合わなくなったら何度でもお直しすればよい」と考えている方もいるかもしれませんが、指輪にはサイズ直しができる回数に限度があります。
サイズアップやサイズダウンを繰り返すと金属疲労が起きてしまい、指輪の破損に繋がってしまいます。一般的に、サイズ直しの限度回数を3回としているところが多いようです。

サイズ直しでは繋ぎ目がわからなくなるように丁寧に研磨するのですが、何度も研磨することで指輪が徐々に薄くなり、強度が弱まってしまいます。強度を取り戻すために新たに素材を付け足していくのですが、その分の費用が発生してしまうので注意が必要です。

定期的なケアがポイント!指輪を長く愛用するためのメンテナンス方法

婚約指輪や結婚指輪を長く愛用するためには、日々のメンテナンスをしっかり行うことが大切です。

指輪のメンテナンス方法にはさまざまな種類があり、たとえばクリーニングがそのひとつ。指輪は長く着けていると黒ずんだり、隙間にホコリが溜まったりしてしまいます。こうした汚れを落としてくれるのがクリーニングであり、多くのジュエリーショップで対応しています。指輪を預けてから約30分以内には、結婚当初を思い出させる輝きに仕上げてくれるので、外出ついでに気軽にメンテナンスすることが可能です。

このほか、今回メインでご紹介しているサイズ直しもメンテナンスのひとつです。指輪が着けられなくなったり、着け心地が緩くなったりしたら、それはサイズが合っていない証。サイズ直しを施して今の指にフィットする大きさに変更することで、違和感のない着け心地を取り戻すことができます。

結婚指輪のメンテナンス方法は?自分でできる簡単お手入れや普段気をつけるポイントをご紹介

指輪購入前のポイント!アフターサービスや保証期間をチェックしよう

婚約指輪や結婚指輪は、末永く身に着けたいもの。購入時にアフターサービスの内容や保証期間をチェックしておけば、万が一のトラブルにも迅速に対応することができます。

毎日指輪を着けていると知らないうちに傷がついてしまうことがあります。アフターサービスのひとつとして修理やクリーニングなどのメンテナンスがあれば、傷のケアをしてもらうことができ、購入時のような輝きを取り戻すことができます。

保証期間については、ジュエリーショップによってさまざまです。購入から5年間であれば無料で対応するところもあれば、永久的に無料なところもあります。保証期間は長ければ長いほどよいので、指輪を購入する際に合わせて確認しておくことをおすすめします。

長く付けるものだから!結婚指輪のアフターサービスは購入前の確認が大切

サイズ直しが困難!ネックレスにアレンジするのもアリ

婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しが難しい場合は、そのままジュエリーボックスにしまうのではなく、ネックレスにアレンジするのがおすすめです。チェーンや革紐を使ってネックレスにすることで、大切な指輪を肌身離さず身に着けることができます。

ネックレスにアレンジすることでさまざまなメリットがあります。たとえば、ビジネスシーンにおいて指輪は目立つから禁止されていたところでも、ネックレスなら目立たないから着けてよいということもあります。夫婦で指輪のサイズ変更ができない場合、お互いの指輪を交換してネックレスとして身に着けるのも素敵ですね。

着けられなくなったら積極的にサイズ直しをしよう!

婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しは、これらの指輪を末永く着け続ける方法のひとつ。「もう着けられないから」と指輪をしまうのではなく、積極的にサイズ直しをして、結婚当初のフィット感を取り戻しましょう。サイズ直しは指輪を購入したジュエリーショップのアフターサービスで行ってもらえることもあるので、一度足を運んでみることをおすすめします。大切な婚約指輪・結婚指輪を愛用し続けるためにも、この機会にサイズ直しを検討してみてはいかがでしょうか。

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