2020.12.01(火)

ダイヤモンド

ダイヤモンドの石言葉って?込められた意味とは?歴史や相場と合わせてご紹介

ダイヤモンドの石言葉って?込められた意味とは?歴史や相場と合わせてご紹介

婚約指輪や結婚指輪にあしらう宝石といえば、やはりダイヤモンドです。では、なぜダイヤモンドをセッティングするようになったのでしょうか? その理由には、ダイヤモンドの石言葉や意味、天然物質としての特徴が関係していると考えられています。
 
そこで今回は、ダイヤモンドの歴史や秘められた石言葉をはじめ、相場、品質の評価基準「4C」などについてご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

 

やっぱり定番!婚約指輪・結婚指輪にはダイヤモンド

ダイヤモンドを婚約指輪・結婚指輪にあしらう文化は、いつ誕生したのでしょうか。ここでは、ダイヤモンドと指輪の歴史について解説していきます。
 
求婚や婚姻の際に指輪を贈る風習は、古代ローマのときには既にあったといわれています。指輪は「2人のあいだの契約の印」、つまりこれから夫婦として過ごすことを約束するための品と考えられていたのです。また、指輪の丸い形が「永遠」を暗示していることから、「2人の愛が永遠に続くように」との願いを込めていたといいます。
 
当初は鉄製の指輪でしたが、中世初期になると宝石のついた指輪が贈られるようになりました。記録によれば、ダイヤモンドが婚姻用の指輪にあしらわれるようになったのは15世紀~16世紀のこと。最初は裕福な貴族や商人など限られた方たちだけの風習でしたが、19世紀の南アフリカでダイヤモンド鉱山が発見されたことをきっかけに、一般の人々のあいだにも徐々に広まっていったそうです。
 
日本にこの風習が入ってきたのは戦後のことです。1961年にそれまで制限されていた宝石類の輸入が全面解禁されたこと、そして高度経済成長により人々の暮らしが豊かになったことから一般に広まっていったのではないかと考えられています。「婚約指輪・結婚指輪=ダイヤモンド」というイメージはそのころから作られ、日本ではすっかり定着しています。
 
なお、ダイヤモンドの語源はギリシャ語の「adamazein(アダマス)」であり、その意味は「征服されざるもの、何よりも強い」です。adamazeinの「a」を取ってダイヤモンドになったといわれています。
 

婚約指輪・結婚指輪にぴったり!ダイヤモンドの石言葉と意味

では、ダイヤモンドにはどのような石言葉・意味が込められているのでしょうか。
 
ダイヤモンドには「純潔」「純愛」「清浄無垢」「永遠の愛」という石言葉があります。これらの言葉が花嫁の「純白」や「無垢」を連想させることから、婚約指輪・結婚指輪にふさわしい宝石としてダイヤモンドが選ばれているのです。
 
また、ダイヤモンドを贈ることにも深い意味があります。ダイヤモンドの永遠に輝き続けるという特徴から「輝かしい美と金運を得られ、愛のある家庭を築ける」という意味が秘められています。このほか、ダイヤモンドは古来より護符や守護石とされていたため、「厄災や困難を退ける」という意味もあるといわれています。
 
ブライダルに最適な石言葉を持っているだけでなく、その意味から「2人の愛が永遠に途切れないように」との願いを込めやすいため、婚約指輪・結婚指輪の宝石にはダイヤモンドが選ばれていると考えられます。
 

なぜ?ダイヤモンドが婚約指輪・結婚指輪に選ばれる理由

ダイヤモンドは非常に固く、傷ついたり壊れたりしにくい宝石です。地球上に存在する天然物質のなかで最も硬い物質だといわれており、薬品による変形や変色も少なく、太陽光にも強い耐性があります。そのため「誰にも壊されない愛」「永遠に続く愛」を表現するのにふさわしいと考えられ、婚約指輪や結婚指輪に用いられるようになったのです。
 
このほか、宝石そのものの価値が高いこともダイヤモンドが選ばれる理由のひとつにあげられます。希少性やカット技術の難しさから、宝石のなかでもダイヤモンドはとくに価値のあるものと位置づけられています。そのため、婚約指輪・結婚指輪ならではの特別感を演出するにはぴったりの宝石だといえます。
 

一概にはいえない?!ダイヤモンドの相場について

ダイヤモンドには国際相場があり、主に需要と供給のバランスによって変動します。そのため、一概にいくらと言及することはできません。
たとえば、需要と供給のバランスが取れているときは価格が安定し、大きな変動はありません。仮に需要が多く供給が少ない場合は、ダイヤモンドの価格が高騰します。
 
また、外国為替相場もダイヤモンドの価格変動における要因のひとつです。ダイヤモンドは日本国内では採掘されないので、海外から輸入する必要があります。そのため、輸入するときの為替レートがダイヤモンドの価格変動に影響するのです。
なお、輸入時の取引はUSドルで行われます。USドルに対して円安の場合は、ダイヤモンドは高くなり、反対に円高になると価格は安くなります。
 

ダイヤモンドに関する理解を深めよう!「4C」について

ダイヤモンドの品質・価格は、国際的な評価基準である「4C」によって決まります。4Cは「Carat(カラット)」「Cut(カット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティ)」の4項目を指し、それぞれの概要は以下のとおりです。
 

Carat(カラット)

カラットは、ダイヤモンドの重量・大きさを表す項目です。4Cのなかで、とくに見た目による違いがわかりやすいのが特徴です。なお、重量は「1ct=0.2g」と定められています。
カラット数が0.1増すごとに、ダイヤモンドの直径は約0.6mm〜0.8mm大きくなります。たとえば、0.2ctのダイヤモンドは約3.8mm、0.3ctのダイヤモンドは約4.4mmです。カラット数が大きいほどダイヤモンドの希少価値は高まり、その分価格もアップします。

Cut(カット)

カットは、ダイヤモンドの美しい輝きを決定づける項目です。「総合評価(プロポーション)」と「表面の研磨の仕上げ状態(ポリッシュ)」「対称性(シンメトリー)」で評価されます。グレードは全7段階に分かれており、最高位は「3EX H&C(トリプルエクセレント ハート&キューピット)」です。次に「H&C EX(ハートアンドキューピット エクセレント)」「Excellent(エクセレント)」「Very Good(ベリーグッド)」「Good(グッド)」「Fair(フェアー)」「Poor(プアー)」と続きます。

Color(カラー)

カラーは、ダイヤモンドの色を表す項目です。無色透明になるほど希少価値が高くなります。最高位のグレードは無色透明の「Dカラー」です。「D〜F(無色)」「G〜J(ほぼ無色)」「K〜M(ごくかすかな色味)」「N〜S(かすかな色味)」「T〜Z(色味あり)」とカテゴライズされ、全23段階で評価されます。たとえば、Hカラーはプロの鑑定士が無色透明のダイヤモンドと十分に比較してはじめて判明できるほどの色味です。

Clarity(クラリティ)

クラリティは、ダイヤモンドの透明度を表す項目です。インクルージョン(内包物)やブレミッシュ(疵)の有無や数によって評価されます。天然鉱物であるダイヤモンドにおいては、インクルージョンの数が少ないほど希少価値が高まります。
 
クラリティは全11段階のグレードで評価され、最高位は「フローレス(FL)」となっています。「IF」「VVS1」「VVS2」「VS1」「VS2」と続き、これらはごくわずかなインクルージョンが認められる程度です。「ST1」と「ST2」に関してはわずかなインクルージョンが認められ、「I1」「I2」「I3」は婚約指輪・結婚指輪には使用されず、主にファッションジュエリーにあしらわれます。
 
なお、ダイヤモンドの4Cに関する情報は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ合わせて読んでみてください。
 
ダイヤモンドの4Cとは?品質ランクを決める4Cとそれぞれのグレード
 
ダイヤモンドの4Cについてはこちらから
 

これから続いていく未来のために2人にぴったりの指輪を選ぼう!

プロポーズや結婚のときに指輪を贈る風習は古くからあり、日本においては戦後復興の最中に取り入れられ、高度経済成長もあいまって徐々に定着し、今日に至ります。
 
ダイヤモンドは、2人の永遠の愛を誓ううえで不可欠であり、婚約指輪と結婚指輪にあしらう宝石としてスタンダードになっています。もちろん、ダイヤモンドでなければならないというルールはないので、ほかの宝石でも問題ありません。しかし、ダイヤモンドには「ブライダルに最適な石言葉」と「2人の幸せな未来を願う特別な意味」が込められています。そのため、婚約指輪・結婚指輪にはなるべくダイヤモンドをあしらうのがおすすめです。
 
結婚指輪×宝石はアリ?気になるメリット・デメリットと石言葉をご紹介
 
結婚式やこどもの入学式など、婚約指輪や結婚指輪を身に着ける機会は少なくありません。年齢を重ねても身に着けやすいデザインやカットを選んでおけば、長く愛用できるはずです。これから末長く続く未来のためにも、2人とも満足できるダイヤモンド・指輪を選ぶようにしましょう。
 

 
Writer bijoupiko

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