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和風結婚指輪の魅力とは?2023年最新の和風結婚指輪ブランド一覧

結婚指輪の歴史は古く、9世紀のローマ時代にローマ教皇ニコラウス一世が結婚の証として着けたことが始まりだといわれています。諸説ありますが、エジプト時代からも結婚指輪の文化はあったとされていたようです。当時は、麻やヨシのひもで作られた輪っかは永遠の愛の象徴とされ、左手の薬指に着けていたようです。今回は、繊細な作りが特徴的な和風デザインの結婚指輪ブランドを一覧でご紹介します。結婚指輪の選び方についても解説しているので、ぜひご参考にしてください。

結婚指輪選びでお困りなら「和風」がおすすめ

結婚指輪選びでお困りなら「和風」がおすすめ

近年、宝石やスタッズといった装飾をあしらったデザイン性の高い結婚指輪が数多く販売されているため、どれを選んだらよいのかわからず悩む方も多いのではないでしょうか。なかでも桜や紅葉、松などの和風デザインは、人気を集めているデザインのひとつです。

和風デザインの結婚指輪は、日本の四季や古き良き伝統をモチーフにしたデザインが多いのが特徴です。そのデザインごとにしっかりと意味が込められているため、結婚指輪に施されたデザインの意味を汲んで選ぶのもよいでしょう。
このほか、日本ならではの伝統的な技法を取り入れたものもあります。日本のもの作りの精巧さは海外からも高く評価されているのは多くの方々がご存じのことでしょう。伝統技法と職人の技を組み合わせた結婚指輪は、和の心を大切にする2人にぴったりです。和装にもよく合うため、着物を着る機会が多い方や和柄が好きな方に選ばれています。

【2023年最新版】和風結婚指輪ブランド一覧

【2023年最新版】和風結婚指輪ブランド一覧

縁起物である吉祥文様や梅、桜といった四季折々の花や景色をモチーフに、熟練の職人によって丁寧に作られた和風デザインのマリッジリングをご紹介します。

日本の伝統工芸技術が光る「巴 TOMOE」

日本の伝統工芸技術が光る「巴 TOMOE」

「巴 」は”江戸の粋”な技術が込められた、日本人の感性をくすぐるデザインが特徴です。
伝統技術は「七宝焼き」「和彫り」「象嵌」。
伝統工芸技法のひとつである「七宝焼き」は、ガラス質の釉薬の中に金属や顔料を加え、高温の釜で金属に焼き付けては磨くという工程を繰り返すことで、出したい色を表現します。
江戸時代から続く伝統工芸技法である「和彫り」は、鏨(たがね)と小槌(こづち)で掘り上げるため、硬い鏨の切れ味が際立ち、洋彫りと比較すると繊細で力強いのが魅力です。
江戸時代初期に繁栄した金工表現技法のひとつである「象嵌」は、「かたどる(象る)」と「はめる(嵌める)」を組み合わせた造語で、鏨で彫金などを施した箇所に金や銀を埋め込んで模様を作ります。
どの技法も数百年にわたり受け継がれてきた伝統技術となっており、品質とデザインの両面で安心感を与えてくれます。

「巴 」の結婚指輪

400年以上の歴史を誇る伝統技術が特徴の「杢目金屋」

MOKUMEGANEYA

「杢目金屋」は、世界最高峰のデザイン賞を受賞したジュエリーを数多く手がける人気ブランド。日本が世界に誇る伝統技法「木目金」が特徴です。
木目金とは、金属の色の違いを利用し木目状の模様を作り出す技術のひとつで、木目調のデザインが目を引きます。江戸時代に誕生した技術で、銘木のひとつである「鉄刀木(たがやさん)」の模様に似ていることから「タガヤサン地」とも呼ばれました。昔は刀装具だけでなく、茶道具や煙管などにも施されていて、秋田木目金や伊予木目金、京木目金など全国の木目金技術の基盤となりました。廃刀令が発令され武士が刀を持たなくなると木目金の技術は廃れてしまいましたが、明治時代以降に復活したといわれています。

杢目金屋は結婚指輪と婚約指輪のどちらもオーダーメイドに対応しているため、一生の記念に素敵な指輪でサプライズしてみてはどうでしょうか?

「杢目金屋」の結婚指輪

フォルムや素材のラインナップが豊富な「彩乃瑞」

フォルムや素材のラインナップが豊富な「彩乃瑞」

「IRONOHA 彩乃瑞」は、めでたさを意味する瑞、寄り添う2人を描く人生の彩といった、将来を共にする2人への思いが込められています。素材は、プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールド、パラジウムなど価格を抑えた新素材も幅広く展開しているのが特徴です。
そのため、「できるだけ価格を抑えたい」「素材にこだわりたい」などのさまざまな要望にも対応可能です。素材だけでなく、フォルムまで自由に選ぶことができるのも魅力のひとつだといえるでしょう。

このほか、結婚指輪にはそれぞれ「真心の花束」や「運命の紡ぎ」「和音の重ね」などのタイトルがついています。気になるタイトルから選ぶのもよいかもしれません。

「彩乃瑞」の結婚指輪

アフターサポートが万全「ひな」

ひな

高知県高知市帯屋町の「ひな」は、桜や夏の夜、雪がしんしんと降る雪……といった四季の移ろいを表現した和のブライダルリングが人気のブランド。
指輪にはそれぞれ四季が当てはめられていて、さらに名前と詩がついています。たとえば、「ひづき」は一方に太陽、もう一方に月という意味があり、「日のひかり 月のひかり 寄り添う ふたり 明るくて」という詩がついています。それぞれのモチーフを2人が持つことで、どちらも欠けることなく支え合うという意味が込められているのです。

このほか、サイズ直しや磨き直し、刻印、メレダイヤモンド落ちなどのアフターサポートも充実しています。日常的に身に着ける結婚指輪だからこそ、「ひな」では手厚いアフターサービスを提供しています。

「ひな」の結婚指輪

日本最古の和紙で作る「MIORING」

日本最古の和紙で作る「MIORING」

「MIORING」は、和紙や彫刻を施した和のデザインが人気のブランド。
和紙の模様を指輪に映す和紙テクスチャーのモデルは、最古の和紙のひとつといわれている美濃和紙の繊細で風情のある自然なデザインが浮き上がります。

熟練の職人の手によって、長い時間をかけて特別な作業が施されたあとに、切り取った和紙を指輪の原型に貼りつけていき、超高温で熔かされた貴金属を注ぎ混みます。
完成した指輪は、まるで元が和紙だったとは思えないほどのハイクオリティ。日本人に馴染みの深い和紙を使用した「MIORING」の指輪は、口コミでも高い人気を誇ります。

古くから受け継いできた季節の花や草木のデザイン、漆や赤銅などの時代をこえた素材、職人の息吹を感じる鏨彫りなどの技が調和した和の指輪は、日本らしい心がこもっています。量産できる「型鍛造」ではなく日本刀づくりに用いられる「自由鍛造」を用いているのが魅力です。

「MIORING」の結婚指輪

日本の四季と古き良き和を詰め込んだ「TOWA」

日本の四季と古き良き和を詰め込んだ「TOWA」

日常に溶け込むシンプルで可憐なデザインが揃う「TOWA」は、日本の四季の情景や2人の特別な感情を見事に表したデザインが特徴です。
なかでも桜をイメージした指輪は細部にまでこだわったデザインとなっていて、シンプルながらも動きを感じます。桜の季節を迎えるたびに指輪に込めた想いが増していくでしょう。

このほか、TOWAの結婚指輪は手もとを美しく見せるために曲線のデザインが多くなっています。指馴染みもよく、普段使いしやすいボリューム感が魅力です。さらに、婚約指輪との重ね着けも楽しめるよう指輪の幅も計算し尽くしているため、日常的に重ね着けを楽しみたいという方にぴったりです。

2人の永遠となる願いを「TOWA」の結婚指輪に込めてみてはいかがでしょうか。

「TOWA」の結婚指輪

BIJOUPIKOでは、本当に価値のあるモノをお届けするために、世界中のブランドや自社開発のブランドをセレクトしています。そのため、一度に数多くの和風ブランドの結婚指輪を見比べることが可能です。購入する結婚指輪のブランドやデザインが決まっていないという場合は、ぜひ当店へお越しください。

失敗しない!結婚指輪の選び方

失敗しない!結婚指輪の選び方

結婚指輪選びに悩んでいる方は、ブランド以外にもデザインやアフターサービスの内容も考慮してみましょう。

金属アレルギーの有無を確認しておこう

金属アレルギーの有無は事前に確認しておきましょう。金属アレルギーがあると、金属に反応してかゆみや発疹、皮膚のただれといった炎症を起こしてしまうリスクが考えられます。近年は、アレルギー対策として、プラチナやチタン、ジルコニウムといった素材もあるため、事前に店頭やネットで確認しておくとよいかもしれません。

なお、金属アレルギーが出にくい素材や素材ごとに異なる特徴などについては、以下の記事をご参考にしてください。

金属アレルギーでも安心できる!対処法と結婚指輪のおすすめ素材
探す前に知っておきたい!指輪の素材について

できるだけ多くのデザインの中から選ぶ

結婚指輪を選ぶ条件には、「ブランド」「素材」「色」「リングの幅」「テイスト」「形状」というようにさまざまな項目があります。一緒にジュエリーショップに行って選んだり、ブランドやカラーといった相手の好みから選んだりと、できるだけ多くのデザインの中から選ぶことをおすすめします。

ブランド

結婚指輪のブランドは非常に多く、それぞれコンセプトが異なります。使用している素材やデザインの特徴などもすべて異なるため、指輪選びの際はまずブランドごとのコンセプトや特徴をチェックするとよいでしょう。

素材

結婚指輪の主な素材はプラチナやゴールドですが、近年はチタンやジルコニウム、タンタルなどさまざまな素材が販売されています。素材によって輝きや身に着けたときの印象などが異なるため、好みと使い勝手を考慮して選びましょう。

一言でゴールドといっても、イエローゴールドやピンクゴールドなどさまざまな色があります。同じゴールドではありますが、色みが異なることで印象も変わってくるため、実際に着用して肌の色と合う色を選ぶのがおすすめです。なお、同じピンクゴールドでも純度やショップによって色みが異なります。

リングの幅

リングの幅によって着け心地や見た目が異なります。たとえば、幅の細い指輪は繊細で上品な印象、幅の太い指輪は個性的で主張が強い印象。手の形や指の太さによっても似合う幅は異なるため、実際に身に着けてみて似合う幅を選ぶのがおすすめです。

テイスト

結婚指輪はシンプルなものから個性的なものまでさまざまなテイストがあります。同じ形状・装飾でも、ダイヤモンドの留め方ひとつで雰囲気が変わることも。普段使いするものだからこそ、普段の服装に合うタイプを選ぶことが大切です。

形状

指輪の形状にはストレートやウェーブなどがあります。形状によって見た目の印象が異なるため、実際に身に着けて確認しましょう。

「アフターサービス」の内容

指輪を購入すると、サイズ直しや磨き直し、クリーニングなどあらゆるアフターサポートを受けることができます。ただし、ブランドによって保証期間が異なるほか、別途料金が発生する場合もあるものです。お気に入りの指輪を大切に長く使い続けるためにも、サービス内容を把握しておきましょう。

なお、結婚指輪のサイズ直しを含むアフターサービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。結婚指輪のサイズが合わなくなりお困りの方や結婚指輪のゆがみや変色が気になる方は、ぜひご参考にしてください。

結婚指輪のサイズ直しの値段はいくら?婚約指輪とあわせて相場を解説
長く付けるものだから!結婚指輪のアフターサービスは購入前の確認が大切

2023年最新の和風結婚指輪ブランド一覧からお気に入りを見つけよう

まとめ
今回は、和風デザインのおすすめブランドをご紹介しました。一言で「和風デザインの結婚指輪」といってもブランドによってそれぞれ特徴が異なるため、コンセプトやデザイン、素材、形状などをチェックしたうえで2人のニーズに沿った結婚指輪を選びましょう。できるだけ多くの種類から比較して選ぶことで、2人の思いに寄り添った結婚指輪が見つかるはずです。愛の証でもある結婚指輪を長く大切に使い続けるためにも、アフターサービスの内容についてもあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

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