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婚約指輪(エンゲージリング)はなぜ贈る?結婚指輪との違いは?

彼女との結婚を意識しはじめた方の中には、「婚約指輪と結婚指輪って同じじゃないの?」「婚約指輪は絶対必要?」などと婚約指輪にまつわる疑問が浮かんできている方も多いはずです。今回は、婚約指輪の由来や贈る意味、相場などをご紹介します。結婚指輪との違いもご紹介しますので、参考にしてみてください。 

そもそも婚約指輪と結婚指輪はどう違う?

そもそも婚約指輪と結婚指輪はどう違う?
 
プロポーズで指輪を贈るというのは一般的に広く知られています。でも、その婚約指輪と結婚式で交換する結婚指輪が違うものであることを知って、「2本も彼女に指輪をプレゼントするの?」とシンプルに驚く方もいるようです。
婚約指輪は女性だけに、結婚指輪は夫婦2人分と、多くのカップルは婚約から結婚時に合計3本の指輪を手にすることになります。
 

婚約指輪とは

婚約指輪はエンゲージリングと呼ばれるもので、婚約の証として男性から女性へ贈る婚約の記念品です。女性だけが婚約期間中に身につけます。
 
定番のデザインは、指輪の土台となるアーム部分がプラチナで、センターにはダイヤモンドが輝く豪華なものです。価値観が多様化している現在では定番にとらわれずカジュアルなデザインを選んで結婚後も日常使いできるようにする方や、指輪ではなくネックレスなど別の形を求める方など、婚約記念品としての選択肢は広がりつつあります。
 

結婚指輪とは

マリッジリングとも呼ばれる結婚指輪は、結婚の記念に2人で準備して、結婚後も夫婦それぞれが肌身離さず身につけるものです。13世紀のヨーロッパではこの習慣がすでに根付いていて、日本では大正時代に広まったとされています。

婚約指輪と結婚指輪の違いとは?意外と知らない違いを様々な視点からご紹介

 

婚約指輪を贈るようになった由来

婚約指輪を贈るようになった背景にはどのようなストーリーがあるのでしょうか。その歴史は古代ローマ時代にまでさかのぼります。日本での歴史はそれほど深くなく、1960年頃に伝わりました。そして1970年代に、ある大手ダイヤモンド会社が行った「婚約指輪は給料の3カ月分」という印象的なフレーズの広告で一気に浸透していったといわれています。
 

婚約指輪を贈る意味とは

古代ローマ時代に婚約指輪の風習が始まった頃、婚約指輪は「約束を守る」という意味を持つ鉄で作られていたそうです。「女性との結婚を約束する」という男性からの女性をつなぎとめるメッセージであり、女性にとっては「未来の夫への純潔を守る」という意味で身につけていたといわれています。
 
ダイヤモンドやプラチナなどで作られた高価で価値が下がりにくい婚約指輪は、単純に結婚への決意の固さを象徴しているだけではありません。両家の婚約記念品としてのカタチや、夫婦2人が築く新しい家庭の資産として生涯を添い遂げ、次世代に受け継いでいくという意味も持っています。実際に、両親から婚約指輪を受け継ぎ、彼女にプロポーズとともに贈るという方もいるようです。
 

婚約指輪がないとプロポーズできない?

婚約指輪がないとプロポーズできない?
 
プロポーズのタイミングで、絶対に婚約指輪を贈らなければならないというわけではありません。
男性から女性にサプライズで婚約指輪をプレゼントするためには、女性の指輪のサイズを知っておかなければなりませんし、多種多様にあるデザインの中から女性に気に入ってもらえるものを選ぶ難しさもあります。
最近では、プロポーズに成功してから男女2人で婚約指輪を選ぶという方法も一般的になっています。

ダイヤモンドだけでプロポーズ

あらかじめ指輪を買うにはハードルが高いけれど、やっぱりプロポーズ時に結婚への決意をカタチにして示したいという場合は、プロポーズ時にダイヤモンドだけを贈るという方法も知られてきています。
センターにダイヤモンドを飾るのは婚約指輪の定番ですし、ダイヤモンドの質によって指輪の価値は決まってくるので、質の良いダイヤモンドだけでも十分なサプライズになるはずです。
 
プロポーズ時に箱の中で輝くダイヤモンドを受け取って、実際のデザインは自分好みにオーダーできるとしたら、女性にとっての満足度も高まるでしょう。
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婚約指輪以外のものでプロポーズ

婚約指輪に憧れを抱いている女性は多いので女性の希望を知っておくことがベストですが、指輪以外のものを結婚記念品として贈る方もいらっしゃいます。
その理由に「華美な婚約指輪を職場でつけられないから、ネックレスなどがいい」「指輪よりも高級時計など実用的なモノが嬉しい」などの声があるようです。
 

プロポーズのお返しに、女性から男性にプレゼントを贈る

男性から女性へ婚約指輪を贈るという古くからの流れは現在も続いていますが、本音のところでは男性側だけ負担することに、多かれ少なかれ不満を持つ方もあるでしょう。
その不公平感を解消するために、お礼返しとして女性から男性にスーツや時計などをプレゼントするのも素敵ですよね。結婚の報告時など、かしこまった場に身につけられるものなら、男性も嬉しいはずです。
 

婚約指輪の相場感

日本で婚約指輪が広まるきっかけとなった「給料の3カ月分」というフレーズですが、その価値観は高度経済成長期やバブル期までのものと考えられます。堅実さを求める価値観の現在では、それほど相場も高くなく、婚約指輪を過剰に豪華にするくらいなら、結婚式や披露宴などの他のブライダル資金に回したいと考える方も多いようです。
 
現在の婚約指輪の相場感は、妻の年齢別の婚約指輪の購入金額を調査したアンケートからも伺うことができます。結婚情報誌「ゼクシィ」のトレンド調査2018(首都圏)によると、給料の1カ月分から1.5カ月分が平均だそうです。
 

  • 全年齢総合 平均41.9万円
  • 24歳以下 平均26.1万円 
  • 25~29歳 平均42.2万円
  • 30~34歳 平均43.2万円
  • 35歳以上 平均46.4万円

 
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 2018
»詳しくは プロポーズを控えた男性必見!年代別、婚約指輪の相場とはをご覧ください。
 

婚約指輪の費用の配分

婚約指輪の素材としてはプラチナが定番ですが、白く輝くホワイトゴールドやファッション性の高いイエローゴールド、ピンクゴールドも人気が高まっています。ゴールド素材はプラチナに比べて素材の費用が抑えられるので、土台の金属をゴールド系にして浮いた分を、ダイヤモンドを豪華にすることやフルオーダーのデザイン・加工費用に回すといった工夫もできます。
 

まとめ

結婚前後は出費も重なる時期なので、婚約指輪の購入も負担に感じがちです。しかし2人で結婚を決めた決意のカタチとしての意味を踏まえると、しっかりと選んでいきたいところです。
そして、これから結婚して夫婦になるという意味では、婚約指輪の購入は2人の生涯のはじまりを象徴するものです。ぜひ、後悔を残さない婚約指輪にしてくださいね。

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