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芳名帳(ほうめいちょう)が結婚式で必要な主な理由とは?

結婚式をするにあたって準備しておきたいアイテムに「芳名帳(ほうめいちょう)」があります。芳名帳は必ずしも必要なアイテムではありませんが、準備しておくことでゲストのチェック漏れが防げたり記念品として残したりすることができます。
そこで今回は芳名帳とは具体的にどのようなものなのかをはじめ、結婚式に必要な理由や主な2つのタイプをご紹介します。ぜひチェックしてみてください。

結婚式で使用する芳名帳(ほうめいちょう)とは

芳名帳(ほうめいちょう)とは、結婚式に参列してくれたゲストの方に名前や住所、電話番号、メールアドレスなどを記載してもらう帳面のことです。別名「ゲストブック」ともいわれており、この芳名帳は結婚式のウェルカムアイテムのひとつとして使用されています。

芳名帳は結婚式場側が用意する場合もありますが、新郎新婦側で用意しなければいけないケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

用意しておくと便利!芳名帳が必要な主な理由

用意しておくと便利!芳名帳が必要な主な理由

芳名帳は、絶対に用意しなければいけないというわけではありません。そのため、結婚式を挙げるカップルの中には「返信ハガキで出席・欠席はわかっているし、受付時ゲストに書いてもらうのは申し訳ないから」という理由で用意しない方もいるでしょう。しかし、芳名帳を用意するのには主に以下のような理由があげられます。

チェック漏れを防げる

結婚式の受付では、ゲストに名前を聞いて受付名簿をチェックしていきます。仮に、ゲストの数が多く一気に受付に来た場合は慌ててしまい、チェック漏れが発生しかねません。しかし、芳名帳があれば記入してもらっている間に受付名簿をチェックでき、抜けがあったとしても「出席してくれている」ということがわかります。

席札の名前と合っているか確認できる

ゲストに芳名帳を記入してもらうことで、名前が正しいかを確認することもできます。たとえば、よくある間違いが「旧字体・新字体」の漢字ミスです。受付名簿や席札の名前に新字体が使われているのに対し、ゲストに記入してもらった芳名帳では旧字体だった場合は漢字が間違っているということ。芳名帳を記入してもらいながら受付名簿をチェックすることで、このような間違いをすぐに気づくことができます。

もし、間違いに気づくことができれば結婚式場のスタッフに伝えることにより、席札の名前を正しい漢字に直して対応してもらえる可能性があります。また、名前の間違いは失礼にあたるので新郎新婦から後日ゲストに対して謝罪することもできるでしょう。

住所が変更になっていないか確認できる

参列するゲストの中には、結婚式の招待状を返信したあとに引越しをしている可能性もあります。仮に、引越しをした場合は芳名帳を記入してもらうことで現在の正しい住所を把握することが可能です。これにより、後日お礼の品や年賀状などを送る際に前の住所に送付してしまうのを避けることができます。

マナー違反と捉えられてしまう心配がない

前述したように、芳名帳は必ずしも用意しなければいけないというわけではありません。しかし、人によっては用意しないことで「マナー違反」と捉えられてしまうこともあります。

芳名帳は、ゲストが参加したことを新郎新婦が確認し把握するためのアイテムです。反対に、ゲスト側は参加したことを新郎新婦に示せるため、芳名帳があることによって安心感を得られます。そのため、結婚式の際は芳名帳を用意しているのが一般的です。これにより、「芳名帳を用意するのがマナー」と考える方も少なからずいるのです。

芳名帳を用意しておくことで、そのような場合であってもマナー違反と捉えられてしまう心配がありません。特別な理由がない限りは、芳名帳を用意しておくのが堅実です。

結婚式の思い出として残せる

芳名帳はゲストの名前や住所などを記入するものとはいえ、手書きの文字が詰まった大切なものです。結婚をお祝いしてくれた証でもあるので、芳名帳は結婚式の思い出として残すことができます。また、芳名帳にはメッセージを記入できる欄を設けているデザインもあるので、記念品として残しておきたい場合はそのようなデザインを選ぶのも一案です。

どのようなものがある?芳名帳のタイプ

芳名帳には、大きくわけて「その場で記入してもらうブック式」と「事前に記入してもらうカード式」の2つのタイプがあります。

その場で記入してもらうブック式

ブック式は、結婚式の受付の際にその場で記入してもらうタイプの芳名帳です。伝統的でスタンダードな形式なので、高齢の方であっても記入しやすいのが特徴です。さらに、ブック式だと1冊にまとめることができるので、後日誰が参列してくれたかを確認しやすいでしょう。

ただし、受付時に記入するブック式の芳名帳は名前や住所など書くのに時間がかかります。そのため、受付が混雑する可能性があります。ゲストの人数が多い場合は受付時ではなく、各テーブルに芳名帳をバインダーに挟んで記入してもらう方法を選ぶのも一案です。

事前に記入してもらうカード式

カード式は、あらかじめゲストに名前や住所などを記入してもらい、当日回収するタイプの芳名帳です。結婚式の招待状と一緒に同封することで、ゲストはゆっくり記入することができます。そのため、メッセージも焦らず伝えたいことを記入してもらえるでしょう。さらに、カード式の芳名帳は結婚式当日記入した用紙を回収するだけなので、受付が混雑する心配もありません。

ただし、カード式の芳名帳はゲストが持参する必要があり、当日忘れてしまう可能性があります。くわえて、スタンダードな形式のブック式と違って高齢の方は慣れていない場合が多いため、記入してもらえないこともあります。カード式の芳名帳を選ぶ際は、こうした点を防ぐためにもブック式も用意しておくのがおすすめです。

ぜひご参考に!いろいろある芳名帳のデザイン

ぜひご参考に!いろいろある芳名帳のデザイン

芳名帳には、シンプルなものから遊び心のあるデザインまで豊富に揃っています。
たとえば、シンプルなデザインであれば罫線しか記載されていないものがあります。記載内容を自由に選べるので、新郎新婦が書いてほしい内容を事前に決めることができますし、ゲストに委ねることも可能です。さらに、罫線しか記載のないデザインであっても使用されている紙が和紙やクラフト紙など種類が豊富なので、2人のイメージに合う芳名帳を選べます。

遊び心あるデザインであれば、「スタードロップス」や「ハートドロップス」などがあります。これは、スターやハート型をした木製チップに名前や一言メッセージを記入してもらい、クリアなフレームに入れてもらう芳名帳です。見た目がおしゃれでゲストにも楽しんでもらえるほか、結婚式後は部屋のインテリアとして飾ることもできます。

2人の記念に残る芳名帳を準備しよう!

結婚式は人生の一大イベントです。2人にとって一生記憶に残るものなので、素敵な結婚式にするためにも芳名帳にもこだわるようにしましょう。また、芳名帳を選ぶ際はゲストのことも考慮しなければなりません。参列者が多いときは受付で長く待たされないようカード式を選ぶ、高齢の方が多い場合はスタンダートなブック式を選ぶなど、ゲストのことを考えつつ2人の記念に残る芳名帳を準備するとよいでしょう。

なお、結婚式の準備については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

【結婚の準備で行うこと】プロポーズから結納、結婚式までに必要な13の項目を一挙ご紹介!
結婚式までの準備期間にやることは?2人にしかできないこととスムーズに進めるポイント

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