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黒い結婚指輪の主な素材や選ぶメリット・デメリットをご紹介!

結婚指輪にはさまざまな素材が使用されていますが、その中には黒色をした素材もあります。そのため、「ほかとは被りにくい結婚指輪を選びたい」という方は黒色を選ぶのがおすすめです。
そこで今回は、黒色の結婚指輪に込められている意味や黒色をした主な素材、結婚指輪に黒色を選ぶメリット・デメリットなどをご紹介します。ぜひご参考にしてください。

黒色の結婚指輪に込められている意味とは?

黒色は、ブラックフォーマルという言葉にちなんで「喪」をイメージする方は少なくないもの。そのため、「黒色の結婚指輪はイメージがあまりよくないのでは?」「悪い意味があるのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、黒色の結婚指輪にとくに意味はありません。

ただし、黒色の指輪は右手の中指に着けることで「アセクシャル(Aセクシャル)」という意味をなします。アセクシャルは無性愛者を意味しており、そのシンボルとして黒色の指輪を中指に着けるのです。これを「エースリング」といいます。

とはいえ、結婚指輪は一般的に左手の薬指に着けるためエースリングにはなりません。また、黒色の結婚指輪を右手の中指に着けたとしてもマナー違反になることもないので、安心して身に着けられます。

黒色の結婚指輪に使用されている主な素材

黒色の結婚指輪に使用されている主な素材

では、黒色の結婚指輪にはどのような素材が使用されているのでしょうか。以下にて、主な素材を3つご紹介します。

タンタル

タンタルは、金属そのものが黒色の素材です。光の反射率がどの金属よりも低く、漆黒の美しい輝きを放ちます。また、タンタルは強度があるため変形したり傷ついたりしづらい特徴もあります。そのため、タンタルは日常使いする結婚指輪に向いているといえるでしょう。

くわえて、タンタルは金属アレルギーを起こしづらい素材でもあるため、「アレルギー反応が出ないか心配」という方も身に着けられる可能性があります。

BIJOUPIKOのタンタルの結婚指輪一覧

ジルコニウム

ジルコニウムは、鮮やかな発色が特徴の素材です。そのため、黒色をイメージしづらいですが酸化皮膜を厚くすることによって漆黒を作り出すことができます。さらに、ジルコニウムには着け心地が軽いという特徴もあります。結婚指輪を身に着けていないような感覚が得られるため、「指輪の圧迫感が苦手」という方であっても安心して着用できます。

このほか、ジルコニウムもタンタルと同じく金属アレルギーが起こりにくい素材です。金属アレルギーによって結婚指輪を身に着けられない方もジルコニウムなら着用できる可能性があります。

BIJOUPIKOのジルコニウムの結婚指輪一覧

チタン

チタンは、黒色に近い色をしている素材です。磨けばプラチナに近い色味にできるほか、ジルコニウムと同様に酸化皮膜によって発色させることも可能です。ただし、チタンは酸化皮膜をつけてもグレーに近い色味になるため、黒色を求める場合は「DLCコーティング(Diamond-Like-Carbon)」を施した結婚指輪を探す必要があります。DLCコーティングとは、ダイヤモンドと黒鉛の中間的な物性を持つ硬質炭素膜を指輪の表面にコーティングすることです。これにより、黒色に仕上げることができます。

そんなチタンも、金属アレルギーが起こりにくい素材です。そのため、金属アレルギーが心配な方も結婚指輪にチタンを選ぶことによって安心して身に着けることができます。

チタンの結婚指輪一覧

結婚指輪に黒色を選ぶメリット・デメリット

結婚指輪に黒色を選ぶメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

第一に、「ファッションに合わせやすい」という点があげられます。黒色は基本的にどのような服装にも合うため、結婚指輪に合わせてファッションを変える必要がありません。これにより、服装を気にせず黒色の結婚指輪を日常使いすることが可能です。

このほか、黒色の結婚指輪を選ぶメリットには「ほかの人と被りにくい」という点もあります。結婚指輪といえばプラチナやゴールド素材が定番のため、黒色を選ぶ方は少なくないもの。そこで、黒色の結婚指輪を選ぶことによってほかの人と被りにくくなるのです。これにより、2人だけの特別感を出すことができます。

デメリット

一方で、結婚指輪に黒色を選ぶデメリットには「ジュエリーショップでの取り扱いが比較的少ない」という点があげられます。前述したように結婚指輪はプラチナやゴールド素材が定番のため、タンタルやジルコニウムなどを取り扱っていない店舗もあります。
結婚指輪に黒色を選ぶ場合は、事前にジュエリーショップに問い合わせておくことが大切です。

さらに、結婚指輪に黒色を選ぶデメリットには「サイズ直しが難しい」という点もあります。黒色の結婚指輪に使用されている主な素材は「タンタル」「ジルコニウム」「チタン」ですが、どれも耐久性に優れています。変形しづらく傷もつきにくいという魅力は、裏を返せばサイズ直しがしにくいということ。とはいえ、黒色の結婚指輪だけでなくほかの素材にも同様なことがいえるほか、購入前に「サイズ直しができるか」を確認しておくことでさほどデメリットに感じることはありません。

黒を取り入れるならブラックダイヤモンドもおすすすめ!

「2人でお揃いの結婚指輪に黒色を選びたいけれど、パートナーがあまり望んでいない」と悩んでいる方もいるはず。この場合は、結婚指輪の素材を黒色にするのではなく、ブラックダイヤモンドをあしらうのがおすすめです。シンプルな結婚指輪にブラックダイヤモンドをあしらうことでアクセントになり、さり気なく個性を演出できます。

さらに、ブラックダイヤモンドには「不滅の愛」という石言葉 が秘められています。そのため、結婚指輪にあしらうのにふさわしい宝石といえるでしょう。

【おまけ】これだけで印象が変わる!つや消しと鏡面仕上げとは

結婚指輪の表面に加工を施すことにより、印象を変えることができます。そこで、以下では「つや消し仕上げ」と「鏡面仕上げ」についてご紹介します。

つや消し仕上げ

つや消し仕上げとは、結婚指輪の光沢を抑える加工のことです。加工方法には主に「マット仕上げ」「ヘアライン仕上げ」があり、どの方法で行うかによっても印象が異なります。

たとえば、マット仕上げは指輪の表面に細かい凹凸を刻み光の反射を抑えるため、落ち着いた雰囲気に仕上がります。
一方で、ヘアライン仕上げは指輪の表面に細い筋状の溝を刻む加工方法です。マット仕上げと比較すると少し白っぽくなり、細い筋状の溝が光を反射します。これにより、ヘアライン加工は独特の輝きを放ちシャープな印象を与えます。

鏡面仕上げ

鏡面仕上げは、つや消し仕上げと反対に結婚指輪の表面に光沢を与える加工のことです。結婚指輪の表面が美しく輝くため、豪華な仕上がりになります。そのため、黒色の結婚指輪に光沢感をもたらしたい場合は、鏡面仕上げをしてもらうのがおすすめです。

黒色の結婚指輪で個性を演出しよう!

黒色の指輪に使用されている主な素材は耐久性に優れているため、長年にわたり身に着ける結婚指輪におすすめです。また、黒色の結婚指輪はファッション感覚で身に着けることもできるため、日常使いにも向いているといえるでしょう。ほかとは被りにくい2人だけの特別な結婚指輪を求める方は、ぜひ黒色の指輪を検討してみてはいかがでしょうか。

BIJOUPIKOの結婚指輪一覧

なお、結婚指輪の素材については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

結婚指輪の素材に着目!各素材の特徴を徹底解説!

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