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ブーケトスの意味とは?注意点や代わりの演出もご紹介!

ブーケトスといえば、「ブーケを受け取った人が次に結婚できる」といわれている結婚式の演出です。結婚式でブーケトスを行う際は注意点もあるため、知識として押さえておきましょう。

そこで今回は、ブーケトスの由来・意味をはじめ、取り入れる際の注意点やブーケトスの代わりになる演出をご紹介します。ぜひご参考にしてください。

ブーケトスの由来・意味とは?

結婚式の定番演出である「ブーケトス」。そもそもブーケトスの由来・意味をご存じでしょうか?

一説によると、ブーケトスは14世紀のイギリスから始まったといわれています。当時は、幸せにあやかろうと花嫁のドレスやブーケに触れていたそう。しかし、中には花嫁が持つブーケや小物などを持って行ってしまう方もおり、それを防ぐためにブーケトスが始まったとされています。

ブーケトスでブーケをキャッチした女性は花嫁から幸せを分けてもらうことができ、「次に結婚できる」という意味があります。

押さえておこう!ブーケトスをする際の5つの注意点

押さえておこう!ブーケトスをする際の5つの注意点

ブーケトスをする際は、「準備されたブーケをそのまま投げればよい」というわけではありません。配慮が足りないと参列してくれたゲストに嫌な思いをさせてしまうこともあるので、ブーケトスをする際の注意点を押さえておきましょう。

1.トス用のブーケを使用する

ブーケを自身で用意する場合は、「トス用」にする必要があります。たとえば、生花のブーケだと投げた際に花びらがたくさん散ったり、取れてしまったりする可能性が考えられます。また、生花だと水を含んだスポンジが必要なほか、ワイヤーで固定しなければならないこともあるでしょう。そうなると、ブーケを投げた際にゲストに水が飛んでしまう、ワイヤーが当たって怪我をさせてしまうといったことになりかねません。これではゲストが嫌な思いをしてしまうので、水とワイヤーを必要としない造花を使ってブーケを作るのがおすすめです。

2.ゲストへの配慮を忘れない

ブーケトスの参加者は、一般的に未婚の女性です。そのため、ゲストの中には「未婚ということが恥ずかしい」と思い、参加したくない方もいるかもしれません。とくに、年齢が上がるにつれて未婚であることを知られたくない方は少なくありません。そのような中で未婚女性は集まるようアナウンスしたり、名前を呼んだりするとせっかく参列してくれたゲストを不快な気分にさせてしまう可能性があります。たとえ「幸せになってほしい」という思いがあっても、ブーケトスは強制参加ではないので無理強いはしないようにしましょう。
全員が楽しめる結婚式になるよう、ゲストへの配慮は忘れないことが大切です。

3.全員参加型にする

前述したように、ブーケトスの参加者は基本的に未婚女性です。そのため既婚者や男性、子どもにとってはあまり楽しくない演出になってしまうことも。ブーケトスを全員参加型にすれば、未婚女性関係なく全員で楽しむことができます。また未婚女性にとっては、ほかの参加者もいることで安心して楽しめるようになるはずです。

4.ゲストは花嫁の近くに集まってもらう

ブーケトスをする際、ゲストが遠くにいると届かない可能性があります。なぜなら、ブーケが重かったりウェディングドレスによって動きにくかったりするからです。もし、ブーケがゲストのところまで届かなかった場合は、やり直さなければなりません。また、「積極的に取りに行くのが恥ずかしい」と思い、誰も動かない可能性も考えられます。そうなると気まずい雰囲気になってしまいかねないため、ブーケトスをする際は花嫁の近くに集まってもらうようにしましょう。

5.参加者全員に感謝の気持ちを伝える

ブーケトスには幸せを分けるという意味があるため、「参加したい方が参加するのは当然」と思われがちです。しかし、ブーケトスは参加者がいて初めて成り立つ演出。そこで配慮のない態度を取ってしまうと、参加してくれたゲストが嫌な思いをしてしまう可能性があります。
「ブーケトスに参加して楽しかった」と思ってもらえるよう、参加してくれたゲスト全員に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

ぜひご参考に!ブーケトスに代わるさまざまな演出

ぜひご参考に!ブーケトスに代わるさまざまな演出

結婚式で幸せのお裾分けができる演出は、ブーケトスだけではありません。ブーケトスに代わる演出はいくつかあるため、どのようなものがあるのか押さえておきましょう。

ブロッコリートス

ブロッコリートスとは、ブーケの代わりに新郎が未婚男性に向かってブロッコリーを投げる演出です。なぜブロッコリーなのかというと、形がブーケに似ているからです。また、ブロッコリーには房がたくさんあるため、「子宝に恵まれる」という意味があります。

このほか、ブロッコリーには「小さな幸せ」という花言葉もあることから、ブーケトスと同じく幸せのお裾分けとして結婚式の演出に用いられています。

ブロッコリートスをより盛り上げたい場合は、受け取った方にその場でマヨネーズをかけて食べてもらうのも一案です。ただし、受け取った方によっては嫌がる可能性もあるので、ゲストに合わせて対応を変えるようにしましょう。

ブーケプルズ

ブーケプルズとは、花嫁が持つブーケから複数のリボンが伸びており、それを未婚女性に引いてもらう演出です。実際にブーケに繋がっているリボンは1本だけとなっており、くじ引き感覚で楽しむことができます。

ブーケトスだとゲスト同士が遠慮して誰も取りに行かないという可能性もありますが、ブーケプルズであれば遠慮は不要です。ただし、リボンの数に限りがあるため少人数しか参加できないという点には注意しましょう。

ブーケプルズをより楽しんでもらいたい場合は、リボンの先にキャンディーやチャームなどのプレゼントを付けるのも一案です。

ぬいぐるみトス

ぬいぐるみトスとは、ブーケの代わりにぬいぐるみを投げる演出です。子どものゲストに楽しんでもらえるほか、ぬいぐるみであれば自宅に記念として飾ってもらうこともできます。

ぬいぐるみトスをする際は、新郎新婦の2人が同時に投げたり2回に分けて行ったりすることも可能です。また、ぬいぐるみを取った方は別のプレゼントと引き換えにすることで、結婚式をより盛り上げることができるでしょう。

ブーケトスで結婚式を盛り上げよう

ブーケトスは、ゲストに幸せをお裾分けできる結婚式で人気の演出です。結婚式の演出にブーケトスを取り入れる際は、今回ご紹介したようにゲストに配慮したり感謝の気持ちを伝えたりすることが欠かせません。参加してくれるゲストに楽しんでもらえるよう注意点を守り、結婚式の演出にブーケトスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお、結婚式の準備については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

結婚式までの準備期間にやることは?2人にしかできないこととスムーズに進めるポイント

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