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結婚前に友人と思い出をつくるバチェラー・バチェロレッテパーティーとは?

「バチェラー」と「バチェロレッテ」という言葉を耳にしたことがある方もいるのでは。最近では映画やバラエティ番組の世界でもよく見かける言葉ですよね。

バチェラーは結婚前の男性を指し、バチェロレッテは結婚前の女性を意味します。そして海外では、独身最後の夜を楽しむパーティを、男性の場合は「バチェラーパーティー」、女性の場合は「バチェロレッテパーティー」と呼びます。

このパーティは、結婚前夜に新郎、新婦の友人たちがそれぞれ集まって行うものです。結婚して家庭を築く新郎と新婦の友人たちが、新たな環境への門出を祝いつつ、家庭ができることで変化するであろうコミュニティの形を記憶するという意味合いがあるそうです。基本的にはバチェラーパーティーは女子禁制、バチェロレッテパーティーは男子禁制という形で行われますが、例外的に家族が参加するケースも多いそう。

日本でも、結婚前に同性の友人たちと食事や旅行を楽しむのは友情の儀式としてよく知られていますが、バチェラー&バチェロレッテパーティーを意識した催しを企画してみるのはいかがでしょうか。

今回の記事では、結婚前に、友人や家族たちとの結束を強めるイベントとして「バチェラー・バチェロレッテパーティー」を活用するためのポイントをご紹介します。

 

まずは新郎、新婦の間で話しあおう

「バチェラー・バチェロレッテパーティー」における最大の目的はコミュニティの結束。結婚前に、気心知れた友人同士で集まり、語らうことはよりよい結婚式の開催にもつながります。このイベントは「独身最後にハメを外す」のが目的ではなく、自分の友人や家族との節目の祝いであることをしっかりと理解しておきましょう。「同性の友人、そして家族を呼ぶ」というルールのもとでお互いが参加者を把握しておくと、後のトラブルにもならないはず。

ただし、いくら意義あるパーティとはいえ、結婚前は幸せな時期であると同時に、人によっては繊細に感情が揺れ動く時期です。「マリッジブルー」という言葉も有名ですよね。バチェラー・バチェロレッテパーティーをするかどうかは、パートナーの感情をしっかりと読み取ったうえで考えるといいでしょう。

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プロポーズの後に入籍、結婚にむけて必要な準備

バチェラー・バチェロレッテパーティーは新郎、新婦がともに別の集まりでパーティをすることに意義があります。

片方だけが友人を集めたパーティをして、もう片方は行わないというような状態であれば、「バチェラー&バチェロレッテパーティ」にこだわる必要はありません。パートナーの友人関係を把握したうえで、お互いに実行するのが難しい場合は、違う形で独身最後の集いを実現するようにしましょう。

 

幹事は盛り上げ上手の友人に

幹事は、新郎新婦の友人が務めるのが一般的です。自身が結婚するという場合は、友人にパーティをやってみたいと素直に提案してみましょう。

パーティ会場は新郎の家や、レストランなどを活用するといいでしょう。レストランを活用する場合は、友人との集まりやパーティなどに適したお店を選ぶことをお忘れなく。
ちなみに、披露宴や二次会の人数や規模に関わらず、「バチェラー・バチェロレッテパーティー」は小規模なものを行うという方が多いようです。ただし、呼ばないと悲しむような友達が多数いる場合は、無理をして人数を減らす必要もありません。

小規模なパーティでも、中身は濃厚なものを企画しましょう。バチェラー・バチェロレッテパーティーにはエンターテインメントとサプライズが欠かせません。それも、披露宴や二次会で行うものとはちょっと趣向を変えた、ゆったりと楽しめるようなものが良いでしょう。
新郎や新婦は、参加者のためのサプライズを企ててみましょう。思い出話や感謝の気持ちを手紙にして読み上げたり、新婚生活をはじめるうえで不要になるものをみんなに発表して、必要であったら受け取ってもらったり。参加する幹事や友人たちは、主役の好きなバンドの曲を、みんなで協力して演奏したり、歌ったり。手に入れるのが難しい美味しいスイーツで驚かせたり。手作りの料理を持ち込んだり。心のこもった主役への手紙やメッセージを一人一人朗読したり。主役も、参加者もいろいろな楽しみ方を模索するといいでしょう。

ただし、参加者側が忘れてはならないのが、主役の新郎、新婦の幸せをないがしろにするような企画は避けること。フィクションの世界では、バチェラー&バチェロレッテパーティーで羽目をはずしすぎて思わぬトラブルに巻き込まれるというシーンもよく描かれます。こうした事態にならないためにも、行う際は、節度を守りつつ、清く楽しいイベントを目指しましょう。

 

開催はいつが良い?

バチェラー・バチェロレッテパーティーは海外では「結婚前夜」に行われる場合もあるものの、これを真似て結婚式の前夜に行うのはおすすめしません。というのも、お酒や盛り上がりの力というのは恐ろしいもので、次の日に二日酔いや疲れが残ることも考えられますし、酷い場合は遅刻といった出来事にもつながりかねません。せっかく準備した披露宴や二次会が台無しになってしまうという事態だけは避けましょう。こうなってしまうと、パートナーすら失ってしまうかも……。
それに、明日大事なイベントがあると気負っていると、友人との集まりに集中できないということも十分ありえます。バチェラー&バチェロレッテパーティーを行う場合は、結婚式に影響が出ない日程を選ぶと良いでしょう。

 

まとめ・大事な友人たちとのひと時は後の糧となる

結婚前のバチェラー・バチェロレッテパーティーは、新しい人生の門出を祝い、同時に今までの自分が築き上げてきたコミュニティからの旅立ちを噛みしめる特別なイベントです。参加者の記憶にこのイベントが強く刻まれることで、結婚した後にも続く強固な絆が生まれるはず。

今まで通り気軽に友人と会えなくなっても、旅行に行けなくなっても、強固な絆があれば、友人関係は円満に続きます。時にはまた昔のように笑い合ったり、困ったときに励まし合ったりすることもあるでしょう。
また、披露宴や二次会の規模が大きくなってしまうと、気心の知れた友人たちと交流する時間があまりとれない場合もあります。こうした事態が予想される場合には、事前に友人同士で集まってパーティーをしておけば、披露宴や二次会で余裕をもって振る舞えるはず。自分たちの結婚のスタイルや、結婚後の生活を想像しつつ、パーティのプランを練ってみましょう。

せっかくパーティを行うなら、スマートフォンやカメラを使ってさまざまな記録を残しておくこともお忘れなく。こうした思い出の記録は、後になるほど見返して楽しいものです。

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