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金・資産運用の買取について
Gold
地金は古くからその価値の高さが認められている金属です。
しかし、地金と聞いても具体的にどのようなものなのか、いまいちよくわからないという方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、地金について解説するとともに、価値が高い理由や主な貴金属の種類、地金を現金化する際の注意点をご紹介します。地金を用いた資金形成をお考えの方は、ぜひご参考にしてください。
地金とは、金属を保存しやすいように塊にしたものです。「鋳塊(ちゅうかい)」や「インゴット」とも呼ばれています。
金属を使ったジュエリーなどに加工する前の状態で、日本では資産形成のために用いられることが多くなっています。一般的に、地金は5g〜1kgまでの9種類です。
重さ | サイズ(mm) |
---|---|
5g | 20×12.5×1.5mm |
10g | 27×17×1.6mm |
20g | 33×20×2.1mm |
50g | 40×25×3.5mm |
100g | 40×24×6mm |
200g | 48×28×8mm |
300g | 77×33×7mm |
500g | 87×44×9mm |
1kg | 113×52×10mm |
では、なぜこんなにも地金には価値があるのでしょうか?
以下ではその理由をご紹介します。
地金のもとになっている金は、地球上に限られた量しか存在していません。その埋蔵量は地球上で約54,000トンといわれていますが、埋蔵されているすべての金を採掘できるわけではなく、なかには採掘が困難な場所に埋蔵されているところもあります。そのため、もし年間3,000トンのペースで金を採掘しても、近い将来は採掘できなくなる可能性が高くなっています。さらに、金は人工的に作り出すことができないため、希少性の高い金属なのです。
なお、金の埋蔵量については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご確認ください。
投資アイテムとして一般的な株や債権などは、発行している企業が破綻すると価値が0になってしまいます。しかし、地金は価値の変動はあるものの価値が0になることはありません。そのため、資産形成のために地金を保有することで、資産が目減りするリスクを軽減することができるのです。
なお、金の価値は下がらない・下がりにくいといわれている理由については、以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご確認ください。
金の価値は下がらないといわれている理由とは?金の価値が動くタイミングを知ろう
資産形成に用いられる地金には、重量や純度などを示す刻印が施されています。
そのため、地金の購入・現金化をする際には刻印をしっかりと確認しておくことが大切です。
主に以下の内容が刻印されています。
精錬業者・分析者表示 | 地金の精錬業者または検査分析業者 |
---|---|
品位(純度)表示 | 地金の純度(999.9など千分率で表記) |
重量表示 | 地金の重量(kg、ozなど) |
素材表示 | 地金の素材(GOLD、PLATINUM、SILVERなど) |
商標 | 金地金を加工した業者のロゴマーク |
地金番号 | シリアル番号(1kg〜100gの地金番号は製造時期で刻印方法が異なる場合あり) |
地金になる主な貴金属の種類が以下の通りです。
金は自然界に存在する金属の一つで、黄金色に輝くのが特徴です。地球上で採掘できる量に限りがあり、人工的に製造することもできないため世界的に資産価値が高く、資産形成の金属として高い人気を誇っています。
そんな金は比重が重く、酸やアルカリに強いという性質があります。地金にした場合、純度の高いほど重宝されますが、柔らかく加工が難しくなる傾向にあります。そのため、ジュエリーなどとして加工される場合は銀やパラジウムなどほかの金属を混ぜて硬度を高くします。混ぜ合わせる金属の種類や割合によって、ホワイトゴールドやピンクゴールドなど色味を変えることも可能です。
プラチナは、別名「白金」と呼ばれる白金色の金属です。金よりも採掘量が少ないため希少性が高く、精製や加工が難しいことから、非常に希少価値の高い金属として扱われています。
そんなプラチナは、金と同じく酸やアルカリに強く変色しづらい、そして比重が大きくて重いという特徴があります。さらに、純度が高くなるほど柔らかくなるという性質があり、ジュエリーなどに加工する場合はほかの金属を混ぜ合わせるのが一般的です。丈夫で安定した素材であることから、ジュエリーなどの装飾品素材としてだけでなく工業用素材や医療用素材としても活用されています。
金とプラチナの価値について徹底解説!投資の知識として押さえておこう
銀は金属の中でも優れた展延性を持ち、熱伝導率・可視光線の反射率・電気伝導率が高いのが特徴です。加工しやすいことからジュエリーの素材としても高い人気を誇っています。
そんな銀は貴金属の中でも安価で、ジュエリー以外にも工業用として重宝されるニーズの高い素材です。
地金を資産形成のために現金化する際は、以下のポイントに注意しましょう。
地金を現金化する際には、譲渡所得として所得税が発生することがあります。
所得税が発生するのは、給与所得を含むほかの所得と合わせて50万円を超えた部分のみ。たとえば地金を現金化した際の取引額が150万円だったとします。金の購入金額が100万円で50万円のプラスになった場合、このプラス分の50万円に所得税がかかるのです。
さらに、保有期間が5年以内なのか5年以上なのかによっても課税額が異なります。5年以内の短期譲渡所得の場合は上記で解説したように所得税が課税されますが、もし購入から5年以上経過して現金化した場合は長期譲渡所得として扱われるため課税額が2分の1に減額されます。
そのため、地金の現金化は5年以上保有したあとに行うことをおすすめします。
地金を現金化する際は、地金買取の実績があり信頼できる業者へ依頼しましょう。一言で金地金買取業者といっても、業者によってこれまでの買取実績や買取価格が異なります。実績や査定スキルがない業者へ依頼すると、本来の価格よりも安く買い取られる可能性もあるため注意が必要です。
適正な価格で現金化するためにも、複数の業者に査定を依頼して、その中から信頼できる業者を選びましょう。
地金を使った資産形成は、株や債権などのほかの投資アイテムと比較すると安定性があるため、リスクを低減したい方に人気があります。しかし、現金化する地金によっては譲渡所得税が発生することもあるので注意が必要です。
地金を使った資産形成をお考えなら、BIJOUPIKOの金・プラチナ売買をご利用ください。