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金・資産運用の買取について
Gold
金は需要が高く価格も高騰しているため、資産運用をするために購入する方もいるのではないでしょうか。購入した金は適切な管理を行っていないと、盗難被害に遭ったり美しさが損なわれたりします。いつまでもきれいな状態を保っておくためにも、金の保管方法について押さえておきましょう。
そこで今回は金の保管方法をはじめ、保管する際の注意点や金のジュエリーの保管方法についてご紹介します。ぜひご一読ください。
金を購入した場合、「どのように保管したらよいのかわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで以下では、金の保管方法を3つご紹介します。
1つ目が、「金融機関の貸金庫を利用する」です。
信用金庫や銀行などの金融機関では、購入した金を預かってもらうことができます。預けると毎月、もしくは毎年費用がかかりますが、その分セキュリティ対策がしっかり行われているため、盗難被害に遭う心配がありません。また、金融機関は災害にも強い構造となってるので、災害によって金を失うリスクも防ぐことができます。
預けた金は、金融機関の営業時間であればいつでも確認することが可能です。ほとんどのところが個室ブースを設けているので、周囲の目を気にする心配もありません。
なお、金融機関の貸金庫は金以外にも、ジュエリーや有価証券なども一緒に預けることができます。
2つ目が、「純金積立を選んで保管してもらう」です。
そもそも純金積立とは、「毎月いくらで金を購入する」「毎月どのくらいの金を購入する」というように、月々費用を支払って金を購入していく投資方法です。少額から投資を始めることができるため、手軽に金を購入しやすいといえるでしょう。
そんな純金積立には、「消費寄託(しょうひきたく)」と「混合寄託(こんごうきたく)」があります。消費寄託とは、金の所有権を運営会社に移して運用を任せる方法です。金が手元にあるわけではないので、保管方法に困る心配がありません。
混合寄託とは、自身が金の所有権を持ちながら、運営会社に預かってもらう保管方法です。どちらも保管方法に悩むことはありませんが、混合寄託の場合は費用が発生します。
なお、純金積立に関しては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
消費寄託(しょうひきたく)とは?メリット・デメリットを押さえておこう
3つ目が、「自宅の金庫に保管する」です。
自宅で金を保管すれば時間を気にせずいつでも眺めることができるので、金を保有しているという実感が湧きやすいといえます。また、金を手元に置いておけば好きなタイミングで現金化することもできるでしょう。
ただし、金を自宅で保管する場合は盗難に注意しなければなりません。タンスや引き出しなどに金を保管すると、万が一空き巣に入られたときに金を盗まれてしまう可能性があります。そのため、金庫に入れて保管するようにしましょう。
前述したように、金をタンスや引き出しに置いておくと誰でも簡単に金を手にすることができるため、盗難被害に遭う恐れがあります。その点、金庫なら鍵や暗証番号を知らないと開けることができません。これにより、金の盗難リスクを抑えることが可能です。
ただし、金庫そのものが盗まれる可能性もあるため、その点は注意しましょう。
金庫を選ぶ際は、まず「重量」を考慮することが大切です。たとえば、あまりにも重い金庫を選んでしまうと金庫そのものの盗難リスクを抑えることはできますが、床にダメージを与えてしまいかねません。床の基盤が強くないと、金庫の重さが原因で床が抜けてしまう可能性も考えられるでしょう。そのため、床の強度に合わせて金庫の重量を選ぶ必要があります。
このほか、金庫を選ぶ際は「耐水性・耐火性」もチェックしましょう。災害が多い日本では、いつ地震や津波、火災などが起こるかわかりません。耐水性・耐火性に優れた金庫なら、万が一災害が起きて家自体が崩壊してしまったとしても、金庫とその中身を守ることができます。
純金と呼ばれる、ほとんどが金で構成されている24金であれば変形する心配はありませんが、22金や20金、18金などの金だと変形する可能性があります。そのため、耐水性・耐火性に優れた金庫を選ぶことも大切です。
金そのものは酸化や変色することがほとんどないので、そのまま金庫に入れても錆びる心配はありません。しかし、22金や20金など金の純度が低くなると配合されているほかの貴金属が原因で、錆びたり変色したりすることがあります。そのため、22金や18金などの金のジュエリーを保管する際は注意が必要です。
まず、金のジュエリーを保管する際はお手入れが欠かせません。金のジュエリーを身に着けると、汗や皮脂などが付着します。そのまましまうと、汗や皮脂が原因で黒ずみが生じることがあります。これだときれいな状態を保てず、黒ずみを落とす手間も発生するため、柔らかい布などで汗や皮脂を拭き取ってから金庫にしまうようにしましょう。
このほか、金のジュエリーは個別に保管することも大切です。仮にほかのアクセサリーと一緒に保管した場合、ジュエリー同士がぶつかってしまいます。素材や純度が違うと傷ついてしまう可能性があるため、個別にジュエリーボックスに入れて保管するか、金庫内にしまうときは離して置くようにしましょう。
くわえて、金のジュエリーは密閉性が高いところに保管することも大切です。なぜなら、空気中の酸素と水によって金が錆びることもあるからです。金本来の美しい輝きが失われてしまうので、空気に触れないよう保管することをおすすめします。
金の保管方法には、主に「金融機関の貸金庫を利用する」「純金積立を選んで保管してもらう」「自宅の金庫に保管する」の3つが挙げられます。金融機関を利用する場合は、費用を支払わなければなりません。そのため、金を保管するのに出費が発生します。また、純金積立も運営会社に任せる際は費用がかかるでしょう。
その点、自宅の金庫保管なら毎月・毎年費用を支払う心配がありません。ただし、自己管理になるため盗難リスクが伴う点は念頭に置いておくようにしましょう。
もし、自宅保管を選ぶのであれば今回ご紹介したように、注意点を押さえておくことが大切です。どのような保管方法があるのかを押さえて、自分に合う方法で金を保管してください。