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金・資産運用の買取について
Gold
資産運用に人気の「金」と「ダイヤモンド」。どちらを購入すればよいのか迷っている方もいるでしょう。
そこで今回は、金とダイヤモンドの違いやそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。また、金とダイヤモンドを購入する際のポイントもまとめているので、ぜひご参考にしてください。
金とダイヤモンドの違いには、「産出地」「希少価値」「買取価格」の3点が挙げられます。以下では、それぞれ具体的に解説します。
金は、主に「中華人民共和国」「オーストラリア」「ロシア」「アメリカ合衆国」などから産出されます。昔は日本でも採掘されていましたが、現在はほとんど枯渇状態なため採掘できる場所が限られています。なお、金を採掘できる場所は「鉱山」と「鉱脈付近の川」の2つです。
ダイヤモンドは、主に「ロシア」「コンゴ」「ボツワナ」など、“安定陸塊(あんていりくかい)”と呼ばれる地域から産出されます。安定陸塊とは、大陸が移動せず常に陸地である場所のことです。ダイヤモンドはキンバーライトマグマと呼ばれるマグマによって地表にもたらされるため、そのマグマのパイプがある安定陸塊で採掘されます。
金の埋蔵量は約54,000トンといわれており、無限に採れるわけではありません。そのため、金の希少価値は高く、需要量が高まると金相場も高まる傾向にあります。
ダイヤモンドの埋蔵量は公開されていないため厳密な数字は不明ですが、金よりも多いと予測されています。とはいえ、「埋蔵量が多い=価値が低い」というわけではありません。ダイヤモンドも希少価値は高いものの需要と供給のバランスが崩れることがほとんどないため、相場が大きく変動することはないのです。
金は、「金の品位毎の価格×売る金の質量」で買取価格が決まります。金の品位とは、いわゆる「24金」「18金」など、その金製品にどのくらい金が含まれているかを示すものです。数字が高いほど価値が高くなります。また、金の相場は日々変動するため一定ではありません。
ダイヤモンドは、「4C」で買取価格が決まります。4Cとは、「カラット(Carat)」「カラー(Color)」「クラリティ(Clarity)」「カット(Cut)」の4つの頭文字を取った言葉で、ダイヤモンドの品質を評価する基準のことです。どれもランクがつけられており、ランクが高ければ高いほど買取価格も高くなります。
なお、カットが設けられているのは「ラウンドブリリアントカット」と呼ばれるシェイプ(形)だけです。それ以外のカットを施したダイヤモンドには「カット」の要素が含まれないため、3Cで評価されます。
以下では、金を購入するメリットとデメリットをご紹介します。
金を購入するメリットには、「価値がなくならない」という点が挙げられます。
たとえば株式などの紙資産の場合、会社が倒産したら価値がなくなります。その点、金は有限なので希少性が高く、価値がなくなる心配はないといえるでしょう。
このほか、金を購入するメリットには「価値が世界共通」という点も挙げられます。
金の価値は国の経済状況などに影響されることがないので、世界中のどこで現金化しても価格が大きく変わることがありません。そのため、仮に海外に移住することになっても、金を保有していれば万が一資産に困ったときに現金化して資産を確保することができます。
金を購入するデメリットには、「利息や配当がない」という点が挙げられます。
株式の場合、利息や配当があるため保有しているだけで資産を増やすことができるでしょう。その点、金は保有していても資産が増えることはありません。
このほか、金を購入するデメリットには「盗難リスクがある」という点が挙げられます。
現物を保有している場合は、盗難被害に遭う可能性があるでしょう。そのようなリスクを避けるためにも、銀行に預けるなどの対策を講じる必要があります。
なお、金を購入するメリットとデメリットは以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
金投資の種類とメリット・デメリット!金投資を始める前にチェック
金を購入する際は、以下のチェックポイントを押さえておきましょう。
前述したように、金の相場は日々変動します。翌日には1gあたりの金相場が高くなったり低くなったりすることがあるため、少しでも安く購入したいときは金相場をこまめに確認しましょう。また、現金化するときも金相場を確認しておくことが大切です。
金投資と一言でいっても、純金積立や金先物取引、投資信託などさまざまな種類があります。少額から購入できるものもあれば、まとまった費用が必要な投資方法もあるため、自分に合う方法を選ぶようにしましょう。
金と同じく、資産運用として人気のダイヤモンドを購入するメリットとデメリットは以下のとおりです。
ダイヤモンドを購入するメリットに、「価格が安定している」という点が挙げられます。
前述したように、ダイヤモンドは相場が大きく変動することがあまりありません。そのため、ダイヤモンドを購入後すぐに価格が下がってしまう心配がないのです。
このほか、ダイヤモンドを購入するメリットに「保管性・携行性が高く、場所を取らない」という点が挙げられます。ダイヤモンドは高価ながらもサイズ自体はさほど大きくないため、保管場所に困ることがないでしょう。
さらに、ダイヤモンドを購入するメリットには「メンテナンスが不要」という点も挙げられます。
ダイヤモンドは世界一硬い鉱物なので傷がつきにくく、長年きれいな状態を維持することが可能です。
ダイヤモンドを購入するデメリットには、「短期投資には向いていない」という点が挙げられます。
繰り返しになりますが、ダイヤモンドは相場が大きく変動することはほとんどありません。そのため、購入してからすぐ現金化しても大きな利益を得ることはできないのです。
このほか、デメリットには「購入場所によって手数料が高くなる」という点が挙げられます。
ダイヤモンドはどこで購入しても同じ価格とは限りません。購入場所によって価格が異なるため、事前に手数料を確認しておく必要があります。
ダイヤモンドを購入する際は、以下のチェックポイントを押さえておきましょう。
資産運用を目的としてダイヤモンドを購入する場合は、「ルース」を選ぶことが大切です。なぜなら、たとえば指輪だとアーム部分やデザインなどで料金がプラスされるからです。そうなると価格が高くなってしまううえに、ダイヤモンド自体の価値がわかりにくくなってしまいます。そのため、ダイヤモンドはルースで購入することをおすすめします。
ダイヤモンドを購入する際は、品質を確認しましょう。
前述したように、ダイヤモンドの買取価格は4Cで決まります。カラット・カラー・クラリティ・カット、それぞれのグレードが高い分買取価格も高くなるので、資産運用を目的として購入するなら品質チェックも大切です。
ダイヤモンドを購入する際は、鑑定機関も確認しましょう。
鑑定機関によって鑑定の厳格さが異なるため、信頼性の高さで「A鑑」「B鑑」「C鑑」に分けられています。信頼性が最も高いA鑑に分類されている鑑定機関を利用すれば、ダイヤモンドの正確な価値を知ることができます。
金とダイヤモンドは全くの別物ではあるものの、どちらも希少価値が高いことに変わりはありません。資産運用に人気なので、自分に合うほうを購入するとよいでしょう。また、金とダイヤモンドを購入する際は、今回ご紹介したチェックポイントをぜひご参考にしてください。