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金・資産運用の買取について

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金の売り時はいつ?相場が上がるタイミングを押さえよう

金の売り時はいつ?相場が上がるタイミングを押さえよう

金投資をする際、押さえておくべきことに「金の売り時」があります。もし金の売り時を知らないと、いつ現金化すればよいのかわからず、ベストなタイミングを逃してしまうでしょう。これにより、後悔しかねません。満足のいく買取価格を実現するためにも、金の売り時を知っておきましょう。

そこで今回は、相場が上がるタイミングと金を現金化する前に確認しておきたいことをご紹介します。ぜひご参考にしてください。

金の売り時を押さえておこう!相場が上がるタイミング

金の売り時を押さえておこう!相場が上がるタイミング

金の相場が上がるタイミングは、以下の通りです。

世界情勢が不安定なとき

有事の金という言葉があるように、世界情勢が不安的なときは金の相場が上がります。
なぜなら、将来のために金を購入する人が増えるからです。たとえば、株や国債だと企業や国が倒産すればその価値はなくなります。一方で、金は世界共通資産で、万が一国が倒産しても価値がなくなることはないのです。そのため、世界情勢が不安定なときは金を選ぶ方が多いのです。

では、なぜ金を購入する方が増えると価値が高まるのでしょうか。これは、需要と供給が関係しているからです。金を買い求める方が増えれば、市場の金が不足します。普段よりも高いお金を支払ってでも金を購入したい方が増えるので、世界情勢が安定しているときに比べて金の価値が高まるのです。

この点を踏まえ、世界情勢が不安定なときは金の売り時といえます。

株安が続くとき

金の相場が上がるタイミングには、株安が続くときも挙げられます。
株と金は逆相関関係にあり、株の価値が下がると金の相場は上がるといわれています。前述したように、企業が倒産すれば株は価値がなくなり紙切れ状態になってしまいます。このため、株ではなく金を購入して損失リスクを防ぐ方が多いのです。

円安・ドル高のとき

円安・ドル高のときも、金の売り時を知っておくべき指標のひとつです。
金は基本的に「アメリカドル」で取引されますが、日本で取引する際は「円」に換算します。そのため、金相場だけでなく為替相場も関係します。

たとえば、金の価格が1gあたり80ドルで買取りされていたとします。もし1ドル=100円だった場合、1gあたりの金の買取価格は8,000円です。円安ドル高になると1ドルで交換できる円が多くなるので、1ドル=130円のときに金を現金化すれば、1gあたりの金の買取価格は13,000円と高く買取りしてもらえるのです。よって、円安・ドル高は金の売り時だといえます。

アメリカドルの信用や金利が低下したとき

金の相場が上がるタイミングには、アメリカドルの信用や金利が低下したときも挙げられます。
アメリカドルの信用や金利が低下すると、ドルよりも金を購入したいと考える方が増えます。この結果、前述したように需要が高くなり、金の相場が高くなるのです。
そのため、アメリカドルの信用や金利が低下した際は金の売り時といえます。

インフレの心配があるとき

インフレの心配があるときも、金の相場が上がるタイミングです。
そもそもインフレとは、「インフレーション」を略した言葉で、モノの値段が上がることを指します。たとえば、インフレが起こるとこれまで100円で購入できた商品が200円出さないと購入できなくなります。つまり、インフレが起こるとお金の価値が下がってしまうということ。
金の価値は世界共通なので、インフレの心配があるときは購入する方が増えるのです。繰り返しになりますが、金を購入する方が増えれば需要が高くなるので、そのタイミングが金の売り時といえます。

国が金の買いに走ったとき

国が金の買いに走ったときも、金の相場が上がるタイミングです。
金を購入するのは個人だけではありません。資産として、世界各国が金を保有しています。そのため国が金を購入することは珍しいことではありませんが、個人が購入するのとは違って膨大な金が取引されることもあります。これにより、流通する金が不足し相場が高くなるのです。
とくに新興国のインドや中国は金の買いに走る傾向があるので、金の売り時を知るためにも経済状況を確認しておきましょう。

金を現金化する前に確認しておきたいこと

金を現金化する前に確認しておきたいこと

金を現金化する前に、以下の3点を確認しておきましょう。

金の純度

金の純度とは、金製品に含まれる純金の割合のことです。24金・22金・18金・14金・10金とさまざまな種類があり、数字が大きいほど金の純度が高くなります。たとえば、24金はほぼ金で構成されていますが、ジュエリーなどに多く用いられる18金には金が75%しか含まれていません。残りの25%は、ほかの貴金属で構成されています。

金の純度が高いほど価値も高まるので、現金化する前にまずは純度を確認しておきましょう。

なお、金の純度に関しては以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。

金にはさまざまな種類がある!資産運用するなら押さえておきたい基本知識

金の重量

金を現金化する前に、重量も確認しておくのがおすすめです。なぜなら、金の純度とともに重量もわかれば、ある程度どのくらいの価格で買取りしてもらえるのかを把握できるからです。
金地金であれば、1kg・500g・100gというように刻印が施されているので、重量をすぐに確認できます。

金の相場

金を現金化する前に、相場も確認しましょう。金の相場は日々変動しています。たとえば、前日は1gあたりの金の買取価格が8,300円だったのに、翌日には8,400円になっている場合も。一方で、翌日には8,200円と下がっている場合もあるでしょう。金の相場をチェックしていないと現金化するタイミングを間違えて、後悔する可能性があります。そのため、金の現金化を考えている方は相場を適宜確認しておくことがおすすめです。

なお、金の相場はインターネットからでも調べることができます。

金の売り時を知って自分のタイミングで現金化しよう

金の相場が上がるタイミングは、主に「世界情勢が不安定なとき」「株安が続くとき」「円安・ドル高のとき」「アメリカドルの信用や金利が低下したとき」「インフレの心配があるとき」「国が金の買いに走ったとき」の6つです。これらの動向をチェックしておかないと金の売り時がわからず、満足な買取価格にならない可能性があります。金の現金化で後悔しないためにも、金相場が上がるタイミングを押さえておきましょう。

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