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時計の選び方

良い時計とは単純に機能やブランドだけではなく、自分のライフスタイルに合っているかが重要になります。時計選びにポイントとなる7箇条をピックアップ。今の自分にとって良い時計を見つけ出してみてください。

この記事の概要

• 時計を仕組みで選ぶ
• 文字盤のサイズ感で選ぶ
• 時計をTPOで選ぶ
• 時計を予算別で選ぶ
• 時計を文字版の色で選ぶ
• 時計を文字盤の種類で選ぶ
• 腕時計のケース形状で選ぶ

1.時計を仕組みで選ぶ

良い時計とは単純に機能やブランドだけではなく、自分のライフスタイルに合っているかが重要になります。時計選びにポイントとなる7箇条をピックアップ。今の自分にとって良い時計を見つけ出してみてください。

2.文字盤のサイズ感で選ぶ

腕時計にはさまざまなサイズがあり、サイズによって印象も変わります。また、自分に似合う腕時計のサイズを選ぶことで、全体をよりおしゃれな印象に仕上げることが可能です。そこで、この記事では時計サイズによって異なる特徴や、おすすめのケースサイズの選び方について解説していきます。

ケースサイズとは腕時計の横幅直径のことで、リューズは含みません。ただし、なかには縦幅をケースサイズとして表記しているメーカーもあるため注意しましょう。

一般的な腕時計のケースサイズは38～45mmで、38mmは小さめ、40mm～41mmが中間、42mm～45mmは大きめといわれるサイズ感です。ケースサイズといっても数ミリしか変わらないと思ってしまうかもしれません。しかし、腕時計を装着する手首自体が十数センチというサイズなので、数ミリの違いで印象は大きく変わります。

38mm時計

38mmの腕時計はメンズ用のなかでは若干小さめの部類で、上品でスマートな印象になります。存在感は控えめですが、ビジネスでスーツとコーディネートしても違和感なくおしゃれを楽しめるサイズです。日常的に着用していても邪魔にならず、奇抜な色使いやデザインでなければファッションの邪魔もしません。

40～41mm時計

40～41mmの腕時計は大きすぎず小さすぎず、平均的な日本人男性の手首とのバランスがよいといわれています。見た目のバランスがよいだけでなく、文字盤も確認しやすいため実用性にも優れているサイズです。
40～41mm時計は38mmサイズよりは存在感がアップするものの、フォーマルなシーンでも違和感なく装着できます。デザインによってはカジュアルな服装にも合うため、ビジネスとプライベート両方で使いこなすこともできるでしょう。主張しすぎないサイズなので、40代以降の大人の男性にもぴったりです。

44～45mm時計

44～45mmの腕時計は手首や腕がたくましい男性、大柄な男性でも違和感なく着用できるサイズです。存在感をしっかりアピールでき、男性的でアクティブな印象になります。ただし細身や小柄な男性が着用すると、浮いてしまうかもしれません。
また大柄な男性が着用する際は問題ないですが、細身の男性がスーツと合わせるとカジュアルすぎる印象になります。そのため細身の人がこのサイズを選ぶなら着用するシーンも考慮して選びましょう。サイズが大きい分、機能性に優れている腕時計が多いのも魅力です。

3.時計をTPOで選ぶ

服や靴と同ように腕時計にもTPOがあります。
シーン別に合わせた時計の選び方をご紹介します。

冠婚葬祭で使う

最もマナーを厳守するべき冠婚葬祭では、しっかりマナーを守って腕時計を身に着ける必要があります。
文字盤の色が白か黒であるものを選びます。

白や黒は華美ではなく、落ち着いた雰囲気を与えます。
しかし、めでたい場である結婚式では黒よりも白を選んだ方が良いでしょう。

冠婚葬祭にふさわしいオススメ時計ブランド

タグホイヤー：カレラ デイデイト

タグホイヤー：カレ ラデイト

アクティブに使う

ブライトリング：アベンジャー ナイトミッション

パネライ：サブマーシブル ブルーノッテ

ビジネスシーンで使う

ビジネスシーンにふさわしいのは、薄型のラウンドケースの腕時計。
薄型ならばシャツの袖に時計が引っかからず、スーツにも美しく合わせられます。目安として、ケース厚10mm以下のモデルを選びましょう。
またラウンドケースというのは、私たちが普段見慣れている丸型の時計です。
時針、分針、秒針ともに細い針を使用しているモデルであれば、ビジネスシーンではよりスマートに見えるでしょう。

ビジネスシーンにふさわしいオススメ時計ブランド

パネライ：ルミノール ドゥエ

ブライトリング：プレミエ デイデイト

4.時計を予算別で選ぶ

30万円台

「長く使える腕時計や、自慢できる腕時計が欲しい」というときにおすすめなのが、30万円台の腕時計。少し頑張れば手が届く、しかし決して安くはない価格帯です。この価格帯には、オメガ・ブルガリ・カルティエなどさまざまなブランドの時計があるので、迷ってしまうことも多いですよね。
自分用はもちろん、プレゼントやお祝い用にもぜひチェックしてみてください！

50万円

ステータスを感じさせる佇まいで、装いを格上げしてくれる高級腕時計。50万円を超えるものなら、定番のデザインから脱した、よりクラス感のあるアイテムを手に入れることが可能です。

100万円

100万円以上の腕時計は、長きにわたって愛用できるアイテムです。いつかは手に入れたいと、高級ブランドの腕時計に憧れている人も多いことでしょう。
１つも２つも男を格上げしてくれること間違いありません。
成功や高い地位を手にした自身の功績の証としても喜びを与えてくれるでしょう。
一生モノとしてはもちろん、世代を越えて託していける１本ともなるでしょう。

5.時計を文字版の色で選ぶ

メンズやレディースを問わず、腕時計の印象は文字盤の色で決まると言っても過言ではありません。特に性別の壁を越えてブラックやホワイトの文字盤の腕時計は使われています。

ホワイト文字盤

定番と言えば「ホワイト」
白は清潔感を感じさせる色であり、フォーマルシーンなどにもよく活用されています。もちろん、白いTシャツに合わせた腕時計の白の文字盤は、さわやかな印象を与えることもあり人気のカラーコーディネートです。シーンを選ばず、大抵の場面で白い文字盤は活躍できるのは最大の魅力だと言えます。

ブラック文字盤

クールな印象の「ブラック」
ホワイトカラーを選ぶと無難な印象を与えるところが、ブラックカラーを選んだだけでこだわりをもったイメージにつながることも、黒い文字盤の魅力でしょう。黒の文字盤は、年齢を問わず使用できるところもメリットです。人とちょっと違ったものを選びたい、カッコいいものを探している人におすすめなカラーです。

その他の文字盤

様々な色の文字盤で差をつける。
定番のホワイトやブラック以外にも、文字盤の色は多くのバリエーションを持ちます。グリーンは知的な印象を与え、ローズゴールドは上品さを演出します。他にもアイスブルーやシルバーなどがあり、同じデザインでも全く違う雰囲気の時計に仕上がるのです。

6.時計を文字盤の種類で選ぶ

腕時計の機能は本当に様々な種類があり、見ていて面白いものも多数。
デザイン面だけでなく様々な歴史があり、しっかり理解して選ぶとお気に入りのものを見つけやすいでしょう。

3針

3針とは、「時針」「分針」「秒針」のみの文字盤のことを指します。シンプルなデザインが多く、スーツ含めどんな服装にも合わせやすいです。手首に自然に馴染むちょうどよい大きさのサイズ感で、どんなシーンでも使いやすいです。

クロノグラフ

クロノグラフには、小さいメモリのストップウォッチ機能が付いています。
日常生活でストップウォッチを使う機会はなかなかないかと思いますが、メカニックなデザインがかっこよく、男心をくすぐります。
ブランドやシリーズによってデザインや配置が異なるため、様々なブランドで見比べてみるのがおすすめです。

ダイバーズ

ダイバーズはもともと潜水用として作られた腕時計で、防水性が高いことが特徴です。
また、文字盤の周りが太くなっていることも特徴で、存在感や迫力があるデザインのものが多く、男らしい魅力があります。
腕時計をファッションのアクセントとして使いたい方、存在感のあるごつめな腕時計が好きな方にぴったりです。

スモールセコンド

秒針が小さくデザインされたスモールセコンド。
シンプルながらも洗練された文字盤で、おしゃれな方からの人気が高いです。
小さいけれどしっかりとした動作が感じられ、機械の質の高さも楽しむことができます。
小物までこだわって選びたい方や、さりげない遊び心が好きな方に人気のある文字盤です。

ムーンフェイズ

ムーンフェイズとは、月の満ち欠けがわかる機能がついている文字盤のこと。
実用性というよりかは、デザインや好みで選ばれる腕時計です。
文字盤の中で月が出たり入ったりするので、毎日ついついチェックしてしまいそう。
少し複雑な技術力が必要なので、コレクターの方からも定評のあるの腕時計です。

トゥールビヨン

フランス語で“渦”を意味するトゥールビヨン。
その名の通り、渦を巻くように回転することからこう命名されました。
精工な部品を多く使用し、熟練の時計師が時間をかけて組み立てるデリケートな作りです。
現代では超絶技巧を知らしめるための尺度であり、ユーザーにとってのステータスとされています。

フライバック

クロノグラフの基本的な操作方法である、スタート→ストップ→リセット→リスタートを簡略化させたのがフライバックです。
ストップからリスタートまでのプッシュボタン3回分の操作をプッシュ1回で行うことができ、タイムの計測がやりやすくなりました。
フライバックが生まれた当時は、航空機の操縦中に時間を測るための軍需品として重宝されていたそうです。

ラトラパンテ

ラトラパンテは“同時に2つの時間計測ができる”機能をもちます。
そのために計測用の針が2本あるのが一番の特徴です。
また、同時測定のためにわざわざ計測停止ボタンが2つつけられています。

GMT&パワーリザーブ表示

「GMT（Greenwich Mean Time）」とは、グリニッジ標準時という意味で、国際的な基準時刻のひとつです。
また、ゼンマイを完全に巻き上げた状態から、ゼンマイが解けきって止まるまでの駆動時間の事をパワーリザーブといいます。
基準時刻や蓄えられたゼンマイの残量を、目に見える形で表示しているのがGMT＆パワーリザーブ表示とされています。

7.腕時計のケース形状で選ぶ

腕時計の印象を大きく左右するケース形状。
基本となるのは丸型ですが、使うシーンや自分の好みに合わせて角型なども検討してみては？

ラウンドタイプ

ラウンドタイプは、最もポピュラーとされるケース形状です。
スタンダードなフォルムのため、どんなシーンでも安心して着用できる安定感が魅力。
特に相手からの印象が重視されるビジネスシーンでは、目上の方が相手でも目立ちにくい丸型が間違いのない選択といえるでしょう。
そのため、まずはラウンドタイプを選び、後々好みに合わせて他のタイプを買い足していくことをおすすめします。

トノー（樽）タイプ

トノーとはフランス語で樽という意味。
トノータイプとはその名の通り、全体的に丸みを帯びた樽型の時計のことを指します。
レクタンギュラータイプと同じくアールデコの影響を強く受けているため、エレガントな印象を与えます。
ケース側面の曲線が、柔らかく上品な雰囲気を醸し出すのです。

スクエアタイプ

正方形のケースのことをスクエアタイプと呼びます。
由緒正しいクラシカルなフォルムで、腕時計の歴史を飾るアイコニックなデザインのウォッチによく採用されています。
さりげない個性とエレガントさを併せ持つスクエアタイプの腕時計は、コーディネートのアクセントになること間違いなしです。