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プラチナとシルバーの5つの違い!お手入れ方法もチェック

プラチナとシルバーの5つの違い!お手入れ方法もチェック

銀色の輝きが特徴的なプラチナとシルバー。

この2つの金属は色合いが似ているため、「一目見ただけではどちらがプラチナでどちらがシルバーなのかわからない……」という方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、プラチナとシルバーの違いについて解説します。それぞれの金属のお手入れ方法についてもご紹介しているので、ぜひご参考にしてみてください。

プラチナとシルバーの違い

プラチナとシルバーの違い

どちらも銀色をしていて一見同じように見えるプラチナとシルバーですが、どのような違いがあるのでしょうか?

また、見た目だけでどちらの金属であるかを判断することはできるのでしょうか?

以下では、「色」「強度」「経年変化」「重量」「価値」の5つの項目に分けて、それぞれの違いを解説します。

プラチナとシルバーは、どちらも白く輝く銀色をしていて見た目が似ています。

しかし、双方を見比べるとやや色合いや輝きが異なっているのです。

プラチナはシルバーよりも控えめな輝きをしていて、ややグレーがかった色合いをしています。

落ち着いた印象がある白い輝きをしていることから、「純潔」を表すとされていて、婚約指輪や結婚指輪の代表的な素材として高い人気を誇っているのが特徴です。

一方シルバーは、反射率が高い金属なのでプラチナよりも輝きが強く、白っぽい明るい色合いをしています。プラチナよりも光沢があり、カジュアルな印象があるのが特徴です。

このことから、プラチナは「白金」、シルバーは「白銀」と呼ばれています。

強度

プラチナもシルバーもどちらも金属であるため、強度はそれほど変わらないと考えている方もいるでしょう。

実際にどちらも純度が高くなるほど柔らかくなるため、ジュエリーとして加工する際には強度を補うためにほかの金属を混ぜています。

しかし、プラチナは粘性がある金属であるため加工しても折れにくいという特徴があり、シルバーはほかの素材を混ぜても柔らかく傷がつきやすいという特徴があります。

経年変化

プラチナとシルバーは経年変化のしやすさも異なります。

プラチナは耐蝕性のある金属であるため、たとえ水に浸けても変質・変色する可能性は低くたとえ水に浸けても変質・変色する可能性は低くなっています。

そのため、日常生活で身に着けていても、経年変化の心配はほとんどないといえるでしょう。

ただし、加工する際は割金を混ぜるため、含まれている割金の種類や量によっては、変質・変色する可能性がある点には注意が必要です。

一方シルバーは、皮膚や髪の毛のたんぱく質に含まれる硫黄と反応して黒ずむことがあります。

とくに温泉やプールの成分に反応しやすい傾向にあるため、身に着ける際には注意が必要です。

プラチナと比較するとシルバーは経年変化しやすい素材なので、こまめなお手入れが必要であるといえます。

重量

プラチナとシルバーでは、プラチナのほうが重量があり、比重も重くなっています。

比重とは、同じ体積の物質と比較してどれくらいの大きさなのかを表す数値のことです。

この数値を用いてプラチナとシルバーの重量を比較した場合、プラチナの比重が約20であるのに対して、シルバーの比重は約10です。

つまり、同じ大きさ・サイズのジュエリーであっても、プラチナはシルバーの約2倍の重さがあることがわかります。

そのため、着け心地はシルバーのほうが軽く感じます。

価値

プラチナとシルバーの大きな違いはその価値です。

プラチナは産出量が少なく希少価値が高いため、高値で取引されています。

一方シルバーは、プラチナと比べると産出量が多くリーズナブルな金属です。

実際に、プラチナは1gあたりの店頭小売価格が4,800円(税込)なのに対して、銀は1gあたり店頭小売価格が119.24円(税込)となっています。(2024年1月23日時点)

プラチナは自動車などの工業用途として用いられることが多いため、景気が回復し自動車の売れ行きがよくなればさらに価格が上昇する可能性があります。

プラチナとシルバーのお手入れ方法

プラチナとシルバーのお手入れ方法

上述したように、プラチナとシルバーはまったく異なる金属であるため、お手入れ方法も異なります。

間違ったお手入れを行うと、傷がついたり変質・変色したりする可能性があるため、正しいお手入れ方法を覚えておきましょう。

それぞれのお手入れ方法は以下の通りです。

プラチナのお手入れ方法

プラチナは変質・変色しづらい金属であるため、普段のお手入れは汚れを拭き取るだけで問題ありません。

傷をつけないように、柔らかい布でやさしく汚れを拭き取りましょう。このとき、研磨剤入りのクロスなどは使わないように注意してください。

汚れが気になる場合は、中性洗剤とぬるま湯を使ったお手入れを行うのがおすすめです。

中性洗剤を数滴垂らしたぬるま湯にプラチナのジュエリーをしばらく浸しておき、汚れが浮いてきたら柔らかいブラシや筆でやさしく汚れを落とします。

爪部分や刻印部分には汚れが溜まりやすいため、丁寧に汚れを落としていきましょう。

最後に洗剤をきれいに洗い流して、水分を拭き取ったらお手入れ完了です。

シルバーのお手入れ方法

シルバーは黒ずみやすい金属なので、こまめなお手入れが欠かせません。

普段のお手入れはプラチナと同様、柔らかい布で汚れを拭き取るだけで問題ありませんが、もし黒ずんでしまった場合は専用のクロスで磨くようにしてください。

シルバー用のクリーナーを使うのもよいでしょう。

それでも黒ずみが気になる場合は、化学反応を使ってきれいにする方法もあります。

耐熱容器にアルミホイルを敷いて、その上にシルバージュエリーを置きます。

シルバージュエリーに重曹1・熱湯3の割合でかけてしばらく浸け置きをして、黒ずみがとれてきたらきれいに洗い流します。最後に水分を拭き取ったらお手入れ完了です。

シルバーは保管する際も注意が必要です。

空気に触れると黒ずみが発生する恐れがあるため、お手入れを終えたらできるだけ空気に触れないよう、密閉できる袋や箱に入れてしまうことをおすすめします。

プラチナとシルバーの見分け方を知っておこう

プラチナとシルバーはどちらも銀色に輝く金属であるため見た目がかなり似ていますが、上述したように色合いや強度、経年変化のしやすさなどが異なります。

もしお手持ちのジュエリーがプラチナかシルバーがわからなくなった場合は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にして見極めましょう。

このほか、それぞれのジュエリーをきれいな状態で保つためにも、それぞれの特徴を理解して、正しく扱うことが大切です。お手入れの方法もぜひご参考にしてください。

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