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喜平とはどのようなデザイン?人気の高い喜平を購入する前にデザインをチェック

喜平とはどのようなデザイン?人気の高い喜平を購入する前にデザインをチェック

ファッションジュエリーや現物資産として高い人気を誇っている喜平。そんな「喜平」とは、どのようなデザインでどのような魅力があるのでしょうか。
そこで今回は、喜平について詳しく解説した上で、種類やデザインの違いなどについてご紹介します。喜平のネックレスをファッションジュエリーや現物資産として購入したいとお考えの方は、ぜひご参考にしてください。

 

喜平とは?

喜平とは、ネックレスやブレスレットに使われる鎖のつなぎ方の名称です。つないだ鎖を90度にひねって押しつぶしたデザインとなっていて、チェーン状につながった輪がしなやかに動くのが特徴。地金の輝きがダイレクトに伝わる高級感あるデザインです。
そんな喜平は、流行に左右されない普遍的なデザインとして高い人気を誇っています。

なお、「喜平」という名前には、「喜平という職人が作ったから」「アメリカの騎兵が持っていた鎖の形に似ていることから騎兵が喜平になった」という2つの由来があります。

 

喜平の種類

一言で「喜平」といってもさまざまな種類があります。
こちらでは、素材・カット・編み方・留め具の4つに分けてご紹介します。

素材

喜平のジュエリーは資産価値の高い金やプラチナが使われています。金やプラチナは純度によって表記が異なり、金は「24金」や「18金」、プラチナは「Pt900」や「Pt850」などと表記されます。そのなかでもジュエリーとして用いられているのは、純度が高く扱いやすい18金やPt850などが一般的ですが、近年は加工技術の向上により純度の高い24金やPt1000も増えてきています。このほか、14金や10金などもありますが、手頃な価格で購入できるものの純度が低いため劣化しやすいという特徴があります。

カット

カットは、チェーンを断面で見たときの平面数のことです。偶数で2〜14面まであり、代表的なものは2面、6面、8面です。カット面が多いほど加工に手間がかかる分、価格も高くなる傾向にあります。さらに輝きも増すため、上品で華やかな印象を与えます。

編み方

編み方には、「シングル」「ダブル」「トリプル」があります。
1つの輪に対して1つの輪をつなげるのが「シングル」、1つの輪に対して2つの輪をつなげるのが「ダブル」、1つの輪に対して3つの輪をつなげるのが「トリプル」です。1つの輪につなげる輪が多いほど密度が高くなり、重厚感が増します。

カットと組み合わせた場合、「2面シングル」「6面ダブル」という呼び方をします。この組み合わせによって印象も異なるため、ファッションジュエリーとして身に着ける場合は見え方についてもチェックしておきましょう。たとえば、2面シングルはカジュアル、6面ダブルは華やかで上品な印象を与えます。

留め具

留め具の種類もさまざまです。大別すると「引輪」と「中留め」の2つ。引輪とは、輪状の留め具のことです。爪を引くと輪の一部が開く仕組みになっています。中留めにはストッパーなしとシングルストッパー付き、ダブルストッパー付きがあります。留め具の種類によって着脱のしやすさが異なります。

 

喜平の価格の違い

基本的に重量があるもの・カット数が多いものほど高くなります。たとえば、同じ18金の喜平ブレスレットでも、10gダブルより、30gトリプルのほうが重量があるため価値は高くなります。

喜平のジュエリーは金・プラチナの相場により価格が変動するため、「できるだけ安く購入したい」「少しでも高く現金化したい」という場合は、価格相場をチェックしておきましょう。

 

資産価値の高い喜平に刻印されている「造幣局認定マーク(ホールマーク)」とは?

「造幣局認定マーク(ホールマーク)」とは、貴金属製品の品位を証明する記号のこと。日本の国旗と貴金属の種類・純度を表す英数字が刻印されていて、基本的に留め具部分にあります。
しかし造幣局認定マーク(ホールマーク)は任意のため、「ないから偽物」「あれば本物」というわけではありません。造幣局認定マーク(ホールマーク)があれば信頼度は高いので、喜平ジュエリーを選ぶ際のひとつの指標にするとよいでしょう。

このほか、本物の金・プラチナの喜平なのかどうかを見極める方法として、素材の色や比重を調べる方法がありますが、どれも手軽な方法とはいえません。より手軽に品質を確かめたい場合は、「造幣局認定マーク(ホールマーク)」を確認することをおすすめします。

 

なぜ喜平は人気が高いのか

なぜ喜平は人気が高いのか

長年愛用できるジュエリーとして、性別や年齢を問わず幅広い世代から支持されている喜平。その理由は、さまざまな種類があり好みに合わせて選べることが挙げられます。喜平は6面ダブルや8面トリプルなど、カットと編み方の組み合わせによってかなり印象が異なります。カット面の数が多いほど輝きが増して、上品な印象を与えるのが特徴です。

さらに、喜平はジュエリーとしてだけでなく、現物資産としても人気です。
たとえば一般的なジュエリーの場合、金やプラチナの素材にかかる費用にデザイン代などがプラスされた価格で販売されています。デザインや流通にかかる費用が価格に反映されて、素材代+デザイン代+流通代を加味した価格設定になっているのです。

しかし、喜平は金やプラチナの地金を贅沢に使っていて、デザインや流通にかかる費用は販売価格に反映されません。輪を組み合わせて構成したチェーンだけのシンプルな作りで、デザイン代などはとくに必要なく制作コストは比較的低くなっています。そのため、金やプラチナとしての資産価値とほぼ同じ価格で購入することができるのです。

喜平の販売価格や買取価格は金・プラチナの相場価格に左右されるため、購入するタイミングや現金化するタイミングを考える楽しみもあります。純度や重さによっても価格は異なるため、自宅にしまったままの喜平ネックレスなどがある場合は、一度査定を検討してもよいかもしれません。

 

喜平の代表的なデザイン

喜平の代表的なデザイン

喜平にはカットと編み方によってさまざまな種類があります。
以下では代表的なデザインをご紹介するので、喜平選びの参考にしてください。

2面シングル

上下2平面のスタンダードなデザインです。カジュアルな印象があり、チェーンのみでネックレスとして身に着けるのはもちろん、ペンダントトップとも合わせやすくなっています。太さによってかなり印象が変わります。

2面ダブルスクリュー

上下2平面にカットされたやや目が詰まったデザインです。ひねりを加えたスクリュータイプで、いわゆる「喜平感」が少なくエレガントに輝きます。男女共に身に着けやすいデザインです。

6面ダブル

上下と2つの対角線上に2つずつ平面が施されたデザインです。カット面が多く地金の輝きが楽しめます。ダブルは密度が高くなるため重厚感があり、存在感を求める方に人気のデザインです。

8面トリプル

上下左右と2つの対角線上に2つずつ平面が施されたデザインです。チェーン全体にカット面があり、地金の輝きが映えるデザインとなっています。トリプルになると輪同士の隙間はほとんどなく、重厚感があるのが魅力です。

上記でご紹介したデザイン以外にも、近年は12面トリプルなど、よりカット面が多く繊細なデザインも増えてきています。喜平はカット面や編み方によって印象が異なるため、幅広いデザインの中から自分に合ったものを選びましょう。

 

ジュエリーとしても資産としても保有できる喜平

喜平はジュエリーや現物資産として保有できるため、幅広い世代から高い人気を誇っています。
なかには「喜平のジュエリーはほしいけれど似合わなさそう」と考えている方もいますが、選ぶデザインによってはいわゆる「喜平感」がありません。そのため、喜平感控えめのデザインを求める場合は、カット面が多く編み目が詰まっているものを選ぶとよいでしょう。
このほか、喜平は資産価値も高いので、実物資産として保有したい方にもぴったりです。さまざまなデザインの中から、自分に合う喜平を選んでみてはいかがでしょうか。

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