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金・資産運用の買取について
Asset-management
金は希少価値が高いため、安定資産として購入する方は少なくありません。しかし、金と一言でいってもさまざまな種類があります。たとえば、ジュエリーで人気なのが「18金」です。また、18金以外にも24金や22金などもあります。この数字には、どのような違いがあるのかご存じでしょうか?仮に、資産運用目的で金を購入するのであれば、金の種類について知っておかなければなりません。
そこで今回は、そもそも金とはどのようなものかをはじめ、金の種類についてご紹介します。また、「18金・K18・18K」の表記にはどのような違いがあるのか、「GP」「GF」の表記にはどのような意味があるのかも解説しています。金に関する知識を深めるためにも、ぜひご参考にしてください。
金とは、第11族元素に属する物質です。非常に柔らかい性質を持っており、腐食耐性が高いことから空気・湿気・熱などに影響されにくいのが特徴です。
そもそも金が使用されるようになったのは、紀元前3000年頃といわれています。金を使った代表的な装飾品には、古代エジプトのツタンカーメンのマスクが挙げられるでしょう。古代エジプト時代では、金は富の象徴として扱われていました。一般市民は金の所有を禁じられており、所有していた金に関しては王に差し出してツタンカーメンのマスクに使用されていたとされています。
そんな金は、今やアクセサリーやパソコン・スマートフォンなどの精密機器にも活用されています。また、金の価値は世界共通なため安全資産として、金を所有する方が増えているのです。
「金」と一言でいっても、さまざまな種類があります。そこで以下では、金の種類とそれぞれの特徴、主な用途をご紹介します。
金の純度は24分率で表示されており、24金はほぼ金しか含まれていない金製品です。前述したように、金は非常に柔らかい貴金属です。そのため、ほぼ金しか含まれていない24金はアクセサリーにはあまり適していません。主に、地金やコインなどに用いられています。
22金は、金が91.7%含まれており、残りの8.3%はほかの貴金属でできている金製品です。ほかの貴金属を混ぜることによって強度を出しているため、アクセサリーに用いられることもあります。また、海外製の金貨は22金でできていることが多いようです。
18金は、金が75%含まれており、残りの25%はほかの貴金属でできている金製品です。金の純度を保ちながらも、耐久性に優れているのが特徴です。そのため、18金は主にアクセサリーや時計、カメラなどに用いられています。
14金は、金が58.5%含まれており、残りの41.5%はほかの貴金属でできている金製品です。18金に比べると金の割合が少なくなるため、比較的リーズナブルな価格で購入できます。また、耐久性も優れているのが特徴です。そのため、14金は主にアクセサリーや文房具などに用いられています。
10金は、金が42%含まれており、残りの58%はほかの貴金属でできている金製品です。18金に比べると、金特有の輝きが弱い傾向にあります。また、18金は温かみのある色味をしているのに対して、10金は爽やかな色味をしているのが特徴です。
10金は耐久性に非常に優れているため、主に日常使い向けのアクセサリーに用いられています。
18金の表示には、ほかにも「K18」「18K」があります。そのため、どのような違いがあるのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
この表記の違いには、「製造国」が挙げられます。18金とK18は表記が異なりますが、日本で製造された金製品を意味します。一方で、18Kは「あとK」と呼ばれており、海外で製造されたものに多く見られる金製品です。もし金を購入するのであれば、「◯金」「K◯」と表記されている日本製の金製品を選びましょう。なぜなら、海外製だとたとえば「18K」と表記されていても、金の含有率が75%以下の可能性があるからです。そのため、日本製の金を購入したほうが安心だといえます。
金には、ほかにも「K18YG」「K18PG」など表記されている製品もあります。
YGとは、イエローゴールドのことです。金のほかには主に銀や銅が配合されており、黄色みが強いのが特徴です。
PGとは、ピンクゴールドを意味します。金のほかには主に銀や銅、パラジウムが配合されており、ほんのりピンクがかっているのが特徴です。
このように、金といってもさまざまな種類が存在するので、表記は確認しておくようにしましょう。
金を投資目的で購入する場合は、「GP(ゴールドプレーテッド)」「GF(ゴールドフィルド)」の表記には注意が必要です。
なぜなら、GPとは金メッキのことを意味するからです。たとえば、K18GPの金製品であれば、内部まで金でできているわけではありません。75%の純度を持つ金メッキを使って加工を施した製品のことを指します。
一方で、GFとは金張りという製法で作られた金製品です。真鍮や銀などをベースに、熱や圧力などを加えて75%の純度を持つ金の膜を張り付けます。金メッキに比べると、金張りのほうが金の含有量が多いのが特徴です。
ただし、K18GP製品とK18GF製品は「K18」と同じ価値にはなりません。K18GPとK18GFの表記の意味を知らないと、「金製品が安かった」と購入し後悔する恐れがあります。金としての価値はあまりないので、投資目的で購入するのであればK18GP製品とK18GF製品を選ぶのは避けることが大切です。
金には24金や18金など、さまざまな種類があります。種類によって純度が異なるため、金を購入する際は「どれを選んでもよい」というわけではありません。金投資をするのであれば、金を多く含んでいる24金や22金などを選ぶようにしましょう。
このほか、金を選ぶ際は「GP」「GF」の表記には注意が必要です。前述したように、K18GP製品やK18GF製品を選ぶと金の価値はほとんどありません。買取りに出すと思った以上に査定額が付かない可能性もあるので、金の購入時は表記を確認するようにしましょう。
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