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金・資産運用の買取について
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大切に保管している真珠を手放そうと考えている方のなかには、「真珠は値段がつかない」と聞いたことがある方もいるでしょう。
しかし、真珠は決して値段がつかないというわけではないようです。
ではなぜ、真珠は値段がつかないといわれているのでしょうか?
そこで今回は、「真珠買取では値段がつかない」といわれている理由を解説するとともに、真珠買取で高額になりやすい種類や真珠買取でチェックされるポイントなどをご紹介します。
真珠の買取依頼を考えている方は、ぜひご一読ください。
真珠は冠婚葬祭などで身に着けることが多い身近な宝石のひとつです。
しかし、身に着ける機会が少ないなどの理由から、手放したいと考えている方もいるでしょう。
そこで気になるのが「真珠買取では値段がつかない」といわれている理由です。以下では、なぜ真珠は値段がつかないといわれているのか理由を解説しています。
真珠は有機物であるため、傷がつきやすく劣化しやすいという特徴があります。たとえば、真珠が連なったネックレスは真珠同士が擦れて傷がつくことがありますし、直射日光や皮脂などで品質が変化してしまうことも。傷がついた真珠や品質が変化した真珠は、買取価格が下がる傾向にあります。
使用されている地金の量が少ないことも、値段がつかないといわれている原因のひとつです。というのも、真珠のジュエリーはほかの宝石をあしらったジュエリーと比較すると、使用している地金の量が少ない傾向にあります。一般的なジュエリーは、宝石の価値に加えて地金の価値も買取価格に影響するため査定価格が高くなりますが、真珠のジュエリーは真珠のみの価格であることが多いため値段がつきづらいのです。
イミテーションパールなどの偽物の真珠が流通しているのも、真珠に値段がつかないといわれている原因のひとつといえるでしょう。本来、真珠は天然ものです。しかし、養殖することで大量生産が可能になり、需要よりも供給が上回ることに。それにより真珠全体の価値が落ちたことで、値段がつかないといわれるようになりました。
真珠は冠婚葬祭に使える定番ジュエリー。流行り廃りがなく使えるため、母親や祖母から受け継ぐこともあるようです。しかし、真珠は冠婚葬祭でしか使うシーンがほとんどなく、新たな加工はできません。さらに前述したように傷がつきやすいということから、中古需要が低く値段がつかないといわれています。
真珠の値段がつかない理由をご紹介しましたが、すべての真珠に値段がつかないというわけではありません。なかには中古でも需要が高く高価買取になりやすい真珠もあるようです。以下の真珠をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出してみましょう。
アコヤ真珠は、日本で採れる国産真珠のことです。ホワイトをはじめ、ピンクやゴールドなどの色があります。高品質で見た目が美しいため国内外から人気があり、高額になりやすい真珠となっています。しかし、査定時に見た目だけでアコヤ真珠と判断するのは難しいため、鑑別書を用意しておきましょう。
黒蝶真珠は、その名前の通り黒蝶貝から採れる真珠です。一般的な真珠とは異なり、ブラックパールやピーコックカラーなどの黒系色や、グリーン、ブラウンの真珠などがあるのが特徴です。これまでは貴重な真珠として扱われていましたが、近年は養殖真珠も出回るようになっています。
白蝶真珠は、その名前の通り白蝶貝から採れる真珠です。白蝶貝は大きなものだと30cmにもなる巨大な貝で、真珠も貝の大きさに比例して大粒のものが多いのが特徴です。主にオーストラリアやフィリピンなど、東南アジアの海域に生息しています。
真珠買取では、どのようなポイントがチェックされるのでしょうか?
少しでも高く売るためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
先述した通り、真珠は有機物のため劣化しやすく傷もつきやすい宝石です。もし傷が入っていると価格が下がりやすいため、普段から傷をつけないように丁寧に扱うようにしましょう。
真珠買取では、真珠の重さではなく大きさが重要となります。というのも、基本的に大粒のものほど買取価格が高くなる傾向にあるからです。大きな真珠をお持ちの場合は、一度査定に出してみるとよいかもしれません。
きれいな丸に近い真珠ほど価値が高くなります。しかし、変形している真珠であっても個性として評価が高くなることもあるため、ひとつの目安として覚えておきましょう。
真珠=ホワイトというイメージもありますが、実は真珠の種類によってさまざまなカラーがあります。アコヤ真珠なら薄くピンクがかった白色が人気で、黒蝶真珠ならブラックパールやピーコックカラーが人気です。人気カラーの真珠ほど買取価格が高くなる傾向にあります。
テリとは真珠の光沢のことです。傷が少なく表面にツヤがあり、オーロラ効果があるものほど、見た目が美しくなり買取価格が高くなる傾向にあります。しかし、普段使いしていると汗や皮脂などでテリが失われやすくなるため注意しましょう。
巻きとは真珠層の厚さのことです。真珠は中心にある核のまわりに真珠層ができることで大きくなります。この真珠層が厚く均一なものほど、買取価格が高くなる傾向にあるようです。
せっかく真珠を買取査定に出しても、状態が悪いと「値段がつかない」といわれてしまうことも……。大切にしていた真珠を買取してもらえるように、以下のことをやっておきましょう。
真珠を買取査定に出す際は、鑑別鑑定書や真珠が入っていた箱などの付属品を揃えておきましょう。真珠を単体で査定に出すと値段がつかなかったものの、付属品を揃えて査定に出すと査定額が上がったということもあるようです。とくに鑑別鑑定書は真珠の品質を証明するだけでなく、本物かどうかを判断するひとつの材料となります。
状態がよい真珠のほうが高く売れるため、汚れがあればきれいに拭き取っておきましょう。たまに使用しているという場合は、外すたびに汗や皮脂汚れなどを拭き取っておくときれいな状態を保ちやすくなります。なお、真珠は直射日光があたる場所に保管すると変色やひび割れの原因となるため、冷暗所で保管するようにしてください。
買取のためにわざわざ糸を交換する必要はありませんが、きれいな状態を保つためにも定期的に中の糸を交換することをおすすめします。というのも、真珠を繋いでいる糸は使用しているとたるんできて、真珠同士が擦れて傷ができてしまうからです。糸がたるむと見栄えも悪くなるため、買取に備えて定期的に糸を交換するようにしてください。
同じ真珠であっても、業者によって査定価格は異なります。少しでも高く売るためにも、複数の買取業者へ査定を依頼しましょう。ほかの店舗の査定価格を提示して価格交渉を行ったり、より高く買い取ってくれる業者へ依頼したりすることができます。
「真珠は値段がつかない」と聞いたことがある方もいると思いますが、すべての真珠に値段がつかないわけではありません。高品質で人気の真珠なら高価買取も期待できるため、今回ご紹介した内容を覚えておきましょう。