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ダイヤモンドを売るなら情報収集を忘れずに!現金化の前に覚えておきたいポイント

ダイヤモンドを売るなら情報収集を忘れずに!現金化の前に覚えておきたいポイント

ジュエリーとして非常に人気の高いダイヤモンド。資産価値も高いため、現物資産として自宅で大切に保管しているという方もいるのではないでしょうか。

しかし、「使わなくなったジュエリーを片付けることになった」「現金が必要になったため手放すことになった」などの理由から、現金化を考えることもあるでしょう。これまで大切にしていたダイヤモンドを手放すなら、少しでも高く売りたいものです。

そこで今回は、ダイヤモンドを少しでも高く売るために覚えておきたい業者の選び方や注意点などをご紹介します。ダイヤモンドの現金化を考えている方は、ぜひご参考にしてください。

ダイヤモンドを高く売るなら情報を集めることが大切

これまで大切に保管していたダイヤモンドを手放すことになった場合、どれくらいの価格になるのか考える方が多いもの。しかし、ダイヤモンドの価値は基本的に「4C」と呼ばれる品質評価基準と、需要と供給の状況などにより変化するため、一概にどれくらいとはいえません。所有しているダイヤモンドの価値を知るためにも、まずはダイヤモンドの情報と相場を集めておきましょう。

ダイヤモンドの価値を決める4Cとは、カラット(carat)・カット(cat)・カラー(color)・クラリティー(clarity)の頭文字をとったもので、ダイヤモンドの品質を評価するための目安となっています。

たとえば、重量を示すカラットは大きいほど高値がつき、プロポーションの美しさを示すカットはカット技術が高くグレードが高くなるほど高値がつきます。さらに、色味を示すカラーは無色透明なほど高値がつき、透明度を示すクラリティーは不純物が少ないものほど高値がつきます。

このように、4Cによってダイヤモンドの価値は大きく変わるため、所有しているダイヤモンドの評価を調べておくことが大切です。ダイヤモンドの評価については、購入時についてくるグレーディングレポートで確認することができます。

ダイヤモンドの相場は、需要と供給、為替相場などを受けて日々変動します。そのため、詳細な価格を調べるのは難しい傾向にありますが、ある程度の相場がわかれば安く売ってしまうのを防ぐことができるでしょう。所有しているダイヤモンドにグレーディングレポートがついている場合は、相場と照らし合わせてチェックしておきましょう。

なお、ダイヤモンドの品質評価基準である4Cについては、以下のページで詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。

ダイヤモンドの品質基準“4C”とグレード

ダイヤモンドを高く売るために覚えておきたい業者の選び方

ダイヤモンドを高く売るために覚えておきたい業者の選び方

では、ダイヤモンドを少しでも高く売るために、どのような業者を選べばよいのでしょうか。

大切に保管していたダイヤモンドを手放す前にチェックしておきましょう。

経験豊富な鑑定士がいるかどうか

上述した通り、ダイヤモンドの価値は4Cと相場などにより異なります。大切なダイヤモンドを正しく鑑定し適正価格を出してもらうためにも、ダイヤモンドの価値と相場を正しく見極めることができる鑑定士がいる業者を選びましょう。

正しい情報と知識を兼ね備えた経験豊富な鑑定士がいると安心です。さらに、米国宝石学会の宝石学修了者(GG)や英国宝石学協会の認定資格(FGA)を保有している鑑定士がいるとよいでしょう。

販売ルートを確保しているかどうか

国内外に独自の販売ルートを持っている業者ほど、査定価格が高くなる傾向にあります。というのも、買取業者はお客さまから買い取ったダイヤモンドを再販して利益を得ているからです。再販ルートが確保できている業者ほど高額で再販できるため、高価買取してくれる可能性が高くなります。店舗のホームページなどを確認して、再販ルートの有無をチェックしておきましょう。

複数の業者を比較する

同じダイヤモンドであっても、査定を依頼する業者や鑑定士によって査定額は異なります。少しでも高く売るなら、複数の業者へ査定を依頼するのも一案です。複数の業者へ査定を依頼することで、より査定額の高い業者へ買取を依頼することができます。

競合他社が多い地域の業者に依頼する

競合他社が多い地域の業者へ依頼するという方法もあります。というのも、買取業者が集まる地域では、買取相場が高くなる傾向にあるからです。さらに、たくさんの店舗の中から安心して自社を選んでもらえるよう、社内教育に力を入れて適正な鑑定ができるスタッフを育てているところもあるようです。このことから、競合他社が多い地域の業者へ依頼するのも一案だといえるでしょう。

ダイヤモンドを売る際に注意したいこと

ダイヤモンドを売る際に注意したいこと

実際にダイヤモンドを売ることになった場合、以下のポイントには注意しましょう。

鑑定書も一緒に持参する

ダイヤモンドは4Cで価値が決まるといっても過言ではありません。そのため、ダイヤモンドを現金化する際は、ダイヤモンドの品質を証明する鑑定書(ダイヤモンドグレーディングレポート)も一緒に持参しましょう。なかでも、米国宝石学会(GIA)や中央宝石研究所(CGL)が発行した鑑定は信頼性が高いといわれています。これらの鑑定書があれば記載されている内容をもとに査定が行われるため、より正確に鑑定してもらうことができます。鑑定書がなければ買取ができないというわけではありませんが、できるだけ用意しておくことをおすすめします。

なお、鑑定書(ダイヤモンドグレーディングレポート)については、GIAのサイトをご覧ください。

売る時期を見極める

ダイヤモンドの価値は、4Cだけでなく需要と供給の状況によっても変化します。そのため、同じダイヤモンドであっても、売る時期によって査定額も変わってくるのです。

少しでも高く売りたいと考えている場合は、現金化の前に一度相場をチェックするとよいでしょう。買取相場は買取店のホームページなどで公開されていることもありますが、一般的には円安の時期と需要が高い時期に売るのがよいとされています。

ダイヤモンドをきれいにしておく

少しでも高く売るためにも、店舗へ持ち込む前にダイヤモンドをきれいにしておきましょう。ダイヤモンドには親油性があり、皮脂や油分がつくと表面が曇ることがあります。ダイヤモンドの輝きが鈍いと査定額に影響を及ぼす可能性があるため、店舗へ持ち込む前に柔らかい布でやさしく乾拭きをするか、水洗いをしてきれいにしておくことをおすすめします。皮脂汚れがひどい場合は、中性洗剤を使って水洗いするとよいでしょう。

ダイヤモンドを売るなら情報収集と事前準備が大切

ダイヤモンドはその価値が世界中で認められているため、比較的現金化しやすい宝石であるといえるでしょう。

品質評価基準である4Cや需要と供給の状況により査定額は変わるものの、現金化の前にある程度査定額を把握することも可能です。何らかの理由でダイヤモンドの現金化が決まり手放す際は、業者探しと併せて相場のチェックも行い、少しでも高く売れるようにしておくことをおすすめします。ぜひ、今回ご紹介した業者の選び方やダイヤモンドを売る際に注意したいことなどをご参考にしてみてください。

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