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ピンクダイヤモンドは資産として人気!その希少価値の高さと宝石としての意味合い

婚約指輪や結婚指輪にあしらわれる宝石として人気のピンクダイヤモンド。
実は近年、資産保全の品として人気が高まっているということはご存じでしょうか?
そこで今回はピンクダイヤモンドの希少価値をはじめ、秘められた意味や身に着けることで得られる効果などについてまとめています。また、ピンクダイヤモンドの評価基準についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

ピンクダイヤモンドの希少価値

ピンクダイヤモンドの希少価値

ピンクダイヤモンドは希少価値が高いダイヤモンドです。産出されるダイヤモンドのほとんどは透明のホワイトダイヤモンドですが、一部オレンジがかったものや紫がかったものもあります。その中でも、柔らかな赤みのあるピンクダイヤモンドは世界でもごく数か所の鉱山でしか産出されず、生産量も不安定だったため希少価値が高いのです。

ピンクダイヤモンドは同じカット、同じ重さであればホワイトダイヤモンドよりも高価な値で取引されています。

その希少性から高貴なダイヤモンドとしての評価が高く、王族などごく限られた人だけが手にできるダイヤモンドでしたが、現在は一般の方でも手に入れることができます。

近年では、一定の生産量が確保され、有名人がピンクダイヤモンドを贈られる場面が話題にのぼることもあり、ピンクダイヤモンドをあしらった婚約指輪や結婚指輪の人気が高まっています。

現在流通しているピンクダイヤモンドの約90%は、オーストラリア北部にあるアーガイル鉱山で産出されたものといわれています。過去には、100カラット前後のファンシーピンク・レッドなど、色鮮やかなダイヤモンドが産出されました。
しかし、アーガイル鉱山は2020年に閉山。その後はアーガイル鉱山に代わりインドやロシア、南アフリカなどでも採掘されているものの、アーガイル鉱山ほど品質が高いものはほとんど見つかっていません。品質の高いピンクダイヤモンドの産出量が減ったことで、アーガイル鉱山で採掘されたピンクダイヤモンドの希少性が高くなっているのです。これにより、資産保全の品としてピンクダイヤモンドが注目を集めるようになりました。

参考:GIA アーガイル鉱山のピンクダイヤモンドは終わりを迎えるのでしょうか?

ピンクダイヤモンドの意味とは

では、そんなピンクダイヤモンドにはどのような意味が秘められているのでしょうか。

ピンクダイヤモンドには、「完全無欠の愛」という意味があります。これは、「永遠の愛」を意味するため、ピンクダイヤモンドはまさに婚約指輪や結婚指輪などの特別なジュエリーにあしらうのに適した宝石といえます。

このほか、ピンクダイヤモンドには「最終決定」という意味も込められています。最愛のパートナーにピンクダイヤモンドを贈ることで2人の絆がより一層強まり、揺るぎない永遠の愛を築き上げることができるでしょう。

ピンクダイヤモンドが持つ意味は結婚に関するものだけではありません。
「邪気から身を守り幸せを運んでくる」ともいわれているため、結婚に限らず、幸運を引き寄せたい方におすすめの宝石といえます。

資産保全だけじゃない?パワーストーンとしてのピンクダイヤモンドの効果

資産保全だけじゃない?パワーストーンとしてのピンクダイヤモンドの効果

主要鉱山であるアーガイル鉱山の閉山により流通量が減ったことで、益々その価値が高まっているピンクダイヤモンド。そんなピンクダイヤモンドをパワーストーンとして身に着けることによって、主に以下の効果が得られると考えられています。

パートナーとの絆を深める

ピンクダイヤモンドにはパートナーとの絆を深める効果があります。結婚生活を送る中で、喧嘩をすることもあれば困難を乗り越えなければならない場面も出てくるはずです。そのとき、ピンクダイヤモンドの力によってお互いに歩み寄る心を持つことができ、協力することでより一層絆を深められるようになります。

ピンクダイヤモンドは夫婦円満のお守りとしても最適なので、身に着けることによって変わらない愛情をお互いに持ち続けられるでしょう。

自身の魅力を高める

ピンクダイヤモンドはほかのダイヤモンドに比べると身に着けている人の美しさを最大限に引き出すエネルギーが強いといわれています。これにより、自身の魅力を高める効果が期待できます。さらに、美しいピンク色には華やかにする力も込められているので、「より華やかな印象を与えたい」という方はピンクダイヤモンドがおすすめです。

エネルギーを集めて幸運を招く

ダイヤモンド自体にエネルギーを集めて幸運を招く効果があり、ピンクダイヤモンドにも同じ力が秘められています。そのため、ピンクダイヤモンドを身に着けることで邪気を遠ざけて幸運を招き寄せ、幸せな未来へと導いてくれます。

このほか、ピンクダイヤモンドは「愛のエネルギー」を集めるのに長けている宝石です。前述したように、ピンクダイヤモンドには「完全無欠の愛」という意味も込められているのでパートナーとの愛情を深めることができるのはもちろん、家族や友人とも良好な関係を築き上げられます。

信念を貫く

ピンクダイヤモンドには信念を貫く効果も期待できます。たとえば、自分に自信がないとほかの方の意見によって流れされてしまいがちです。しかし、ピンクダイヤモンドを身に着けることによって自己肯定感が高まり、自然と自信を持つことができます。そのため、「優柔不断でほかの方の意見に流されやすい」という方は、ピンクダイヤモンドを身に着けるのがおすすめです。そうすることで自信を持って己を貫くことができるはずです。

創造力を向上させる

ピンクダイヤモンドには創造力を向上させる効果もあります。自身の内に秘められた創造力をピンクダイヤモンドが引き出してくれるため、才能を発揮したいときに身に着けるのがおすすめです。たとえばクリエイターやデザイナー、芸術家などの仕事は創造力が必要です。ピンクダイヤモンドを身に着けることによって仕事での活躍の場も増えることから、結果的に仕事運の上昇にもつながります。

ピンクダイヤモンドの評価基準

ピンクダイヤモンドの評価基準

ピンクダイヤモンドの品質は、無色透明なダイヤモンドと同様、「カラー(Color)」「カット(Cut)」「クラリティ(Clarity)」「カラット(Carat)」の4つの基準で評価されます。ただし、カラーについては異なる点があるため、資産保全のためにピンクダイヤモンドを保有したいと考えているなら、チェックしておきましょう。

カラー

ピンクダイヤモンドのカラーは、「明るさ」「濃さ」「色の種類」によって判別されます。
明るさは最も鮮やかなものを「ファンシービビッド」。そのあとに「ファンシーインテンス」「ファンシーディープ」「ファンシーダーク」「ファンシー」「ファンシーライト」「ライト」「ベリーライト」「フェイント」とカラーランクが続きます。

濃さについては、色が濃くはっきりしているものほど価値は高くなる傾向にあります。

色の種類は、同じピンクダイヤモンドでも茶色がかったものや紫がかったものなどがありますが、きれいなピンク色をしているものほど価値は高くなります。カラーグレードは「Purplish Pink」「Pink」「Pink Rose」「Pink Champagne」「Blue」「Red」の6種類です。

カット

ダイヤモンドのカットは、「形状」や「プロポーション」を表します。ダイヤモンドが美しく輝くかは、正確にカットが施されているかどうかによって決まるといっても過言ではありません。バランスや対称性、研磨がダイヤモンドの輝きを左右するため、職人の技術によって決まる唯一の要素なのです。
カットのグレードは、「Excellent」を最高ランクとして、「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」の5つに分けられています。

クラリティー

ダイヤモンドのクラリティーは、「透明度」を表します。ダイヤモンドは自然界で形成されるため、そのほとんどに「インクルージョン」と呼ばれる内包物や「ブレミッシュ」と呼ばれる疵があり、クラリティーではその有無や位置、程度などを評価します。
クラリティーのグレードは、インクルージョンとブレミッシュがどちらも見られない「フローレス」、インクルージョンが見られない「インターナリーフローレス」、インクルージョンが非常にわずかで熟練のグレーダーでも確認が困難な「ベリーベリースライトリーインクルーデッド」、インクルージョンがなんとか確認できるが微少な「ベリースライトリーインクルーデッド」、インクルージョンが確認できる「スライトリーインクルーデッド」、インクルージョンが容易に確認できて透明度や輝きに影響を与える可能性がある「インクルーデッド」の6つに分けられています。

カラット

ダイヤモンドのカラットは、「重量」を表します。「大きさ」だと思っている方も多いのですが、正確には「ダイヤモンドの重さ」のこと。そのため、カット方法によっては同じカラット数でも大きさが異なる場合もあります。1カラットは0.2gとなっていて、2カラットだと0.4g、5カラットだと1gに相当し、重くなるほど希少価値が高くなります。
ダイヤモンドの重量を表す「カラット(carat)」は、金の純度を表す「カラット(karat)」とは異なるため混同しないようにしましょう。

ピンクダイヤモンドには天然・人工が存在する

市場に出回っているピンクダイヤモンドは天然のものだけではありません。人工的に着色を施したピンクダイヤモンドも存在し、天然に比べるとリーズナブルな価格で購入できます。

人工的に着色する場合は、主に放射線処理によって熱を加える方法とコーティング処理を施す方法があります。放射線処理に使用されるダイヤモンドは、茶色や黄色などカラーのグレードが低いものがほとんどです。一方で、コーティング処理に使用されるダイヤモンドは無色透明のものになります。そのため、コーティング処理されたものは人工のピンクダイヤモンドだからといって価値がないわけではありません。ただし、酸性の液体などによって色が落ちてしまうのでその点には注意が必要です。

保有しているピンクダイヤモンドが天然か人工かは、熟練の宝石商でさえも目視だけで判別することはできません。専門の機械を使わなければ判別は難しいといえるでしょう。
しかし、2005年以降にアーガイル鉱山で産出されたピンクダイヤモンドには、ガードル部分に刻印が施されています。この刻印があれば「採掘から研磨、卸販売まですべてアーガイルダイヤモンド社が行っていること」「確実にアーガイル鉱山で採掘されたピンクダイヤモンドであること」がわかるため、天然か人工かを見極める際のひとつの指標にするとよいでしょう。もし刻印がない場合、残念ながら現在の技術ではダイヤモンドの産地まで特定することはできません。天然のピンクダイヤモンドであってもアーガイル産かどうかまでは判別することは難しいでしょう。

魅力たっぷりのピンクダイヤモンドは資産保全にもおすすめ

婚約指輪や結婚指輪にあしらう宝石として人気の高いピンクダイヤモンドは、その希少価値の高さから資産保全の品としても注目を集めています。とくに、色が濃く鮮やかなピンクダイヤモンドほど価値が高くなる傾向にあるようです。
ピンクダイヤモンドの主な産出地であったオーストラリア北部のアーガイル鉱山が閉山してからは流通量が減り、さらにその価値が上昇しています。インドやロシア、南アフリカなどでも産出されてはいますが、その品質はアーガイル産には及ばないといわれています。
天然のピンクダイヤモンドは今後さらに供給量が減ることが予想されているため、資産保全のためにダイヤモンドを保有したいと考えている場合は、ピンクダイヤモンドも選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

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