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喜平ネックレスの資産価値はどれくらい?覚えておきたい魅力や種類

喜平ネックレスの資産価値はどれくらい?覚えておきたい魅力や種類

シンプルでありながらも圧倒的な存在感を放つ喜平ネックレスは、ファッションアイテムとしてだけでなく、実物資産としても高い人気を誇っています。
そこで今回は、喜平ネックレスの魅力や資産価値について詳しくご紹介します。喜平ネックレスの購入や現金化を考えている方は、ぜひご参考にしてください。

 

喜平ネックレスとは?

シンプルなデザインで地金の輝きが楽しめる喜平ネックレスは、ネックレスの定番デザインとして知られています。
喜平ネックレスの「喜平」とはチェーンのつなぎ方のこと。小豆型の輪を90度にひねって押しつぶし、1つ〜3つずつ輪をつなげたデザインのネックレスです。チェーンの輪のカット面が美しく、頑丈なつくりになっています。
シンプルなデザインでありながらも重厚感があり、なめらかに輝くのが特徴です。どのようなファッションにも合わせやすいことから、幅広い世代の方に愛されています。

「喜平」という名前の由来は2つあります。
一つは「喜平」という職人が考案したという説。
もう一つは「騎兵」が由来となっている説です。19世紀中頃のアメリカ南北戦争では、陸軍の騎兵は乗馬時にも帯刀できるように金属製のチェーンを吊り下げていました。これがのちにくつわ鎖(カーブチェーン)と同じ意味を持ち、「騎兵チェーン」が「喜平チェーン」になったといわれています。このことから、海外では喜平ネックレスを「カーブチェーン」と呼んでいます。

 

喜平ネックレスの資産価値

喜平ネックレスの資産価値

喜平ネックレスはファッションジュエリーだけでなく、実物資産としての価値があります。
一般的に、洋服や靴などの身に着けるものは使用すると価値が下がっていきますが、金やプラチナの喜平ネックレスは傷があっても素材の価値で現金化することができるのです。そのため、身に着けるものとしては資産性が高い傾向にあります。

さらに、金やプラチナのジュエリー制作では、強度を確保するためにほかの金属を混ぜるのが一般的ですが、喜平ネックレスは比較的シンプルな構造で純度が高い金やプラチナを使用していることが多くなっています。そのため、加工費が少なく、地金やコインなどに近い価値があるのです。
なかでも純度の高い24金や18金、Pt950やPt900などの喜平ネックレスは資産価値が高くなっており、投資目的で購入したあと実物資産として保有する方もいます。

しかし、資産価値が高い喜平ネックレスを求めるなら注意しておきたいことがあります。それは、純度が高いほど資産価値は高くなるものの、ファッションジュエリーとしては扱いづらくなるということです。
金やプラチナは純度が高くなるほど柔らかくなるという特徴があるため、傷がつきやすい傾向にあるのです。
実物資産として価値を求めるなら純度が高いものを選び、ジュエリーとして身に着けるなら扱いやすさを重視して選びましょう。

 

資産価値以外にもある!喜平ネックレスの魅力

喜平ネックレスの魅力は資産価値の高さだけではありません。
ファッションジュエリーとして以下のような魅力があるため押さえておきましょう。

均整のある輝き

喜平ネックレスは、均整のとれたカット面が光を反射して美しい輝きを放つデザインです。カット面が2つなら「2面喜平」、6面なら「6面喜平」などと呼ばれていて、カット面の数によって輝きも異なるのが魅力です。カット面の数が多いほど繊細な加工が必要になり、より均整のある輝きが楽しめます。

時代に左右されない

ファッションやヘアスタイルなどに流行があるように、ネックレスのデザインにも流行があります。そのため、流行から2〜3年も経てば「デザインが古い」と感じてしまいます。
しかし、喜平ネックレスは流行に左右されない普遍のデザインといわれています。その理由は、喜平というデザインが誕生してから長い間、一定の人気があるため。時代に左右されないデザインであることは喜平ネックレスの魅力といえるでしょう。

切れにくい

喜平ネックレスはチェーンの線を太くしてひねりを加えているため、切れにくい傾向にあります。とくにダブルやトリプルは1つの輪に2つ・3つの輪がつながっているため、より丈夫で普段使いしていても切れにくいでしょう。

 

喜平ネックレスの種類

一言で「喜平ネックレス」と言っても、その種類はさまざまです。カット面の数や素材、編み方などにより、見た目の印象も異なります。

カット面の数

喜平ネックレスには2面カットや8面カット、14面カットなどがあり、カット面が多くなるほど隙間がなくなり輝きやなめらかさが増します。カット面が多いデザインほど、繊細で上品な印象を与えるのです。
反対に、カット面が少ないほど地金の輝きが楽しめます。カジュアルな印象になり、存在感も増すのが特徴です。同じ質量の金やプラチナを使っていても、カット面の数が多いほうが加工に手間がかかるため、価格が上がる傾向にあります。

素材

喜平ネックレスの素材は、金(ゴールド)かプラチナが一般的です。どちらの素材も純度が高いほど実物資産としての価値は高くなります。

金の喜平ネックレスは18金が人気です。14金や10金もありますが、実物資産として所有するなら純度の高い18金がよいでしょう。

プラチナ

プラチナは硬度のあるPt850が一般的ですが、近年は純度が高く扱いやすい純プラチナの喜平ネックレスも増えています。

編み方

輪がつながっている形状によって呼び方が異なります。1つの輪に対して1つの輪がつながっているのは「シングル」、1つの輪に対して2つの輪がつながっていると「ダブル」、1つの輪に対して3つの輪がつながっていると「トリプル」と呼ばれます。1つの輪につながっている輪が多いほどチェーンの隙間がなくなり、繊細で上品な印象になります。

 

喜平ネックレスを高く買い取ってもらうために地金の相場を知っておこう

喜平ネックレスを高く買い取ってもらうために地金の相場を知っておこう

喜平ネックレスの主な素材である金やプラチナの地金相場は日々変動していて、現金化のタイミングによって査定額が異なります。少しでも高く買い取ってもらうためには、相場を知っておくことが大切です。こまめに相場をチェックしていれば、どのタイミングならより高く現金化できるかがわかってくるでしょう。

このほか、店舗によって買取価格が異なる場合もあるため、買取りに出す店舗が決まっているなら公式サイトなどで買取価格をチェックしておくのもおすすめです。

 

喜平ネックレスは資産価値が高いジュエリー

ファッションジュエリーや実物資産として高い人気を誇っている喜平ネックレス。その魅力は資産価値の高さだけでなく、カット面の数や素材、編み方などによって異なる見た目の違いにもあります。普段使いしていてもその価値が下がることはないため、実物資産として保有しつつ、ジュエリーとしても楽しみたい方に向いているアイテムといえるでしょう。

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