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金メダルの価値はどのくらい?高く売るためのポイントも解説!

金メダルの価値はどのくらい?高く売るためのポイントも解説!

金メダルはオリンピック競技用のメダルだけでなく、記念金メダルもあります。オリンピック競技用の金メダルは一般的になかなか手に入りにくいものの、稀に取引されていることもあるため「購入しようか悩んでいる」という方もいるのではないでしょうか。競技用金メダルと記念金メダルの違いを知って、自分に適した金メダルを購入しましょう。

そこで今回は、競技用金メダルと記念金メダルの違いや純金製の金メダルが発行されるタイミング、少しでも高く現金化するためのポイントなどをご紹介します。ぜひご参考にしてください。

まずは押さえておこう!競技用金メダルと記念金メダルの違いについて

金メダルには、大きく分けると「競技用金メダル」と「記念金メダル」の2種類があります。それぞれの違いは、以下のとおりです。

競技用金メダル

競技用金メダルとは、オリンピックで使用されている金メダルのことです。競技種目で1位を獲得した選手に贈られますが、それを見て金メダルは純金だと思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、じつはオリンピック競技で使われている金メダルは純金ではありません。競技用金メダルのベースは銀で作られており、そこに6g以上の金メッキが施されているのです。

では、なぜ競技用金メダルは純金ではないのかというと、それには「耐久性」と「コスト」で問題があるからです。
そもそも金は柔らかいという性質があるため、純金だと競技用金メダルを落としたときに変形する恐れがあります。形を維持できなくなるので、競技用金メダルには純金を使用できないのです。

競技用金メダルを純金で作れないもうひとつの理由にコストがあり、まず競技用金メダルの重さは約400〜500g。そのときの金の相場によって価格は異なりますが、これを純金で作るとなるとひとつあたり200万円以上します。種目の数だけ競技用金メダルを用意しなければならないので、数十億円の費用がかかる計算です。この費用を抑えるために、競技用金メダルは金メッキ加工を施して作られているのです。

記念金メダル

記念金メダルは競技用金メダルとは違って、純金のものもあれば22金のものもあります。
純金は金が99.99%以上含まれているのに対し、22金は金が91.7%含まれています。いずれにせよ、純金や22金などの記念金メダルは金がたくさん含まれているため、価値が高いのが特徴です。

純金製の金メダルが発行されるタイミング

純金製の金メダルが発行されるタイミング

純金製の金メダルが発行されるタイミングは、主に「歴史に残る出来事が起きたとき」です。
たとえば、以下のようなタイミングが挙げられます。

・オリンピックの開催
・王室祝賀行事
・万国共通博覧会の開催
・鉄道開通イベント
・各種法律の施行

上記のようなイベントの際は、記念として純金製の金メダルが発行される可能性が比較的高いといえます。ただし、数量限定の場合が多いので、必ずしも手に入るとは限らないという点には注意が必要です。

純金製の金メダルはどのくらいの価値がある?

純金製の金メダルの価値は、金の相場とメダル自体の価値によって決まります。たとえば、金1gあたりの買取価格が6,000円だった場合、金メダルの重さが約200gであれば約120万円で買取りしてもらえます。金相場が高く、かつ純金製の金メダルが重いほど価値が高くなるでしょう。

このほか、純金製の金メダルはそのメダル自体の価値によっても価格が異なります。前述したように、純金製の金メダルは数量限定であることも珍しくありません。「追加で生産する」ということもほとんどないので、プレミア価値が付きやすいのです。
純金製の金メダルによっては「高額費用を支払ってでも手に入れたい」というコレクターもいるので、高値で取引されやすいでしょう。

このように、純金製の金メダルの価値は金相場だけでなく、メダル自体の価値によっても異なるので一概に「いくらになる」とはいえないのです。

金メダルを少しでも高く現金化するためのポイント

金メダルを少しでも高く現金化するためのポイント

前述したように、金メダルはその日の金相場によって買取価格が決まります。そのため、金メダルを少しでも高く現金化するなら、「金相場」について知っておかなければなりません。

まず、金相場は日々変動し続けています。短期間で大きく変動することはありませんが、前日1円低かったのに数日後には2円高くなっているということは珍しくありません。金を少しでも高く現金化するには、この金相場が高くなったタイミングで買取りに出すことが大切です。

ただし、金相場は大きく変わることもあります。それは、「世界経済に動きがあったとき」です。金の相場は、ロンドンやニューヨークの金取引市場が指標となります。日本の経済自体に大きな動きがなかったとしても、海外の経済状況に変化があった際は日本の金相場にも影響するのです。

たとえば、ドル安の状況が続いたり中国やインドなどの新興国で金の需要が高まったりした場合、インフレが起こり物価の価格が値上がりします。そうなると、お金の価値が下がります。
お金の価値が下がってしまうと、安定資産である金を保有しようと需要が高くなるのです。この結果、金の相場が高くなる仕組みです。そのため、インフレが起こったタイミングで金メダルを現金化することで、少しでも高く買取ってもらえる可能性があります。

金メダルを少しでも高く現金化するためには、「為替相場」についても押さえておくことが大切です。金は米国ドルを用いて取引が行われています。為替相場が円高になった場合は、海外からの輸入品の値段が下がります。反対に円安になった場合は、海外からの輸入品の値段が上がります。

では、いつ金メダルを現金化すれば高額買取が望めるのかというと、円安ドル高のタイミングです。ドルの価値が高いときは金相場も上昇傾向にあるといわれているので、そのタイミングを狙って金メダルを現金化するのがおすすめです。

金メダルの価値を知って売買しよう

金メダルといっても、「競技用金メダル」と「記念金メダル」の2種類に大別できます。競技用金メダルは、純金ではありません。そのため、金自体の価値はありませんが競技用金メダルは一般の方からすると手に入らない製品です。これにより、プレミア価値が付いて高額で取引されるケースがあります。

一方で、記念金メダルの中には純金、または22金が多数存在します。純金はほとんど金でできているため、高額取引が期待できるでしょう。また、金自体の価値だけでなく、金メダル自体の価値も付与されます。

金投資を行うのであれば、今回ご紹介した少しでも高く現金化するためのポイントも押さえて、金メダルを売買するようにしましょう。

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