Gold and Asset Purchase

金・資産運用の買取について

Asset-management

金投資をおすすめしない理由やおすすめな人の特徴とは?

金投資をおすすめしない理由やおすすめな人の特徴とは?

金は安定資産のひとつなので、資産運用として活用する方は少なくありません。しかし、一部では「金投資はおすすめしない」といわれています。それはなぜなのでしょうか。

そこで今回は金投資の種類をはじめ、金投資をおすすめしない理由や金投資が向いている人をご紹介します。ぜひご参考にしてください。

まずは押さえておこう!金投資の種類

まずは押さえておこう!金投資の種類

まずは金投資にはどのような種類があるのか、以下で押さえておきましょう。

純金積立

純金積立とは、毎月決めた金額を支払って金を購入する投資方法です。また、毎月購入する金のグラム数を決めて積立を行う方法もあります。純金積立ならまとまったお金が準備できなくても始められるので、金投資初心者の方でも安心して始めやすいのが特徴です。

なお、純金積立では「現物受取」「交換」「現金化」の3つの中から、自分に適した活用方法が選べます。

BIJOUPIKOからご案内する純金積立はこちらから

金貨・金地金の現物購入

金貨・金地金の現物購入とは、現物を購入できる投資方法です。金貨・金地金を手元に置いておけるので、換金したいタイミングで買取店に持って行き、現金化することができます。

金先物取引

金先物取引とは、将来の日付で金を購入できる投資方法です。具体的には、「◯月◯日に金を◯◯万円で購入する」と決めて取引を行います。仮に、購入日に金の価格が提示した金額よりも高くなっていれば、お得に購入することができます。

投資信託

投資信託とは、プロに資産運用を任せる投資方法です。運用を任せるのでその分手数料などが発生しますが、投資に関する知識がなくても安心して始められるのは大きな魅力といえます。

金ETF

金ETFとは「Exchange Traded Fund」の略称で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。証券口座を保有していれば金に投資することができ、インターネット上ですぐに購入することが可能です。現物を保有しないので保管の手間が発生しないほか、株式と同じくリアルタイムで取引できるのが特徴です。

金投資はおすすめしない?その理由とは

金の投資方法にはさまざまな種類があり、低資金で始められるものから初心者でも始めやすいものまで揃っています。しかし、一部では「金投資はおすすめしない」といわれていますが、それはなぜなのでしょうか。以下では、金投資はおすすめしないといわれている主な理由を4つご紹介します。

保有していても資産は増えない

第一に、「保有していても資産は増えないから」です。
たとえば、銀行の定期預金だと一定期間お金を預けることで利子が付きます。株であれば、保有しているだけで株式優待や配当金を受け取れます。不動産投資なら家賃収入が得られるでしょう。これらをインカムゲインといいますが、金投資にはこのインカムゲインがありません。金を現金化しないと資産が増えることはないので、おすすめしないといわれているのです。

手数料が高い

金投資をおすすめしないといわれる理由には、「手数料が高い」という点も挙げられます。
前述した金の投資方法のほとんどに、手数料がかかります。

純金積立の場合は、購入手数料・積立時の手数料・積立休止時の手数料。金貨・金地金の現物購入であれば購入手数料・管理手数料、金先物取引であれば取引手数料が発生します。また、投資信託は購入時手数料だけでなく前述したように運用管理の手数料もかかり、金ETFであれば売買手数料・運用管理の手数料が必要です。

このように、金投資にはさまざまな手数料がかかるため、結果高くなりおすすめできないといわれているのです。

有事のときは金を買わないほうがよい

金投資をおすすめしないといわれる理由のひとつが、「有事のときだから」です。
戦争や大規模な自然災害などの有事のとき、金は価値が高まります。そのため、金は“有事の金”といわれていますが、おすすめしない理由が「金を今買うべきタイミングではない」ということです。現在、コロナ禍やウクライナショックでまさに金の価値が上昇しています。このタイミングで金を購入した場合、落ち着いたあとに金相場が下落する可能性があるのです。つまり、損失を出す可能性が高いということ。

有事のときに現金化すれば多大な利益を得られる可能性はありますが、購入だけ行うのは避けたほうがよいのです。これが、金投資をおすすめしないといわれている理由です。

分散投資分を含めた資金の確保が難しい

金投資をおすすめしない理由には、「分散投資分を含めた資金の確保が難しい」という点もあります。そもそも金投資は、分散投資に向いています。金だけで資産運用をすると、リターンをあまり見込むことができません。そのため、金だけで資産運用をするのは望ましくないのです。それを踏まえると金投資以外にも投資をする必要があり、多額の費用が必要になってきます。

この理由により、金投資はおすすめしないといわれているのです。

どんな人に金投資がおすすめ?

どんな人に金投資がおすすめ?

では、金投資はどのような人に向いているのでしょうか。

安定資産を求めている人

金投資は、「安定資産を求めている人」に向いています。金は有限なほか、身の回りのさまざまなものに活用されているので価値がなくなることはありません。相場も日々変動しているとはいえ、大きく変わることもないでしょう。この理由により、金投資は安定資産を求めている人におすすめです。

分散投資をしたい人

「分散投資をしたい人」も金投資に向いています。繰り返しになりますが、金は分散投資に適しています。仮に、株や不動産運用などで損失が出たとしても、金投資によって資産運用のリスクを低減することが可能です。そのため、分散投資をしたい人には金投資がおすすめといえます。

金投資に関する知識がある人

「金投資に関する知識がある人」も金投資に向いています。知識がないまま金投資を始めてしまうと、手数料が多く取られて利益をあまり生み出せない可能性があります。また、現金化のタイミングを間違えれば損失を出してしまうことにもなりかねません。

金は相場が変動しており、利益を生み出すには売買のタイミングが大切です。このタイミングを掴むには知識が不可欠なので、金投資に関する知識がある人にはとくにおすすめです。

リスクを理解したうえで金投資を検討しよう

金投資をおすすめしないといわれている理由には、主に「保有していても資産は増えない」「手数料が高い」「有事のときは金を買わないほうがよい」「分散投資分を含めた資金の確保が難しい」が挙げられます。しかし、金は安定資産なので知識さえ押さえておけば多大な損失を出す心配はありません。そのため、金投資をするならまずはリスクを理解したうえで始めるようにしましょう。

BIJOUPIKOの金・プラチナの売買についてはこちらから

Share On

Related Article

関連記事