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k18とはどんな金属?ほかの金との違いやk18が用いられているアイテムとは

k18とはどんな金属?ほかの金との違いやk18が用いられているアイテムとは

ネックレスや指輪、ピアスなどのジュエリーを選ぶ際に目にする「k18」とは、具体的にどのような金属のことなのでしょうか?
一言で金といっても、k18以外にもk14やk10などの種類があるため、それぞれの違いについて押さえておくことが大切です。
そこでこの記事では、k18について解説するとともに、k14やk10との違い、k18が用いられているアイテム、k18を選ぶメリットなどをご紹介します。

そもそも金とはどのような素材?

そもそも金とはどのような素材?

金(純金)とは、世界中で価値が認められている素材です。
経年変化しづらく柔らかいという特徴があり、用途に合わせてほかの金属を混ぜ合わせて用いるのが一般的です。ただし、ほかの金属を混ぜ合わせた場合、その金属の影響を受けてしまいます。この混ぜ合わせる金属を割金と呼び、配合する割金の種類や量によって、イエローゴールドやホワイトゴールド、ピンクゴールドなどと色合いが変わります。カラーゴールドの場合、イエローゴールドなら「k18YG」、ホワイトゴールドなら「k18WG」、ピンクゴールドなら「k18PG」と表記されます。

そんな金が採掘されるのは、金鉱山や金鉱脈から流れた下流河岸に沈殿する砂金などです。これまでに採掘された金の総量は約190,040トンで、国際基準プールのわずか約4杯分といわれています。
現在地球に埋蔵されている金は約54,000トンといわれていますが、埋蔵されているすべての金を採掘できるわけではありません。そのため、もしこのままのペースで金を採掘した場合、近い将来は金を採掘できなくなってしまう恐れがあります。

k18とは?

k18とは、純度75%の金のことを指します。金の含有率は24分率で表され、k18は24分の18が金。つまり、75%が金で残りの25%は銀や銅などの割金ということです。「18k」や「18金」と表記されることもありますが、これらはすべて同じ意味合いです。ただし、k18は「まえk」と呼ばれ日本の正規製品に多く、18kは「あとk」と呼ばれ海外製に多い傾向にあります。
ちなみに、k18の「k」は「karat(カラット)」の頭文字を取っています。ダイヤモンドの重さを表す「carat(カラット)」とは意味が異なるため注意しましょう。

k14やk10との違い

金の純度が75%のk18に対して、k14は金の純度58%、k10は金の純度41.7%となっています。金の含有量が少ないとその分割金である銀や銅の割合が多くなるため、傷や変形に強くなるのが特徴です。ただし、割金の量が増えると変色しやすくなる点には注意しなくてはなりません。

さらに、k14やk10はk18と比較すると金本来の色味が薄く、銀や銅など割金の影響を受けた色合いになっている傾向にあります。とくに割金の種類や量によって色合いが変わるカラーゴールドに関しては、色味がはっきりしやすいのが特徴です。

なお、k14やk10以外の金の種類や特徴については、以下の記事で詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。

金にはさまざまな種類がある!資産運用するなら押さえておきたい基本知識

k18が用いられているアイテム

金としてもっとも価値が高いのは純金であるk24ですが、k18も十分に価値がある素材です。
というのも、k18は柔らかい純金に銀や銅などの割金を加えて、高い純度を保ったまま加工しやすくしています。そのため、ネックレスやブレスレット、リングなどのジュエリー素材、高級ブランド腕時計や工業用として多く用いられているのです。割金で色を調整したピンクゴールドやホワイトゴールド、イエローゴールドなどのジュエリーも多く展開されています。
しかし、金の代表的なアイテムである地金やコインなどに用いられることは少ない傾向にあります。

k18も現金化に向いている?k18を選ぶメリットとは?

k18も現金化に向いている?k18を選ぶメリットとは?

先述した通り、金としてもっとも価値が高いのは純金であるk24です。カラーゴールドならk14やk10のほうが、色合いがはっきりするとお伝えしました。
そのため、k18を選ぶメリットがわからないという方もいるのではないでしょうか?

k18を選ぶメリットとしては、ジュエリーとして日常使いできる安定感がありつつ、金の含有率も高いため資産保全のアイテムとしても保有できる点が挙げられます。

まず、「ジュエリーとして日常使いできる安定感ある」という点についてですが、柔らかく加工しづらいという金の特性上、純金をジュエリーにして身に着けることは難しい傾向にあります。しかし、銀や銅などの割金を混ぜ合わせることで純金の特徴のひとつである素材の安定性を保ちつつ、加工しやすくすることができるのです。k18は純金が75%、割金が25%と割金の割合が限られているためカラーゴールドとしてはやや色合いがはっきりしないこともありますが、ピンクゴールドやホワイトゴールド、イエローゴールドなどのバリエーションもあり、好みのカラーを選ぶことが可能です。

次に、「金の含有率が高く資産保全のアイテムとしても保有できる」という点についてですが、金が世界中で取引されていることが関係しています。というのも、金は世界中でその価値が認められている素材です。埋蔵量も限られており希少価値が高いことから、その価値がゼロになることはありません。実際にここ数年、相場は高い水準をキープしています。これにより、現物資産として保有しておき、ご自身のタイミングで現金化することができるのです。
k18なら現物資産として保有しつつ身に着けることもできるため、選ぶ価値があるといえるでしょう。

なお、金を現金化する際にかかる税金については、以下の記事で詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。

金を現金化すると税金はかかる?課税対象となるラインと損をしないためのポイント

資産保全にもなるk18を保有しよう

世界中でその価値が認められている金。
一言で金といってもk18やk14、k10などさまざまな種類がありますが、ジュエリーとして身に着けつつ資産保全のことも考えるのなら、k18を選ぶとよいでしょう。
k18は金の純度が75%と高いため、金本来の特性がありつつ、取り扱いしやすい純度といえます。将来的に現金化することも可能です。

金プラチナの売買についてはこちらから

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