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金の買取を依頼する際には手数料がかかる!その理由とは?

金の買取を依頼する際には手数料がかかる!その理由とは?

金を現金化(買取)する際には手数料がかかります。

しかし、金の買取相場価格から手数料が差し引かれると損をした気分になることも……。少しでも高く買い取ってもらうために手数料がない、もしくは少ない業者を探す方もいますが、それが正解とは言い切れません。

そこで今回は、金の買取に手数料がかかる理由についてご紹介します。これから金製品を現金化したいと考えている方は、ぜひご参考にしてください。

金を買取に出す際は手数料がかかる

金を現金化(買取)する際には、手数料がかかるということはご存知でしょうか?

多くの買取店では「買取手数料」として、金の重量に応じた手数料を設定していることが多いのですが、実は特に規約で定められているわけではありません。請求の有無や金額は業者が自由に決めることができるのです。

そのため、同じ金製品を現金化する場合でも、お店によって手数料の金額が異なります。

手数料がかからない業者がよい?

「買取手数料の請求の有無や金額は業者が自由に決めることができる」と聞くと、「じゃあ手数料がかからない業者が優良なのでは」と考える方もいるでしょう。

しかし、手数料がかからない業者がよい業者というわけではありません。というのも、業者のなかには金単価を相場よりも低く設定することで、買取手数料を請求しないというところもあるからです。

最初から低い買取価格を設定して手数料を無料にすることでお得に見えるというわけです。実際は買取手数料分が買取価格で差し引かれていることになるため、手数料がかからない場合は金本体が安く買い叩かれていないか確認する必要があります。

金の買取で手数料がかかる理由とは?

金の買取で手数料がかかる理由とは?

多くの金買取業者で手数料がかかることがわかりました。
しかし、なぜ金の買取には手数料がかかるのでしょうか?

以下では、その理由を3つご紹介します。

売却時に利益を得るため

多くの買取業者は、お客さまから買い取った金製品を再び売却して利益を得ます。その際、買取金額と売却金額の差額が大きいほど業者は利益が大きくなるのです。

具体的には、お客さまから金製品を買い取る際に手数料を差し引くことで買取金額が低くなり、相場が高いときに市場に売却することで差額を大きくすることができ、その結果、大きな利益を得ることができます。

目減り分を補うため

金の再加工に必要な精錬では、純金と割金を完全に分離することができず純金の量が目減りしてしまいます。

金の価格は重量で決まるため、再加工したあとの金の重量を考慮して買い取る必要があるのです。

そこで業者は利益を出すために、目減り量を補う目的で手数料を設定していることもあるようです。

加工時の費用を補うため

そのままでも販売できるジュエリーや地金などはとくに問題ありませんが、壊れたジュエリーや大判小判などはそのまま販売するのが難しいため、加工が必要になります。

しかし、金を再加工する際には人件費や加工費などがかかります。それらの費用を補うために手数料を設定している業者もあります。

金を買取に出す前に確認しておきたいこと

金を買取に出す前に確認しておきたいこと

「金を買取に出すのなら少しでも高く買い取って欲しい」と考える方は多いでしょう。

残念ながら相場よりも安く買い叩いたり、自分たちの利益しか考えていなかったりする業者も存在するため、優良業者に適正価格で買い取りに出せるように、以下のポイントををチェックしておくことが大切です。

手数料がどれくらいかかるのか

先述した通り、金製品の買い取りには手数料がかかり、その金額は業者によって異なります。

事前に手数料の金額がわかればよいのですが、金の重量などにより手数料を決定している業者は多いため、基本的に査定後に教えてもらえることが多いようです。

そのため、手数料をどのように計算し、どれくらいの金額がかかるのかを確認しておくとよいかもしれません。

ただし、先述しましたが「手数料が安いほどよい」というわけではないため、手数料の金額だけで業者を決めないようにしてください。

事前に買取相場・金製品の純度・重さを確認する

金の買取相場は毎日変動します。そのため、「数日前よりも下がっている(上がっている)」ということも珍しくありません。

正確な買取金額を算出するのは難しいのですが、ある程度の金額を予測することは可能です。

金の買取金額は金製品の純度・重さからある程度予測できるので、あらかじめご自身でチェックしておけば安く買い取られるリスクを避けることができるでしょう。

税金がかかるか

「金を売却すると税金がかかることがある」というのはご存知でしょうか?

すべての取引に税金がかかるわけではなく、金を買取に出して譲渡益が50万円を超えると課税所得になり税金がかかるのです。
譲渡益とは、金の取得金額から手数料などを含む買取金額を差し引いた額のこと。

もし1年以内に何度かに分けて金を買い取りに出した場合でも、1年間に譲渡益が50万円を超えている場合には税金がかかります。

金の買い取り以外にも、総合課税の区分の利益がある場合は合算されるため注意が必要です。

せっかく高値で現金化ができたとしても、税金がかかってしまうと実質的に損をすることにもなりかねないので、高額な取引になる際はあらかじめ税金の計算をしておきましょう。

本人確認書類

金を現金化する際には本人確認書類が必要です。本人確認書類として認められるのは、運転免許証やマイナンバーカードなどの官公庁により発行されたもののみ。

もし、これら以外の本人確認書類で買取依頼ができる場合や、本人確認書類の提示を求められなかった場合には、古物商許可を得ていない違法業者である可能性があります。

トラブルに巻き込まれないためにも、本人確認が正しく行われていない業者では取引を行わないようにしましょう。

金の買取時には手数料がかかることを覚えておこう

手数料が差し引かれると「損をした」という気持ちになることもあり、できるだけ手数料がない、もしくは少ない業者がよいと考える方もいるでしょう。

しかし、手数料がない、もしくは少ないほうが優良業者とは言い切れません。というのも、「手数料」という名目で買取金額から差し引いていないだけで、そもそも買取金額を低く見積もっている可能性があるからです。

手数料はかかるものだと考え、いくつかの業者に査定をしてもらった上で買取を依頼する業者を選ぶとよいでしょう。

正しく査定してもらえているか、手数料の金額は妥当か、対応は丁寧かなどのポイントをチェックするのがおすすめです。

BIJOUPIKOの金・プラチナの売買

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