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Meeting
結婚式の半年から三ヶ月前を目安にして、新郎新婦やその家族が一堂に集まり顔合せが行われます。両家にとって緊張の場となる顔合せを成功させ、多くの人に応援してもらえる結婚を実現させるためにプロフィールブックを作ってみてはどうでしょうか。ここでは顔合せで使うプロフィールブックについてまとめました。
婚約指輪を贈ったり、結婚のプロポーズを受け入れたりした男女は、顔合せと呼ばれるイベントを開くのが日本の慣わしです。顔合わせでは双方の両親のほか、場合によっては兄弟や近い親戚が呼ばれることもあります。顔合せの目的はお互いの家族のことを知り、親睦を深めて結婚式まで協力していこうという意志確認のほか、二人の気持ちを両家に直接伝えるという重要な役割もあります。
しかし、初めて顔を合わせる親戚同士では緊張のあまり会話が弾まず、気まずい雰囲気になってしまうこともあります。そこでおすすめしたいのがプロフィールブックをあらかじめ用意しておくことです。プロフィールブックには新郎新婦の情報はもちろん、家族や親戚のプロフィールを掲載します。もしも挨拶がぎこちなくなってしまっても、プロフィールブックを読めばお互いの家族のことが分かりますし、会話のきっかけにすることもできます。今では多くの顔合わせの場所でプロフィールブックは用いられており、欠かせないアイテムになってきています。
プロフィールブックは新郎側の人間には新婦側を紹介する冊子を、新婦側の人間には新郎側を紹介する冊子を配ります。書かれている内容としては、名前や出身などの基本情報はもちろん、趣味や好きなテレビ番組、経験してきた習い事など特に新郎新婦については細かい情報を掲載することがあります。これはお互いの親戚に自分たちのことを深く知ってもらうほか、少しでも顔合せの場が和むように話のきっかけを提供する意味も込められています。そのため、プロフィールブックは真面目でフォーマルな印象の冊子だけではなく、ハンドメイド感の強いポップな内容になることもあります。
しかし、どんなプロフィールブックでも必ず掲載したい要素は、両家への挨拶文と顔合わせの場で出てくるメニュー表です。顔合せが明るくなることは大切ですが、何よりも結婚の意志表示を真剣に伝えることが大切です。また、顔合せは多くの場合レストランなどでの会食になるので礼儀としてメニュー表を載せておく必要があります。しきたりと個性を両立させたプロフィールブックで顔合せの空気を良くしたいところです。
プロフィールブックの作り方には特に細かい規定があるわけではなく、新郎新婦のセンスに委ねられることも多いです。しかし、ある程度の節度は保ち、真剣さをにじませておいたほうが印象はよくなります。自分たちで作る場合は厚紙などを綺麗に切って冊子を作り、綺麗な手書きや活字プリントで内容を記載していきます。このとき、プロフィール欄には顔写真があったほうがお互いの家族に親戚を覚えてもらいやすくなります。プロフィールブックの雰囲気は、二人がどんな家庭を築いていくつもりなのか、両家からの品定めにもなるので、新郎新婦で相談しながら一緒に作っていく意識を持ちましょう。
また、見落としがちなのは会場のムードに合わせるということです。どんなに煌びやかにデコレーションされたプロフィールブックでも懐石料理の和室には似合わないでしょう。和食を選んだならプロフィールブックも和紙にするなど、顔合せの雰囲気を壊さない工夫が必要です。プロフィールブックの出来は顔合せの成功を左右することもあるので、妥協せずに作ることをおすすめします。