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最近では正式な結納も少なくなってきましたが、それでも日本に古くからある結納の儀式は格式の高いものです。それを象徴するものとして「口上」と呼ばれるものがあります。
簡単に言ってしまえば決まり文句なのですが、ここでは結納時に使われる口上を詳しく見ていくことにしましょう。
口上とは挨拶や結びの決まり文句のことをいいます。
一般的には結納の始まりや結納品の受け取り、受書の受け渡し、結納の終わりに口上が用いられ、男性側の父親と女性側の父親が口上を述べます。
結納には正装で伝統的な形に則って行われる正式結納と、カジュアルな形式で行われる略式結納がありますが、どちらであっても口上は決まり文句以外口にしないのがマナーです。
結納時の口上は決まっているものですので、自分たちで考える必要はなく、決まり文句を覚えるのがベストです。
もし覚えられない場合にはメモ書きを見てでも形式に則った決まり文句を言うようにしましょう。
新郎側の父親が始まりの口上を述べることにより結納は始まります。結納という古くから日本に伝わる儀式を執り行うための始まりの宣言のようなもので、その内容はこの場に集まれたことへの感謝と、これから執り行われる結納の形式に関するものです。
その後、新郎側の母親が新婦に結納品を差し出し、そのタイミングで新郎側の父親が受け渡しの口上を述べます。
受け取った結納品に目を通し、新婦は受け取りの口上を述べます。
同じく女性側からの結納品を新婦の母親が新郎に対して受け渡し、新婦側の父親が口上を述べ、その後新郎も受け取りの口上を述べます。
一通り結納の段取りが終了したら最後に新郎側の父親が結びの口上を述べ、結納は終了です。
結納はあくまでもあらかじめ決められた形式に則って行われる一種の儀式であるため、事前に綿密な打ち合わせや準備が必要になってきます。
もちろん上で取り上げた口上に関してもセリフを覚えたり、メモ書きを用意したりするなど、準備が必要になる部分ではあるのですが、それ以外にも結納品や婚約記念品などについて両家で話し合って決めておくようにしましょう。
特に結納金に関しては男性側の金額と女性側の金額を事前に打ち合わせして両家納得の上で行うのが基本です。
また、結納品を受け取ったことを示す受書などの用意も忘れてはいけません。
そのほか、結納そのものの格式を両家でしっかりと合わせることも大切です。
格式によって服装のマナーも変わってきますので、失礼のないように事前の打ち合わせはしっかりと行っておきましょう。
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