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顔合わせの支払いは誰がする?お金に関する疑問を解決!

顔合わせは、両家が一同に会する大切な場です。スムーズな顔合わせを行うためには、当日の服装やマナー、そして必要な費用や支払いについて知ることが重要です。 
そこで今回は、顔合わせのときにかかる費用をはじめ、支払いをする方や顔合わせを成功させるためのポイントについてご紹介します。しっかりと準備をして両家の親睦を深め、結婚への一歩を踏み出しましょう。
 

顔合わせで必要な支払い費用とは

顔合わせでは、会食費や交通費などの費用がかかります。結婚するとほかにもさまざまな面でお金が必要になるため、顔合わせにいくらかかるのかわからないと不安なもの。そのため、顔合わせにどのくらいの支払い費用がかかるのかを押さえておくようにしましょう。
 

会食費

まず会食費ですが、顔合わせでは、食事会を開催するケースがほとんどです。
レストランや料亭で行う場合はもちろん、どちらかの自宅で行う場合も、仕出し弁当などの費用がかかります。では、実際にどのくらいの支払いが必要になるのでしょうか?以下では、先輩カップルが顔合わせにかかった会食費をご紹介します。
 
ゼクシィ結婚トレンド調査 2020」のデータによると、食事を含めた両家の顔合わせの平均費用は「6.5万円」でした(全国(推計値))。内訳を見ていくと、1番多かったのが「5万円〜10万円未満」の44.3%、2番目に多かったのが「5万円未満」の34.0%、3番目が「10万円〜15万円未満」の14.1%です。
 
上記のデータを見ると、「顔合わせの支払い費用は10万円以内が多い」ということがわかります。とはいえ、会場や参加する人数によって金額は異なります。そのため、上述したデータはあくまでも目安として捉えておくとよいでしょう。

交通費

お互いの自宅が遠方にあり、長距離の移動となる場合には、交通費も必要です。飛行機や新幹線などを使わなければならない場合は高くなりますし、車で来るのであればガソリン代がかかります。また、公共交通機関のなかでも飛行機は利用するタイミングによって料金が大きく異なるので、注意しなければなりません。
 
たとえば、休日や旅行シーズンに被ってしまうと飛行機の利用人数が多くなるので、航空券代が高くなります。一方で、利用人数が少ないときはリーズナブルな価格で利用することが可能。さらに、航空券代はどの航空会社を利用するかによっても費用が変わります。
 
このように、交通費は「移動距離」や「どの交通機関を使うか」などで変わるので、支払い金額がどのくらい必要になるかあらかじめ確認しておくようにしましょう。
 

顔合わせにかかる会食費の支払いは誰がすべき?

顔合わせを実施する際、「会食費の支払いは誰がするの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。誰が支払いを負担すべきかとともに、注意点も押さえておくことが大切です。
 

新郎新婦

昨今は、新郎新婦が「招待して両親をもてなす」という形をとるカップルが増えています。それにともない、2人が支払いを負担するケースが多いようです。新郎新婦が会食費を負担する場合は、さらに2人のどちらが支払いを負担するか決めなくてはなりません。たとえば、支払い方法には「どちらか一方が全額負担する」「2人で折半する」「どちらかが少し多めに負担する」などが挙げられます。
 
新郎新婦が会食費を負担する場合は、必ず両家の両親にその旨を伝えておかなければなりません。当日になってどちらか一方の両親が支払いを負担することになると、もう一方の両親に気まずい思いをさせてしまいます。支払いが原因で揉めてしまいかねないので、当日までには新郎新婦が支払いをすることを伝えておくようにしましょう。

両親

顔合わせの会食費は、両親が支払うケースもあります。この場合は、どちらか一方の両親が会食費の支払いを全額負担するのではなく、折半にするのが一般的です。両親に会食費の支払いをしてもらう場合は、以下の2点に注意するようにしましょう。
 

それぞれの両親の負担分は事前打ち合わせが必要

両親に会食費を負担してもらう場合は、「それぞれどのくらいの割合を支払ってもらうか」の事前打ち合わせが必要です。折半であればその旨を両親に伝えます。仮に、支払い負担が偏ってしまう場合は、のちにトラブルにならないよう理由も説明しておくことが大切です。
 
たとえば、新婦の両親が交通費を負担するとなった場合は、新郎側の両親が会食費を支払うようにすると、両家のバランスがよくなるでしょう。そのため、「お互いに気を使わないようバランスをとって会食費を負担してほしい」と伝えるのがおすすめです。

支払いに対するお礼は後日用意する

顔合わせの会食費を負担してもらったら、家に帰ったあとに電話でお礼を伝えるのがマナーです。また、支払いに対するお礼も後日用意するようにしましょう。お礼の品は、顔合わせが終わってからなるべく時間を空けないのが望ましいため、1週間以内に行うのがベストです。仮に、実家が遠方であれば顔合わせが終わって1週間以内にお礼の品が届くよう手配するとよいでしょう。
 

交通費が発生した場合は誰が支払うべき?

双方の実家が近い場合は交通費がほとんどかかりませんが、遠方の場合は多額の費用が必要になります。そこで、交通費が発生した場合はどちらが支払うべきなのでしょうか?
 

新郎新婦

先述したように、顔合わせは新郎新婦が招待する形として行うカップルが増えているので、「交通費も負担する」というパターンも少なくありません。顔合わせ当日に会場まで来てもらい、終わったあとに現金の入った封筒を「お車代」として渡します。
 
このとき、封筒はご祝儀袋のような豪華なものではなく、白い無地の封筒を選ぶのが無難です。というのも、豪華な封筒だと相応の金額を入れるのがマナーになりますし、「高額費用が入っている」と思い相手を恐縮させてしまうため。気持ちよく受け取ってもらえるよう、白い無地の封筒を選ぶようにしましょう。
 
このほか、交通費の支払いを負担するのであれば「航空券や新幹線のチケットを手配する」のも一案です。現金だと受け取る際に遠慮してしまいますが、航空券や新幹線のチケットを手配して送ることで、遠慮心を溶かすことができます。新郎新婦が交通費の支払いをする際は、安心して受け取ってもらえるよう配慮することが大切です。

自己負担

交通費が発生する場合は、自己負担にしてもらうケースもあります。たとえば、両親だけでなく祖父母や兄弟・姉妹も遠方から参加する場合は、その分交通費がかかってしまいます。参加人数が多ければ多いほど費用負担が大きくなりますし、両親だけの交通費を出すのは不公平になってしまうことも。交通費で揉めてしまわないよう、あらかじめ相談しておくようにしましょう。このとき、自己負担にしてほしい理由もしっかり伝えることが大切です。
 

【おまけ】顔合わせを成功させるためのポイント

顔合わせを成功させるためにも、「支払いのタイミング」「手土産の有無」についても知っておくようにしましょう。
 

支払いは見えないところでやるのがベスト

顔合わせの費用を新郎新婦が負担する場合は、両親の見えないところで支払いを済ませるのがベストです。というのも、新郎新婦が支払ってくれるとわかっていても、目の前で財布を取り出す姿を見てしまうと気を使ってしまうため。「やっぱり少しは出すよ」ということになってしまうと、スムーズに会計が進まないだけでなく、参加者全員が余計に気を使ってしまいかねません。このような事態を避けるためにも、追加注文がなさそうな頃合いを見て席を立ち、支払いを済ませておくことが大切です。

手土産の有無は両家で揃える

顔合わせを成功させるためには、手土産の有無も両家で揃えることが重要です。手土産は必ずしも必要なわけではありませんが、一方が用意してもう一方が用意していないとなると居心地の悪い思いをさせてしまいます。また、双方が手土産を持参する場合は価格も近いものを選ばなければならず、費用相場は、3,000円~5,000円程度です。高いものを用意してしまうとかえって相手に負担をかけてしまうため、手土産の有無とともに費用の話し合いもしておくようにしましょう。
 
なお、顔合わせの手土産に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご参考にしてください。
 
顔合わせの手土産にのしは必要?おすすめお菓子や渡し方のマナー
 

支払いは地域の風習や両家の意向を尊重しよう

支払いは事前に決めておかないとゴタゴタしやすいポイントでもあります。
よってあらかじめ、両家の両親と顔合わせを行うお店に、支払いについて伝えておくとよいでしょう。
また、顔合わせや費用の支払いは、住んでいる地域によってしきたりが異なるため、あらかじめ両家に確認しておくと安心です。
地域の風習や両家の要望を尊重し、お互いが納得する形で顔合わせを実施するようにしましょう。
 
なお、顔合わせに関しては以下の記事でもご紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
 
顔合わせ食事会を成功に導く!日程・時間・場所選びのポイント
顔合わせ食事会はふさわしい服装で参加しよう!
 
ブライダルリングショップリスト
 

 

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