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婚約指輪はダイヤをあしらったものを選ぶのが定番とされています。ただし、ダイヤはサイズや見た目によって値段がピンキリなので、どんな品質のダイヤを選ぶのが適切なのかわからないという方もいることでしょう。そこで、ダイヤの値段を決める要素や婚約指輪の相場などについて、詳しく解説していきます。
ダイヤの値段は「カラット」や「カット」によって左右されます。カラットはダイヤの重さを表す単位で、1カラットが0.2gに相当します。ちなみに1カラットの表記は1ctとなります。カラットの数字が大きくなるほど、ダイヤの値段は高額になっていきます。婚約指輪で一般的に人気が高いのは、0.3カラットだといわれています。0.3カラットのダイヤは大きすぎず小さすぎないため、女性用の指輪にあしらうのにバランスが良いというのが人気の理由となります。また、0.3カラットならダイヤの主張もそれほど強くないので、さまざまなデザインの指輪と調和しやすいというのも人気の理由のひとつです。
一方、カットとはダイヤの見た目や輝きを決定づける要素で、ダイヤ表面の研磨と形のバランスを評価する基準のことを指します。評価のランクは5段階あり、上からExcellent・Very Good・Good・Fair・Poorとなり、ランクが高いほどダイヤは高額になります。カットにはいろいろな基準がありますが、特に重要なのがプロポーションとシンメトリーとポリッシュという3つの項目で、これらがすべて最高ランクのExcellentである場合、真の最高ランクという意味で「3Ex」と表記されることもあります。それから、ダイヤの形状にはラウンドブリリアントカットやエメラルドカット、オーバルカットやペアシェープカットなどの種類があり、カット形状によってダイヤの値段が違います。有名で人気があり、比較的高額なのはラウンドブリリアントカットとなります。
透明度を表す「クラリティ」と色を表す「カラー」も、ダイヤの値段に影響する要素となります。クラリティ(Clarity)とカラー(Color)、そしてカラット(Carat)とカット(Cut)はダイヤの品質を評価する国際基準であり、それぞれの頭文字を取って「4C」とも呼ばれます。クラリティの基準では、原石に不純物や傷などが少ないほど高いランクに位置づけられます。ランクは6段階で、上からFL・IF・VVS・VS・SI・Iとなります。SI以上になると肉眼での判別がつきにくいので、婚約指輪のダイヤにはSI以上のものを選ぶのが適切です。
カラーの基準では、基本的に無色透明なほど高価となります。ランクは無色透明のDから、薄い黄色のZまで、23段階に分類されます。ただ、濃い色を帯びたダイヤはレアで、とりわけレッドやピンクやブルーやグリーンなどといった色は非常に珍しく、無色透明のダイヤよりも高額の値段がつくケースもあります。しかし、これは天然のダイヤに限られ、人工的に色をつけたダイヤはカラーダイヤとしてほとんど無価値です。
婚約指輪の値段は給料の3カ月分といわれていた時代もありましたが、実際の婚約指輪の相場はそれほど高額ではありません。ゼクシィが行った「ゼクシィ結婚トレンド調査2016」によれば、婚約指輪の平均相場は35万9,000円で給料の1カ月分強から2カ月分です。ダイヤ単体で調べてみると、ダイヤの相場情報を扱っているダイヤモンドブースのデータによれば、人気が高い0.3カラットのダイヤは安いものなら3万円程度、高いものなら15万円程度となっています。
場合によっては既製品の婚約指輪を購入するより、ダイヤと指輪を別々に購入して自作するほうが、費用を抑えられることがあります。たとえば、0.3カラットのダイヤを購入したとします。そして、そのダイヤと同じような形とサイズの、別の宝石があしらわれた指輪も購入します。それらを専門店に持っていき、宝石をダイヤに付け替えてもらうことで、安い費用で婚約指輪を完成させられる可能性があります。指輪自体を自作できる工房などもあるので、そちらを利用しても良いでしょう。ダイヤを指輪に装着する石留め作業自体は、ジュエリーの加工や修理を行っている店舗に数千円で依頼できます。もちろん、石留めの調整や加工が難しいときは料金も高くなるので注意が必要です。
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