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Propose
プロポーズは、一般的に男性から女性に行われるものです。しかし近頃は、女性から男性に行う「逆プロポーズ」により結婚したカップルも多くいます。実際に、今お付き合いしている彼に逆プロポーズをしようかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、逆プロポーズをしたカップルの割合をはじめ、おすすめのタイミングや逆プロポーズをするときのポイントなどをご紹介します。また、男性からみた逆プロポーズについての意見も紹介していますので、男性視点の意見が気になる方はチェックしてみてください。
一般的なプロポーズは「男性から女性へ結婚を申し込むもの」というイメージが強いでしょう。そのため、明確な定義はないものの、女性から男性へ結婚を申し込むことが「逆プロポーズ」とされています。
しかし、「プロポーズは男性がするものだ」という決まりはありません。昨今はジェンダーレスの流れもあり、「男性らしく」「女性らしく」という考えはナンセンスとされています。
結婚したいと思ったら、性別を問わず結婚を申し込むことで、パートナーに結婚の意思が芽生える可能性もあります。
逆プロポーズを検討している女性にとって、気になるのは「実際にどれくらいの人が逆プロポーズから結婚しているのか」ということではないでしょうか。
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022(首都圏)」によると、女性から男性に逆プロポーズをした割合は、全体の1.6%とかなり少数。反対に男性から女性にプロポーズした割合は82.8%と半数以上を占める結果になっています。どうやら、先輩カップルのほとんどは男性から女性へのプロポーズをきっかけに結婚に至っているようです。
しかし、これはあくまでも調査データであって、「逆プロポーズをしている人は少ないから、男性からのプロポーズを待ったほうがよい」ということでは決してありません。「どうしても自分から気持ちを伝えたい」という強い気持ちがあるのであれば、タイミングを見計らって逆プロポーズするのも素敵です。データの数字は参考程度に捉えて、自分と彼の気持ちを一番に考えて実行するかどうかを決めましょう。
なお、「プロポーズを成功させるにはどうしたら良いんだろう?」と疑問に思う方は以下の記事をご覧ください。プロポーズの際に注意することや成功させるコツは男女共通なので、参考になるでしょう。
先ほども述べた通り、逆プロポーズをしたカップルはまだまだ少数派であり、不安に思う方も多いでしょう。「相手からすると、プロポーズされるという気持ちはどんなものなのだろう?」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。
そこでこちらでは、逆プロポーズがアリかナシかについて、それぞれの意見をまとめています。
逆プロポーズがアリと思う人の意見としては、「相手から気持ちを伝えてもらえると嬉しい」「パートナーの愛情を感じる」「勇気を出していってもらえたことが嬉しい」などがあります。
性別や役割にこだわらず、相手の気持ちを聞くことが嬉しいという方が多い傾向にあるようです。
「結婚にベストなタイミングがお互いにマッチしていれば、どちらから結婚を切り出してもよい」と柔軟な考えを持つ男性は、逆プロポーズへの抵抗が少ないようです。
一方、逆プロポーズをナシと考える人の意見としては、「パートナーにいわせてしまうのが申し訳ない」「自分を不甲斐なく感じる」「プライドが傷つく」などの意見があるようです。「プロポーズは男性がするべき」「自分がリードしたい」と考えている人ほど、パートナーに先にプロポーズされると落ち込む傾向にあります。
逆プロポーズをナシとする人かどうかについては、相手の普段の言動から推し量ることができます。相手が「デートは男性がリードするものだ」と考えていたり、「男とは強くあるべきだ」という思想を持っている場合、逆プロポーズに対する抵抗が強い可能性があります。
このような場合は、逆プロポーズはせず結婚したいという気持ちのみさりげなく伝える、に留めておきましょう。決定的な言葉は相手にいわせるという形に持っていくのがベストです。
なお、「交際相手に結婚の意思があるのか知りたい」「結婚のさりげないアピール方法が知りたい」という方は、以下の記事も併せてご覧ください。
彼氏と結婚したい女性は要チェック!意思確認や結婚アピールの方法とは?
では、男性はどのようなときに結婚を意識しやすいのでしょうか。逆プロポーズを成功させるためにも、男性が結婚を意識しやすいタイミングを押さえておきましょう。
こちらでは、逆プロポーズにおすすめのタイミングと避けたほうがよいタイミングについてご紹介します。
逆プロポーズにおすすめのタイミングは以下の通りです。
男性が結婚を意識するタイミングのひとつに、「仕事がうまくいっているとき」が挙げられます。
仕事がうまくいくと収入面が安定しますし、心にも余裕が出てきます。とくに男性の場合は、経済的に支えられるかを考えるもの。経済面で自信がつけば、結婚も意識するようになります。そのため、彼が昇進したときはプロポーズにおすすめのタイミングといえます。
「転勤が決まったとき」も、男性が結婚を意識するタイミングです。
仮に、遠くに転勤することが決まるとこれまでのように簡単に会うことができなくなります。遠距離恋愛したときのことを考えると、「離れたくない」と彼女の大切さを実感する方は少なくないでしょう。そのため、転勤が決まったときも逆プロポーズにおすすめのタイミングです。
このほか、「周りの友達・知人が結婚したとき」も男性が結婚を意識しやすいタイミングのひとつです。
身近な人が結婚すると、自然と自身の結婚も意識しやすくなります。また、結婚式に参加していれば、新郎新婦の幸せそうな姿を見て「結婚したい」と思う方は少なくないもの。そのため、周りの友達・知人が結婚したときも逆プロポーズにおすすめのタイミングといえます。
男性は体調を崩したことがきっかけで、結婚を意識することもあります。
体調を崩して1人で家にいるとき、身体の自由が効かず心も弱ってしまうので、心細さを覚える方は少なくありません。そのとき、「彼女に隣にいてほしい」と思う男性は少なくないはず。また、彼女が一生懸命看病してくれた場合は、「この人となら将来安心して過ごせる」と思う方もいます。
このように、体調を崩したときは将来のことを考えるきっかけにもなります。「これからはどんなときもそばにいてあなたを支えたい」と、逆プロポーズするのもおすすめです。
注意するポイントは、体調次第では「体調がきつくて今は考えられないから今度にして」となってしまう恐れがあるということ。彼の様子を見ながら、伝えるタイミングを見極めるようにしましょう。
逆プロポーズを避けたほうがよいタイミングは以下の通りです。
彼が重要な仕事を任されているときや繁忙期など、多忙を極めているタイミングは避けたほうがよいでしょう。男性は比較的、シングルタスクの方が多い傾向にあります。そのため、仕事が忙しいとほかのことまで意識がまわらないことも。「今は仕事に集中したい」と、断られてしまう可能性があるので、彼の仕事が落ち着くのを待ってからプロポーズするのがよいでしょう。
就職や転職、転勤直後などで環境が新しくなったときも逆プロポーズは避けたほうが無難です。プロポーズは成功したら終わり、ではありません。両家への挨拶や入籍、結婚式のことなど、タスクは増えていきます。環境に慣れないなか、それらのタスクをこなすのは精神的に負担となってしまう可能性があります。新しい環境に慣れ、精神的な余裕が持てるようになるまで、彼の様子を伺いつつ逆プロポーズのタイミングを図っていきましょう。
相手の身内に不幸があったときも避けましょう。近しい存在であるほど精神的なショックは大きいものです。お祝い事をする気持ちでない方がほとんどであるため、結婚を考える時期ではありません。まずは相手の気持ちを癒すことに専念し、気持ちが前向きになるのを気長に待つのがよいでしょう。
では、男性はどのようなシチュエーションで逆プロポーズされることを望んでいるのでしょうか。
男性が思い描く理想の逆プロポーズのシチュエーションには、たとえば「2人でくつろいでいるとき」があります。ゆったりテレビを見ているとき、何気ない会話を楽しんでいるとき、就寝前のリラックスタイムなどは何気ない瞬間ではありますが、言い換えれば2人だけの特別な空間でもあります。これらのシチュエーションで、ふいに逆プロポーズされることで、ドキッとときめいてしまう男性は多いようです。
「2人で食事を楽しんでいるとき」も、男性が思い描く、理想の逆プロポーズのシチュエーションです。おいしい料理に舌鼓を打ちながら、普段どおりの会話を楽しんでいるなかでの逆プロポーズは、凝った演出もなければ特別感もそこまでありませんが、そのシンプルさを好む男性が多いようです。
男性が思い描く理想の逆プロポーズのシチュエーションには、「静かな場所でデートをしているとき」も挙げられます。静かな場所だと落ち着いて話ができますし、前述したように何気ない日常のなかでふいに逆プロポーズをされるとドキッとときめいてしまうもの。2人の思い出の場所なら、逆プロポーズもより感慨深いものになるはずです。
1年のうち、節目となるイベントや行事の際にプロポーズをするのも喜ばれるでしょう。例えばパートナーの誕生日やクリスマス、2人の記念日などです。イベントであればプレゼントも贈りやすいため、自然な流れで逆プロポーズすることができます。相手の気持ちも高まっている日ですから、成功する確率も上がるでしょう。「これからも一緒にお祝いしていきたいな」と素直に伝えてみてはいかがでしょうか。
日本には「プロポーズの日」もありますので、タイミングに悩む方はこの日に逆プロポーズをしてもよいかもしれません。
なお、プロポーズの日については、以下の記事で詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。
プロポーズの日とは?成功させるためのコツやベストなタイミング
男性から女性へのプロポーズといえば、婚約指輪が定番です。そのため、逆プロポーズのときの贈りもので悩んでしまう方もいますが、婚約指輪と同等の贈りものをする必要はありません。なぜなら、高価なものを贈るとかえって男性のプライドを傷つけたり、プレッシャーを与えたりする可能性があるからです。
もし、どうしても贈りものをしたいのであれば、手料理やお酒など男性が喜んでくれて、かつ費用をあまりかけないものがおすすめです。男性のプライドを傷つけたりプレッシャーを与えたりしないよう配慮する必要があるでしょう。
「せっかくだから思い出に残るような贈り物をしたい」という場合は、身につけやすい腕時計やアクセサリーなどを贈ることをおすすめします。また、相手が趣味を持っているなら、趣味で使うものも実用的で喜ばれるでしょう。旅行のプレゼントも2人の思い出のひとつとなるはずです。
逆プロポーズでもっとも大切だといっても過言ではないのは、結婚したいという意思を伝える「言葉」です。どういう言葉なら自分の気持ちを100%届けられるかを考えることで、より素敵な逆プロポーズになります。
逆プロポーズの言葉にはたとえば、「結婚したいって思っている。あなたの気持ちを知りたい」と自分の気持ちを伝えつつも、相手の意見も伺うものがあります。男性の気持ちを無視せず、相手としっかり向き合おうとしている意思がしっかり伝わるので、逆プロポーズにぴったりです。
このほか、「ずっと近くであなたを支えていきたいと思いました。私と結婚してください」というような、シンプルながらも幸せな未来を感じさせる言葉も素敵です。男性がキュンとすること間違いありません。
逆プロポーズの言葉に関しては、「女性100人に聞いた!逆プロポーズのセリフまとめ!」で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
確実にOKの返事をもらうためにも、男性を困らせる可能性がある逆プロポーズは避けなければなりません。そこで、以下の注意点を押さえておきましょう。
自分の感情を一方的に押し付ける逆プロポーズは、男性を困らせてしまう可能性大。最悪の場合、逆プロポーズを断られてしまう可能性もあります。
なぜなら、結婚を重く感じてしまったり、女性のあまりにも自分勝手な様子に未来を共に歩むイメージをしづらくなったりするためです。「ねぇ、結婚しようよ!ねぇってば!」と自分勝手に話を進めるのではなく、自分の気持ちを伝えつつも、相手の気持ちに寄り添うことを意識しましょう。
メールやLINEなどを使った間接的な逆プロポーズもNGです。「プロポーズを簡単に済ませようとしているのかな?」「結婚を軽く考えているのかな?」などと、男性を不安な気持ちにさせてしまう可能性があります。
プロポーズは、その後の人生を左右する重要なものです。そのため、顔を見て直接行うのが最低限のマナーといえます。文章だと感情までは伝わらない可能性が高いので、直接会って自分の言葉で気持ちを伝えるようにしましょう。
男性を困らせるかもしれない逆プロポーズには、派手なサプライズもあります。たとえば、友人の協力を得て行う「フラッシュモブ」は危険です。賑やかな空間が好きだったり、もともとサプライズに理解があったりする男性であればとくに問題はないかもしれませんが、そうではない場合はガッカリされてしまう可能性も。
また、男性によっては、女性から逆プロポーズを受けているところを周囲の人に見られると、プライドが傷つけられたと感じることもあります。逆プロポーズは1人で完結するものではなく、男性がいてはじめて成り立つものなので、相手の気持ちに寄り添うことが大切です。
逆プロポーズのシチュエーションやその際に伝える言葉が決まったら、あとは当日を迎えるだけ。このとき、以下でご紹介する2つのポイントに留意することが大切です。
繰り返しになりますが、逆プロポーズは相手がいてはじめて成り立つものです。そのため、自分勝手に進めることは絶対に避けなければなりません。相手の男性はどういう性格で、何が好きで、何が嫌いで、何に興味があるのかなどを細かく確認し、それをもとにどう逆プロポーズを行うべきか考えることが大切です。
たとえばインドアな男性であれば、逆プロポーズのために特別な会場を用意するのではなく、普段過ごしている自宅でさり気なく「結婚したい」という気持ちを伝えるのがベスト。男性が気を遣う心配がないだけでなく、女性自身も馴染みのある自宅だとリラックスできるので、お互いに穏やかな気持ちで逆プロポーズに向き合えます。
逆プロポーズをするうえで、いつ行うかというタイミングは慎重に考えることをおすすめします。なぜなら、タイミングを間違えてしまうと断られてしまう可能性があるためです。
たとえば、男性が大きな仕事をかかえているタイミングで逆プロポーズをしたとします。一見何の問題もないように思いますが、このときの男性の心情はきっと「今は仕事に集中したい」であって、結婚は視野に入っていない可能性があるのです。最悪の場合、結婚を断られてしまったり、交際関係が危うくなったりする可能性も。「逆プロポーズしなければよかった」と後悔しないためにも、まずは男性が今どういう状況にいるのかをよく考え、そのうえで適切なタイミングを見計らうことが大切です。
「間違えないように、ちゃんと伝えなければ」と気負ってしまうあまり、内容が重く必死さが滲み出ると、相手にとってプレッシャーとなってしまう可能性があります。
逆プロポーズでは、明るく可愛らしいプロポーズとなるよう、軽やかに伝えるのがよいでしょう。
プロポーズは男性からするものという決まりはありません。そのため、逆プロポーズをしようかどうかで悩んでいるのであれば、実行することをおすすめします。ただし、男性の性格や今置かれている状況を考えたうえで計画を立てることが大切です。相手を取り巻く環境や、プライベートが安定しているかなど、相手にとって近々結婚することがベストなタイミングなのかどうか配慮する必要があるでしょう。今回ご紹介した、逆プロポーズをするタイミングやポイントを参考に、ぜひ愛する男性に想いを伝えてみてください。
なお、プロポーズ事情や結婚準備については以下の記事でご紹介しています。ぜひ併せて読んでみてください。
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