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Propose
「結婚したいと考えているものの、パートナーがなかなかプロポーズをしてくれない……」という方もいるでしょう。
一般的にプロポーズは男性から女性へするものというイメージがありますが、女性から男性へ「逆プロポーズ」を行っても問題ありません。
そこで今回は、女性から男性へプロポーズを行う「逆プロポーズ」についてご紹介します。
実際に逆プロポーズをした方の割合や逆プロポーズをする際のポイント・タイミングなどを解説しますので、ぜひご参考にしてみてください。
近年はジェンダーレスの観点から「プロポーズは男性から女性へ行うもの」という固定概念はナンセンスだとされており、結婚したいと思ったほうがパートナーへ対して結婚を申し込むカップルが増えているようです。
しかし、一般的には男性から女性に結婚を申し込むことを「プロポーズ」、女性から男性に結婚を申し込むことを「逆プロポーズ」と呼んでいるため、以下では女性から男性への逆プロポーズについてご紹介します。
逆プロポーズを検討している女性にとって、気になるのは「実際にどれくらいの人が逆プロポーズから結婚しているのか」ということではないでしょうか。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によると、プロポーズの割合としては「夫から妻にあった」と回答したカップルが79.8%なのに対して、「妻から夫にした」と回答したカップルが1.3%、「プロポーズはなかった」と回答したカップルが9.8%という結果になっています。
このことから、ほとんどのカップルが男性から女性へのプロポーズをきっかけに結婚していることがわかります。
しかし、これはあくまでも調査データであって、「逆プロポーズをしている人は少ないから、男性からのプロポーズを待ったほうがよい」ということでは決してありません。
「どうしても自分から気持ちを伝えたい」という強い気持ちがあるのであれば、タイミングを見計らって逆プロポーズするのも素敵です。
データの数字は参考程度に捉えて、自分とパートナーの気持ちを一番に考えて実行するかどうかを決めましょう。
なお、「プロポーズを成功させるにはどうしたらいいんだろう?」と疑問に思う方は以下の記事をご参考にしてください。
先述した通り、逆プロポーズをしたカップルは少ない傾向にあることがわかりました。
しかし、逆プロポーズがアリかナシかはパートナーによって異なります。
以下では、逆プロポーズアリ派の意見とナシ派の意見をご紹介するので、逆プロポーズを考えている方はぜひご参考にしてみてください。
逆プロポーズがアリと思う人の意見としては、「相手から気持ちを伝えてもらえると嬉しい」「パートナーの愛情を感じる」「勇気を出していってもらえたことが嬉しい」などがあります。
性別や役割にこだわらず、相手の気持ちを聞くことが嬉しいという方が多い傾向にあるようです。
「結婚にベストなタイミングがお互いにマッチしていれば、どちらから結婚を切り出してもよい」と柔軟な考えを持つ男性は、逆プロポーズへの抵抗が少ないようです。
一方、逆プロポーズをナシと考える人の意見としては、「パートナーにいわせてしまうのが申し訳ない」「自分を不甲斐なく感じる」「プライドが傷つく」などの意見があるようです。
「プロポーズは男性がするべき」「自分がリードしたい」と考えている人ほど、パートナーに先にプロポーズされると落ち込む傾向にあります。
逆プロポーズをナシとする人かどうかについては、相手の普段の言動から推し量ることができます。
たとえば、相手が「デートは男性がリードするものだ」と考えていたり、「男とは強くあるべきだ」という思想を持っている場合、逆プロポーズに対する抵抗が強い可能性があります。
さらに年齢層が高くなるほど「プロポーズは男性からするもの」と考えている方が多い傾向にあるようです。
もしパートナーがこれらに当てはまる場合は、逆プロポーズはせず結婚したいという気持ちのみをさりげなく伝える、に留めておきましょう。
決定的な言葉は相手にいってもらうという形に持っていくのがベストです。
なお、「交際相手に結婚の意思があるのか知りたい」「結婚のさりげないアピール方法が知りたい」という方は、以下の記事も併せてご覧ください。
彼氏と結婚したい女性は要チェック!意思確認や結婚アピールの方法とは?
逆プロポーズをすることが決まったら、あとはタイミングを見計らって自分の気持ちを伝えるだけ。
パートナーから最良の返事をもらうためにも、逆プロポーズの際は以下のポイントを押さえておきましょう。
まずは自分の素直な気持ちをしっかり伝えることが大切です。「結婚したい」という気持ちだけでなく、愛情を表現しながら前向きな言葉を使って自分の気持ちを伝えましょう。
このとき、相手にプレッシャーをかけるような言葉は避けたほうが無難です。「結婚しないなら別れる」などの結婚と別れのどちらかの選択を迫る伝え方もよくありません。
自分の素直な気持ちを言葉にして伝えつつ、一方的な気持ちを押し付けないように注意しましょう。
繰り返しになりますが、逆プロポーズは相手がいてはじめて成り立つものです。
そのため、自分勝手に進めることは絶対に避けなければなりません。パートナーはどういう性格で、何が好きで、何が嫌いで、何に興味があるのかなどを細かく確認し、それをもとにどう逆プロポーズを行うべきか考えることが大切です。
たとえばインドアなパートナーであれば、逆プロポーズのために特別な場所を用意するのではなく、普段過ごしている自宅でさり気なく「結婚したい」という気持ちを伝えるのがベスト。
特別な場所での逆プロポーズも素敵ですが、パートナーが心安らぐ場所で気持ちを伝えることで、素直な気持ちを聞き出せるかもしれません。
逆プロポーズをするうえで、いつ行うかというタイミングは慎重に考えることをおすすめします。なぜなら、タイミングを間違えると断られてしまう可能性があるためです。
たとえば、パートナーが大事な仕事を抱えているタイミングで逆プロポーズをした場合、「今は仕事に集中したい」という思いから逆プロポーズを断られることも。
一度逆プロポーズを断られると、パートナーとの関係そのものがギクシャクしてしまうことがあるため、逆プロポーズの前にパートナーの状況を確認してタイミングを見計らうようにしましょう。
「結婚したい」「逆プロポーズの言葉を間違えないように」と気負いすぎると、相手がプレッシャーを感じることもあるようです。人生の大事な瞬間であるため軽く伝えすぎるのもよくありませんが、重たい雰囲気になりすぎないよう配慮しましょう。
逆プロポーズでは、明るく可愛らしい雰囲気で気持ちを伝えるのがおすすめです。
逆プロポーズで大切なのは、結婚したいという気持ちを伝える「言葉」です。では、どのような言葉ならパートナーに気持ちを伝えることができるのでしょうか。一生の思い出となる逆プロポーズにするためにも、言葉選びは慎重に行いましょう。
逆プロポーズの言葉にはたとえば、「結婚したいって思っている。あなたの気持ちを知りたい」というものがあります。自分の気持ちを伝えつつもパートナーの意見も伺うことで、しっかり向き合おうとしている意思が伝わるでしょう。
このほか、「ずっと近くであなたを支えていきたいと思いました。私と結婚してください」というような、シンプルながらも幸せな未来を感じさせる言葉も素敵です。
逆プロポーズの言葉に関しては、「女性100人に聞いた!逆プロポーズのセリフまとめ!」で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
男性から女性へのプロポーズといえば、婚約指輪が定番です。そのため、逆プロポーズのときに婚約指輪のような贈りものをするべきか悩んでしまう方もいるでしょう。
結論からいうと、婚約指輪のような贈りものをする必要はありません。というのも、「ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)」によると婚約指輪の平均相場は38.2万円となっており、高額な贈りものになるからです。
逆プロポーズの際の贈りものが高額すぎると、パートナーのプライドを傷つけたりプレッシャーを与えたりする可能性があります。
そのため、もし「どうしても贈りものをしたい」という場合は、手料理やお酒などのあまり費用がかからないものがよいでしょう。手紙に気持ちを綴るのもおすすめです。
「せっかくだから思い出に残るような贈りものをしたい」という場合は、身につけやすい腕時計やアクセサリーなどを贈るのもよいかもしれません。
また、相手が趣味を持っているなら、趣味で使うものも実用的で喜ばれるでしょう。旅行のプレゼントも2人の思い出のひとつとなるはずです。
では、男性はどのようなシチュエーションで逆プロポーズされることを望んでいるのでしょうか。
パートナーと素直に話し合えるように、以下のアイデアを参考にしてパートナーが好むシチュエーションをチェックしておきましょう。
男性が思い描く理想の逆プロポーズのシチュエーションには、たとえば「2人でくつろいでいるとき」があります。
ゆったりテレビを見ているとき、何気ない会話を楽しんでいるとき、就寝前のリラックスタイムなどは何気ない瞬間ではありますが、言い換えれば2人だけの特別な空間でもあります。
これらのシチュエーションで、ふいに逆プロポーズされることで、ドキッとときめいてしまう男性は多いようです。
「2人で食事を楽しんでいるとき」も、男性が思い描く、理想の逆プロポーズのシチュエーションです。
おいしい料理に舌鼓を打ちながら、普段どおりの会話を楽しんでいるなかでの逆プロポーズは、凝った演出もなければ特別感もそこまでありませんが、そのシンプルさを好む男性が多いようです。
男性が思い描く理想の逆プロポーズのシチュエーションには、「静かな場所でデートをしているとき」も挙げられます。
静かな場所だと落ち着いて話ができますし、前述したように何気ない日常のなかでふいに逆プロポーズをされるとドキッとときめいてしまうもの。
2人の思い出の場所なら、逆プロポーズもより感慨深いものになるはずです。
1年のうち、節目となるイベントや行事の際にプロポーズをするのも喜ばれるでしょう。
たとえばパートナーの誕生日やクリスマス、2人の記念日などです。イベントであればプレゼントも贈りやすいため、自然な流れで逆プロポーズすることができます。
このほか、バレンタインデーも逆プロポーズのタイミングとしておすすめです。チョコレートと一緒にプロポーズの言葉を贈ることで、喜んでもらえるかもしれません。
イベントや記念日は相手の気持ちも高まっている日ですから、成功する確率も上がるでしょう。「これからも一緒にお祝いしていきたいな」と素直に伝えてみてはいかがでしょうか。
日本には「プロポーズの日」もありますので、タイミングに悩む方はこの日に逆プロポーズをしてもよいかもしれません。
なお、プロポーズの日については、以下の記事で詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。
プロポーズの日とは?成功させるためのコツやベストなタイミング
逆プロポーズのシチュエーションとしては、デートの別れ際などもおすすめです。
お互いに忙しくゆっくり会える時間が少ない場合、デートの別れ際は離れがたくなるもの。
そんなときに「別々の家に帰るのは寂しいから結婚して一緒に暮らしたい」などとさりげなく伝えることで、パートナーの気持ちも一気に結婚へと向かうかもしれません。
逆プロポーズでよい返事をもらうためにも、パートナーを困らせる可能性がある逆プロポーズは避けなければなりません。そこで、以下の注意点を押さえておきましょう。
「もちろん結婚するよね?」などと自分の感情を一方的に押し付ける逆プロポーズは、男性を困らせてしまう可能性大。最悪の場合、逆プロポーズを断られてしまう可能性もあります。
なぜなら、結婚を重く感じてしまったり、女性のあまりにも自分勝手な様子に未来を共に歩むイメージをしづらくなったりするためです。
逆プロポーズをする際は自分勝手に話を進めるのではなく、自分の気持ちを伝えつつも、相手の気持ちに寄り添うことを意識しましょう。
また、先述した通り「結婚しないなら別れる」などの脅しに近いプロポーズも避けるようにしてください。
メールやLINEなどを使った間接的な逆プロポーズもNGです。「プロポーズを簡単に済ませようとしているのかな?」「結婚を軽く考えているのかな?」などと、男性を不安な気持ちにさせてしまう可能性があります。
プロポーズは、その後の人生を左右する重要なものです。そのため、顔を見て直接行うのが最低限のマナーといえます。文章だと感情までは伝わらない可能性が高いので、直接会って自分の言葉で気持ちを伝えるようにしましょう。
派手な演出を取り入れた逆プロポーズも避けましょう。
たとえば、友人の協力を得て行う「フラッシュモブ」は、女性から逆プロポーズを受けているところを友人や周囲の人に見られてしまうため、プライドが傷つけられたと感じる方もいるようです。
また、「大勢の前で断ると逆プロポーズをしてくれたパートナーに申し訳ないから……」と渋々逆プロポーズを受け入れる可能性も。
本来、プロポーズは2人の意志を確認し合い未来を約束するものなので、2人きりのときに伝えたほうがよいでしょう。
では、一般的に男性はどのようなときに結婚を意識するのでしょうか?
誤ったタイミングで逆プロポーズをすると断られてしまう可能性もあるため、逆プロポーズにおすすめのタイミングと避けたほうがよいタイミングを押さえておきましょう。
逆プロポーズにおすすめのタイミングは以下の通りです。
男性が結婚を意識するタイミングのひとつに、「仕事がうまくいっているとき」が挙げられます。
仕事がうまくいくと収入面が安定しますし、心にも余裕が出てきます。とくに男性の場合は、経済的に支えられるかを考えるもの。経済面で自信がつけば、結婚も意識するようになります。
そのため、彼が昇進したときはプロポーズにおすすめのタイミングといえます。
「転勤が決まったとき」も、男性が結婚を意識するタイミングです。
仮に、遠くに転勤することが決まるとこれまでのように簡単に会うことができなくなります。
遠距離恋愛したときのことを考えると、「離れたくない」と彼女の大切さを実感する方は少なくないでしょう。
そのため、転勤が決まったときも逆プロポーズにおすすめのタイミングです。
このほか、「周りの友達・知人が結婚したとき」も男性が結婚を意識しやすいタイミングのひとつです。
身近な人が結婚すると、自然と自身の結婚も意識しやすくなります。また、結婚式に参加していれば、新郎新婦の幸せそうな姿を見て「自分も結婚したい」と思う方は少なくないもの。
そのため、周りの友達・知人が結婚したときも逆プロポーズにおすすめのタイミングといえます。
男性は体調を崩したことがきっかけで、結婚を意識することもあります。
体調を崩して1人で家にいるとき、身体の自由が効かず心も弱ってしまうので、心細さを覚える方は少なくありません。
そのとき、「彼女に隣にいてほしい」と思う男性は少なくないはず。また、彼女が一生懸命看病してくれた場合は、「この人となら将来安心して過ごせる」と思う方もいます。
このように、体調を崩したときは将来のことを考えるきっかけにもなります。「これからはどんなときもそばにいてあなたを支えたい」と、逆プロポーズするのもおすすめです。
注意するポイントは、体調次第では「体調がきつくて今は考えられないから今度にして」となってしまう恐れがあるということ。パートナーの様子を見ながら、伝えるタイミングを見極めるようにしましょう。
逆プロポーズを避けたほうがよいタイミングは以下の通りです。
パートナーが重要な仕事を任されているときや繁忙期など、多忙を極めているタイミングは避けたほうがよいでしょう。
男性は比較的、シングルタスクの方が多い傾向にあります。そのため、仕事が忙しいとほかのことまで意識がまわらないことも。「今は仕事に集中したい」と、断られてしまう可能性があるので、パートナー彼の仕事が落ち着くのを待ってからプロポーズするのがよいでしょう。
就職や転職、転勤直後などで環境が新しくなったときも逆プロポーズは避けたほうが無難です。プロポーズは成功したら終わり、ではありません。
両家への挨拶や入籍、結婚式のことなど、タスクは増えていきます。環境に慣れないなか、それらのタスクをこなすのは精神的に負担となってしまう可能性があります。
新しい環境に慣れ、精神的な余裕が持てるようになるまで、パートナーの様子を伺いつつ逆プロポーズのタイミングを図っていきましょう。
パートナーの身内に不幸があったときも避けましょう。近しい存在であるほど精神的なショックは大きいものです。
お祝い事をする気持ちでない方がほとんどであるため、結婚を考える時期ではありません。まずはパートナーを支えることに専念し、気持ちが前向きになるのを気長に待つのがよいでしょう。
これまで「プロポーズは男性から女性にするもの」というイメージがありましたが、近年は女性から男性へ行う逆プロポーズを選択する方もいます。
ご紹介したようにまだ少数ではありますが、女性からの逆プロポーズを「嬉しい」と感じる男性も増えているようです。そのため、もし「パートナーがなかなかプロポーズをしてくれない」という場合は、逆プロポーズを検討してみてはいかがでしょうか。
その際は、パートナーが置かれている状況を考慮した上で、ベストなタイミングで気持ちを伝えられるようにするとよいでしょう。
なお、プロポーズ事情や結婚準備については以下の記事でご紹介しています。ぜひ併せて読んでみてください。
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