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ブライダルノート
Diamond
婚約指輪と聞いて最初に思い浮かべるのが、きらきらと輝くダイヤモンドという方も少なくないでしょう。しかし、ダイヤモンドと言ってもいろいろなデザインがあります。そのデザインを決めるのがいわゆるカットです。では、ダイヤモンドのカットにはどんな種類があるのでしょうか。
ダイヤモンドのデザインはスタンダードなものから、個性的なものまでたくさんの種類が存在しています。
最もオーソドックスなのが、ラウンドブリリアントカットとよばれる円形のデザインです。カット面が58面あり、ダイヤモンドそのものの輝きを最も引き出すといわれるカット方法です。スタンダードな定番デザインのため、多くの女性たちからの支持を集めてきました。ベルギーの宝石職人が確立したといわれるこのカット方法は、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すために反射や屈折率などが緻密に計算されていて、100年にもわたり研究されてきています。
オーバルシェイプはラウンドブリリアントカットを楕円形にしたもので、縦横の長さの比率によっても印象が変わるのが特徴です。ラウンドブリリアントカットと比べると大きく見える傾向にあり、上品さとクラシカルな雰囲気をあわせ持ちます。
ペアーシェイプはその名の通り洋ナシのような形をしています。片方が尖っていて、もう片方は丸みを帯びているのでティアドロップと呼ばれることもあり、水のしずくのような形がかわいらしい印象を与えてくれます。
マーキースシェイプは楕円形の両側が尖ったデザインのカット方法です。細長いデザインがスマートで洗練された雰囲気を醸し出します。
ハートの形をしているハートシェイプはとてもキュートなので、カジュアルなスタイルによく似合うでしょう。
エメラルドカットは長方形で4つの角がカットされていて、テーブルとよばれる上面が大きいためダイヤモンドの透明度を堪能できるデザインです。
これらのほかにも、正方形のアッシャーカット、丸みを帯びた四角形のアンティークカットなど色々なデザインがあります。桜を中央に浮かばせたり、雪の結晶をなかに描いたりと個性的なデザインも可能にするさまざまなダイヤモンドカット技術は、私たちをその輝きと美しさで存分に楽しませてくれます。
ダイヤモンドのデザインにおいてカットは非常に重要な役割を果たしています。ダイヤモンドの品質を決める「4C」は、カラット、カラー、クラリティ、そしてカットが基準となっています。大きさや色、透明度はもともとの素材で決まりますが、カットだけは職人の技術によるものです。カット次第でダイヤモンドの輝きが大きく変化し、その輝きによって大きく見えたり小さく見えたりと見栄えも左右されるので、選ぶときの大切なポイントと言えるでしょう。
カットの基準は、EX(エクセレント)、VG(ベリーグッド)、GOOD、FAIR、POORに分かれています。カット全体の評価とも言えるプロポーション、表面の研磨状態、対象性という3点において最高グレードなのがEXといわれていて、ブライダル用にはこちらをすすめられるケースが多いようです。
ダイヤモンドは色々なカット方法があるので、デザインも多岐にわたります。婚約指輪として不動の人気を誇るラウンドブリリアントカットから、ほかの人とは違った自分らしさを演出する個性的なカットまでさまざまです。最初は絶対にこれがいいと決めていても、実際に目にして指にはめてみることで、当初は考えていなかったデザインが意外としっくりきて気に入ってしまうことも多々あります。写真で見るのと実際に身につけてみるのとでは見え方の印象が変わることも少なくありません。いくつかのデザインで悩んでいるようなら、一度近くのショップで実物のダイヤモンドに触れてみることをおすすめします。実際に身につけることで、自分らしいお気に入りのデザインに出会えるかもしれません。
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