BONDS
Thank you -サンキュー-
¥99,000
ブライダルノート
Diamond
婚約指輪に選ばれることの多いのがダイヤモンドリングです。ダイヤモンドは天然鉱石のなかでは最も硬く、永遠に輝きを保つことから、一生変わらない愛のシンボルとして相応しいものと言えるでしょう。多くの女性があこがれるダイヤモンドリングですが「どんなものを選んだらいいのか」と悩むこともあるでしょう。後悔しないように、しっかり知識を吸収して納得できるものを選びたいものですね。
ダイヤモンドを表現するのによく使われるのがカラットです。大きさを示す単位と思っている方も多いでしょうが、実は重さにかかわる単位なのです。0.2グラムのダイヤモンドを1カラットとし、これを基準として相対的に決められます。ダイヤモンドのクオリティを評価する基準として有名なものに「4C」があります。4Cとは、カット(Cut)、カラー(Color)、カラット(Carat)、クラリティ(Clarity)を指します。カラットは、ダイヤモンドの評価で使われる基準のひとつなのです。
1カラットと言われてもピンとこない方も多いことでしょう。1カラットはブリリアントカットしたダイヤの平均的な直径で6.3mmくらいになります。ブリリアントカットとは、ダイヤが最も美しく輝くよう光学的に開発された研磨方法です。ダイヤと言われて思い浮かべる形と言えば分かりやすいでしょう。婚約指輪として選ばれるカラットで最も多いのが0.2カラット~0.3カラットといわれています。0.2カラットは3.8mm、0.3カラットは4.3mmくらいと考えれば良いでしょう。2カラットになると非常に大きく、8.2mm程もあります。
一粒だけのダイヤをソリティア(立爪)にするなら、大粒のダイヤのほうが見栄えが良くなりますが、敷石のように小粒ダイヤを隙間なく敷き詰めた「パヴェセッティング」や大きな中石のサイドに複数の小粒ダイヤをあしらった「メレタイプ」などであれば、カラットが小さくても充分に美しいリングになります。
婚約指輪で最も人気があるのが0.3カラット程度の指輪です。新婦の指からはみ出すほどの大きなダイヤは、バランスがあまり良いとは言えません。初々しい新婦の指にちょうど良く、貧相にも見えないのが0.3カラット程度なのです。ダイヤモンドの価値は、そこに秘められた思い出にかかわっている部分も多く、身に付ける人によって選び方は違ってきます。正解というものはないので、納得のいくものを予算に応じて選びましょう。
また、身に付ける用途によって選ぶという方法もあります。セレモニーやイベントなどで身に付ける目的であれば、ある程度の大きさは必要かもしれませんが、日常使いにするなら、引っかかるおそれのない小さいもののほうが良いとも考えられます。
ダイヤモンドの評価「4C」にはカラットの他に、カット(Cut)、カラー(Color)、クラリティ(Clarity)があります。このうちカットは、Excellent、Very Good、Good、Fair、Poorの5段階に分かれています。さらに上位のランクとしてH&C(ハートアンドキューピット)やトリプルエクセレントなどの評価が取り入れられ、差別化が進んでいます。
カラーはD~Zの23段階に分かれていて、このうちDEFランクは無色透明を表します。ランクが下がるごとに黄色っぽくなっていきます。ダイヤモンドは天然石なので同じものは一つもなく、内部に不純物が混じっているものや表面にキズがあるものもあります。
クラリティはそんな内包物やキズの多さによってランク付けしたものです。全部で11のランクがあり、最高ランクのFL(フローレス)は内部外部無欠点を意味し、市場に出回ることはありません。次のランクのIF(インターナリーフローレス)は、10倍に拡大しても内包物が見えないもののことで、事実上市場に出る最高級品となります。一番低いランクはI1~I3(インクルーデッド1~3)となり、将来的に割れたり欠けたりするおそれが出てきます。
ダイヤモンドリングを選ぶときには、4Cのうちどこに重きを置くかを決めておくことが大切です。クラリティやカラーは専門家が見ても判別が難しいだけでなく、やや黄色がかっていたり内包物があったりしても身に付ける人が良いとすれば、それが一番大切なことでしょう。
購入後に後悔する人に良く聞かれる声は「もっと大きなサイズにすればよかった」というものです。「年を重ねたときに身に付けるのに相応しいカラット」があると考えれば、ほかの要素を妥協しても大きいものを選ぶという方法もあります。
婚約指輪のダイヤにはサイズだけではなく、カラーやカット、クラリティといった要素も総合的に考えて選ぶことをおすすめします。ダイヤモンドは、永遠に変わらぬ輝きを保ち続ける希少価値のある石です。無色でありながら光を複雑に反射して、うっとりするような美しさで人々を魅了します。クオリティがあまりにも低ければ割れてしまうこともあり注意しなくてはなりませんが、そうでなければダイヤモンドの価値を決めるのは身に付ける人自身です。
用途や予算に応じて納得のいくダイヤモンドリングを選びましょう。お近くのショップを検索して訪れ、ダイヤモンドを直に見ながら知識を深めてみてはいかがでしょうか。
関連記事
Diamond
2024.10.16
Diamond
2024.10.16
Diamond
2022.08.06
Diamond
2022.07.12
Diamond
2022.07.12
Diamond
2022.06.05