
BONDS
Foster -フォスター-
¥49,000
ブライダルノート
Together
結婚までに貯金はいくら必要なのかわからないと、目標額を決めづらいもの。もちろん、貯金は多いに越したことはありませんが、どのくらい必要なのかを押さえておくようにしましょう。
そこで今回は、結婚までに必要な貯金額や結婚にかかる費用の内訳、貯金が足りない場合の解決策・貯金方法などについてご紹介します。充実した新生活を送るためにも、ぜひご参考にしてください。
結婚までに必要な貯金額の理想は、300万円以上です。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」のデータによると、結婚費用のための夫婦の貯金総額の平均(全国(推計値))は、「296.9万円」でした。内訳を見ていくと、「200万円〜300万円未満」が23.7%、次いで「100万円〜200万円未満」の22.0%、続いて「300万円〜400万円未満」が19.0%という結果になっています。
上記の結果を見ると、貯金額が「200万円〜300万円未満」のカップルが多く、理想額には届いていません。そのため、必ずしも300万円以上貯金がないと結婚できないというわけではありませんが、結婚費用のための夫婦の貯金総額の平均は「296.9万円」となっているため、300万円以上あれば安心といえるでしょう。
「どのくらい貯金したらよいのかわからない」という場合、まずは理想額の300万円を目標にしてみてはいかがでしょうか?
では、結婚する割合の多い20代・30代の貯金額はどのくらいなのでしょうか?
「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年調査結果」のデータによると、20代の金融資産保有額(金融資産保有世帯)は平均で「307万円」。内訳を見ていくと、最も多かったのは「100万円未満」の39.0%、次に「100万円〜200万円未満」が19.8%、そして「200万円〜300万円未満」の11.0%と続いています。
同じく、20代の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)は、平均で「176万円」でした。最も多かったのは「100万円未満」の22.6%。次いで、「100万円〜200万円未満」の11.5%、「200万円〜300万円未満」が6.4%となっています。
上述した「同調査」のデータによると、30代の金融資産保有額(金融資産保有世帯)は平均で「741万円」という結果になっています。さらに、内訳を見ていくと「100万円未満」が27.4%、「100万円〜200万円未満」は12.8%、「500万円〜700万円未満」が10.5%です。
続いて、30代の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)は、平均で「494万円」。最も多かったのは「100万円未満」の18.5%、次いで「100万円〜200万円未満」が8.6%、「500万円〜700万円未満」が7.1%という結果になっています。
上記の結果を見ると、20代・30代ともに「100万円未満が最も多い」ということがわかります。しかし、30代は仕事でのキャリアを積む分収入も増え、貯金額が「500万円〜700万円未満」の方も多いようです。
なお、婚約指輪にかかる費用相場については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。
婚約指輪は価格相場はいくら?年代別の相場をご紹介
婚約指輪の相場・選び方・購入方法がわかる!プロポーズ前に読みたい特別マニュアル
結婚にかかる費用は、結婚指輪や結婚式だけでなく、新婚旅行、新生活などもあります。ここでは、「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」のデータ(全国(推計値))から、結婚にかかるそれぞれの費用をご紹介します。
先輩カップルが結婚指輪(2人分)の購入にかけた金額の平均は「26.1万円」でした。なかでも多かったのが、「20万円〜25万円未満」の30.9%。次いで「25万円〜30万円未満」の18.3%、「30万円〜35万円未満」の14.7%と続いています。
結婚指輪はリーズナブルなものから高額なものまで価格が幅広いため、2人の好みに合った指輪を購入するとよいでしょう。
なお、結婚指輪については以下の記事でもご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。
30代の結婚指輪(マリッジリング)の相場は?20代との金額差もご紹介
食事を含めた結納式の平均費用は、「16.6万円」です。内訳を見ていくと、「5万円〜10万円未満」が30.7%、次いで「10万円〜15万円未満」が17.3%、「5万円未満」が12.2%となっています。
一方で、顔合わせ食事会にかかった平均費用は「6.6万円」。なかでも、最も多かったのは「5万円〜10万円未満」の41.7%です。次に「5万円未満」が33.1%、「10万円〜15万円未満」が13.0%となっています。
結納式に比べると、顔合わせ食事会のほうが費用を抑えることが可能です。とはいえ、両家の親睦を深める大事な機会になるので、費用面だけで決めずにお互いの両親に相談して決めるとよいでしょう。
先輩カップルが結婚式にかかった平均費用は「303.8万円」です。なかでも、「400万円〜450万円未満」が12.2%で最も多く、次に「300万円〜350万円未満」の12.06%、続いて「350万円〜400万円未満」の11.7%となっています。
結婚式は、式場や挙式スタイル、ゲストの人数などによって費用が異なるため、上記のデータはあくまでも参考程度に捉えておきましょう。
お土産代を除く2人分の新婚旅行にかかった平均費用は、「29.6万円」でした。とくに多かったのが「10万円〜20万円未満」の22.2%。そして、「20万円〜30万円未満」の21.9%、「30万円〜40万円未満」の17.8%です。
新婚旅行は、行き先が国内・海外によっても費用が大きく異なりますし、宿泊日数や宿泊先によっても変わります。そのため、必ずしも上記の費用がかかるとは限りません。あくまでも参考程度に捉えておくとよいでしょう。
新生活では、引越しや新居、家具家電を揃えるなどさまざまな部分でお金がかかります。「新婚生活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)」によると、新生活に欠かせない家具家電・インテリアなど用品の総額購入費用は「59.0万円」です。とくに多かったのが「10万円〜20万円未満」の13.1%、次いで「20万円〜30万円未満」の12.5%、「30万円〜40万円未満」の10.9%でした。
どちらか一方の家に住む場合は、費用を抑えることができるでしょう。
下記記事もぜひご参考にしてください。
プロポーズの後に入籍、結婚にむけて必要な準備
結婚指輪の相場ってふたりでいくら?値段以外に重視すべきポイントとは?
頑張って貯金をしたつもりでも、「目標額に届かなかった」ということもあるでしょう。そのような場合は、以下の方法で解決できるかもしれません。もし貯金が足りずお困りの場合は、ぜひご参考にしてみてください。
結婚式ではご祝儀をいただくため、ご祝儀でマイナス分を賄う方法もあります。
結婚式の形式や参列者の人数などにより異なりますが、「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」によると、ご祝儀総額の平均は「180.4万円」。とくに多かったのは「200万円〜250万円未満」で19.1%、次いで「100万円〜150万円未満」の17.8%、「150万円〜200万円未満」の17.0%です。
さらに細かく見てみると、親族からは平均「7.9万円」、上司や恩師などの目上の方からは平均「4.4万円」、友人からの平均は「3.0万円」という結果になっています。
しかし、なかには親族から「10万円以上」のご祝儀をいただいたという方が30.0%、上司から「5万円〜10万円未満」のご祝儀をいただいたという方が50.3%もいるため、参列者との関係性によっても全体のご祝儀額は異なるということは覚えておきましょう。
結婚するとなると親から援助をしてもらう人も多いようです。
実際に、「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」によると、親や親族から援助があったと回答したのは76.9%。援助総額の平均は「178.4万円」です。内訳としては「100万円〜200万円未満」が37.5%と最も多く、次いで「200万円〜300万円未満」が25.8%、「100万円未満」が19.3%という結果になっています。
多くのカップルが金銭的な援助を受けているため、「必ず2人だけで賄う」と考えすぎず、両家へ相談してみるのもよいかもしれません。
結婚資金が足りない場合、結婚式や新婚旅行などの各種費用を抑えるという方法もあります。
たとえば、結納式を顔合わせ食事会に変更することで支出を抑えることができますし、結婚式の会場や時期を変更するだけでも費用を抑えることができます。また、新婚旅行の行き先として海外を検討しているのなら、比較的費用が抑えられるアジア圏内や国内へ変更するのも一案です。
ただし、多くの方にとって結婚に関するイベントは人生で一度きりなので、「費用を抑えすぎて後悔した」ということにならないように注意しましょう。
銀行などで借り入れができるフリーローンやブライダルローンを活用するのも一案です。
ブライダルローンとは、結婚にかかわることのみに活用できるローンのこと。婚約指輪や結婚指輪、結婚式、新婚旅行などの費用として使えます。
結婚後の出費が増える・一般的なローンと比較すると提出書類が多く融資までに時間がかかるというデメリットもありますが、結婚にかかわることにしか使えないため借りすぎを防げるというのは大きなメリットといえるでしょう。
「結婚式では衣装や演出にこだわりたい」「新婚旅行は海外に行きたい」という希望も叶えられるかもしれません。
結婚のために貯金をするなら、計画的に行うことが大切です。「どのような結婚式を挙げたいか」「新婚旅行はどこに行きたいのか」など2人の希望を話し合うことで、より貯金に対して積極的になれるかもしれません。以下のような貯金方法があるため、ぜひご参考にしてみてください。
できるだけ短期間で効率的に貯金するためにも、毎月の出費に無駄なものがないかを見直して節約を心掛けましょう。
そのためにも、まずは家計簿をつけて収支の状況を確認してください。しっかりと記録することで、日々の無駄遣いがひと目でわかります。
次にスマホ代や保険代などの固定費に無駄がないかを確認しましょう。具体的な方法としては、格安スマホにする、課金制の不要なサービスを解約する、保険の見直しをする、同棲して家賃を抑えるなどです。光熱費や交際費もある程度節約することは大切ですが、やりすぎるとストレスになってしまうため、無理のない範囲にしておきましょう。
普段使っている給与口座や生活費用の口座とは別に積立用口座を作り、毎月決まった額を入れる方法もあります。生活して余ったお金を貯蓄に回す方法だと無駄遣いをしてしまいがちなので、給料日になったらまずは積立用口座へ決まった金額を入れる先取り貯金がおすすめです。そうすると残った金額でやりくりをしなければいけなくなるため、自然と無駄遣いが減ります。
貯蓄方法としては、お互いに目標額を決めて別々に積み立てをしていくパターンと、同じ口座に積み立てていくパターンがあります。
どちらの場合もキャッシュカードを作らず入金するだけと決めておくことで、簡単には引き出しができなくなりますし、貯蓄額も把握しやすくなるでしょう。
最初に目標額と期日を決めておくことで、毎月どれくらいの額を貯蓄に回せばよいのかがわかります。
キャッシュレス決済やポイントカードの活用で、ポイント還元が受けられるサービスも増えています。「現金が手元になくても使えるため無駄遣いしてしまいそう」という方もいますが、しっかりと家計簿をつけて収支の状況を把握しておけば問題ありません。
1回あたりに貯まるポイントはわずかでも、コツコツと貯めてそれを使うことで支出を抑えることができるでしょう。
結婚後、多くのカップルが悩むものに「お金の管理」が挙げられます。管理方法は「分担」「合算」の2つの方法があるため、どちらがよいか2人で話し合って決めるようにしましょう。
昨今、主流となっているお金の管理方法が「分担制」です。お互いに生活費用は出し合いますが、それ以外は個人のお金として扱うので、それぞれで自己管理します。なぜ、この分担制が主流となっているのかというと、社会に出て働く女性が増えているからです。分担制にすることによって、貯金したり欲しいものを購入したりなど、自由に使うことができます。
専業主婦/主夫世帯に多いお金の管理方法が「合算制」です。2人の収入をひとつにまとめて管理する方法で、必要があればそこからお小遣いとして支給していきます。専業主婦/主夫の場合は収入がないので分担制にすることが難しく、合算制をとっているところが多いといえます。
結婚までに必要な貯金額は300万円以上が理想になりますが、必ずしもこの金額を用意しなければならないということはありません。とはいえ、ある程度の貯金がないと今後の生活が厳しくなってくるので、結婚生活に向けて2人で貯金について話し合うようにしましょう。
もし結婚までに貯金の目標額を達成できない場合は、今回ご紹介した解決策の利用をご検討ください。
なお、ビジュピコでは、2022年11月より豊富なデザインと品質の高さは変わらずに、すべてのカップルへ「手の届く価格」で指輪をお届けしたく価格改定を行いました。ぜひご参考にしてください。