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愛するパートナーから婚約指輪を受け取ったら、なるべくお返しをすることが大切です。必ずしもお返ししなければならないわけではないものの、感謝の気持ちを形にして贈ることで、2人の絆がより深まるはずです。
とはいえ、「お返しの予算はどれくらい?」「どんなアイテムをお返しにしたらよい?」など、疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お返しした人・お返ししなかった人の割合とともに、その理由やお返しのタイミングなどをご紹介します。また、お返しの予算相場やおすすめのアイテム、お返しの注意点についてもまとめているので、ぜひご参考にしてください。
婚約指輪を受け取ったら、お返しについて悩む方もいるはず。結論をいうと、婚約指輪のお返しは絶対に必要というわけではありません。では、どのくらいの方が婚約指輪のお返しをしているのでしょうか。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、婚約記念品の返礼品を贈ったと回答した方が「46.5%」、贈らなかったと回答した方が「49.7%」となっています(無回答「3.8%」)。
上記の結果を見ると、お返しをしなかったと回答した方の割合がわずかに高いものの、婚約指輪のお返しをした方としなかった方はほぼ半々のようです。
「半数の人がお返しをしていないのならしなくてもよいのでは」と思われる方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
お返しをしなかった場合、パートナーから「お返しがあると思っていた」「常識がないのでは」などと思われて、2人の間で気持ちのすれ違いが起こってしまうケースもあります。
あらかじめ、お返しについてのパートナーの認識について、確認しておくとよいでしょう。
稀に、パートナー本人は「いらない」といっていても、パートナーの両親などの家族が「お返しはするのがマナー」と考えていることもあるので、相手の家族の意向も確認しておくことをおすすめします。
婚約指輪は決して安価なものではないうえ、パートナーの気持ちが込められた贈りものです。感謝の気持ちを表すためにも、婚約指輪を受け取ったらお返しはしたほうがよいといえます。
婚約指輪のお返しをした人と、お返しをしなかった人にはどのような理由があるのでしょうか。
お返しをした理由・しなかった理由は人それぞれですが、こちらではその一部をご紹介します。
婚約指輪のお返しをした理由としては、「お返しをするのが当然と思っていた」「婚約指輪をもらえたのが嬉しかったので、記念になるものを相手にも贈りたかった」などがあります。また、「自分の家族にお返しをするようにいわれた」というように、他者からのアドバイスがあった方もいるようです。
一方、お返しをしなかった理由としては、「しなくてもよいと思っていた」「そもそも婚約指輪のお返しをすることがあるのを知らなかった」などがあるようです。
また、パートナーに「お返しはいらない」といわれた方もおり、お返しを断られた人のなかには、「貯蓄に回した」「結婚式の費用に充てた」と、2人のためになるようなお返しをした方もいます。
お返しについてよく知らない人、パートナーにお返しは不要といわれた人は、後述するお返しのおすすめアイテムやお返しの費用の使い道をぜひ参考にしてみてください。
婚約指輪を贈られたら、パートナーへ感謝の気持ちを込めてお返しをするのがよいということがわかりました。では、婚約指輪のお返しは具体的にいつごろ行えばよいのでしょうか。
婚約指輪のお返しは、基本的には両家の顔合わせか結納までに準備するようにしましょう。
結納や顔合わせなどでは、両家の前で婚約指輪を披露するのが通例です。婚約指輪を披露したあとにお返しを贈るとよいでしょう。そうすれば、両家の家族にお互いを思いやる夫婦であることを感じさせ、場もあたたかな雰囲気になるはずです。
もし、結納や顔合わせを予定していない場合や、期日までに間に合わないという場合はなるべく早めに用意することが大切です。遅くとも、結婚式当日までにはお返しを贈るようにします。結婚式の準備と並行してお返しの用意をするのは大変かもしれませんが、大変ななかで用意するからこそ、パートナーから「自分のことを想ってプレゼントしてくれた」と喜ばれることでしょう。
結納や結婚式などの節目の行事を行う予定がない場合は、好きなタイミングでお返しをしてかまいません。ただし、婚約指輪を贈られてからお返しをするまでの期間が開きすぎないようにしましょう。
婚約指輪のお返しにおける予算は、「半返し」もしくは「婚約指輪の1/3程度の値段」を基準に設定するのが一般的です。婚約指輪の相場は20万円~40万円ですから、お返しを半返しで用意するなら予算は10万円~20万円程度になります。1/3程度で用意するなら予算は6万円〜13万円程度となります。
「半返し」「婚約指輪の1/3程度の値段」で算出した予算に加えて、先輩カップルのデータも参考にしましょう。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、婚約記念品の返礼品における平均費用は13.4万円。費用別に見たとき、もっとも多かったのは「10万円〜12万円未満」の17.8%、次いで「4万円〜6万円未満」の13.1%、「2万円〜4万円未満」の11.0%と続きました。この結果から、多くの先輩カップルは「10万円〜12万円未満で婚約指輪のお返しを選んでいる」ということがわかります。
なお、お返しの予算は必ずしも「半返し」や「婚約指輪の1/3程度の値段」にこだわったり、先輩カップルのデータに合わせたりする必要はありません。サプライズで婚約指輪を贈られた人のなかには、婚約指輪の値段がわからずお返しの予算の検討がつかない方もいらっしゃるでしょう。
お返しをするうえで大切なのは、お返しを通して感謝の気持ちを伝えることです。上述した例・データはあくまでも目安として捉え、できる範囲で心のこもった贈りものを用意しましょう。
婚約指輪のお返しには、どのようなものを選べばよいのでしょうか。おすすめのアイテムを選んだ人の割合とともに、8つご紹介します。お返しの品にお悩みの方はぜひご参考にしてください。
婚約指輪のお返しとして、定番かつ人気のアイテムが「腕時計」です。「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、お返しをした人の41.0%が腕時計をお返しのアイテムに選んでいます。
婚約指輪と同じく身に着けるアイテムであること、そして「これから一緒の時間を刻もう」という特別な意味を込められることから、多くの方に支持されています。
デザインのバリエーションも豊富なので、相手の好みや雰囲気に合ったお返しにしやすいのも魅力のひとつです。
なお、腕時計によっては裏ぶたに刻印を施すこともできます。2人だけのメッセージを刻んで、より特別感のあるお返しにしてみてはいかがでしょうか。
「スーツ」も婚約指輪のお返しとしておすすめのアイテムです。「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、15.5%の人がスーツをお返しのアイテムに選んでいます。これは腕時計に次いで割合の高いアイテムです。
スーツはビジネスシーンやフォーマルシーンなど思いのほか着用するシーンが多いため、何着持っていても困らず、むしろ喜ばれるプレゼントといえます。子どもが生まれたとき、お宮参りをはじめ、七五三や入園式・卒園式などにスーツの出番は多くなります。
そのため、フォーマルなコーディネートで出かけることが増えることを想定してスーツをお返しの品として選んでみるとよいかもしれません。
このほか「バッグ」もお返しのアイテムとしておすすめです。「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、5.7%の人がバッグをお返しのアイテムに選んでいます。
とくに仕事用のバッグは毎日使用するので、実用性が高く喜ばれやすいといえます。革製のブランドバッグなら、婚約指輪と同等の特別感を演出できるほか、長年愛用しやすいので、お返しには最適といえます。
もちろん革製だけでなく、ナイロン製やキャンバス生地など、バッグによって使われている素材はさまざまです。相手の好みに合わせて選んでみてください。
日々の生活に欠かせない「財布」も、婚約指輪のお返しとしておすすめの品です。「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、6.5%の人が財布をお返しのアイテムに選んでいます。
腕時計と同じくデザインのバリエーションが豊富なので、相手のリクエストや好みを考慮して選ぶことができます。また、財布は定期的に買い替えるアイテムでもあります。そのため、もし相手がしばらく同じ財布を使っているようであれば、この機会にプレゼントしてみてもよいかもしれません。
パートナーの仕事着がスーツであるならば、「ネクタイピン」もおすすめです。「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、2.2%の人がネクタイピンをお返しのアイテムに選んでいます。
ネクタイピンなら、基本的に毎日身に着けてもらうことができます。シンプルながらデザインは多岐にわたるため、パートナーのイメージにあったネクタイピンを見つけることができるでしょう。
ネクタイピンのなかには名入れやメッセージが刻印できるものもあるので、一生ものの品となる点でもおすすめのアイテムです。
「カフスボタン」もお返しのアイテムとしておすすめです。「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、0.7%の人がカフスボタンをお返しのアイテムに選んでいます。
カフスボタンは、ボタンの代わりにシャツの袖口を留めるアクセサリーで、スーツをワンランクアップさせてくれるアイテムです。「自分では買わないけれどもらったら嬉しい」という人が多いようです。結婚式などのフォーマルなシーンにも重宝するので、婚約指輪のお返しとして遜色ないでしょう。
おしゃれなカフスボタンは、使うことがなくなったとしても、記念品としてとっておくことができます。
質のよい「万年筆」を贈るのも一案です。「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、1.1%の人が筆記具をお返しのアイテムに選んでいます。
近年、パソコンで仕事をすることが増えたものの、まだまだ書類などにサインしたり、文字を書く機会は多いもの。取引先などで万年筆を取り出すと、一目置かれる存在になることもあるでしょう。
また、高級な万年筆は、スーツの胸ポケットにさすとファッションを引き立てるアイテムになります。
万年筆だけでは物足りないかもしれないと不安な方は、カフスボタンやネクタイピンなど、ほかのアイテムとセットにして贈るのもよいでしょう。
通勤や趣味で自転車を使うパートナーであれば「自転車」をお返しにしてみてはいかがでしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国(推計値))」によると、0.8%の人が自転車・バイクをお返しのアイテムに選んでいます。割合としては少ないように感じるかもしれませんが、普段から自転車を使う人にとっては喜ばれるお返しになります。
自転車をプレゼントする場合は、用途によって適したデザインや機能があり、パートナー自身の乗り心地なども踏まえて購入する必要があるため、一緒にショップへ行くのが無難です。
婚約指輪のお返しを選ぶ際、注意しなければならないこともあります。後悔しないためにも、以下の3つの注意点を押さえておきましょう。
婚約指輪のお返しにファッションや小物類などを贈る際は、トレンドものは極力避けましょう。なぜなら、トレンドものだと流行が過ぎたら使わなくなる可能性があるからです。ファッションや小物類などトレンドに影響しそうなものを贈るのであれば、シンプルなものを選ぶようにしましょう。そうすれば、トレンドに影響されず長く使ってもらうことができます。
婚約指輪のお返しに、パソコンやiPadなどの電子機器を贈る方は少なくありません。パソコンやiPadであればプライベートはもちろん、仕事にも活用できて便利です。しかし、電子機器はいずれ寿命がきて使えなくなるもの。くわえて、新しい製品が発売されると「購入してもらうのをもう少し待てばよかった」と、パートナーが後悔する可能性もゼロではありません。
長く使ってもらうためにも、電子機器を贈る場合は慎重に選ぶことが大切です。
婚約指輪のお返しに趣味用品を選ぶ際は、注意しなければなりません。長く続いている趣味であれば問題ありませんが、これから新たに始めたい趣味に関する品はとくに注意が必要です。なぜなら、その趣味が長続きしない可能性があり、途中でやめると使わなくなるからです。長く使用してもらうためにも、趣味用品は慎重に選ぶようにしましょう。
婚約指輪のお返しは何がよいかをパートナーに聞いたとき、「お返しはいらない」といわれるケースもあります。その言葉どおりお返しを準備しない方もいますが、感謝の気持ちを伝えたいなら2人のために使うのも一案です。
「婚約指輪のお返しはいらない」といわれた場合、旅行をプレゼントするのがおすすめです。旅行であれば、そのときの体験を終えても思い出として心に刻まれるので、より特別なお返しにすることができます。夫婦2人で行くのももちろんよいですが、相手の両親もお誘いして親睦を深めるのもよいかもしれません。
このほか、婚約指輪のお返しの費用を新婚旅行費に充てるのも一案です。これならパートナーの費用負担を軽減することができますし、2人で使うので遠慮する心配もありません。
結婚指輪もパートナーが購入する予定であれば、婚約指輪のお返しとして費用を負担するのもおすすめです。ただし、人によっては「結婚指輪も自分から贈りたい」と思う方もいます。その場合は、パートナーの分だけを購入するとよいでしょう。
もし、それだけでは不十分だと感じるのであれば、追加で贈りものを用意するのがベストです。そうすれば感謝の気持ちをしっかり伝えることができ、パートナーに喜んでもらうことができます。
「婚約指輪のお返しはいらない」といわれたら、家具・家電製品の購入費用に充てるのもおすすめです。これから新婚生活をはじめるカップルであれば、家具・家電製品をすべて揃えなければなりません。
仮に、リーズナブルな価格の家具・家電製品を選んだとしても、トータルで20万円程度かかることもあるでしょう。「2人のこれからの生活のために気に入ったものを選びたい」とこだわるのであれば、それ以上の費用がかかることもあります。
今後の生活費も踏まえてこの金額をパートナーが出すのは、大きな負担になってしまうもの。その点、婚約指輪のお返しを家具・家電製品の購入費用に充てればパートナーの経済的な不安も軽減できるので、喜ばれやすいといえます。
「婚約指輪のお返しはいらない」といわれた場合、結婚費用として貯金するのもおすすめです。結婚すると、引越し費用や家具・家電製品の購入費用、結婚指輪代、結婚式代、新婚旅行代などさまざまな費用がかかります。
貯金に余裕がないと、たとえば満足のいく結婚式が挙げられなかったり、そもそも結婚式自体を挙げられなかったりする可能性があります。何かを妥協せざるを得ない状況になってしまいかねないため、婚約指輪のお返しが不要であれば結婚費用として貯金するとよいでしょう。
「婚約指輪のお返しはいらない」といわれたら、誕生日プレゼントを少し豪華にするのもおすすめです。通常、婚約指輪のお返しと誕生日プレゼントは別々で用意しなければならないもの。しかし、婚約指輪のお返しの費用を誕生日プレゼント代に充てるので出費を抑えることができます。
仮に、婚約指輪のお返しの費用を10万円とした場合、誕生日プレゼント代に5万円使えば残り5万円は残すことが可能です。浮いた分は結婚費用の貯金に充てられるので、少し豪華な誕生日プレゼントに喜んでもらいつつ、2人のために貯金することができるでしょう。
日本には古くから「結納返し」という文化があります。昨今は結納自体が簡略化されたり結婚のプロセスから省略されたりしているため、初めて聞いた方もいるかもしれません。
現代は結婚のあり方が多様化していますが、家庭や地域によっては昔ながらの形式を重んじる姿勢が残っている場合もあります。
そのため、これから結婚する予定の方は結納返しについて理解を深めておくことをおすすめします。
結納返しとは、一般的に結納の際に男性側からいただいた結納品に対してお返しをすることです。男性側が女性側に贈る結納品は地域によって異なり、たとえば関東だと「長熨斗(ながのし)」や「末広(すえひろ)」などがあり、関西だと「高砂(たかさご)」や「松魚(料)(まつうおりょう)」などが挙げられます。
婚約指輪(結美和)は、そんな結納品のうちのひとつです。そのため「結納返しと婚約指輪のお返し、具体的に何が違うの?」と疑問を感じる方もいるかもしれません。
これら2つの相違点は、「婚約指輪を結納品として贈っているかどうか」によって変わってきます。
たとえば、結納品として婚約指輪が贈られた場合は、結納返しと婚約指輪のお返しをひとまとめにしても問題ありません。反対に、婚約指輪が結納品に含まれていない(個別で贈られた)場合は、結納返しと婚約指輪のお返しは別で準備する必要があります。
こうした点から、婚約指輪のお返しは「結納品に婚約指輪が含まれているか」を確認したのち、行うかどうかを決める必要があるといえます。
婚約指輪のお返しは、必ずしも必要というわけではありません。しかし「ありがとう」という感謝の気持ちと「これからもよろしくね」という想いを込めて、なるべくお返しをするのが望ましいといえます。
お返しの予算は「半返し」もしくは「婚約指輪の1/3程度の値段」を参考にするとよいでしょう。なお、あくまでも参考の予算となります。お返しのアイテムを選ぶ際は「相手が喜んでくれるか」という点を第一に考えることが大切です。
もし「何をお返しのアイテムに選んだら喜んでくれるかわからない」という場合は、一緒に買い物へ行き探してみるのもおすすめです。2人でデートを楽しみながら、お返しに適したアイテムを見つけることができます。
婚約指輪と同じく、そのお返しも一生に一度の特別なものです。後悔のないように、そして相手に心から喜んでもらうために、特別な想いを込めて選びましょう。
なお、結納返しについては以下の記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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