2021.03.08(月)

入籍、結婚準備

婚約・婚姻・入籍とは?結婚前に押さえておきたいポイントをご紹介

婚約・婚姻・入籍とは?結婚前に押さえておきたいポイントをご紹介

結婚が決まると役所に婚姻届を出すのが一般的です。
そのため、「入籍」と「結婚」は同じことだと思っている方が多いですが、実はこの2つは意味が違うのです。また、「婚約」も結婚とイコールにされがちですが正式には異なるため、それぞれの意味を理解しておくようにしましょう。
 
今回は、「婚約」「婚姻(結婚)」「入籍」の違いについて考察してみます。また、入籍のメリット・デメリットやスムーズに進めるための手順などについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
 

押さえておこう!「婚約」「婚姻(結婚)」「入籍」の違い

 
押さえておこう!「婚約」「婚姻(結婚)」「入籍」の違い
 
結婚するにあたり「婚約」「婚姻(結婚)」「入籍」という言葉を耳にするようになりますが、それぞれどのような意味があるのでしょうか。
 

婚約とは

婚約とは、交際しているカップルが結婚を約束することを指します。そのため、婚約はまだ結婚には至っていない段階です。婚約は、プロポーズを承諾することによって成立するため、法律上の手続きはとくにありません。

婚姻(結婚)とは

婚姻(結婚)とは、親の戸籍から抜けて新しい戸籍を作ることを意味します。
結婚するどちらかの戸籍に片方が入るわけではありません。そのため、正確には結婚を入籍と呼ぶのは間違いということになります。

入籍とは

入籍とは、すでに存在する戸籍に入ることを指します。たとえば、男性側に離婚経験があった場合はすでに自身の戸籍が存在している可能性が高いので、再婚の場合、女性側は「入籍した」と表現するのが正しいといえます。言い換えれば、初婚同士であり、親の戸籍から抜けて2人で新たに籍を作る場合は「入籍しました」とはいわないのです。
 

結婚の届書には2種類ある!「婚姻届」と「入籍届」の特徴

結婚する際に提出する「婚姻届」はほとんどの方がご存じのはず。じつは、これとは別にもうひとつ「入籍届」も存在します。そこで、以下では婚姻届と入籍届の特徴について解説します。
 

婚姻届

婚姻届とは、2人が法的に夫婦として認められるために提出しなくてはならない書類です。婚姻届には、夫と妻のどちらの姓を記入しても構いません。
一度婚姻届が受理されると、原則として姓の変更は認められません。
 
また、新しい本籍地をどこにするかを決める必要があります。
実際に住んでいるいないに関係なく、好きな住所を選ぶことができます。
ただし、本籍のある役所に行かなくてならない状況も想定されるため、実際に住んでいる場所から遠い住所を選ばないほうがよいかもしれません。
なお、婚姻届は結婚する2人以外に、20歳以上の証人2人にも記入してもらう必要があります。

入籍届

入籍届とは、子ども連れでの再婚であり、かつ子どもを再婚相手の養子にせず、再婚相手の戸籍に入れたい際に利用する書類です。夫婦2人だけであれば婚姻届だけで済むのですが、子供がいる場合は相手の戸籍に入るため別途手続きを行わなくてはなりません。そのため、入籍届が必要になるのです。
 
なお、入籍届を出す前に「子の氏の変更許可」を家庭裁判所に申し立てしなくてはなりません。裁判所から許可されることで「審判書謄本」を受け取ることができるので、入籍届と一緒に市役所に提出しましょう。
 

入籍にフォーカス!そのメリット・デメリットとは

入籍は必ずしなくてはならないものではありません。昨今は、前述したように夫婦のあり方にさまざまなかたちがあり、入籍せずとも夫婦関係を認められる「事実婚」を選択することも可能です。
しかし、実際には事実婚を選択する方は多くはありません。では、入籍するメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
 

メリット

入籍するメリットは「夫婦関係が法的に認められること」です。これにより、扶養控除や配偶者控除を受けることで税金を軽減できたり、入院・手術が必要になった際に代理人手続きをしたりすることができます。
 
事実婚だと残念ながら法的には夫婦と認められないので、もしパートナーが入院・手術しなければならなくなった際、夫婦関係を証明するものや委任状が必要になります。この場合、手続きに時間がかかってしまうのです。入籍すれば、入院・手術の手続きをスムーズに済ませることができます。
 
入籍するメリットには、「相続権を得られる」という点もあげられます。事実婚の場合は相続権がないので、遺産を相続してもらうには遺言書が必要になります。また、相続できたとしても“相続税”が発生します。その点、入籍すれば相続権を得られるほか、相続税も軽減することが可能です。

デメリット

入籍するデメリットには、「名義変更の手続きが多いこと」があげられます。名義変更が必要なものは「免許証」「パスポート」「銀行口座・キャッシュカード・クレジットカード」「保険の契約」「携帯電話の契約」など複数あるため、手続きに手間がかかってしまうのです。とはいえ、姓を変更する方のみですし、変更を済ませておけばそのほかの手続きをスムーズに行えるようになります。
 
また、「姓が変わること」もデメリットになる場合があります。仕事で営業や接客をしている方の場合、関係者に結婚して姓が変わったことを報告しなければならず、これを煩わしいと感じてしまう可能性があるのです。とはいえ、報告といっても「結婚し姓が変わりました」と一言伝えるだけでOKなので、そこまで負担に感じることはないといえます。
 

「入籍」と「挙式」の順序について

 
「入籍」と「挙式」の順序について
 
では、「入籍」と「挙式」はどちらから先に行えばよいのでしょうか。
 
とあるアンケートによると、7割以上のカップルが「入籍が先」と回答しました。
その主な理由は、「新婚旅行前にパスポートの名義変更をしたいから」「子供が先に出来た場合に備えて」など、現実的な利便性を優先させていました。
 
その次に多かったのが、「入籍と挙式が同日」です。
結婚記念日をひとつにまとめたいという目的があるそうです。
確かに日付を覚えやすいというメリットがあります。
 
最後に多かったのが、「挙式が先」です。
「旧姓のままヴァージンロードを一緒に歩いて欲しい」というご両親の希望を尊重したいからだそうです。
 

事前に知っておこう!入籍をスムーズに進めるための手順

入籍をスムーズに進めるためには、まず双方の両親に挨拶をしなくてはなりません。挨拶が済んだら「いつ入籍するか」を決めます。このとき、合わせて婚姻届も準備しておくようにしましょう。
 
婚姻届は、市役所・区役所で入手できるほか、雑誌の付録を活用したり市役所のホームページから印刷したりすることも可能です。失敗することを考慮し、予備として複数枚準備しておくことをおすすめします。なお、婚姻届には証人の記入も必須になるため、前もって成年の家族や知人にお願いしておくようにしましょう。
 
婚姻届を本籍地以外で提出する場合は、戸籍謄本が必要になるので合わせて準備が必要です。くわえて、身分証明書の提示も求められるので準備しておきましょう。
 
こうして無事に市役所へ婚姻届を提出すれば、“入籍”となります。
なお、入籍については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
 
入籍の際に必要な書類は3つある!結婚準備のスケジュール・入籍時の注意点とともにご紹介
 

「入籍日」と「挙式日」、どちらが結婚記念日?

 
「入籍日」と「挙式日」、どちらが結婚記念日?
 
「入籍日」と「挙式日」が違うと、どちらが結婚記念日になるのかと疑問に感じることもあるかもしれません。結論からいうと、結婚記念日には「2人の好きな日」を選択できます。
 
とあるアンケートによると、入籍日と挙式日のどちらを結婚記念日にするかでさまざまな理由がありました。
 
「入籍日」を選んだ人の理由は、
「入籍日は好きな日を選べるけど、挙式日は結婚式場や仕事の都合などで、好きな日が選べないから。」
「婚姻届を出した日が公式に『家族』になった日だと感じるので。」
「式を挙げた人も挙げていない人にも共通の記念日だと思うから。」
などがありました。
 
「挙式日」を選んだ人の理由は、
「家族や友達に祝福された特別な一日だし、書類上の手続きよりも、実際に結ばれた日という感じがするから。」
「挙式の日は、たくさんの人達との思い出があり、幸せで感動した日だから。」
「挙式をすることによって初めて正式に周りから認められたから。」
などです。
 
入籍日と挙式日のどちらを結婚記念日にしていても、「日付を忘れたくない」という想いは一致しているようです。
 

結婚報告は早めに済ませよう!伝える相手と内容とは

結婚報告は、まず「勤め先」にする必要があります。なぜなら、結婚することによってさまざまな事務手続きが発生するためです。報告する順番は、直属の上司が最優先であり、そのあと先輩・同僚・後輩の順に伝えていきます。
 
上司へ結婚報告をする際のポイントとしては、ただ「結婚しました」とだけ伝えないことです。結婚後に退職する可能性がゼロとは限らないため、「そのまま働き続けるのか」「退職するのか」なども一緒に伝えるようにしましょう。
 
結婚報告は「親族」にも行う必要があります。直接伝えられる場合は、本人からはもちろん、両親から報告しても問題ありません。そのため、結婚報告を両親にお願いするかどうか、あらかじめ話し合って決めるようにしましょう。
 
もし、自ら直接伝える場合は、「挙式の有無」「(挙式を行う場合は)いつ頃を予定しているか」などもわかる範囲で伝えることが大切です。そうすれば、予定を調整してもらいやすくなります。
 

結婚後に慌てないためにも事前に準備を行おう!

 
結婚後に慌てないためにも事前に準備を行おう!
 
結婚するとなると、色々と手続きが発生します。
婚姻届は慎重に記入しなければなりませんし、身分証など用意するものがあります。
 
また、入籍と挙式のどちらを優先させるかについても、実生活の事情を考慮したり、親や友人たちと日程の調整をしたりするなど、面倒な手間が多くかかります。
結婚が決まったら、事前にするべきことを調べて、スムーズな結婚と挙式ができるようにすることが望ましいでしょう。
 
なお、入籍については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
 
入籍前に必読!入籍・婚姻・結婚の違いや入籍の際に必要な手続きとは
 
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Writer bijoupiko

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