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プロポーズを決心した男性の中には婚約指輪の選び方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。指輪が決め手になるわけじゃないと思いつつも、どんな指輪なら「はい」と答えてもらえるだろうかと考えてしまいますよね。最近では婚約指輪を2人で選びに行くカップルも増えています。婚約指輪は自分で選びたいと考える女性も一定数いるようです。
婚約指輪は男性1人で選ぶにしても、2人で選ぶにしても絶対に失敗したくないですよね。
今回は婚約指輪を選ぶ時の流れや注意点をご紹介します。
一生に一度の婚約指輪選びを成功させるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
婚約指輪は男性が女性へのサプライズとして用意するイメージがありますよね。
結婚情報誌『ゼクシィ』のトレンド調査2018(首都圏)によると、2人で購入した方の割合が42.4%、男性1人で選んだ方の割合が34.8%で、2人で選んだカップルの方が上回る結果となりました。
プロポーズと言えば、男性が婚約指輪の箱を差し出してパカっと開けるシーンが思い浮かびますが、意外にも2人で選んでいるカップルの方が多数派です。
婚約指輪はデザインが豊富で、ブランドの選択肢もたくさんあります。彼女の好みや薬指のサイズを把握することも難しいので、彼女に気づかれないように自分1人で婚約指輪を用意するのは難易度が高いと感じる男性も多いようです。
彼女の年齢別に見てみると24歳以下は男性1人で選んだ方の割合が53.5%、2人で選んだ方の割合が23.3%で全体の結果とは逆転します。比較的若い方の間ではまだまだサプライズプロポーズの方が人気のようです。
婚約指輪の購入は一生に一度しかない大イベントです。実際に行動を始める前に、まずは婚約指輪を選ぶ時の流れを把握しておきましょう。
2人で一緒に選ぶ場合と男性1人で選ぶ場合に分けて、購入までの流れをご紹介します。
婚約指輪を2人で選びに行く場合も、男性はプロポーズ前に情報収集をしておきましょう。プロポーズが成功したらすぐに指輪選びを始められるように、婚約指輪に関する知識をつけておくことが大切です。
プロポーズが成功したら、できるだけ早く婚約指輪を買いに行く日を決めましょう。これから始まる結婚準備は、式場探しや顔合わせ、結納の準備、新居探し、新婚旅行の手配など盛りだくさんです。結婚指輪は式までにを買わなければならないので、もたついていると買うタイミングを逃してしまうかもしれません。
2人で買いに行く場合は、予算も決めておくことが大切です。婚約指輪は男性から女性へ贈るものなので、一緒に選ぶ場合も費用は男性が負担することになります。お金に関することはなかなか触れづらいですが、結婚準備の中で何度も直面する問題です。2人で話し合って納得のいく予算を設定しましょう。
予算が決まれば、あとは予算内で彼女好みの指輪やブランドを探し、店頭に足を運ぶだけです。指輪を身に着ける彼女本人と一緒に買いに行くので、指のサイズはお店で測ってもらえます。
彼女が複数の指輪で迷っている場合は、男性も一緒になって考えてみましょう。せっかく2人で指輪を選びに来たのですから、あれこれ迷ったり悩んだりする時間も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
男性1人で選ぶ時の注意点は後ほど詳しく説明しますので、ここではざっくりとした流れをご紹介します。
プロポーズで婚約指輪を贈ると決めたら、彼女の指のサイズや好みをしっかりリサーチしましょう。特に重要なのはサイズです。正確なサイズがわかりそうにない場合は、あとでサイズ直しができる指輪を選んでください。
彼女の好みに合うブランドが見つかったら、実際にお店に足を運びます。事前に来店予約しておくと、繁忙期にも確実に対応してもらえるので安心です。指輪選びのプロである店頭スタッフに相談しながら、彼女にぴったりな指輪を選んでください。
婚約指輪は既製品であっても、購入を決めたその日に持って帰ることはできません。店頭に並んでいるものはサンプルなので、納品には約1カ月かかります。クリスマスシーズンやボーナス前などの繁忙期には、さらに納期が延びる場合もあるようです。
また、既存のデザインにアレンジを加える「セミオーダー」や、1から彼女好みの指輪を作る「フルオーダー」の場合は3カ月以上かかる場合もあります。
プロポーズの日を決めたら、できるだけ早く準備を始めましょう。半年ほどあれば、余裕を持って選ぶことができます。
サプライズプロポーズで彼女を驚かせたいと考えるなら、男性1人で婚約指輪を選ぶことになります。男性の中には自分のアクセサリーさえ買ったことがない方もいらっしゃるでしょう。何の知識もないままいきなり婚約指輪を選ぶと、思わぬ失敗につながる可能性があります。婚約指輪の購入を成功させるためにも、購入前に注意すべきポイントを押さえておきましょう。
彼女にサプライズをする場合の失敗で多いのが採寸ミスです。指輪のサイズを0.25号刻みなど細かく設定しているブランドもあり、少しの誤差が命取りです。そのため、指の採寸は慎重に行いましょう。
彼女が寝ている間にこっそり測定する場合は、まず左手薬指の第2関節付近に糸を巻き付け、重なったところにペンで印を付けます。彼女を起こさないように注意しながら、指の1番太い部分にしっかり巻き付けてください。糸の端から印までの長さを定規で測り、指輪のサイズ対応表でサイズを調べましょう。例えば、日本人女性の一般的なサイズである9号は指周りが49.22mmの方にぴったりです。
ただし、できるだけ正確に採寸したとしても実際に着けてみると合わない可能性もあります。
仮に間違ったサイズを買ってしまったとしても、あとでサイズ直しをしてもらえるお店も多いので、購入時にアフターサービスの内容を確認しておきましょう。
服や髪型に好みがあるように、指輪のデザインにも好みがあるものです。すべての女性が同じデザインを好むというわけではないため、彼女がどんなテイストを好むのかを日頃から注視しておく必要があります。彼女が愛読している雑誌や、愛用しているアクセサリーのブランドなどをチェックしておきましょう。
婚約指輪には大きく分けて4つのデザインがあります。それぞれどんなテイストが好きな女性に喜ばれるのかをご紹介します。
シンプル好きな彼女には正統派デザインのソリティアがおすすめです。
ソリティアは指輪のセンターに一粒のダイヤモンドをセットしたデザインで、婚約指輪の代表的なスタイルとして知られています。ダイヤモンドの留め方によって爪ありと爪なしの2種類があり、爪ありの方が定番です。
爪ありはあらゆる方向から光が当たり、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すデザインと言われています。
女性らしい雰囲気が好きな彼女にはメレがおすすめです。
メレはメインのダイヤモンドの脇に小粒の「メレダイヤ」をセットしたデザインです。小さなダイヤモンドが多方向に光を反射し、手元を華やかに演出します。
ゴージャスな雰囲気が好きな彼女にはパヴェがおすすめです。
パヴェは「石畳」を意味するフランス語で、名前の通り指輪全体に小さなダイヤモンドを敷き詰めたデザインです。さらにセンターにダイヤモンドをセットしたものもあり、ゴージャスな雰囲気を楽しめます。
ファッション感度の高い彼女にはエタニティがおすすめです。
エタニティは英語で「永遠」を表す言葉で、指輪の幅いっぱいに同サイズのダイヤモンドを途切れることなく並べたデザインです。指輪の半周にのみ石を並べた「ハーフエタニティ」と、全周に石を並べた「フルエタニティ」があります。
普段着にも合わせやすく、結婚指輪との重ね着けもしやすいので、おしゃれな方に喜ばれるデザインです。
婚約指輪は同じようなデザインに見えても、ダイヤモンドの質や数、素材によって価格が大幅に上下します。
ダイヤモンドの品質を評価する基準は「カット(研磨や仕上げ加工の美しさ)」「カラー(色み)」「クラリティ(透明度)」「カラット(重量)」の4点です。この4つはいずれも英語の頭文字が「C」なので「4C」と呼ばれています。ダイヤモンドは、美しさを最大限に引き出すカッティングが施され、限りなく無色透明に近く、重量があるほど高価になるといわれています。
ただし、高ければ良いというわけではなく、彼女の好みやライフスタイルに合ったものを選びましょう。
例えば、シンプルなデザインが好きな彼女にはたくさんの石が使われた指輪よりも、一粒石の指輪の方が喜ばれるはずです。婚約指輪を普段使いしたいと考えている彼女なら、大きめのダイヤモンドより小ぶりのダイヤモンドの方が喜ばれるでしょう。
似たようなデザインでも、ブランドやショップによって価格はさまざまです。選んだ指輪が本当に価格に沿っているかなどを見極め、高価すぎる・チープすぎるといった金銭感覚のミスマッチを避けることも大切です。
結婚指輪のデザインは、大きく分けて「シンプル」「エレガント」「アンティーク」「キュート」「個性派」に分類できます。いわば服のジャンルのようなもので、はっきりと好みが分かれるところです。
「シンプル」はオフィスや日常でも気兼ねなく着けられるデザイン、「エレガント」は全体のフォルムが優雅で美しく華やかなデザインのことを指します。「アンティーク」は個性と華やかさを兼ね備えたクラシカルなデザイン、「キュート」は女性の可愛らしさが引き立つデザイン、「個性派」は他の人とかぶりそうにないデザインのことを指します。
リングのフォルムによっても印象が変わってきます。「ストレート」と呼ばれるのはアームが一直線のシンプルデザインで、「S字」は主にセンターを中心にアームがS字を描いているデザインです。「V字」は主にセンターを中心にアームがV字を描いているデザインを指します。「幅広」はアーム部分が太く存在感があり、「極細」は反対にアーム部分が細く華奢な印象になります。
婚約指輪の素材はプラチナが定番ですが、最近ではゴールドも人気です。どちらも長く愛用する指輪に適した耐久性を持ち、細かい装飾がしやすい柔軟性も兼ね備えています。価格はプラチナよりゴールドの方がややお手頃に設定されるのが一般的です。
ゴールドは黄みの強いイエローゴールド、プラチナに似た銀白色のホワイトゴールド、柔らかい色みのピングゴールドの3種類があり、好みのカラーを選ぶことができます。
このようなリングのデザインや地金・石の素材によって、価格も大幅に変わってきます。
婚約指輪は婚約の証として結婚式当日まで着けるのが一般的ですが、最近では結婚後も日常的に着け続ける方も増えています。そのため、仕事や家事などの作業に支障の出ないデザインであることも重要です。
例えば、ダイヤモンドなどの石を留める爪が高いと服や髪に引っ掛けやすくなったり、幅が太いものやリング全体の重さがあるものは慣れるまで違和感があったりして、普段使いには向いていません。
職場によっては日常的にリングを着けられない方もいますし、ゴージャスな指輪を着けるのはちょっと気を遣うなどの事情もあるかもしれません。
一生に一度の婚約指輪だから豪華なものをプレゼントしたいと考える場合でも、本当に彼女のライフスタイルに合っているかを考慮してあげるのも愛情です。
結婚後は結婚指輪を着けるので婚約指輪はしまっておくという方も多いですが、結婚指輪と重ねて着けたいと思う女性もいます。結婚指輪と婚約指輪の重ね着けは海外では一般的で、日本でも最近人気の使い方です。デザインがリンクしている婚約指輪と結婚指輪をあらかじめセット購入できる商品もあるので、店頭では結婚指輪についても相談してみてください。男性の結婚指輪も合わせて3本セットで購入する方が総額を抑えられるというメリットもあります。
男性1人でジュエリーショップに行くのは抵抗がありますよね。
しかし、婚約指輪の3分の1は男性が1人で購入しているという事実を知れば、少し勇気が湧いてきませんか?ブライダルジュエリーの窓口にはそれほどたくさんの男性が1人で訪れて婚約指輪を買い、サプライズプロポーズを成功させているのです。
一方で、最近は2人で婚約指輪を選びに行くカップルも増えています。婚約指輪はプロポーズの時にもらうものと考えている女性も多いので、「自分好みの婚約指輪を選べる」ことがかえって嬉しいサプライズになるかもしれませんよ。
男性1人で選ぶ場合も、彼女と一緒に買いに行く場合も、選び方のポイントをしっかりおさえて彼女が心から気に入る婚約指輪をゲットしてくださいね。