Bridal Note

ブライダルノート

Weddingring

指輪が抜けない主な原因と抜けないときに役立つアイテム!

指輪が抜けない主な原因と抜けないときに役立つアイテム!

結婚指輪は普段遣いをするためのものなので、「長い間着けたままにしていて滅多に外さない」という方が多いでしょう。衛生面に気をつけていれば問題はありませんが、長い間着けたままにしていると、抜けなくなってしまうこともあるようです。

抜けなくなって焦る前に、指輪が抜けなくなる主な原因と基本的な外し方、指輪が抜けないときに役立つアイテムについて知っておきましょう。

このほか、どうしても指輪が抜けないときの対処法についてもご紹介するので、ぜひチェックしておいてください。

指輪が抜けない主な原因

指輪が抜けない主な原因

もそも、結婚指輪はなぜ抜けなくなるのでしょうか。指輪が抜けなくなる原因がわかっていれば日頃から注意することもできるため、以下でご紹介する主な原因をチェックしておきましょう。

むくみ

結婚指輪が抜けなくなる原因として多いのは「指のむくみ」です。「足のむくみ」はよく聞きますが、実は指も足と同じくらいむくみやすくなっています。とく特に女性の場合は、ホルモンバランスが変化することで周期的にむくみやすい時期があります。

このほか、ストレスや食生活もむくみの原因となることも。アルコールや水分の摂りすぎもよくないため、自身に合った量を摂るようにしましょう。冷え性による血行不良やリンパの滞りでも、指がむくみやすくなることがあります。

体型の変化

体型の変化により指輪が抜けなくなることもあります。たとえば結婚指輪の場合、結婚当時はぴったりサイズでも、年齢を重ねるうちに体型が変化して結婚指輪が入らなくなってしまったというケースもあります。

とくに女性は妊娠や出産によって体型が変わりやすく、出産後に指輪が入らなくなったという方も多いようです。サイズの合わない指輪を無理にはめると抜けなくなる恐れがあるため、「指輪がきつい」と感じたら、サイズ直しを検討するようにしましょう。

指輪の変形

指輪はゴールドやプラチナなどの貴金属でできているため、強い力が加わると変形することがあります。指輪が変形すると関節部分が通りづらくなってしまい、指輪が抜けなくなってしまうのです。普段重いものを持ったり、強い力が加わる動作をしたりすることが多いという場合は注意しましょう。

指輪が抜けない方必見!基本的な外し方

指輪が抜けなくなると焦ってしまう方も多いのですが、コツを押さえれば意外と楽に抜けることもあります。まずは落ち着いて、基本の外し方を試してみましょう。

指輪を着けている指の第二関節を軽く曲げて、反対の手で指輪を外していきます。このとき、無理に外そうとせず、指輪を手の甲側に少し持ち上げて少しずつ左右に動かしながら抜くのがポイントです。

もしこの方法で抜けない場合は、以下でご紹介するアイテムを使って指輪を外すとよいでしょう。

指輪が抜けなくて困った時に役立つアイテム

指輪が抜けなくて困った時に役立つアイテム

指輪が抜けなくなって困ったときに、身の回りにあるちょっとしたものを利用すると簡単に抜けることがあります。ここでは、指輪が抜けなくなったときに役立つアイテムについてご紹介します。

石鹸

指輪が抜けなくなったときに使えるアイテムとして、代表的なものが石鹸です。石鹸を使うことで滑りがよくなり、指輪が抜ける可能性があります。使用する石鹸は固形石鹸やハンドソープ、食器用の中性洗剤などで構いません。石鹸を指と指輪の間に馴染ませたら、指輪をゆっくりと回しながら指先のほうへ引っ張りましょう。

このとき、石鹸によって滑りがよくなることで、指輪が突然スルッと抜けることがありますどこかへ飛んでいって失くしてしまわないように注意してください。指輪が抜けたら、きれいに洗って石鹸カスなどをしっかりと落としておきましょう。

ただし、この方法は指輪にあしらわれている宝石によっては使えないことがあります。石鹸を使う前に宝石の種類や石鹸につけても問題ないか否かを確認しておきましょう。

糸を使って、抜けなくなった指輪を抜く方法もあります。まず、適当な糸を用意して、指と指輪の間に糸を通しましょう。次に、第一関節のあたりまで、隙間なく糸を巻きつけ、最後に、巻いた糸を手のひらに近い方から外していくと、するすると指輪が抜けます。糸を巻きつけることによって、指が圧迫されて細くなり、指輪が抜けやすくなるのです。

さらに抜けやすくしたい場合は、オリーブオイルを塗っておくとよいでしょう。ただし、糸を強く巻きすぎると、血流が悪くなるため、強く巻きすぎないように注意が必要です。

ハンドクリーム

石鹸で指輪を外す方法を前述しましたが、石鹸の代用としてハンドクリームで指輪を外すこともできます。ハンドクリームを使った方法は石鹸を使った方法とほとんど変わらず、指と指輪の間にハンドクリームを馴染ませて、ゆっくりと指輪を回しながら抜いていくだけです。

このとき、ハンドクリームのついた指輪は滑りやすくなっているため、タオルなどの乾いた布で指輪を押さえながら外すことをおすすめします。

なお、石鹸の場合と同じように、指輪が突然スルッと抜ける場合があるので注意しましょう。うまく抜けない場合は、ほかの人にやってもらうと抜けやすくなります。また、ハンドクリームなどの油分が指輪に残ると汚れの原因となるため、取り外したあとはきれいに拭き取るようにしてください。

指のむくみを解消する方法

指のむくみを解消する方法

指がむくんでいることが原因で結婚指輪が抜けない場合は、指のむくみを解消してみましょう。ここでは、指のむくみを解消させる方法を2つご紹介します。

グーパー運動

手の指のむくみを解消するためには、指の血行よくすることが大切です。そこで、手のひらや指の血行をよくする「グーパー運動」をご紹介します。まず、両手を前に突き出して、手のひらをグーの形に握ります。次に、パッと開く、これがグーパー運動です。

グーパー運動を何度か繰り返すと、手のひらや指、さらに手の甲の血行がよくなり、むくみが解消します。むくみが解消されることで、指輪が抜けやすくなります。

ツボ押し

指のむくみが原因で指輪が抜けなくなったときに、「合谷(ごうこく)」というツボを押すのもよい方法です。合谷は、親指の付け根と人差し指の付け根部分の延長線が交わるところにあります。指輪をはめている手の合谷をゆっくりと押して、10秒数えてから離しましょう。この動作を、複数回繰り返すと手の血行がよくなり、むくみが解消されます。

マッサージ

指のむくみを解消する方法として、マッサージで血行をよくするというのも有効です。特別なマッサージを行わなくても、指の根もとから指先までやさしく揉んだりさすったりするだけでも、血行がよくなりむくみが解消されます。マッサージを行う際は、マッサージオイルやハンドクリームなどを使うと滑りがよくなります。

どうしても指輪が抜けない場合はどうしたらいい?

どうしても指輪が抜けない場合はどうしたらいい?

ここまでご紹介した方法をすべて試しても指輪が抜けないときは、どうすればよいのでしょうか。ここでは、どうしても指輪が抜けない場合の対処法をご紹介します。

消防署に相談する

上述した石鹸を使う方法やマッサージでむくみを解消する方法などを試しても指輪が抜けない場合、残念ながら指輪を切断しなくてはいけないことも。指輪を切断するしかない場合は、最寄りの消防署へ相談してみましょう。というのも、消防署には指輪を切断する「リングカッター」があるケースが多く、どうしても切断しなければならない場合は対応してもらえる可能性があります。

ただし、すべての消防署が対応できるとは限らないため、あらかじめ問い合わせておきましょう。

指輪が抜けない場合、「いずれ抜けるだろう」とそのままにする方もいますが、抜けなくなった指輪を放置するのは危険です。とくに指輪が指に食い込んでしまっている場合やうっ血がひどい場合は、早急に指輪を外すことをおすすめします。

ジュエリーショップに相談する

婚約指輪や結婚指輪などの大切な指輪の場合、指から外すために切断はしても、もう一度使えるようにしたいと思うこともあるでしょう。指輪を切断したあとに修理したい場合は、ジュエリーショップに相談するのがおすすめです。

ジュエリーショップでは、修理をすることを前提に、切断する部分や形などを考えて切断してくれるケースもあるのです。ただし、こちらもできるかどうかを事前に問い合わせたほうがよいでしょう。

「指輪が抜けない!」ということを防ぐためにサイズ直しを検討しよう

指輪が抜けなくなるのを防ぐためにも、「キツくなってきた」と感じたタイミングでサイズ直しをすることをおすすめします。その際、ジュエリーショップによって費用や対応の可否が異なるため、サイズ直しを考えている場合は、指輪を購入したジュエリーショップのアフターサービスをチェックしましょう。

サイズ直しの方法はジュエリーショップや指輪のデザイン・製造方法などによって異なりますが、主に指輪を一度カットして素材を付け足す方法と、指輪を叩いて伸ばす方法の2つです。サイズ直しによって刻印が潰れてしまったり、デザインが少し変わってしまったりすることもあるため、こちらについてもあらかじめ確認しておきましょう。

なお、アフターサービスをチェックする際のポイントについては以下の記事で詳しくご紹介しています。併せてご確認ください。
【指輪購入を検討している方必見】アフターサービスに落とし穴!?購入前にチェックすべきポイントとは

結婚指輪が抜けない!焦らずに対処しよう

結婚指輪が抜けない!焦らずに対処しよう

結婚指輪は日常的に着けている方がほとんどのため、いざ外そうとしたときに抜けなくなっていることに気づく方が多いようです。指輪が抜けなくなると焦ってしまうものですが、焦らずに対処するようにしましょう。というのも、焦ると外れるはずの指輪も外れづらくなってしまいます。まずは落ち着いて、今回ご紹介した方法をお試しください。

また、上述した指輪の切断は最終手段となっているため、どうしても外れないときの方法として覚えておくとよいかもしれません。大切な結婚指輪をいつまでも身に着け続けるためにも、定期的に外れるかどうかを確認しましょう。

Share On

Related Article

関連記事

Popular Article

人気記事