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結婚指輪は夫婦の変わらぬ愛の印です。しかし、長年着けていると変形してしまうことがあります。これから結婚指輪を買う方は変形しにくい指輪の条件を頭に入れておきましょう。購入済みの方も変形の原因や変形した時の対処法を知っておけば、大切な指輪を歪みから守れるかもしれません。
今回は、結婚指輪が変形してしまう原因や、変形しやすい素材についてご紹介します。
結婚指輪を選ぶ時には見た目の美しさやデザインの好みも大切ですが、変形しにくい素材を選ぶことも大切です。
日本では約8割のカップルが結婚指輪にプラチナリングを選ぶと言われています。
プラチナは汗や時間の経過などで変色しにくく、年月を重ねても美しい輝きを保ちます。比較的柔らかい金属のため細かい加工がしやすい一方で、純度が高くなるほど強度は落ちます。
そのため、多くのプラチナリングは強度を高めるために、他の金属と混ぜた合金で作られています。たとえば、鑑定書に「Pt950」と書かれていれば、プラチナの割合が95%の合金です。プラチナの割合が低くなると見た目の美しさが落ちてしまう場合もありますので、Pt850~900の範囲で選ぶと強度と美しさのバランスがとれるでしょう。
ゴールドは黄色みのある日本人の肌と相性が良く、結婚指輪の素材としてプラチナの次に人気があります。プラチナよりもお手頃な価格でありながら、同じくらい変色やサビに強い貴金属です。
ゴールドもプラチナと同様に加工しやすい反面、純度が高くなるほど強度が落ちます。
ジュエリーショップでよく見る「K18(18金)」は約75%が金、残りの約25%が他の金属で構成された合金です。
チタンは非常に軽い金属で、重さは純プラチナ(Pt999)の4分の1ほどです。
指輪を着ける感覚が苦手な方や金属アレルギーが心配な方も、ストレスなく身に着けることができます。軽いですが耐久性は抜群で、変形や変色の心配がほとんどありません。
非常に硬いので細かいデザインを施したい方には向きませんが、珍しいカラーやグラデーションの指輪が欲しい方におすすめです。
メッキや塗料の色ではなく酸化皮膜のカラーなので、衣類や肌へ色移りすることはありません。
プラチナやゴールドと違って貴金属ではありませんが、長期間身に着ける指輪にぴったりな素材です。
ジルコニウムもチタンと同じく、さまざまなカラーバリエーションを楽しむことができます。
結婚指輪の素材としてはまだあまり知られていませんが、歯のインプラントなどにも使われている、人に優しい金属です。
ジルコニウムはチタン以上に変形しにくく、色持ちもいいです。長年の着用で色が薄くなってきても、メンテナンスによって元の色に戻したり、別の色に変えたりすることができます。酸化被膜により酸にもアルカリにも溶けない特性があるため、温泉や海水浴にも着けていくことができます。結婚指輪を肌身離さず身に着けておきたい人におすすめです。
結婚指輪の強度は製造法によっても決まります。
指輪の製造法は「鍛造(たんぞう)」と「鋳造(ちゅうぞう)」の2種類です。
鍛造は金属のかたまりに力を加えて指輪の形にする製造法です。
伝統的な方法で、熱した金属をハンマーで叩いたり、曲げたりして指輪の形に近づけていきます。近年ではプレス機で金属を圧縮し形を整えていく方法もあります。
鍛造リングは製造過程で金属の密度が高まり、頑丈な作りになっています。長く使い続けても変形しにくく、表面にキズがつきにくいのが特長です。
ただし、熟練の職人がひとつずつ仕上げていくため、注文してから受け取りまでに時間がかかります。
また、複雑なデザインは苦手とする製造法ですので、繊細な装飾を求める方には向いていません。頑丈で変形やキズに強い結婚指輪が欲しい方におすすめです。
鋳造は溶かした金属を鋳型(いがた)に流し込んで指輪の形にする製造法です。鍛造に比べてコストを抑えることができ、大量生産にも向いています。現在ジュエリーショップで販売されている結婚指輪のほとんどは、鋳造リングです。
鋳造リングは金属を溶かして加工するため、デザインの自由度が高い製造法です。S字やV字のウェーブなど流れるようなデザインも滑らかに表現できます。
デメリットとしては、鍛造リングよりも早く仕上がる半面、強度においては劣る点があげられます。
鋳造リングを選ぶなら、家事をする時や仕事中は指輪を外す習慣を身につけることをおすすめします。
せっかく変形しにくい指輪を選んでも、知らず知らずのうちに変形の原因を自ら作っていることもあります。ここでは、結婚指輪が変形する原因をご紹介します。
仕事や家事で重い物を持ち上げる時は、結婚指輪を外してください。特に硬い物を持ち上げる時には指輪本体に強い力がかかり、変形するだけでなくキズの原因にもなります。
趣味で道具を使うスポーツをする機会がある方は、指輪を外してプレーするようにしましょう。ボールを受け止めたりラケットを強く握ったりする時、指輪に強い力がかかって変形の原因になります。
指輪の変形は毎日の何気ない行動の積み重ねが原因になります。つり革を長時間つかんでいたり、自転車や車のハンドルを強く握ったり、通勤中の行動にも注意しましょう。
結婚指輪は長年使い続けるアクセサリーですから、変形することは珍しいことではありません。変形に気になった時の対処法を知っておくと安心です。
指輪の変形が気になり始めたら、まずは購入した店で対処法を聞いてみましょう。結婚指輪は生涯身に着けるものですから、アフターサービスとして修理保証がついていることがあります。もし、購入した店で修理できない場合も、修理専門店を紹介してもらえることが多いです。
細かい装飾がある指輪やデザイン性の高い指輪は、修理が難しく費用が高価になります。デザインによっては修理ができないこともありますので、変形の原因になる行動は避けるように心がけてください。
結婚指輪の美しい円形は永遠に途切れることのない絆の象徴です。できるだけ変形しにくい指輪を選び、大切に扱うように心がけましょう。
注意していても変形してしまうことはよくあるので、時々パートナーと指輪の状態を確認し合ってください。
2人で同じ指輪を大切にし続けることで、結婚当初の気持ちをいつまでも忘れずにいられるでしょう。
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