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結婚指輪が傷つきやすい主な原因と修復方法を徹底解説!

結婚指輪は、2人の愛を証明する大切なアイテムのひとつです。多くの方が毎日肌身離さず身に着けることになるため、デザインだけでなく強度も重視して選ぶという方が多いのではないでしょうか。
しかし、どれだけ強度の高い結婚指輪を選んでも、日常生活において傷がついてしまうのは避けられません。
できるだけ傷つきを防いできれいな状態を維持するためにも、傷がつきやすいシーンや傷がついたときの修復方法、傷つきを防ぐためのポイントを覚えておきましょう。

結婚指輪は意外と傷つきやすい!その主な原因を場面別にご紹介

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結婚指輪は、肌身離さず身に着けておきたいものですが、気づかないうちに細かい傷が生じてしまうことがあります。
結婚指輪に大きな傷がついてしまうようなことは、日常生活においてそう多くはありませんが、できることなら傷つけることなく、美しい光沢を保ったままの指輪を身に着けていたいものです。
日常生活と仕事、スポーツ・アウトドアとシーン別に傷がつきやすい原因をご紹介します。

日常生活

日常生活で結婚指輪に傷がついてしまうシーンは意外とたくさんあります。
たとえば料理や掃除などの家事をする際、指輪と調料理器具・掃除用器具が接触するのは、結婚指輪に傷がつく大きな原因といえるでしょう。
とくにたわしや磨くタイプの硬いスポンジを使うとき、研磨剤入りの洗剤を使うとき、鍋やフライパンを持つときは注意が必要です。

さらに、バッグや荷物を持った際も、指輪との摩擦で傷がつくことがありますし、自転車や車のハンドルを握ることでも擦れて傷がついてしまう可能性があります。
日常生活でも結婚指輪に傷がつく可能性のあるシーンは多いため、料理や掃除などの際は取り外しておくクセをつけるとよいでしょう。

仕事

仕事で重い荷物をたくさん運んだり、硬い物に触れたりする機会が多い方も注意しましょう。荷物などを持ち上げたり硬いものを握りしめたりすると、物と結婚指輪が擦れて傷がついてしまう可能性が高くなります。
このほか、意外と気にしていないのがバッグの持ち手。とくに仕事用バッグの持ち手部分が硬い素材の場合、結婚指輪を身に着けた手で持つという動作を繰り返していると、気づいた頃には細かい傷がたくさんついていることがあります。手にする頻度が多い仕事用バッグは、持ち手の素材選びにも注意することで、結婚指輪への傷を軽減することができるでしょう。

スポーツ・アウトドア

ゴルフや野球など趣味でスポーツをする方など、物を「握る」、物に「触れる」機会が多いほど、指輪に傷がつきやすいといえます。強い力が加わると、傷だけでなく変形のリスクもあるでしょう。
たとえば、スポーツ時に転倒して手をついたり、海水浴などに行って砂に触れたりすると、結婚指輪に傷がつきやすくなってしまいます。また、アウトドアでテントを張る際は、手に力を入れたり硬いものに触れたりするため注意が必要です。スポーツやアウトドアでは結婚指輪を取り外しておくようにしましょう。

結婚指輪に最適とされているが、実は傷つきやすい素材

結婚指輪に最適とされる素材に、プラチナやゴールドがあ挙げられますが、同時に傷がつきやすいことでも知られています。
一般的に、結婚指輪は強度を高めるため合金で作られており、金属の純度や配合によって強度が異なります。そのため、「プラチナやゴールドの結婚指輪は傷つきやすい」などと一概にはいえません。

プラチナの場合、Pt1000と表示されている純度100%のものは、歪みなどに強いですが、傷がつきやすいとされています。
ゴールドなら、K24(24K)と表記されている純度100%のものがそれにあたります。純度が高いほど傷がつきやすいのですが、変形には強いのです。
また、ホワイトゴールドも結婚指輪として人気があります。ゴールドにメッキ加工を施したものなので、長く使用することでメッキが剥がれることもありますが、メンテナンスにより輝きを取り戻すことが可能です。

結婚指輪が傷ついたときの修復方法

結婚指輪を大事にしているつもりでも、長年身に着けているとどうしても傷はついてしまうものです。ついてしまった傷を夫婦の歴史としてそのままにしておくのも素敵ですが、いつまでも輝きを保つために修復したいと考える方もいるでしょう。結婚指輪の傷を修復する方法は以下のようになっています。

細かい傷の場合

結婚指輪の傷は基本的に、研磨剤やクロスなどで磨いて目立たなくしていきます。傷の凹凸を削ってなめらかにすることで傷がなくなり、元のきれいな状態になるのです。

磨き直しを行う際に注意したいのが、たとえ細かな傷であっても何度も行うと指輪が薄くなり強度が損なわれてしまう可能性があるということです。
指輪によって磨き直しができる回数は異なるため、購入前に確認しておくとよいでしょう。磨き直しはほとんどのジュエリーショップのアフターフォローに含まれています。自身で行うよりも、ジュエリーショップで磨き直しを行うのがおすすめです。

傷が磨き直しで修復できない場合

傷が深い場合は、磨き直しによる修復が難しいことがあります。無理に削ってしまうとその部分のみ薄くなり強度が落ちる心配があるためです。
ジュエリーショップによって傷の修復方法などの対応が異なるため、もし深い傷ができてしまった場合は、無理に自身で修復しようとせず購入したジュエリーショップで対応してもらうのが一般的です。

自宅で結婚指輪の傷の修復を行うこともできますが、傷のないきれいなところまで磨いてしまったり、宝石に傷をつけてしまったりすることがあります。
さらに、ジュエリーショップによってはセルフで磨いた場合や他社で磨いた場合はアフターフォローの対象外となってしまうこともあるため、まずは購入したジュエリーショップへ相談しましょう。

結婚指輪の傷を自分で対処するときの注意点

大切な結婚指輪に傷がついてしまった場合、その傷が小さければ自分で対処したいと考える人もいるでしょう。指輪の加工方法やデザインなどによっては磨くことができない場合もあるため、自分で行うのは望ましくありません。

たとえば、コーティング加工されている場合、磨くことでコーティングが取れてしまう可能性があります。とくにチタンやジルコニウム素材は、磨くと色が変わることがあるでしょう。
また、ダイヤモンド以外の宝石があしらわれている場合も、セルフで磨くと宝石まで磨いて傷がついてしまう恐れがあります。
彫りなどの模様が刻まれている場合やツヤ消し加工が施されている場合も、セルフで磨くと彫りや加工が消えてしまう恐れがあります。これらの理由により、結婚指輪の傷を自分で対処する際は十分に気をつける必要があるため、不安な方は自分では行わずジュエリーショップに依頼するのが堅実です。

なお、先述したとおり、磨き直しは素材を薄く削って傷を消しています。何度も繰り返すことで素材自体が薄くなり強度が失われて、破損や変形の原因となる可能性があります。
購入前に、もし傷ができてしまったらどのように対応したらよいのか確認しておくとよいでしょう。

結婚指輪の傷つきを防ぐために押さえておきたいポイント

結婚指輪をいつまでも美しく輝かせるためにも、できるだけ傷がつかないよう配慮することが大切です。以下のポイントを押さえて、結婚指輪の傷つきを防ぎましょう。

シーンに応じて結婚指輪を外す

結婚指輪に傷をつけず、きれいに保ちたいのであれば、指にはめたままにすることは避けましょう。
毎日身に着けていれば、目立たない傷は必ずといっていいほどつくものです。
とくに重い荷物を持つときや運動をするとき、料理や掃除などの家事を行うときなどは、結婚指輪が傷つく可能性が高くなります。指輪にかかる負荷によっては変形してしまうこともあるため、シーンによって外すことをおすすめします。

サイズが緩いときはサイズ直しを検討する

長く身に着ける結婚指輪だからこそ、体型の変化によって着け心地が変わってくることもあるでしょう。もし緩い指輪をそのまま身に着け続けていると、外れて落ちることがあるため傷がつきやすくなります。また、変形や紛失のリスクも高くなるため危険です。体型の変化に合わせてサイズ直しを検討しましょう。

金属同士がぶつからないようにする

金属同士がぶつかると、素材が柔らかいほうに傷がついてしまいます。そのため、隣合った指に指輪を身に着ける場合や、重ね着けをする場合は注意しましょう。
また、指輪を外して保管する際やカトラリーなどを持つ際も注意してください。ほかのジュエリーや金属製品とぶつかることで傷ついてしまいます。できるだけ結婚指輪がぶつからないように配慮することが大切です。

【+α】傷が目立ちにくい加工を施す

日常生活を送る上で、結婚指輪への傷は避けられません。少しでも傷が目立たないようにしたいという場合は、表面加工が施されているデザインがおすすめです。
傷が目立ちにくい表面加工には、「ヘアライン加工」「サティーン加工」「ヴィンテージ加工」があります。
ヘアライン加工とは、指輪に細かな筋模様を施したデザインです。シンプルかつシックで上品な雰囲気があります。
サティーン加工は、細かに研磨したなめらかな質感のデザインとなっています。ほどよいツヤと柔らかな雰囲気が特徴です。
ヴィンテージ加工は、ランダムな槌打ちを施した個性的なデザインです。使い込んだヴィンテージのような雰囲気があり、傷やへこみが目立ちにくくなっています。

【おまけ】結婚指輪をきれいに保つためのケアについて

結婚指輪の素材として人気の高いプラチナやゴールドは、水に濡れても問題ないのでお風呂に入るときも着けたままで大丈夫です。
しかし、旅先などで温泉に入る際は、温泉の成分に反応して指輪が変色する原因になるので、取り外すようにしてください。とくに銅の割合が高いピンクゴールドや、銀の割合が高いホワイトゴールド、イエローゴールド、シルバーは注意が必要です

また、日々のこまめなお手入れも結婚指輪をきれいに保つポイントとなっています。
メガネ専用のクロスや手ぬぐいといった、柔らかい布を使用し念入りに拭くようにします。
とく特に指輪の内側は、皮脂や汚れが蓄積している可能性が高いので、ケアを怠らないようにしたいものです。

結婚指輪を購入する際は、日常的なケア方法もスタッフに確かめておくとよいでしょう。
お店選びにもこだわることで、結婚指輪がより特別なものになります。質の高いサービスを提供してくれる、信頼できるお店を選ぶようにしましょう。

いつまでもきれいな結婚指輪を身に着けよう

一生に一度の結婚指輪はいつまでもきれいな状態で身に着けていたいもの。
しかし、日常的に身に着けることになるため、どうしても傷は避けられません。
傷つきやすいシーンを把握して、状況に応じて取り外すなどの対策をとることが大切です。
万が一傷がついてしまった場合は、ジュエリーショップでのメンテナンスが必要なのかを確認した上で、磨き直しを行うのがおすすめです。
定期的にメンテナンスを行うことで、いつまでもきれいな結婚指輪を身に着けることができるでしょう。

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