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入籍におすすめなタイミングとは?後悔しない日を選択しよう

結婚式の日取りが決まったら、同時に入籍する日も決める必要があります。 婚姻届を出した日が入籍日になるわけですが、入籍は結婚式の前と後、もしくは結婚式の当日のどちらのほうがよいものなのでしょうか。
一般的なタイミングがあるのであれば、知っておきたいと考える方もいるかもしれません。
 
そこで今回は、入籍のタイミングはいつだったのかについて、既婚者の方を対象にアンケートを実施してみました。また、おすすめの入籍のタイミングや入籍の際に注意したいポイントなどについてもご紹介しているので、ぜひご参考ください。
 

【質問】 入籍のタイミングはいつですか?

【質問】 入籍のタイミングはいつですか?
 
100人のカップルを対象に行った「入籍のタイミング」に関するアンケートの結果は、以下のとおりです。
 

入籍のタイミングは約6割は結婚式前に!当日や式前後はバタバタする?

アンケートを取ったところ、全体の約6割の方が「結婚式前」に入籍したという結果になりました。
 
・結婚式当日は市役所に行く暇がないし、結婚式後は新婚旅行などでバタバタするので、先に済ませておきたかったので。(40代/男性/会社員)
・賃貸や役所、会社の手続きを挙式前から徐々にしていった方がスムーズだったから。(20代/女性/専業主婦)
・結婚式の日取りの目処が全く立っていなかったので結婚式の前に入籍をしました。(30代/女性/専業主婦)
・結婚式が少し後だったので、入籍は結婚式の前にすませてしまいました。(40代/女性/専業主婦)
 
結婚式の当日や結婚式後はスケジュールが過密であるため、なかなか時間が取れないのか前もって婚姻届を出してしまう方が多いようです。
挙式前にあらかじめ婚姻届を出しておいたほうが、時間や気持ちに余裕も持てると考えられます。
 
また、結婚式の日取りが決まらなかったり、遅くなったりする場合には、とりあえず入籍だけ済ませてしまう方もいるようです。
結婚する意思や予定が確実なものである場合は、先に入籍してしまっても何ら問題はないのかもしれません。

準備で時間がなかった?入籍は挙式と同じ日にこだわる意見も!

次いで多かった回答は「結婚式後」、少数派の意見となったのは「結婚式当日」でした。
 
・結婚式は準備が大変で余裕がなかった。終わってから二人でゆっくり提出しにいきました。(30代/男性/自由業・フリーランス)
・結婚式の翌日から新婚旅行に旅立ったので、帰国して落ち着いてから届けたから。(40代/男性/会社員)
・結婚式の後に新婚旅行から帰国してから入籍をしました。当時は新婚旅行中に何かトラブルがあるといけないと両親に言われていたので、帰国してから入籍しました。(50代/女性/専業主婦)
・結婚記念日をどちらにするのか、ふたりの間でややこしくなるのを防ぐため、結婚式の当日にしました。(30代/女性/専業主婦)
・記念日が2つ出来ると、はっきり言って面倒なので入籍も式と同じ日にしました。(30代/女性/会社員)
 
挙式後にした方の多くは、結婚式の準備でバタバタとしており、時間がなかったと回答しています。すぐに新婚旅行へと出かけてしまう場合には、新婚旅行の後に入籍する方も多いようです。
 
また、もしものトラブルを考え、敢えて落ち着いてから入籍する方も複数見受けられました。すぐに仲違いしたり、離婚したりといった問題を防ぐためには最適なのかもしれません。
 
当日の意見に関しては、挙式と入籍した日を1つにまとめたいという方が多くなっていました。
 
ややこしくなる、2つあると面倒など、さまざまな回答がありましたが、入籍と挙式は1つにまとめたほうが結婚記念日を祝いやすいという意図が伺えます。
 

ぜひご参考に!おすすめの入籍のタイミング

ぜひご参考に!おすすめの入籍のタイミング
 
結婚式の日以外で入籍をする場合は、どのようなタイミングが選ばれているのでしょうか。以下では、おすすめの入籍のタイミングを4つご紹介します。
 

2人の記念日

入籍のタイミングに、2人ならではの記念日を選ぶカップルは少なくありません。2人が付き合い始めたときやどちらかの誕生日、初めてデートをした日など、2人の記念日に入籍することでより一層特別な日にすることができます。
 
交際した日や初デートの日など、2人の記念日は結婚生活が長くなるに連れて薄れていきやすいもの。しかし、2人の記念日を入籍日に選ぶことで忘れにくくなり、いつまでも新鮮な気持ちを思い出すことができます。

縁起のよい日

両親の意見を踏まえて、縁起のよい日を入籍日として選択するカップルも多くいます。入籍は、人生のなかでも上位にランクインするほどおめでたい日です。そのため、「入籍をするなら縁起のよい日を選んでほしい」と願う両親は多く、それを反映するカップルもいるのです。
 
なお、縁起のよい日には、「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」「大安(たいあん)」「天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)」「母倉日(ぼそうにち)」などがあげられます。

語呂合わせで覚えやすい日

入籍のタイミングとして、語呂合わせで覚えやすい日を選ぶのもおすすめです。たとえば、結婚にちなんだ「11月22日(いい夫婦の日)」や「2月2日(夫婦の日)」などがあります。
 
このほか、「2月11日(2人で一緒に生きていこうの日)」「3月9日(サンキューの日)」などもあるので、2人でいつにするか相談して決めてみましょう。なお、特別な意味を込めた日を自らつくり、その日を選ぶのも素敵です。

イベントの日

イベントの日には、「12月25日のクリスマス」や「2月14日のバレンタインデー」、「7月7日の七夕」などがあります。これらのタイミングに入籍することで忘れにくくなるほか、より一層特別な日にすることができます。
 
もし、「入籍日は仕事の休みの日がよく、2人で1日中お祝いしたい」という場合は、祝祭日を選ぶのがおすすめです。「1月1日の元旦」「8月11日の山の日」「11月23日の勤労感謝の日」など、“動かない祝日”を選ぶことで、毎年その日に2人でお祝いをすることが可能です。
 

入籍する際に注意したいポイント

入籍する際に注意したいポイント
 
入籍するにあたり注意しなければならない点には、「税金」「仕事」「引っ越し」の3つがあります。なぜ注意が必要なのか、以下にて詳しくご紹介します。
 

税金

入籍すると、支払う税金を軽減できる「配偶者控除」と「配偶者特別控除」を受けられる可能性があります。仮に、12月31日時点で入籍を済ませており、かつ所得条件を満たしていれば、その1年間は「配偶者控除」もしくは「配偶者特別控除」を受けることができます。
 
一方、1月1日時点で入籍した場合は前の年は結婚していないことになるので、控除を受けることができません。そのため、入籍をするなら「12月31日までに済ませるのが望ましい」といわれています。
 
配偶者控除または配偶者特別控除を受けられる条件は、大黒柱になる方の「合計所得が原則1000万円以下」であること、そして「配偶者の給与収入が103万円以下」もしくは「配偶者の給与収入が103万円以上150万円以下」であることです。「配偶者の給与収入が103万円以下」の場合は、配偶者控除を受けられます。「配偶者の給与収入が103万円以上150万円以下」の場合は、配偶者特別控除を受けられ、どちらも控除額は同じです。
 
このほか、夫もしくは妻の年収が130万以下だと扶養に入ることができるので、同じ健康保険に加入することが可能です。たとえば、妻がパートで働いているものの健康保険に加入していない場合は、国民健康保険に加入しなければなりません。しかし、夫の扶養に入ることによって同じ健康保険に加入できるため国民健康保険に別途加入する必要がなくなり、保険料の負担を軽減することが可能です。さらに、基礎年金に加入していることにもなるので、お得になると考えられます。
 
上述したように、「12月31日時点」と「1月1日時点」の入籍には税金上で大きな違いが出てくるため、タイミングには注意しましょう。とはいえ、条件を満たさない場合はとくに気にする必要はないといえます。

仕事

会社によっては、入籍することで会社からお祝い金を受け取れることもあります。とくに、勤続年数でお祝い金の額が変わる場合は、入籍のタイミングに気をつけなければなりません。
 
もし「勤続年数1年が1万円」「勤続年数2年が2万円」だった場合、勤続年数2年を目前にして入籍すると、勤続年数1年と見なされて1万円の支給になります。もらえる金額に違いが出てしまうので、会社の規定を確認してから入籍日を決めるのも一案です。

引っ越し

結婚を機に引っ越しをするため会社を退職する場合、条件を満たせば「特定理由離職者」の認定を受けることができ、短期間で失業保険を得ることが可能です。
 
特定理由離職者の認定を受ける条件は、「退職前2年間で通算12ヶ月以上、雇用保険料を納めていること」「引っ越し先の新居と退職する職場までの往復所要時間がおおむね4時間以上の場合」「退職と引っ越し、入籍をおおむね1カ月以内に行うこと」の3つです。加えて、再就職する意思がなければ失業保険を受けることはできません。
 
このほか、引っ越しに伴って住所変更の手続きを複数行う必要が出てきます。なかでも注意したいのが「転居届」で、引っ越し後2週間以内に提出しなければなりません。
 
入籍後に名字が変更になる、住所が変わるといった場合は、何度か市役所に足を運ばないといけないことも。そのため、手間と時間がかかってしまいますが、引っ越しと入籍を同じタイミングで行えば各種手続きを一度で済ませることが可能です。面倒な手続きを残さなくて済むので、すっきりとした気持ちで新生活を送ることができます。
 

【おまけ】顔合わせは入籍前に済ませておくのが一般的

顔合わせのタイミングは両家で話し合って決めますが、一般的には「入籍前の半年前〜3カ月前」に行うカップルが多いようです。入籍後は結婚式や新婚旅行の準備など、やることや決めなければならないことが多く、しばらくの間は慌ただしい日々を送ることになります。余裕を持って両家の顔合わせを行うためにも、婚約が決まったら先に話し合いの場をしてセッティングして日取りを決めるようにしましょう。
 

入籍のタイミングをいつにするかはカップル次第

入籍のタイミングをいつにするかはカップル次第
 
入籍のタイミングに決まりはありません。そのため、いつにするかは2人で話し合って決めることが可能です。ただし先述したように、入籍のタイミングによっては税金や仕事関係に影響が出ることも。そのため、今回ご紹介した「入籍する際に注意したいポイント」を踏まえて入籍日を決めることをおすすめします。
 
◆焦らないために押さえておこう!プロポーズから入籍までの婚約期間にやるべき10のこと
 
■調査地域:全国
■調査対象:【結婚】既婚
■調査期間:2016年09月09日~2016年09月23日
■有効回答数:100サンプル
 
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