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マリッジブルーの意味とは?楽しい結婚生活を送るための解決策

結婚といえば幸せなイメージがありますが、なかには不安に感じてしまう方もいます。この不安が大きくなってしまうとマリッジブルーになってしまう可能性もあるため、気をつけなくてはなりません。

自由恋愛の社会になった今も、マリッジブルーを感じる人は少なくありません。パートナーとの絆がいかに強固であっても、誰しもに起こりうる現象でもあるのです。

そこで今回は、マリッジブルーの症状や原因をはじめ、起こりがちなタイミング、対処法をご紹介します。幸せな家庭を築いていくためにも、ぜひご参考にしてください。

マリッジブルーとはどんな意味?代表的な症状と原因とは?

マリッジブルーとはどんな意味?代表的な症状と原因とは?

マリッジブルーとは、結婚を控えた人が感じる、結婚への不安や憂鬱な気持ちを表す言葉です。由来は和製英語で、結婚情報誌が、結婚前の女性の不安定な心理状態を表す言葉として使い始め、その後広く普及したと言われています。

今では、男性、女性を問わず、結婚前に感じる不安や憂鬱を指す言葉として使われることが多くなっています。

マリッジブルーは、メンタル面だけに限らず、身体にも影響を及ぼすため軽視するのは望ましくありません。まずはどのような症状、原因があるのかを押さえておきましょう。

症状

マリッジブルーの症状には、主に以下の4つが挙げられます。

結婚のことを考えると憂鬱になる

マリッジブルーの症状のひとつが「結婚のことを考えると憂鬱になる」です。好きな人との結婚で幸せなはずなのに、将来のことを考えると漠然とした不安が襲い、気持ちが落ち込んでしまうことがあります。原因が明らかであれば対処することができますが、「理由がわからない」という方は珍しくありません。そのため、余計にモヤモヤした気持ちになり憂鬱になってしまうのです。

不眠や過食になる

マリッジブルーの症状には「不眠や過食になる」という点も挙げられます。就寝前は静かな環境下で考えごとをしやすいため、結婚生活を考えて不安に陥る方も少なくありません。「親元を離れて生活していけるか」「幸せな結婚生活が送れるか」など、これからの結婚生活に不安を抱いている場合は、不眠になってしまいやすいといえるでしょう。

このほか、結婚生活に対する不安から食に走ってしまう方も少なくありません。不安を拭うために食事をしていると止まらなくなり、「食べていないと落ち着かない」という状況に陥ってしまうこともあります。この結果、過食が止まらなくなってしまうのです。

イライラしやすくなる

「イライラしやすくなる」のもマリッジブルーの症状のひとつです。パートナーや家族、周囲の些細な一言でもイライラしやすくなり、ストレスが蓄積されていきます。また、このイライラの原因がわからないとさらにストレスになってしまいますし、発散できずにいると自暴自棄になってしまうことも。周囲と衝突しやすくなってしまうため、険悪な関係が続いてしまう恐れがあります。

不安になる・後悔する

マリッジブルーの症状には、「不安になる・後悔する」も挙げられます。プロポーズのときは喜ばしかった気持ちも、時間が経つにつれて落ち着き、不安や後悔の念が押し寄せることもあります。これにより、結婚を考え直すケースも珍しくないのです。

原因

では、マリッジブルーになってしまうのにはどのような原因があるのでしょうか?

代表的な原因として挙げられることが多いのは、「新たな生活への不安」です。結婚をすると生活環境がガラッと変わってしまうため、「家事をこなせるか」「仕事と両立できるか」などさまざまな不安を抱えやすくなります。これにより、将来への不安がマリッジブルーを引き起こす原因になるのです。

さらに、「結婚式や入籍に対しての焦りや不安」もマリッジブルーになる原因のひとつです。結婚式を行うのであればその計画を進めたり、入籍の手続きを行うなどの時間が必要になります。予定が思い通りに進まなければストレスを感じることもあるでしょう。また、「何をしたらよいのかわからない」「結納や結婚式にいくらかかるのかわからない」といった疑問も、マリッジブルーの原因になりえます。

なお、入籍の手続きや結納の費用などについては以下の記事でご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。

入籍前に必読!入籍・婚姻・結婚の違いや入籍の際に必要な手続きとは
結納にはどんな意味がある?目的や費用について簡単に解説!

「未来への不安」もマリッジブルーの原因になりがちです。「どのように協力しあって、家族を支えていくか」と考えたときに、プレッシャーを感じてしまう方もいるのです。このほか、「生活のスタイルが変わる」ことに不安を覚える方もいます。これまで自分の好きなことに費やしていた時間が、結婚することによって失われてしまう可能性もあります。もちろん、好きな相手と一緒に過ごせる時間は喜ばしいものの、「自由に過ごせる時間がほしい」という方は少なくありません。これにより、「一緒に生活しても大丈夫だろうか」という不安が出てマリッジブルーになってしまいやすいのです。

どんなときに起こりやすい?マリッジブルーのタイミング

どんなときに起こりやすい?マリッジブルーのタイミング

マリッジブルーになってしまいやすいタイミングには、「婚約後」が挙げられます。なかでも、結婚式の準備中にマリッジブルーになってしまう方が多く、その原因が「やるべきことが多く忙しいから」です。新しい環境に慣れないまま忙しくなってしまうと、気持ちにも余裕がなくなってしまうのでマリッジブルーになりやすいタイミングといえます。

このほか、男性の場合は「プロポーズ前」になってしまうこともあります。というのも、「今結婚するタイミングか」「彼女を幸せにできるか」「プロポーズのシチュエーションはどうするべきか」など、悩むことが多くなってしまうため。不安や焦りによって、プロポーズ前にマリッジブルーに陥ってしまうのです。

なお、プロポーズに関しては以下の記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

プロポーズの意味とは?成功させるためのコツを伝授!

押さえておこう!マリッジブルーの対処法

押さえておこう!マリッジブルーの対処法

マリッジブルーは、誰にでも起こり得るものです。そのため、マリッジブルーの対処法を押さえておくようにしましょう。

パートナーや家族に正直に話す

マリッジブルーの一般的な対処法が「パートナーや家族に正直に話す」です。不安や不満、悩みなどを1人で抱え込んでしまうと、解決が難しくなってしまいます。そのため、「何に対して不安に感じているのか」「どういうところが不満なのか」などを話すようにしましょう。また、何に悩んでいるかわからない場合でも、話を聞いてもらうことでスッキリすることもあります。今後の関係性をよりよくするためにも、正直に話すとよいでしょう。

原因を特定する

「原因を特定する」のも、マリッジブルーの対処法のひとつです。たとえば、何に対して不安に感じているのかわからない場合は、周囲の方に話を聞いてもらったり紙に感情を書き出してみたりするとよいでしょう。それによって原因がわかるようになれば、根本的な解決につながるはずです。

結婚後の楽しい計画を考える

マリッジブルーの対処法には「結婚後の楽しい計画を考える」のもあります。結婚生活は、何も不安なことばかりではありません。2人で「今度美味しいご飯を食べに行こう」「結婚記念日には旅行しよう」など、これからの楽しみを計画することで、マリッジブルーを解消できるようになります。

時間が解決してくれるのを待つ

このほか、マリッジブルーの対処法として「時間が解決してくれるのを待つ」というのも一案です。仮に、「結婚式の準備が忙しい」という理由でマリッジブルーになってしまった場合は、結婚式が終わると自然と抜け出せるようになります。また、結婚前に抱えていた不安も結婚後にはなくなっていることもあるので、無理に解決しようとせずに焦らずに待つとよいでしょう。

専門家に相談する

マリッジブルーを深刻に感じるようであれば、カウンセラーや精神科医などの専門家に相談することも検討しましょう。マリッジブルーを入口として、さらなる精神的不調を招くことも珍しくありません。専門家であれば、家族や友人等には相談しにくい悩みも打ち明けやすいはずです。

婚約解消・結婚延期をする

マリッジブルーの対処法には、「婚約解消・結婚延期をする」も挙げられます。不安や不満などが残ったまま結婚生活を送ると、さらに症状が悪化してしまう可能性はゼロではありません。そのため、必要に応じて婚約解消・結婚延期を検討するのもひとつの手段といえます。

マリッジブルーの意味や対処法を知って明るい結婚生活を送ろう!

婚約後から結婚後のマリッジブルーに陥りやすい時期だからこそ、お互いを思いやり、かつポジティブに過ごすというのを意識するのもおすすめです。マリッジブルーという誰にでも起こりうる現象をあらかじめ意識することで、パートナーとともに幸せな日々を過ごせるよう行動してみましょう。そのための簡単なアドバイスをいくつか紹介します。

コミュニケーションを大切にする

婚約をしたあとは、気持ちが通じ合ったことに浸れる穏やかな時間が訪れますが、だからといって結婚式までのんびりと過ごすのはおすすめしません。特に、プロポーズに成功したあとこそ、愛情表現や相手を思いやる気持ちを具体的に伝えることをおすすめします。

現実的な計画を立てる

婚約後の忙しさに心を乱されないように、親への挨拶や結婚式の準備、引越し、各種手続きなどのスケジュールを決めていきましょう。やるべきことを確にしておけば、心の余裕が生まれてきます。また、パートナーの間で、負担が偏らないよう、タスク分けや日程調整などもしておくといいでしょう。

スケジュールや計画が思い通りに進まない場合は、柔軟に見直しを行いましょう。無理をせず、現実的な対応を心がけることが大切です。

楽しいイベントを企画してみる

結婚準備の合間に、デートや小旅行を計画してリフレッシュすることも意識してみましょう。忙しい時期は、楽しいことや、楽しむことと疎遠になりがち。気分の浮き沈みをコントロールするためには、能動的に動くことも大事です。

押さえておこう!マリッジブルーの対処法

マリッジブルーになってしまうのは、女性だけではありません。男性もマリッジブルーになってしまいます。そして、一番大事なのは「誰にでも起こりうること」ということを知っておくことです。マリッジブルーを感じないための工夫をしていたとしても、ふとしたことをきっかけに、ネガティブな感情が生活に入り込んでくるとは十分ありうるのです。

自分やパートナーがマリッジブルーを感じていることがわかったのなら、自分は冷静に、見守る側は暖かく事実を受け入れ、日々を過ごすといいでしょう。相手に浮気や嘘などの具体的な原因がない場合、マリッジブルーはほとんどの場合、時間とコミュニケーションが解決の糸口を与えてくれます。

今回ご紹介した対処法も押さえておき、明るい結婚生活が送れるよう2人でしっかりと話し合ってみてください。

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