
BONDS
Foster -フォスター-
¥49,000
ブライダルノート
Prepare
プロポーズを終えるとホッと安心してしまう男性は多いもの。しかし、プロポーズはゴールではなく「スタート」です。入籍までの間に準備すべきことはたくさんあるので、順を追ってきちんと取り掛かる必要があります。
そこで今回は、先輩カップルの婚約期間はどのくらいだったのかというアンケート結果とともに、プロポーズから入籍までの婚約期間にやるべきことを11個ピックアップしてご紹介します。婚約したカップルはぜひ参考にしてください。
プロポーズから入籍までの期間を婚約期間といいます。多くのカップルは、プロポーズに成功してすぐに入籍するわけではありません。では、婚約期間はどのくらい設ければよいのでしょうか?
「Hanayume(ハナユメ)」の調査データによると、もっとも多かった答えは「3カ月以内」の29.2%でした。次いで「半年以内」が28.8%、「1年以内」が26.4%と続く結果となっています。
半数以上のカップルが、6カ月以内に入籍しています。
【3カ以内】
・詳細はもう覚えていませんが、確か1、2ヶ月の婚約期間だったと思います。決めてすぐ入籍しました。(40代/男性/会社員)
・交際期間が5年以上あったので、プロポーズされてから入籍まであっという間でした。待ちわびていたので、それ以上待てなかったです。(20代/女性/専業主婦)
【6カ月以内】
・タイミング的にそうだった。短い方がいいと思う。もっと短くても良かったが、あいさつなどの準備にも時間がかかった。(20代/女性/専業主婦)
・なるべく早く入籍したかったですが仕事の処理などで時間がかかって。(20代/女性/専業主婦)
上記のコメントを踏まえると、婚約期間が半年以内のカップルの多くは「早めに入籍したい」という気持ちが強かったことがわかります。また、中には「交際期間が長かったため、すぐに入籍した」という方も。もしかすると、交際期間が長ければ長いほど婚約期間は短くなるのかもしれません。
「1年以内」「1年以上」と、婚約期間をたっぷり設けたという方からは、以下のような回答をいただきました。
【1年以内】
・プロポーズを受けてから、結婚式や親戚の顔合わせのことなどをゆっくり決めたので。(30代/女性/専業主婦)
・じっくりと時間をかけていました。相手のことをよく理解することも大切であると思っていたので。(20代/女性/専業主婦)
【1年以上】
・プロポーズをしたあと双方の両親にご挨拶に伺ったりしていたら、正式に婚約してからちょうど1年経っていた。(40代/男性/自由業・フリーランス)
・12月末にプロポーズされて、翌々年の4月に挙式でした。新居を決定するほか、余裕を持って動きたかったからです。(20代/女性/会社員)
婚約期間を長く設けた理由として「結婚に向けての準備をしっかり行いたかった」「相手のことをもっとよく理解したかった」と答える方がほとんどでした。たしかに、婚約期間を結婚の準備期間として考えると、長く確保していたほうが万全の状態で結婚生活をスタートできるかもしれません。
では、婚約期間には具体的にどのようなことを行えばよいのでしょうか。以下で、一般的にスタンダードとされている11個の結婚準備をご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。
プロポーズを終え、2人の間で婚約することが決まったら、次はお互いの両親に結婚の許可をもらう必要があります。順番としては、女性の両親に挨拶をしたあと、男性の両親に挨拶するのが一般的です。結婚したら、それぞれがお互いの家族に仲間入りすることになります。結婚挨拶を通して、相手のご両親との仲を深めましょう。
なお、両親へ婚約報告・結婚挨拶をする際は服装にも気をつけなければなりません。パートナーの両親と親しくても大切な報告をするため、普段と同じような格好で行くとマナー違反にあたります。
両親へ婚約報告・結婚挨拶をする際のポイントやマナーについては以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
両親への結婚挨拶は入籍前がベスト!知っておくべきポイントとマナー
結婚報告は両親にだけ行うのではありません。友人や知人、職場へも忘れずに行う必要があります。友人や知人であればメールやLINEでの報告でも問題ありませんが、職場に報告する際は上司に必ず口頭で報告するようにしましょう。
また、職場に報告する際は上司から先です。先に仲の良い同僚に話してしまうと、それが上司の耳に入ってしまう可能性があります。これはマナー違反にあたるので、同僚に話したい気持ちをグッと堪えてまずは上司に伝えるようにしましょう。それから、先輩・同僚の順番で伝えるのがベストです。
このほか、友人や知人、職場に結婚報告をする前にSNSにアップするのも避けるのが無難です。なぜなら、友人や知人だと「重要なことだから個別で伝えてほしかった」と悲しい思いをさせてしまうため。職場だと、上述したように口頭で伝えるのと、上司から先に伝えるのがマナーだからです。
なお、会社への結婚報告に関しては以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
婚約指輪は、プロポーズの際にサプライズで贈るのが一般的ですが、昨今はプロポーズ後に2人で一緒に選ぶカップルも増えてきています。プロポーズ時は、ダイヤだけを選び、正式な婚約を果たしたら指輪は後から選べる「プロポーズバック」という文化も存在します。
また、先輩カップルの中には婚約指輪を必要としていない(購入しなかった)方もいるようです。ただし、思い出の品として「婚約指輪を買っておけばよかった」と後悔している人もいるようです。2人でよく話し合って、婚約指輪を購入するかどうか判断しましょう。
もし婚約指輪を購入するなら、早めに決めるのがおすすめです。「婚約指輪」と一言でいっても種類が豊富なので、好みに合う指輪がすぐに見つかるとは限りません。素材やデザイン、ダイヤモンドの有無と品質、刻印の有無など2人で話し合って決めましょう。
また、好みに合う婚約指輪が見つからないときはオーダーするのも一案です。オーダーには「セミオーダー」と「フルオーダー」の2種類があります。セミオーダーは、用意されたパターンの中から好みに合わせて組み合わせるオーダー方法です。一方で、フルオーダーはデザインから考えて理想の指輪に仕上げるオーダー方法です。オーダーになると受け取りまでに時間もかかるので、早めに話し合って注文しましょう。
なお、婚約指輪の選び方については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
婚約指輪の相場・選び方・購入方法がわかる!プロポーズ前に読みたい特別マニュアル
両家の顔合わせ・結納は、簡単にいうと「お互いの家族の親睦を深めるための食事会」です。レストランや料亭で行うというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。両家の顔合わせ・結納は、どちらかの実家で行うのもOKです。お互いの両親に相談しながら、どのように実施するか細かく決めて、楽しい時間になるよう準備しましょう。
両家の顔合わせ・結納にも服装マナーがあります。婚約報告・結婚挨拶と違って両家で服装の格を合わせる必要があるので、実施する前に両家と相談しながら決めていきましょう。
なお、顔合わせ・結納に関しては以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
結納と顔合わせ食事会の違いって?結納金は必須?基本を押さえて両家の親睦を深めよう
結婚式の会場選びは、とくに女性がこだわりたい結婚準備のひとつ。選ぶ際のポイントは、「理想とする結婚式のイメージに合っているか」「ゲストが参列しやすい立地にあるか」などです。結婚式は一生に一度の特別なイベントなので妥協はせずに、強いこだわりを持って選ぶようにしましょう。
式場が決まったら、次は「具体的にどのような結婚式を行うか」といった内容を決めていきます。結婚式と一言でいっても、そのバリエーションはさまざまです。「ブーケトスは絶対にしたい」「新婦だけじゃなくて新郎も手紙を読みたい」など、もし希望があるのであれば積極的にウェディングプランナーに相談しましょう。
ウェディングドレスを着ることは、多くの女性の憧れ。せっかくなら、自分に磨きをかけてきれいに着用したいものです。以下でご紹介する準備を行えば、ウェディングドレスを美しく着ることができます。
ブライダルエステでは、シェービングやフェイシャル、フェイスラインのケアなどを行います。内に秘めた美しさを表に引き出すことができるので、ウェディングドレスに勝るとも劣らない輝きを放つことができます。なお、新郎のメンズエステもあるので、2人で一緒に利用するのもおすすめです。
生活リズムの乱れは、体に悪影響を及ぼします。また、顔や体に吹き出物ができたりクマが濃く残ったりと、美しさが遠のいてしまう可能性も考えられます。ウェディングドレスの着用は、一生に一度の経験です。自分史上もっともきれいな姿でウェディングドレスを着るためにも、婚約期間中から生活リズムを整えることを意識しましょう。
ウェディングドレスは、デコルテや背中、二の腕などが出ているデザインであることがほとんど。そのため、日頃から化粧水やボディクリームを活用して肌の保湿をしっかり行うことが大切です。潤いのあるツヤツヤな肌に仕上げることで、ウェディングドレスをさらに美しく着こなすことができます。
なお、ウェディングドレスをきれいに着るためのポイントについては以下の記事でもご紹介しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
ドレスを着る準備はOK?結婚式までに身体の中から肌を綺麗にしよう
結婚式の準備がひと段落したら、結婚指輪を購入しましょう。結婚指輪は婚約指輪とは異なり、夫婦2人で身に着けるものなので、基本的にはシンプルなデザインのものがおすすめです。素材はプラチナやゴールド、デザインはストレートをはじめ、S字やV字と、バリエーションはとても豊富なので、しっかり話し合って2人が満足できる一品を選びましょう。
なお、結婚指輪を購入するタイミングについては以下の記事でご紹介しています。ぜひ併せて読んでみてください。
結婚指輪はいつ買うべき?購入や着けるタイミングを押さえておこう
すでに同棲していて引っ越しの予定がないカップルにとっては不要ですが、別々に住んでいるカップルにとっては新居選びも大切な結婚準備となります。毎日を過ごす場所となると、お互いにそれなりの条件があるはずなので、きちんと話し合いの時間を設けて、2人が納得できる部屋を選び契約するようにしましょう。
なお、新生活が始まる3月や4月は引っ越しシーズンなので、早めに業者に依頼することが大切です。そうすれば、希望日に新居へと引っ越すことができます。
結婚準備がひと段落したら、新婚旅行に行くカップルがほとんどです。新婚旅行の行き先として定番なのは、ハワイやグアムなどの南国をはじめ、歴史を感じるイタリア、情熱の国・スペインなど。もちろん定番の国へ行くのもよいですが、もし2人の思い出の地があるのであれば、そこへ夫婦となった2人で行くのも素敵です。
婚姻届を提出するタイミングはカップルによってさまざまですが、どうやらどちらかの誕生日や付き合った記念日、クリスマスなど、特別な日を選ぶ方が多いようです。婚姻届を提出したその日が2人の結婚記念日になるので、いつ出すかもよく話し合って決めることをおすすめします。
なお、婚姻届を提出する際に必要な書類について、以下の記事でご紹介しています。意外と知らない情報をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
入籍の際に必要な書類は3つある!結婚準備のスケジュール・入籍時の注意点とともにご紹介
プロポーズから入籍までの期間が短い場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
婚約期間が短い場合のメリットには、気持ちが盛り上がっているときに結婚できるという点が挙げられます。プロポーズに成功したあとは、前述したようにやるべきことがたくさんあります。もしプロポーズから入籍までの期間が長い場合、やるべきことを考えると憂鬱な気持ちになってしまう方もいます。「本当にこの人と結婚してもよいのだろうか」とマリッジブルーに陥ってしまう恐れもあるので、熱い気持ちを維持したまま結婚できるのはメリットといえるでしょう。
婚約期間が短い場合のデメリットには、準備時間が短いという点が挙げられます。婚姻届を提出するまでに、「お互いの両親へ婚約報告・結婚挨拶」「友人や知人、職場への結婚報告」「婚約指輪の購入」「両家の顔合わせ・結納」をすべて済ませなければなりません。
もし「婚姻届を提出する日と結婚式を同じ日にする」という場合は、結婚式場選びや準備、結婚指輪の購入なども済ませる必要があります。ゆっくり準備する時間がないので、準備不足になってしまい後悔する可能性はゼロではありません。
くわえて、準備期間が短いとお互いに不満が募る可能性もあります。この結果、喧嘩に発展する恐れもあるでしょう。デメリットを回避するためにも、お互いにしっかり役割分担しポジティブな気持ちで準備期間を楽しむよう心掛けることが大切です。
一方で、プロポーズから入籍までの期間が長い場合のメリット・デメリットは、以下の通りです。
婚約期間が長い場合のメリットには、準備に時間をかけられるという点が挙げられます。婚約指輪や結婚指輪をゆっくり探せるので、2人が満足のいく指輪を見つけることができます。また、結婚式の準備もゆっくり進められるため、理想の結婚式を挙げることもできるでしょう。
時間がたくさんあれば焦りがない分、心にもゆとりを持って入念に準備することができます。
婚約期間が長い場合のデメリットには、マリッジブルーになる恐れがあるという点が挙げられます。時間がある分、結婚についてゆっくり考えることができます。この結果、「本当にこの人でよいのだろうか」「今結婚してもよいのか」といったことを考え、気分が落ち込んでしまう可能性があるのです。
マリッジブルーになると婚約を解消する方もいるので、そうならないためにもお互いに不安なことや心配なことがないか、2人で話し合うことが大切です。
プロポーズから入籍までの婚約期間には、両親への婚約報告・結婚挨拶、結婚式の会場選び、新居選び・引っ越しなど、さまざまな準備を行う必要があります。どれもこれも、2人の結婚生活をより一層幸せにするために欠かせないものなので、協力し合いながら取り組んでいくことが大切です。今回ご紹介した11個の結婚準備を参考にしつつ、2人で新しい生活への第一歩を踏み出してみてください。